外語ラグビー部創部90周年記念誌刊行の件

本中を赤い熱狂の渦に巻き込んだ昨年のラグビーワールドカップと日本代表チーム(=桜の勇士達/ブレイブ・ブロッサムズ)の歴史に残る大健闘は、従来、日本ではマイナースポーツと看做されてきたラグビーの面白さと独特な精神性/スピリットが広く理解され画期的な出来事となった。奇しくも昨年は我が外語ラグビー部創部90周年の年と重なり、12月には母校学生会館で林学長にご臨席とご祝辞を賜り、百名を超える現役と卒業生(OB/OG)と共に盛大な祝賀記念式典が挙行された。

外語ラグビーの発祥は創部50周年誌に拠ると、昭和初期、中野の日新寮の一室で夜具を押し入れにしまう際、枕の受け渡しでラグビーボールの扱いをした同室の二人が互いに「君、やってたのか?」と言うヒョンな事から同好の士が集まり、昭和4年(1929年)からは対外試合を始める迄に至ったと紹介されている。

国立大学のラグビー部でも90年を超える歴史を持つ所は数少なく、1910年に京大、1921年に東大、その後は、東京商大(一橋)、北大、教育大
(筑波大)、九大、そして1929年の我が外語へと続く。

外語ラグビー部の歴史は苦難の連続とも言え、いつの時代も部員不足、物資不足でいつ歴史が途切れても不思議ではない日々が続いた。幸い、各時代の部員の弛まぬ努力とラグビーへの愛着、更には家族、大学等多数の関係者の暖かい理解と支援等のお蔭で奇跡的にも今日を迎えている。又、1967年より女子マネージャーが戦列に加わり、≪共に闘う≫仲間としての半世紀を超える貢献は特筆に値する。このように外語ラグビーの歴史は正に多くの方に支えられた≪総力戦の歩み≫と言っても過言ではない。

創部50周年時、ラグビー部の苦難と不屈、そして熱い青春の記録を残す為、初めて記念誌が発行され、以降、5度目となる今回の90周年誌は以下の内容となっている。

90周年記念式典紹介、記念講演紹介(講演者は元日本代表、NHK解説者の坂田正彰氏)、各年代寄稿、特集(海外でもラグビー!:英国、台湾、中国、インドネシア等海外駐在OBの現地活動記録)、現役紹介、2010-2019年戦績、部員名鑑、集合写真、部歌等:A5版、210頁、限定500部(尚、林学長へ1部謹呈、外語図書館へ3部寄贈)

外語ラグビー部の現在部員数は36名、更なる飛躍を目指し先月9月よりコロナ禍に負けずに練習を再開している。次の百周年に向け、外語運動部の中でもユニークな歩みを進めて参りたく、変わらぬ関係者各位のご支援、ご協力をお願いする所存です。

本件(ラグビー部創部90周年記念誌)に係る問い合わせ先:
三枝茂夫 外C1973  saigusa2019wcp@yahoo.co.jp

投稿者: 三枝茂夫 中国語 1973年卒業

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美についての瞑想を通して、東洋と西洋が出会う

今年八月に中国出身のフランス詩人、アジア系初のアカデミー・フランセーズ会員フランソワ・チェンの著作『美についての五つの瞑想』拙訳が水声社より刊行されました。ちなみにこの本は二年前に同社より相次いで刊行された『死と生についての五つの瞑想』『魂について――ある女性への七通の手紙』と合わせて三部作をなす哲学的エッセーです。

『美についての五つの瞑想』の中で詩人は「美はそこに現れるものである」と述べています。幾分奇妙な言い回しですが、客観的な美は存在することを認めたうえで、チェンは中国人の美的感性を挙げて説明を加えています。中国的な感性によると、美は決して静的なものではない、つまり最終的かつ決定的なものとして明かされているものではないというのです。〈気〉に命を与えられる実体として、美は〈隠-顕〉の法則に従うと詩人は述べています。霧に隠れる山や扇の後ろの女の顔のように、美の魅力は明かされることにあります。あらゆる美は独自のものです。また、状況や一瞬一瞬、光の当たり具合によって変わります。美の現れは、常に予想外であり望外のことです。チェンによると、美の顔つきは、たとえなじみのものではあっても、毎回毎回新しい状態であるかのように、ある一つの到来のように現れます。そうであるからこそ、いつも美は人の心を動かすのです。中国の名勝、廬山についてチェンが述べている部分を引用してみましょう。

私[チェン]は霧に隠れている山のイメージを喚起しました。それは「廬山の霧と雲」という表現を思い出させます。中国語で「真の美」を意味します。その美とは、当然のことながら神秘的で「計り知れぬもの」、私はそう申しました。廬山はその霧と雲で有名ですが、さらに四世紀の大詩人、陶淵明の詩の中の有名な二行を生み出しています。この二行はその巧みな簡潔さによって、中国人が美を知覚する様態を理解させてくれます。

私は菊を摘む、東の垣根の近くで
遠く悠然として、南の山が望まれる(「飲酒二十首」其の五の5-6行目)

フランス語訳では、残念ながら一つの解釈しか表現できませんが、この二行句には二重の意味があります。実際に二行目において、[フランス語訳で使用している]動詞「知覚する percevoir」は原語では「見」です。ところで、この動詞は古中国語では「現れる」ことも意味しました。したがってこの二行目は別の読み方も許容します。つまり、「遠く悠然として、南の山が望まれる」の代わりに「すると、悠然として南の山が現れる」と読むことができるのです。南の山とは廬山のことですが、この山は突然霧が引き裂かれるように晴れるときにだけ、その美の輝かしさを全開にすることで知られています。ここでは句の二重の意味のおかげで、読者はすばらしい出会いの光景に立ち会います――夕暮れ時、詩人は東の垣根の近くで身をかがめて菊を摘んでいます。ふと顔をあげ、彼は山を目にします。そこで句が示唆するように、山の姿(vue)をとらえようとする詩人の行為は、霧から解放されて視覚(vue)に入る山そのものの出現の瞬間と同時に起こっているのです。

幸運な一致によって、フランス語でもvueという語は二重の意味を持つことが分かります。見る人の視線・眼差しと見られたものの姿・眺めです。このように、陶淵明の詩句の例においては、二つのvueが出会い、ある完璧な一致、奇跡的な共生状態が作りだされる。しかもすべてが悠然と、恩寵のたまもののように進むのです。

以上、フランソワ・チェンの格調ある文章から、拙訳の長い断片を引用しました。この「眼差しの交差」という概念が真の美を理解する上でのキーワードとなります。『美についての五つの瞑想』後半部で、チェンはドイツ観念論の系譜の中では中国の美学に近い存在として特にシェリングを重視しています。また、フランスの哲学者からはメルロ=ポンティなど、あるいは画家のセザンヌを挙げ、東洋と西洋に通底する美に対する感性(美学の語源はまさに「感性学」です)を、二つの世界の狭間に立つ者として論じています。哲学や美学、広く文学に興味を持つ方々に読んでいただけると幸いです。

投稿者: 内山憲一 フランス語 1985年卒業

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「戦争と外語生プロジェクト」活動開始

一橋祭での戦没学生資料の展示模様(2019年)

1943年(昭和18年)10月21日、降りしきる雨の中、神宮外苑で出陣学徒の壮行会が催されました。あの独特の甲高い声で万歳を三唱する東条英機首相と、「抜刀隊」が演奏される中で小銃を肩にかけて隊列を組んで行進している学生たちの映像は今でも私の脳裏に焼き付いています。しかし、何故かこの光景と外大とは無関係のように思っていました。その理由の一つが、当時は東京外国語学校という名称だったことにあるのかも知れません。

昨年の「外大9条の会」の年次総会終了後の懇親会で、一橋大学を卒業し勤務先を退職した後、本学大学院でドイツ緑の党の安全保障政策をテーマに研究した本会会員の竹内雄介さんから外大でも出陣学徒について調査したらどうか、との提案を受けました。竹内さんは出身校である一橋大学の戦没学生について調査し、その結果を大学祭(一橋⦅いっきょう⦆祭)や国立市の施設で発表するなどの活動をしています。

この提案を受け、立石前学長に関連部署を教えてもらい、文書館の存在を知りました。そして昨年9月末に文書館とコンタクトし、種々有意義な資料の提供を受けました。この時点ではどのように具体的な行動を展開していくのか定かではありませんでしたが、本年2月末に以前本会の年次総会時の記念講演で講演していただいた本学大学院総合国際学研究院の中山智香子教授に相談したところ、今年は戦後75年という一つの節目の年でもあり、こうした活動は有意義だということになりました。そして、本年秋の外語祭に向けて中山教授のゼミ生も巻き込んでプロジェクトを立ち上げようということになりましたが、コロナ禍に見舞われ、外語祭もオンライン開催ということになってしまいました。

こんな状況下で本年9月5日、三鷹市生涯学習自主グループ主催による講師派遣事業が行われ、第一部として中山教授による「コロナショック2020の示すもの」という演題の講演に引き続いて、第二部でオーストラリア映画『アンボンで何が裁かれたか』(1990年)が上映されました。この映画は第二次大戦中の日本軍兵士によるオーストラリア軍兵士への蛮行を裁くオーストラリア軍による軍事裁判がテーマになっております。その主要な登場人物の一人が1942年に英語部貿易科を卒業した(従って厳密な意味では「学徒兵」ではない)日本海軍の将校です。他にも日本側の主要登場人物として藤田宗久さんが弁護人役で出演しておりますが、藤田さんは1968年に本学ロシア語科に入学し、1973年に卒業した後、演劇界に身を投じ、今は演劇劇団「円」に所属され、舞台を中心にテレビ、映画でも活躍されています。いずれにしても学徒出陣により70名近くの方々が命を落とされ、その意味で外大も学徒出陣とは無縁ではありません。

この講演会には「外大9条の会」の会員に加えて、中山ゼミの大学院生が10名近く参加しましたが、彼らもこの映画を観ながら戦時中の外語に思いを馳せたことと思います。本プロジェクトはこの映画の上映を皮切りに、さらに着実に活動を前進させることになりますが、ご興味のある方は中山教授とコンタクトされるとよろしいかと思います。

中山教授のメールアドレス: nakac@tufs.ac.jp

投稿者: 鈴木 俊明 スペイン語 1972年卒業

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本の紹介:アジアのことば 魅力旅

<内容説明>
知れば知るほどおもしろい、言葉のレシピ集!一生を日本語だけで終える日本人。ところが中華料理、タイ料理、フランス料理とあるように、美味しそうな言葉の世界はまだまだあるものだ。

そんな世界へと案内してくれるのが本書である。ひとたび言葉の山麓に踏み込めば、言葉の山をめぐる旅は果てしなくおもしろい。本書がガイドするアジアの言葉の山並みを興味津々歩いてみれば、そこかしこに絶景が広がっている。

<目次>
第1編 アジアの言葉の魅力
(フィリピノ語の魅力;中国語の魅力;台湾語の魅力;
韓国語の魅力;タイ語の魅力 ほか)
第2編 私が考える国際人とは―世界で活躍する12人の進言
-「It’s Greek to me」であっても、何とか読み取ろうと努力を続ける(田中常雄)
-未経験の世界を受け止められる「柔軟性」と「誠意」(卜部敏直)
-自国のことを語れる素養を持った「中身のある」人間(石川和秀)
-世界の人々に敬意を払い、相互信頼の礎を築く人(藤原真一)
-言語だけにとどまらない、人間性由来の「異文化コミュニケーションスキル」(関野信篤) ほか)

<著者あとがき>
外国の言葉を学ぶということは、言葉そのものとその国の文化を同時に学ぶことであると思います。たとえば「英語」を習い始めたとしましょう。これはすなわち、日本で暮らしを続けるなかで、いながらにしてアメリカやイギリスの生活や文化の一部に触れることになり、延いては遠き異邦の人々の生活を間接的に体験することになり、とても愉快な経験であると思うのです。そこでは当然、夢や空想も相俟って、ある意味で人生を二倍楽しんでいることになるのではないでしょうか?
それが長じて、もし複数の外国語を学ぶことになると、その言葉の数だけ文化や生き方を間接的に経験することになります。外国語を学ぶということは、直截的に自身の世界視野を広げることができる、斯くも楽しいことなのです。少なくともある国の言葉を習っているときはその国の中に自分を没入させ、その国の文化や風土を追体験しているのではないでしょうか?
どうか、このような感じで本書をお読みいただき、このような共感をしてみたいと、読者の皆様の琴線に触れるところとなれば、筆者望外の喜びです。

投稿者: 中原 秀夫 ウルドゥー語 1973年卒業

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映像制作の楽しみ

会社を定年退職してから、今までやったことがない何か新しいことにチャレンジしたいと思い、映像制作を始めた。きっかけは、孫が保育園を卒園する時。一念発起し、映像編集のためのパソコンと専用編集ソフトを購入、独学で映像編集の方法を学習した。制作した映像を保育園の謝恩会の場で上映し、それをDVDにして先生方と園児の父母員に卒園記念として配布した。これが思いのほか好評だった。

次に、家族・友人等と行く旅行先でのビデオ撮影と帰宅後の映像編集・DVD制作を始めた。国内外の絶景に魅了され、映像制作にも次第に熱が入っていった。

2018年10月に、大学時代の同窓の友人と台湾の最北端から最南端までを旅行した。澎湖島から高雄に向かい、高雄の鉄道博物館に行ったときに、付近に戦前の三和銀行高雄支店の建物が残っていることをたまたまみつけた。戦災も免れ戦後解体されることもなく、高雄市が歴史的建造物の一つとして保存し、修復工事をしていた。

現役時代三和銀行(現三菱UFJ銀行)で30年間仕事をしていた私は、100年前の三和の建造物が奇跡的に残っていたことに、大きな感銘を受けた。帰国した私は、この建物の存在を一人でも多くの三和銀行OBに知ってもらいたいと思い、映像を制作しYouTubeに公開動画として投稿した。最初は再生回数も増えなかったが、OB会事務局から、会員宛に一斉連絡メールで通知してもらうことにより、多くのOBに見てもらえ喜んでもらうことができた。

コロナ禍によって、暫くの間旅行とりわけ海外旅行が難しくなってしまった。今は、過去に撮りだめした動画や静止画をもとに再編集した「紀行動画」を制作し、それをYouTubeにアップロードして楽しんでいる。月1~2本の投稿で寡作だが、友人・知人に喜んでもらっており、望外の幸せである。今後も続けていきたいと思っている。お時間のある方は、ご覧になってください。

私のYouTubeチャンネル: Keiji TAKAHASHI
https://www.youtube.com/channel/UCcdb4N3BcxlzkmahdG0zQlw/videos?view_as=subscriber

投稿者: 髙橋 敬史 中国語 1972年卒業

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FMラジオ局「FM NACK5」の番組に出演のお知らせ

勤務先の共同通信社の契約社で、首都圏を含めた関東地方で広く聴けるFMラジオ局「FM NACK5」の番組「アロハ太朗Good Luck! Morning!」(月~木曜日午前6~9時)のコーナー「エコノモーニング」(午前7時15分~)に9月7日月曜日から出演し、主に経済関連のテーマを解説させていただきます。
初回の9月7日月曜日は「としまえん跡地にハリーポッター、USJ施設とのすみ分けは?」をご紹介します。9月は毎週月曜日、10月以降は勤務先の先輩と隔週(10月は12日月曜日、26日月曜日)にお伝えします。
首都圏ならばインターネットラジオ「Radiko」で1週間以内ならばいつでも無料で聴け、「Radikoプレミアム」で全国各地から1週間以内いつでも聴けますので、よろしければ聴いていただければ幸いです。
また、異動に伴って10月1日付で共同通信社編集局経済部次長となります。出身地の東京に戻り、ご無沙汰している皆様とも再会できるのを楽しみにしています。
約2年間の福岡支社編集部在任中は東京外語会福岡支部の皆様にお世話になり、ありがとうございました。また、フランス語学科同級生の古本武男弁護士(写真左)と再会し、長崎新聞社主催の講演会「長崎新聞政経懇話会佐世保会場」でお話しをさせていただいた際に佐世保市職員の同級生の大山健一郎君が来てくれるなど、旧交を温めることができてとても有意義でした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

【写真説明】フランス語学科同級生の古本武男弁護士(左)と、古本君の実家の常念寺(山口県萩市)の重要文化財「表門」の前で=2020年8月

 

 

投稿者: 大塚圭一郎 フランス語1997年卒業

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荒川詔四著「参謀の思考法」を読んで

元ブリヂストン社長、荒川詔四さんの新著「参謀の思考法」ダイヤモンド社、6月3日初刊はとても有益な本なので、お知らせします。難しい任務をやり遂げる過程で体得した教訓にあふれています。荒川さんはいうまでもなく本学タイ科1968年卒で、外語から名経営者が出たことを誇りに思います。

1988年、ブリヂストンがFirestoneを買収する直前に、荒川さんは家入社長によって秘書課長に抜擢され、proactiveに社長を支えた当時の経験が本書の核心部分です。その後、ブリヂストン・ヨーロッパをCEOとして再建。2006年に社長に推されるや2年後にはリーマン危機に襲われたが、危機こそチャンスと、Firestoneから引き継いだ不採算工場や拠点を統廃合し、ROA(Return on Asset、総資産営業利益率)を6%に高めるなど、6年間に多くの業績を挙げました。Firestone買収後のPMI (post merger integration,買収後の統合作業)に20年間もかかり、当事者の苦労は貴重なノウハウとして会社の財産になっていることでしょう。

手柄を上司にあげるのは効率よい投資、能力の高い上司に恵まれることは稀、トラブルは順調に起こる、といった職場で日常的に起こることへの合目的的対処法に始まり、理論より現実に学ぶ、原理原則を思考の軸に、ビジョンを社員と共有する、といった基本中の基本に惹かれながら、一気に読み通しました。

邦訳「1兆ドルコーチ」が語るように、Bill CampbellはGoogle, Apple, Amazonなどの経営陣に創業当初からone teamの大切さを教え、巨大企業育成に貢献しました。永守会長は一代47年間で日本電産を築きました。Campbellの指導も、永守会長の経営も、荒川さんと共通点が多いと理解しています。因みに荒川さんと永守氏は1944年生まれの同い年です。
またこの機会に、所蔵する荒川さんの最初の本、「優れたリーダーはみな小心者である」ダイヤモンド社、2007年刊も読み直しました。2冊はセットで読むと理解が深まります。

投稿者: 蓮見幸輝 英米語 1966年卒業

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『北区西ヶ原 留学! できますか?』

澤井繁男著『北区西ヶ原 留学! できますか?』(未知谷、7月7日刊行、2400円+税)

1970年代の青春群像。
あの頃、あの場所。「〔男〕の幻想と〔女〕の期待」が交差する青春小説。
インドネシア語科に集う男女学生の目的と恋愛感情(第Ⅰ部)。
チェコ語科に学ぶ、クラシック好きの青年の日常(第Ⅱ部)。
就職率抜群の外大ブランドの神話の内実と弱小語科の悲哀を活写。作品は円環して終わります。

投稿者: 澤井繁男 イタリア語 1979年卒業

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メルケル首相による聖霊降臨祭に際しての国民への呼びかけポッドキャスト

日本ではコロナ緊急事態宣言が解除されたとのこと、皆様一息ついていらっしゃることでしょう。
5月30日キリスト教の重要な祭日の一つである聖霊降臨祭を前に、メルケル首相が約7分半にわたりポッドカストで再び国民へ呼びかけました。節目にあたるという意味もありますが、コロナ危機最中の中間報告のようなものでもあります。6月2日から電子出版社のボイジャー社が、その拙訳を再び無料で公開していますので、ご参考のためにリンクをお送りします。

https://r.binb.jp/epm/e1_147657_02062020122154/

投稿者: Renner 順子  ドイツ語 1975年卒業

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コロナウイルス感染に関してドイツ連邦メルケル首相第2回演説 全訳

コロナウイルス感染に関して、ドイツ連邦メルケル首相が4月3日、国民に対して二回目の呼びかけを行いました。その全拙訳を再び電子書籍出版社のボイジャー社が4月8日無料で公開しました。以下がリンクです。
https://r.binb.jp/epm/e1_140323_08042020091925/
ご参照下さい。

投稿者:  レナー ジュンコ ドイツ語 1975年卒業

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台中にて C1993 大友 真一

上海から台湾へ2017年6月に赴任して約3年、家族(妻・娘)と台中市内に居住しています。生活環境は良好で、気に入っています。現在、愛知県に本社がある中小企業の台湾法人に総経理として勤務中。移動式昇降台車及び小型リフトなどを製造・販売する台中郊外の小さな工場です(社員数:私及び台湾人社員23名、売上高:約2億台湾元、売上海外比率:80% https://www.bishamon.com.tw/)。

旧友知己の皆さま、お気が向きましたら、ご連絡をくださいますようお願い致します。台中で一席設けましょう!E-mail address:sonohikurashi@yahoo.co.jp

台湾日本人会会誌「さんご」掲載の原稿もご高覧いただければ幸いです。→

私も東京外大卒業生の末席につらなっており、台湾において、ささやかながら、七転び八起きしております。

投稿者: 大友 真一 中国語 1993年卒業

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コロナウイルス感染に関してのメルケル首相スピーチの訳文

外語会の皆様

前略

昭和50年ドイツ語科卒業のレナー順子(旧姓 萩原)です。
現在コロナウイルスが世界中で猛威を奮っています。私は40年来ドイツ連邦共和国に住んでおり、ご存知だと思いますが、イタリア、スペインほど酷くはないと言いましても、ドイツでも3月28日までで、感染者数が5万人を超え、死者も約400人になりました。専門家によると、この状態はまだ氷山の一角で、嵐の前の静けさだそうです。1週間ほど前に外出禁止令を含む厳しい規制が発表されました。その少し前の3月18日にメルケル連邦首相が12分にわたり、テレビで国民へスピーチしました。コロナの危険性、なぜ政府がこのような措置をとっているか、個々の国民が何をすべきかを分かりやすく説明した語り掛けでした。コロナウイルスの潜伏期間は2週間だそうで、シャットダウン一週間では、効果の出る時期ではありませんが、メルケル演説内容をほとんどの人が理解でき、その後の政府の頻繁な情報提供により、驚くほどよく規則が守られています。
日本では、まだ対岸の火事ぐらいにしか思っていない人も多いと聞きました。自分はかからないから、大丈夫と思っている人も多いのではないかと思います。その反面今後の成り行きに関しての不安がつのるばかりだと言う意見も聞きました。皆が認識して、責任を持って行動しないと、すぐニューヨークのような状態になりかねません。それを防ぐために、メルケル首相のスピーチ内容を知っていただき、なるべく早く多くの人がコロナの危険性を把握するのが必要だと思います。
日本で最初に電子出版社を起こし、現在でもその業界で励んでいるボイジャー社がメルケル氏演説の私の拙訳を公開しました。無料でスマホでも読みやすいサイズなので、リンクをお送りします。
https://r.binb.jp/epm/e1_138892_24032020095929/

なるべく多くの人にこの演説文を読んでいただければと思います。外語会にはたくさんの同窓生がいらっしゃるので、このお願いを思いつきました。早くコロナウイルスが収束して、平常生活に戻れるのは、皆の望みだと思います。
よろしくお願いいたします。

2020年3月29日

投稿者:レナー順子 (ドイツバイエルン州在住) ドイツ語 1975年卒業

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(会員よりご感想をいただきました。)

外大9条の会、大貫康雄さん(D72)を講師にミニ講演会

           

本年2月15日、8回目となる高田馬場F・Iビルでの“ミニ講演会&ワインで交流会”が開催され、1972年に本学ドイツ語科を卒業してNHKに入局し、1999年から2004年まで足かけ6年をNHK欧州総局長としてヨーロッパ事情をつぶさに見聞してきた大貫康雄さんに「今のヨーロッパから見えてくるもの~日本と世界、その『落差』~」というテーマで講演していただきました。コロナウィルスによる新型肺炎の感染を心配して急遽参加を取りやめた会員もいましたが、25人の参加とまずまずの規模になりました。この中には大貫さんが福島放送局に勤務していた時に、読売新聞社の福島支局勤務で、当時大貫さんと交流されていたという方2名(いずれも非会員)が含まれています。

昨今、ヨーロッパ各国での右翼政党の台頭やイギリスのBrexit問題などヨーロッパの政治的な動きが注目を浴びる場面が多くなっていますが、大貫さんはドイツ在住が長かったこともあり、講演の中でもドイツの戦後の歩みについて詳しく触れていました。特に第二次世界大戦中に様々な被害を与えた近隣諸国とは相互に歴史教科書の作成過程を通して和解しようとする試みがなされてきたと強調されていました。その中で、例えばシュタインマイヤー大統領のポーランドへの真摯な謝罪などについても触れ、日本での対応と大きく異なることを暗に対比されていました。大貫さんは昨年9月、日韓関係が極めて悪化した時に、対韓輸出優遇撤廃に反対する声明「韓国は敵なのか」の呼びかけ人にもなっています。いずれにしても裏話も交えた多方面にわたるヨーロッパ事情は多くの参加者の興味を惹きました。2時間近くに及ぶ講演の後、小休止を挟んで第2部に移りましたが、第2部は希望者のみということで数名の参加者が帰られました。しかし、この場でも講演内容についての質問・意見などが活発に発せられ、大貫さんは発言者が納得のいくよう回答されておりました。

今回は、昨年の一橋(いっきょう)祭と呼ばれる一橋大学の大学祭で「いしぶみの会」という団体が収集した同大学の戦没学生の資料を展示したパネルの一部が展示されておりましたが、これは一橋大学を卒業、定年での退職後本学大学院で学ばれた関係から本会会員になった竹内さんが運んだものです。今年は戦後75周年という節目の年でもあり、本学でも同様な資料展示ができないものか検討されておりますが、参加された面々は興味深く見入っていました。

ともかくも参加者一同、地階にあるイタリアレストラン・文流からのケータリングに舌鼓をうちながらの第2部もあっと言う間に2時間が経ち、それぞれに有意義な時を過ごして帰路につきました。

なお、本年6月6日には現今の政治状況などについて活発に発言されている上智大学の中野晃一教授をお招きして記念講演をしていただくことになっていますので、お問い合わせ等ありましたら下記メールアドレスにご一報願います。

tufs_peace9@yahoo.co.jp

(追)講演していただいた元NHK欧州総局長の大貫さんは日本初のインターネットでの生放送ニュース番組、「ニューズ・オプエド」にコメンテーターとして出演されていますが、その大貫さんから誰かに「外大9条の会」について説明して欲しいとの依頼がありました。そこで2月26日、本会の涌井代表に出演してもらいました。URLは以下となりますので、お時間が許される方は是非アクセスしてみて下さい。番組自体は1時間16分、そのうち「外大9条の会」関連は33分頃からになります。

https://www.youtube.com/watch?v=hKwSaBVzkLQ

投稿者:  鈴木 俊明  スペイン語  1972年卒業

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13 回 Po語科ルジタニア会総会・懇親会の開催

ルジタニア会(世話人代表:大島勇次郎 外Po62)の定時総会・懇親会が去る2月15日(土)11:30より14:00の間、東京外語大学本郷サテライトにおいて下記卒業生18名(敬称略)が参加し開催されました。

総会は式次第に則って事業・予算について報告と審議が行われて、新代表(川上直久氏 外Po71)の就任などが提案通り承認されました。また、懇親会ではショートスピーチを挟んで懇談し、定刻、集合写真に納まってお開きとなりました。

20200219

(参加者―敬称略)
香山徳二(外Po61) 鈴木孝憲(外Po61) 大島勇次郎(外Po62)
小島伸生(外Po62) 西山龍美(外Po63)畑宏幸(外Po63) 小高孝一(外Po65)
金七紀男(外Po66)遠藤紘樹(外Po66)須田實(外Po66)川上直久(外Po71)
吉田頼宜(外Po71)佐伯努(外Po73) 和田雄三(外Po73)池内昇(外Po74)
中村保雄(外Po74)岸本憲明(外S76)岸和田仁(外Po76)

投稿者:須田實  ポルトガル語 1966年卒業

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東京外語ゴルフ会主催ゴルフコンペのお誘い

昨年末東京外語会の会報にてご案内した通り、東京外大の卒業生のゴルフ同好会「東京外語ゴルフ会」は年に4回のペースでシニア、若手男女同窓のよしみで楽しくプレイしていますが、今回は下記の通り今年最初のコンペを企画していますので、これまで全く参加されなかった方々を含め、広く参加者をお誘いします。 特に今回は会員ではない方でもどなたでも参加して頂き、新ペリヤ方式で競技しますので、ハンデイキャップも不要です。

日時 : 4月13日(月)
場所 : 湘南カントリークラブ
エントリー予定 : 7組
グリーンフィー : 19,000円
参加費 : 3,000円

是非共参加にご関心ある方は、3月10日までに下記にご連絡下さい。

幹事 : 前田憲一 (E1966)
メール:kmaeda@s4.dion.ne.jp
電話:080-3364-8885
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モンゴル国大使を囲む新年会

20200127

写真 1月14日 於:両国のモンゴル料理店ウランバートル
前列中央がバッチジャルガル大使、向かって左隣が城所元大使、大使の右隣が筆者

テンゲル会シニア部会では、元モンゴル駐在大使だった城所卓雄さんの声がけで、バッチジャルガル大使さんとオトゴンバートル書記官をお呼びして、昨年に引き続き新年会を催しました。大使館との交流は、最近では珍しくなっている最中、これからは、大学祭にも来ていただいたり、学生たちが大使館へ伺うきっかけづくりになるよう心掛けました、
昨年はモンゴル学の大御所・田中克彦一橋大名誉教授の卓話、これからは、毎年、二木博史名誉教授、岡田名誉教授、モンゴル人留学生などからのお話と、文化交流の面で、モンゴルイベント企画者やテレビ番組などを制作した方々もお呼びしていきます。
モンゴル語を学んでいる学生がいるのは国内でも10校ほどありますが、学科を持っているのは、わが外語大だけです。今回は、大いに語り合いました。また、モンゴル訪問旅行をやろうなどと、外語会の旅行交流を推進されている新田和夫さん(1962卒)を喜ばせる発言もありました。特別な「日本とモンゴルのコネクションづくり新年会」になったと関係者一同喜んでおります。

投稿者: 大谷達之  モンゴル語  1963年卒業

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イスパニア会第54回例会が開かれました

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イスパニア会第54回例会が、去る12月8日(日)に東京外国語大学本郷サテライトにて行われました。参加者は33名でした。

2011-2014年 駐スペイン全権大使を務められた 佐藤悟氏(1977年卒)による「新生スペインと日西関係」と題した大変示唆に富む講義が行われました。

「太陽と情熱」「フラメンコ、闘牛、サッカー」「パエージャ」などの「イメージ」に加え「人口・経済とも欧州5位」「自動車生産欧州2位」「再生可能エネルギーによる発電が40%」「高速鉄道路線距離世界3位」など産業・技術力において高い実力を備え、中国語に次ぐスペイン語母語人口5億人、対中南米投資残高はEU全体の50%など大きな影響力を保持し、ジブラルタル海峡付近にNATOミサイル防衛基地も擁するなど戦略的要衝でもあります。

このような重要性を持つスペインとは1613年の慶長遣欧使節団派遣から数えて日西交流400年となり、佐藤元大使は着任早々から東日本大震災に対する支援へのお礼と周年事業実施への働きかけをされました。概要のみですが、以下の通り大変重層的・多面的なものでした。

1.政治: 皇太子殿下スペインご訪問、ラホイ首相訪日、首脳共同声明、安倍首相スペイン訪問
2.経済: 日西経済合同委員会
3.教育:サラマンカ大学での日本スペイン大学学長会議(当時の立石学長も参加)、日本・スペインシンポジウム
4.文化・スポーツ:漫画・アニメをはじめ計571件の交流事業

結びに「スペインはどこへ」にも触れられ、2019年11月の総選挙で過半数を得た政党はなく、左派中心になる見込み。移民の適切な管理やカタルーニャ独立運動など多難だがEUの中で大きな役割を果たしていくことが期待される、と締めくくられました。

その後フロアを移して懇親会となり、参加された岸本静江さん(1966年卒)から冨山房インターナショナル社から出版された「家康とドン・ロドリゴ」を紹介いただくなど楽しく懇親を深めることができました。

当日の写真は以下のイスパニア会のHPにより多く掲載されていますので、御覧ください。

http://clbespanol.g2.xrea.com/reunion-repo.html

次回は2020年6月に第16回総会及び第55回例会を行います。

イスパニア会(Club Español)は、東京外国語大学、大学院研究課程及びその前身関係諸学校のいづれかを卒業ないし修了し、またはこれに在学した者及び在学生等を会員とし、その会員相互の親睦交流を図り、併せてスペイン語およびスペイン語文化圏(スペイン本国および中南米)の国情等に関する知識の向上並びに情報の交換を行うことを目的とする任意団体です。

ご興味のある方は以下にご連絡ください。

入会申込専用ページ (イスパニア会HP  http://clbespanol.g2.xrea.com/ からもアクセス可)

または、

世話人代表 坂本興文(1972年卒) okifumi@tbg.t-com.ne.jp まで

投稿者: 山川 功  スペイン語科 1984年卒

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東京外語会ニューデリー支部<デリー外語会からの便り>

日時:2019年11月23日(土)午後7時より
場所:金橋 (中華料理)
住所:F9/14, Sector 26A, Golf Course Road, DLF Phase 1, Gurgaon
電話:+91 9643503564

<デリー外語会>
2019年11月23日(土)午後7時より、インドに在住する東京外国語大学の卒業生、現役生によるデリー外語会が開催されました。
今回は、21名がグルガオンの中華料理レストラン「金橋」に集まりました。在学中からラグビーを続けられている阿部さん行きつけのレストランで、炒め物や唐揚げなどの大皿が円卓に沢山並び、寮生活及び一人暮らしで普段食べ物に苦労されている学生の皆さんも満足されているようでした。

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【参加者(順不同)】
中嶋浩太郎  スペイン語2000年卒
河原新  ロシア語2009年卒
吉瀬武尚  ポルトガル語1987年卒
白杉夏実  ヒンディー語2016年入学
藤井文美  ウルドゥー語2016年入学
久保葵衣  ウルドゥー語2016年入学
萩田宙  ウルドゥー語2017年入学
京増紀佳  ヒンディー語2017年入学
岩田悠里  ウルドゥー語2017年入学
中山康平  ウルドゥー語2017年入学
森土卓磨  大阪ウルドゥー語2011年卒
辻このみ  大阪ヒンディー語2019年卒
庄司千春  大阪イタリア語2013年卒
伊藤陸人  ヒンディー語2017年入学
阿部浩基  ヒンディー語2016年卒
木村幸平  大阪ヒンディー語2017入学
広山来実  大阪ヒンディー語2017年入学
庄司裕介  大阪ウルドゥー語2013年卒
勝手宣善   大阪 英語2006年卒
渋谷遥  大阪ヒンディー語2017年入学
磯崎静香  ヒンディー語2014年卒

今回は、前回に続き学生が半分を占めており、バランスの取れた人数構成で、学生の進路相談やインドで生活していると遭遇する不思議な出来事などの話に花を咲かせました。外語会参加者は大きく卒業生と現役学生に分けられますが、実際は、専攻語、卒業生の方は職種、現役学生の方は留学先の大学やそこで専攻する学問など、バックグラウンドは、まさに我々が集まったインドという国のように多様性にあふれています。それでも、やはり外大生として通ずるものはあるようで、居心地が良いと呟く学生もいました。
次回以降も、デリー外語会のネットワークの基盤づくり・更なる会の活性化・継続した定期会合(大阪外国語大学との共同会合を含む)の開催等々、推進して参りたいと存じます。引き続き皆様方のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。
次回は3月以降での開催を予定しております。

投稿者: 藤井 文美 ウルドゥー語3年

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2019年サロン仏友会《講演とボジョレ・ヌヴォを楽しむ会》

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去る11月24日(日)恒例のサロン仏友会が本郷サテライト3階で開催されました。当日は56名の出席者で賑わいました。

藤倉会長(1970年卒)の挨拶の後、短歌愛好家の吉竹純氏(1972年卒)による講演が行われました。演題は「天皇陛下にお会いするまで〜あるコピーライターの軌跡〜」。氏は、卒業後、電通でコピーライターとして長年勤務され、51歳で早期退職後も本業を続けるかたわら、新聞歌壇に多くの俳句や短歌を投稿してこられました。この日の講演では、平成23年の歌会始(お題は「葉」)で入選し皇居に呼ばれるまでの軌跡を、電通時代の広告コピーの代表作も交えながら紹介されました。
その入選作は、「背丈より百葉箱の高きころ四季は静かに人と巡りき」という詩情ゆたかな歌でした。一方、「69フランス語ではスワサントヌフ諏訪さんは子猫にヌフと名付けた」という愉快な作品もあり、この辺はいかにもフランス語科卒の面目躍如たるものがありました。

講演会終了後は7階に移動し、いよいよ当日の懇親会のハイライト、ボジョレ・ヌヴォを楽しむ会が始まりました。2019年産の品質は、夏場に雹が降ってボジョレの畑の3分の1が被害を受けたものの、厳選された良質のブドウをもとに造られたボジョレ・ヴィラージュ・ヌヴォは最高の出来でした。

今回のサロン仏友会では、5名の方が初参加。終了後のアンケートでは、「OB会に出るのは初めてで恐る恐る来てみましたが、皆さん親切で大変楽しくお話しができ、手作りの料理とボジョレ・ヌヴォも最高でした」と喜びの声も寄せられました。

なお、懇親会の冒頭には外語大の犬飼理事が出席され、母校の厳しい財政事情の説明とともに、寄付への協力依頼のお言葉がありました。

今回も大勢の方にお手伝いいただき、後片付けも順調に終了することができました。皆様のご協力に感謝申し上げます。

投稿者: 中村 日出男  フランス語 1974年卒業(仏友会幹事)

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