「戸嶋靖昌の見たスペイン」展 España en la Mirada de Toshima Yasumasa

スペインに渡り約三十年間、その風土と人びとを見つめ描き続けた魂の画家・戸嶋靖昌。グラナダ・アルバイシンの旧市街で制作した、魅力的な風景や人びとの肖像を中心に、戸嶋の憧憬と愛情の眼差しを感じるフィルム写真も合わせて展示いたします。また、本展を記念して、スペインを代表するヴァイオリニスト、リナ・トゥール・ボネのコンサートが、駐日スペイン大使館内オーディトリアムにて開催されます(5月19日(金)予定)。

◆展覧会の詳細につきましては、執行草舟公式Webサイトよりご確認下さい。

執行草舟公式Webサイト
http://www.shigyo-sosyu.jp/index.html

■展覧会
5月12日(金)~6月10日(土)
月~土曜11:00~18:00、日曜・祝日閉館
入場無料、予約不要

■オープニング
5月10日(水)17:00~(16:00開場、展覧会鑑賞可。)
※要予約
オープニングに参加ご希望の方は、以下サイトよりお申込みください。(4/27より受付開始。)
セルバンテス文化センター東京Webサイト http://tokio.cervantes.es/jp/default.shtm

主催:セルバンテス文化センター東京
協力:駐日スペイン大使館
戸嶋靖昌記念館

◆コンサートの詳細につきましては、駐日スペイン大使館のHPもしくはFacebookよりご確認下さい。

駐日スペイン大使館HP
http://www.exteriores.gob.es/Embajadas/TOKIO/ja/Paginas/inicio.aspx

駐日スペイン大使館Facebook
https://www.facebook.com/embespanajapon?fref=ts

投稿者:戸嶋靖昌記念館 学芸員 石川 湧 スペイン語2015年卒業

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65歳からでも本をだしてみようかい推奨図書『おもしろ日ロ関係散歩道』

-北方領土返還交渉に頑張る首相にも読んで欲しい「現場ロシア論」-

■本の概要
著者:菅野哲夫
発行:東京図書出版
発売:2017年3月24日
定価:本体1,500円+税
判型:四六判 226頁
購入:書店・アマゾン
(直接の場合のMail先:sugano_tetsuo@mac.com)
ISBN978-4-86641-045-6

■本の帯文で強調したこと
もう少しロシアを知ろう!
* 日本凌駕の可能性を秘めた潜在力豊かな国
* 神秘的で、強いボス、コネ、集団性気質の国
* 掛け声だけでビジネスは動けない国
* 一強手法の領土問題解決は両国民の為ならず

ロシアは近くて遠い国。何でもあるが、何が起るか分からない国。そのロシアと難問(平和条約・北方領土問題)解決に向け、昨年来安倍首相が一生懸命だ。だが、マクロの知識はあっても、ミクロやソフトの現場感に問題おおありだ。こうした日ロ間のギャップを埋めたい。これがこの本を書くに至った動機だ。

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■本の「はじめに」で書いたこと

いまなぜロシアか?

ロシアは近くて遠い国。何でもあるが、何が起るか分からない国。そのロシアと難問(平和条約・北方領土問題)解決に向け、昨年来安倍首相が一生懸命だ。平成28年9月2日~3日ウラジオストックで開催された東方経済フォーラム2016で、安倍首相はプーチン大統領に次のように呼びかけた。

1. ウラジオストクをユーラシアと太平洋を結ぶゲートウェイにしましよう。
2. ロシア産業の多様化を進めて生産性を上げ、ロシア極東地域を、アジア太平洋に向けた輸出の拠点にしましょう。
3. あらゆる困難を乗り越え、日本とロシアがその可能性を大きく開花させる世界を、次の世代の若い人たちに残していこうではありませんか。
4. 無限の可能性を秘めた二国間関係を未来に向けて切り開くために、私はウラジーミルと共に、力の限り、日本とロシアの関係を前進させる覚悟です。

懸案の問題解決を念頭においたスピーチ。これを聞いたプーチン大統領の評価は「シンゾーは演説が上手だ」。この評価には「口先上手」の裏の意味もある。ロシアの知識、体験、現場感覚などの欠如。マクロやハードの知識は十分でも、ミクロやソフトの理解はどうか。

筆者の母校山梨県韮崎高校の校訓は「百折不撓」。安倍首相の対ロ政策はそれを地でいくようで頼もしい。しかし現場感覚なき「百折不撓」は問題複雑化の因ともなる。実は、ノーベル賞大村智博士も同窓である。筆者は昭和38年3月卒業時「知事表彰(賞状と時計)」を受け、大学でロシア語を学び、東京銀行・在モスクワ日本大使館、みちのく銀行・欧州復興開発銀行で、ロシアと付き合い共に歩んできたビジネスマンである。

本書は、筆者が40年以上ロシアビジネスに従事し、ロシアに生活し、ロシアの国や人々とおつき合いやビジネスを行い、それら現場で見聞きした実際の体験・知見を集大成したものであり、筆者の人生そのものを凝縮した1冊でもある。

安倍首相が北方領土問題の解決を目指し、問題の解決に奮闘すること自体まことに喜ばしい。しかしあまりにも「現場感のない対応ぶり」に筆者は困惑し、落胆。こうした当然ともいえる認識ギャップを埋めたい。『現場感のうえに立ったロシア書』を書いてみよう。これがこの本を書く動機になった。

まず、ロシアの自然・国土・人口・寿命・主要経済指標を日本と比較し、ロシアの強みや弱みを探る。ついで、ロシア人の源流と国家の成り立ちから現在のロシア連邦誕生に至るロシア史を概観し、転じて日本との関係、とくに漂流民のロシア人との出会いの史実を訪ねる。加えて1998年ロシア金融危機直後に実現した邦銀初のロシア現地法人設立物語など、日ロビジネスの現場を語る。最後に「ゴルバチョフ登場から現在に至るロシアの主要出来事を概観し、そのハイライトとして、今次の日ロ間の「北方領土問題交渉」のポイントにつき、現場的視点に立った解説を試みるという構成・章立てである。

この本が、ロシアに興味を持ち、ロシアを知りたい,ロシアとビジネスをしたいと思っている研究者、ビジネスマン、学生、ロシアを少しでも知りたいと思っているひとたちに、『現場ロシア論』をお届けするという目的が若干なりとも果せたら、望外の幸せである。

投稿者: 菅野哲夫 ロシア語 1967年卒業

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「東京外語会有志による海外支部歴訪の旅」 第 17 回ヤンゴン支部訪問に参加して(ミャンマー・ヤンゴン訪問記)

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今回は、17回目の海外支部訪問となり、2017年2月6日~2月11日(OP 2月12日)の日程で、総勢16名がミャンマーのヤンゴンを初めとしてバゴー、バガン、マンダレー、オプションとしてチャイティーヨを訪れました。ヤンゴンには、東京外国語大学のグローバルジャパンオフィス(GJO)第1号がヤンゴン大学に設置され、それに伴い2016年6月に外語会ヤンゴン支部が海外53番目の支部として新設されたので、これを記念して、新支部の皆さんと交歓交流を図るとともに、敬虔な仏教国であるミャンマーの歴史に触れようとするものです。

ヤンゴンでは、2月7日(火)にヤンゴン支部と交歓会を行いました。ヤンゴン支部から9名、特別参加2名、それに留学生が11名も参加し、合計38名の盛大な会となりました。

現地からは、支部長の島岡みぐささん(ビルマ語1993)、副支部長の土屋宏樹さん(ドイツ語1991)のほか、幹事の水口知香さん(ビルマ語1997)、GJOの今井巳知子先生(大阪外大ビルマ語、咲耶会)など22名が参加されました。また、シドニーから、シドニー外語会会長の高橋ゆりさん(MPビルマ語1990)が特別参加され、ミャンマーの歌を熱唱して下さいました。若い留学生たちは、日本からの大先輩たちの話を聞き、大変参考になったと言っていました。

我々、訪問団は、ヤンゴンのほか、ヤンゴンの北東にあるバゴー、バガン(ニャンウー)、さらに古都マンダレーを訪れ、オプションで4名がゴールデンロックで有名なチャイティーヨを訪れました。ヤンゴン市内では、日本人墓地で献花の後、市内最大のマーケットや「聖なる黄金の塔」と呼ばれるシュエダゴンパゴダを見学しました。

敬虔な仏教国ミャンマーのパゴダ群の魅力と外語会ヤンゴン支部との交歓会の模様の詳細は、以下でご覧いただけます。

ミャンマー・ヤンゴン旅行記1
2月6日(月)~2月7日(火)バゴー、支部との交歓会

ミャンマー・ヤンゴン旅行記2
2月8日(水)~2月9日(木) バガン、マンダレー

ミャンマー・ヤンゴン旅行記3
2月10日(金)~2月11日(土)ヤンゴン市内、チャイティーヨ

リンク~富山絢子さんのブログへ
ユーザー:tomiyama
パスワード:ayako

投稿者:林 義之 フランス語 1964中退

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ポルトガル語科同窓会ルジタニア会2016年度総会・懇親会の開催

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去る2月25日(土)ルジタニア会(代表 大島勇次郎氏―外Po1962)第10回総会・懇親会が昨年同様、新橋亭新館で11:30より一般会員3名を含め29名出席のもと開催されました。
総会では議案の報告事項として担当役員から2016年度事業と会計報告並びに監査報告がなされ、また、付議事項として2017年度事業計画と役員人事の他、母校の建学150周年募金への取り組みにつき提案がなされ、原案通り承認されました。
総会後での懇親会では一般会員も含め数名のショートスピーチを挟みながら、懇談して旧交を温めました。定刻の14:30 集合写真に納まって閉会となりました。

―――参加者芳名―――
(登録会員)26名
森健祐(外Po1958)橋本文雄(外Po1959)飯田治(外Po1961)大島勇次郎(外Po1962)小島伸生(外Po1962)篠崎恒男(外Po1962)宮崎善嗣(外Po1962)安藤雍男(外Po1963)大沢教男(外Po1963)西山龍実(外Po1963)畑宏幸(外Po1963)高岡淳二(外Po1964)菅井啓祐(外Po1965)小高孝一(外Po1965)金七紀夫(外Po1966)大林丈史(外Po1966)遠藤紘樹(外Po1966)柏谷博起(外Po1966)須田實(外Po1966)山田裕子(外Po1968)川上直久(外Po1971)吉田頼且(外Po1971)小林宋光(外Po1973)岸本憲明(外S1976)岸和田仁(外Po1976)関野徹(外Po1982)
(一般会員)3名
鈴木孝憲(外Po1961)黒川賢司(外Po1984)黒川冨美子(外Po1984)

投稿者:須田實 ポルトガル語 1966年卒業

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本の紹介:『愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界』訳書

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おかげさまでこのたび拙訳書が刊行されましたので、ご案内申し上げます。
ご高覧くださいましたら幸甚です。

『愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界』
サイ・モンゴメリー著、小林由香利訳
亜紀書房刊
2017年2月17日発売
定価 2,200円+税
ISBN978-4-7505-1503-8 C0045

http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=808&st=4

【内容紹介】

心臓は三つ、退屈が大嫌い、生涯で一度だけ恋をする。
私はタコ。あなたは誰?

タコほど人間とかけ離れた動物はそうそういない――タコについて専門的な知識もほとんどなかった著者は、ある日ボストンの水族館で1匹のタコと出会う。アテナ、オクタヴィア、カーリー、カルマ……個性豊かなタコたちと、八本の腕と吸盤を通して交流を重ねるうち、著者は他者なるものが持つ「もうひとつの知性」の可能性を感じ始める。
愛すべきタコたちと彼らを取り巻く人々との思い出を綴った、2015年全米図書賞・ノンフィクション部門最終候補作。

【訳者より】
タコにすっかり魅了された著者の案内で、魅力的な生き物たちに出会い、水族館の舞台裏やダイビングの世界ものぞくことができる一冊です。装幀デザインを五十嵐哲夫さん、カバーイラストを漫画家の望月ミネタロウさんが手がけてくださっています。書店などで見かけたら、お手に取ってみてください。タコのイメージが変わるかも。どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿者 :小林由香利 英米語 1989年卒業

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お菓子教室を始めます

5年前から自由が丘の加藤千恵洋菓子教室に通っています。この三月に卒業となり、免状をもらえることになっています。山梨県韮崎市に住んでいるのですが、韮崎駅から5分と立地条件がいいので、思い切って教室を始めることにしました。会員の方で、韮崎市周辺にお住まいの方、詳細を送りますので、いらしてください。

電話番号 0551-22-0121
メールアドレス anneof@xj9.so-net.ne.jp
投稿者:望月 磨理 インドネシア語1976年卒業

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東京外語新潟会2017

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外語大に入ってよかったと思うことを三つあげると、故岩崎力先生の薫陶を受けたこと、故中川努氏のフランス語でのアジ演説が聞けたこと、そして新潟に外語会があることです。
去る2月11日、新潟駅近くにある「居酒屋甲子園2016」で全国一位に輝いた「一家」で、毎年恒例の総会と懇親会が行われました。小雪舞う夕暮れ時、首都圏や静岡からの参加者もあり、昭和48年卒から平成23年卒まで14名が集いました。
始めに、昨年逝去された大先輩、島田久一氏への黙禱を行いました。次に渡辺登会長から開会のご挨拶をいただき、稲垣文雄前会長からの乾杯の音頭で宴もたけなわとなりました。
貝や海藻、もつ鍋、刺身、焼き魚、鴨肉、天ぷらなどに舌鼓をうちながら、皆さんの近況報告に耳を傾けました。稲垣さんは大学を退官され、晴耕雨読の生活で、野菜を育てつつ、翻訳に取り組んでおられるご様子。県庁の航空政策の仕事をされている桐生さん、吉田さんからは、昨年就航した台湾・新潟定期路線や、ボルネオ・新潟初就航の報告がありました。富山さんは大学院大学で国際交流プログラムに携わっているものの、新潟の若者や主にアジアからの留学生が東京に就職してしまうので、なんとか新潟で活躍するように仕向けたい、地方のグローバル化無くして日本のグローバル化は滅びるとのご意見でした。
それぞれ大学、高校など教職に就かれている方々、企業に勤務されている方々、団体にお勤めの方からもご活躍の様子を伝えていただき、今後の参考や励みとなりました。皆さんは始めにくじ引きで決められた席を移動して、仕事の結びつきのある方同士や、年一度の再会を喜ぶ仲間達と多岐にわたる話題に興じ、和気あいあいとした雰囲気でした。
あっという間に2時間半が過ぎ、同窓という名の楽しかった異世代・異業種交流会が幕を閉じました。帰路につくと雪が雨に変わり、北国にも春が近いと感じられたことでした。

投稿者: 岡崎まり子 フランス語 1973年卒業

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外大9条の会、松本さん(Po66)の講演で年明けの例会

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東京外語大・九条の会では2月4日、高田馬場F・Iビルで“ミニ講演&ワインで交流会”を開きました。2013年から始まったF・I例会、今年で5回目となりますが、TVドキュメンタリー・ディレクターの松本武顕(たけあき)さん(1966年 ポルトガル語科卒業)をお迎えして「私のTVドキュメンタリー体験-『表現の自由』と向き合って」という演題で過去に関連したさまざまなTVドキュメンタリーの舞台裏を赤裸々に語っていただきました。

松本さんはNHKのドキュメンタリー番組にも数多く関与し、NHKスペシャルやETV特集などで比較的重いテーマの番組を多数手掛けられてきました。こうした姿勢の原点にあるのが、三里塚での体験だとのことです。もちろん重い内容の番組だけではなく、『兼高かおる世界の旅』のように、よく知られた番組の編集も47本ほど担当されました。

松本さんは現在、自身で撮ったドキュメンタリー映画『ハトは泣いている-時代(とき)の肖像』の上映運動を積極的に展開しておりますが、この映画は二つの事件、「東京都美術館事件」(彫刻作家展で政府批判の文言を添えた作品の撤去を要求)と「九条俳句事件」(さいたま市の公民館が「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の句を月報に掲載拒否)を取り上げ、現在随所で問題になっている「表現の自由」に対する自治体からの規制に正面から抗議しています。松本さんがこの映画を撮ろうとした契機は、NHKでイラク戦争10周年の番組のディレクターを務めた時の経験です。来日したバグダッド在住イラク人の「我々にとって、日本がイラクに来たのは有難かったが、武器を持って来たのには違和感があった。次に来るときには温かい心と素手で来て欲しい」との言葉を削除するように指示されたのです。

話はますます面白くなりましたが、残念ながら時間の制約もあり、その後ワインを飲みながらの交流会に移りました。参加者は例年同様20人強でしたが、今回も有意義な講演内容でした。                       (2017年2月20日記)

投稿者: 鈴木 俊明 スペイン語1972年卒業

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映画で死者の書を朗読

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《思いがけない出会いが重なって、折口信夫「死者の書」を映画の中で朗読することになりました。》

映画「熊野からロマネスク」公式ホームページ
2月18日より
東京 シアターイメージフォーラムにてモーニングショー公開予定
11時10分より 毎日1回上映(3月10日まで)

 この映画の監督は高校の同級生 田中千世子さん、御茶ノ水女子大学国文科卒業後、高校英語教諭のかたわら執筆していた映画評論で認められ、映画評論家として活躍し、自らメガホンを取ってこれが 9作目の作品です。
西洋音楽一辺倒だった私が能に辿り着き、朗読をするようになった経緯は・・・
小学生の間ヴァイオリンを習い、美術よりはるかに音楽好きの私は、外大に入学したものの、大学紛争まっただ中、授業はなくてもオーケストラはあるという状況の下で、直ちにその一員となり、後にコンサートマスターを任されるという望外の成り行きが待っていました。しかも当時 東京芸大から迎えていた学生指揮者は矢崎彦太郎氏に次いで、小泉和裕氏が来られ、その後の両氏の活躍を知れば実に幸運な経験でした。
物心ついてからの私は西洋音楽ばかりでしたが、杉並に住んでいた幼い日、近所のお宅から謡を稽古する声が聞こえていた記憶が呼び覚まされると、それが意識下で重奏低音のように密やかに鳴っていたのかもしれない、と思うようになりました。
学生時代から表千家茶道に親しんでいたものの、静かなものだけでは物足りなく、かねてから剣道に憧れていた私に、武道の世界へ扉が開いたのはすでに不惑の歳でした。なぎなたを始めて数年経った時に田中監督から観能に誘われるようになり、自らも金剛流の稽古を始めました。すでに知命を越えていたものの、初めての師が金剛流の名手・豊嶋訓三先生であったことは奇跡というほかありません。
たちまち謡にのめりこみ、ようやくイロハが少し分かりかけてきた一昨々年、師が急逝されました。
その頃通っていた平家物語講座では毎回音読しており、古典朗読に興味を抱き始めていました。茶道にも能にも古典は不可欠なものです。そして偶然、古典朗読コンテストの最終審査が京都・金剛能楽堂で行われる事を知り、もとより憧れの金剛能楽堂!ですから、応募してみるとまさか?の次点、京都府知事賞を戴いてしまいました。人生何が起こるか分からない、とはよく言ったものです。
近所の洗足池図書館で館長さんと知らずに雑談したのが契機となり、図書館の文化活動を増やしたいとの希望があって朗読会開催が決まりました。
第一回目は、山本周五郎「狐」、小泉八雲「停車場にて」そして、三島由紀夫「葉隠入門」抜粋を選びました。朗読会とはいえ、朗読に加えて自分なりの解説や色々の発見などもお話ししています。
この時は初回でしたから友人数人に案内を出し、1時間余りを聴いてくれた中に田中監督がいました。旬日後、撮影中の映画の中で朗読を、と依頼された作品は「死者の書」でした。些か怖気づきましたが本がすでに本棚に在り、音読を繰り返す内に、文字を目で追うだけでは感じられなかったものが見えてきたのです。たしかに折口は口承を重んじる人でしたから、作品が音読されることは当然視野に入っていたに相違ありません。
皆さま、お忙しくお過ごしと存じますが、 映画をご覧いただき、映画と折口の魅力あふれる世界観に触れていただきましたら、これに勝る幸せはありません。ご高評下さいますよう何とぞ宜しくお願い申し上げます。
主題は何か、とか、監督の意図は?等を暫く措いて、ゆったりと映画に身をたゆたわせるようにご覧いただくのも一興かと思います。

投稿者 : 中村 洋子 中国語 1973年卒業

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東京外語会事務局による(不定期)特典先体験レポート

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東京外語会会員である事務局スタッフが東京外語会会員の皆様向け特典サービス先(www.gaigokai.or.jp/tokuten.html)を訪問した体験レポートをお届けします。

その① 特典先「男子厨房に入ろう会」(お料理教室&仲間作り)

【特徴】毎月1回神楽坂あるいは新宿でレッスン(どちらを選んでもOK)。神楽坂の場合は「赤城生涯学習館」で、15~20人位の参加者と共に、数グループでさまざまな料理を作ります。
特に、リタイア後の男性が包丁を握り、得意料理で奥様孝行ができるようになる、課外活動(利き酒、カラオケ、小旅行など)で、前職を忘れた仲間づくりができる、などのメリットがあるそうです。
【事務局体験談】
2016年9月29日(金)神楽坂での講習会に参加。テーマは「わたし(夫のこと)と食べよう、イタリアン」。講師はI科1964年卒 斎藤(さいとう)勉(つとむ)氏。「夏野菜のカポナータ」、「ミネストローネ」、「鶏肉のパプリカ煮」のレシピが配られ、講師のポイント説明後、ただちにスタート。たとえ「短冊切り」が分からなくても同じグループの方が親切に教えてくれます。下ごしらえから完成まで約2,5時間、完成品を皆さんと語らいながら試食。「ここのレシピはよく家でつくる」という声も聞かれました。その後、超特急で使った調理器具、お皿などを洗って散会。「カポナータ」とは何かを知らなかった私たちも、家で早速作ってみました。ところで皆さん、「カポナータ」と「ラタトゥイユ」の違いをご存知ですか?
同会にご興味のある方は、外語会HP会員特典のページ及び詳細をご覧になり、連絡先までお問合せください。女性の方も大歓迎とのことです。
(東京外語会会員特典)http://gaigokai.or.jp/tokuten.html
(男子 厨房に入ろう会)http://gaigokai.or.jp/attachment/tokuten/danshi.pdf

投稿者:外語会事務局:佐伯美穂 D科1983年卒、松村亜矢 D科2001年卒

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ゲルマニア会懇話会より -外国人技能実習制度の現状-

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昨年11月開催のゲルマニア会世話人会での懇話で、最近新聞紙上等で良く目にする「外国人技能実習制度」につき、二瓶美由紀会員(D1987 東京外語会理事・ゲルマニア会世話人)より報告がありました。その内容につき懇話者の二瓶会員より報告サマリーが寄せられましたのでここに添付させて頂きます。

添付報告サマリー;「外国人技能実習制度」について

投稿者: 能登 崇 ドイツ語 1966年卒業   ゲルマニア会

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出版案内『日本語「形成」論―日本語史における系統と混合』

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崎山 理 著
三省堂
2017年1月18日発売
定価 本体4,300円+税
A5判 304頁
ISBN 978-4-385-35315-9

【本の紹介:「チラシ」から】
日本語は、オーストロネシア語族、ツングース諸語という南北両系統の言語の混合化が、最終局面に達した言語である。オーストロネシア語研究の泰斗が、従来等閑視されてきた民俗語彙の意味変化もふまえて精緻に展開する、新視角研究の成果。
(元東外大言語学教授・宮岡伯人氏の推薦辞:この日本語形成論を棚上げしたままでは、行きづまった日本語の由来問題に風穴を開けるbreak throughは望めない。)

【内容:「まえがき」から】
本書では、比較言語学での作業成果となるオーストロネシア祖語と古代日本語との音韻対応法則に基づき、第4章で100語近くの語彙、第5章ではカテゴリーに分けた民俗語彙および第9章では地名の分析を示している。語源に関心をもつ人を始め具体的にもっとも興味をもたれるのは、これらの章であろうと思う。ただし、汲み取っていただきたいのは、言語研究でなおざりにされている意味変化に対する態度である。語源が同じでも言語間で、そして同じ言語でも時代が異なれば意味に何らかの変異が起こらない方が不思議である。すべての語彙は環境の影響を受け歴史的に変化する。一方で、意味変化の原因を先験的に考えることの困難さが幻想的、独断的解釈を生ませる余地を与えてきた。意味変化はそれぞれの民俗文化と民族知識に基づいて考究するしかない。本書における意味変化への取り組みの努力を汲んでいただければ幸いである。

三省堂総合HP:日本語「形成」論―日本語史における系統と混合

投稿者:崎山 理 フランス語 1962年卒業

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東京外語会ニューデリー支部<デリー外語会からの便り>

日時:2016年12月10日(土)午後7時より
場所:Gung Gurgaon 店(韓国料理)
住所:SCO 28, Main Market, Sector 29, Gurgaon
電話:0124-438-3101 / 98-1191-1925
HP:https://www.zomato.com/ncr/gung-the-palace-sector-29-gurgaon

2016年12月10日(土)午後7時より、インドの首都(ニューデリー)近郊に在住する東京外国語大学卒業生の会(デリー外語会)が開催されました。大気汚染のため視界の悪い日が続くデリー地域ではありますが、当日はお忙しい中10名の外語大卒業生にお集まりいただくことができました。今回の会場は、首都ニューデリーの隣に位置する近代都市ハリヤナ州・グルガオンにある老舗韓国料理レストラン「Gung」での開催となりました。参加者は韓国式座敷でインドビールやマッコリ(どぶろく)を飲みかわし、普段から食べる機会の少ない肉や海鮮料理が多い韓国料理に舌鼓を打ちつつ、歓談・談笑をすることができました。

今回の参加者は、日本大使館に勤務の佐藤さん(1988年ヒンディー語科卒)、同じく日本大使館に勤務の早川さん(1990年フランス語科卒)、第一三共インドの内田さん(1997年ヒンディー語科卒:支部長)、当会の取り纏めをお願いした新日鉄住金エンジニアリング・インディア勤務の山田さん(2003年独語科卒:幹事)、山洋電気インド勤務の玉川さん(2003年ウルドゥー語科卒)、毎日新聞特派員の金子さん(2006年ヒンディー語科卒)、キャノンインドに勤務の安田さん(2009年英米語科卒)、インド日通に勤務の十二町さん(1996年チェコ語卒)、インドヤクルト勤務の中嶋さん(2000年スペイン語科卒)、同じくインドヤクルト勤務の三次(2001年ラオス語科卒:副支部長)、以上10名です。

名刺交換後、参加者一人ひとりから自己紹介を行うと同時に、激動の2016年の振り返りと来年への抱負を発表しました。今年一番のニュースとなった高額紙幣廃止については、驚きはさることながら日常生活や会社業績への影響に関する話や新紙幣や小額紙幣の入手方法について情報交換が行われました。またインド人と結婚する場合の日本・インドでの婚姻届の提出方法、デリー以外のインド主要都市で外語会支部を作り全インドで外語会を開催したいという将来の夢、物心ついたときから現在に至るまでの日本プロ野球における好きなチームや選手について等々、尽きない話題に花を咲かせ、夜11時過ぎまで歓談することができました。閉会となり解散前に予定していた記念撮影ですが、精算時に高額紙幣問題から各自がカードで支払ったことでそちらに気を取られてしまい撮り忘れてしまったことが残念でなりません。

お陰様で、会は穏やかにそして和やかに進行し、当会の副支部長としましては、皆様に愉快な時間を共有していただけたものと確信しております。次回の再会を約束し散会となりましたが、デリー外語会のネットワークの基盤づくり・更なる会の活性化・継続した定期会合(大阪外国語大学との共同会合を含む)の開催等々、今後も更に推進して参りますので、引き続き皆様方のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。

投稿者: 三次 章史 ラオス語 2001年卒業

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キューバでバカンス中、カストロ氏死去に遭遇

カストロ訃報

初めて投稿します馬場由美子です。卒業後は朝日新聞に入社し、盛岡、浜松、熊谷、前橋へ赴任。デカセギから隣人へと変容した日系ブラジル人の現状などを執筆し、同時に事件、選挙、高校野球と「何でもあれ」の記者人生を歩んできました。英字メディアにも6年ほど携わり、現在は東京本社で投稿欄「声」を担当しております。
先月、休暇で訪れたキューバで、フィデル・カストロ氏の死去に遭遇しました。「まさか」の歴史的瞬間に居合わせ、在学中に高橋正明先生のラテンアメリカ現代史ゼミに所属していたこともあり、様々な思いが去来しました。
帰国後、なかなか字になりにくい現地の様子などを、朝日新聞出版のニュースサイトdot.に書きました。

https://dot.asahi.com/dot/2016120900043.html

諸事情から筆名「新井晴」となっています。ご一読いただければ嬉しいです。

投稿者: 馬場 由美子  スペイン語 1992年卒業

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2016年イタリア支部総会のご報告

イタリア支部総会2016.11.26

2016年11月26日(土曜日)のお昼、ミラノで東外大イタリア支部 2016年総会が開催されました。1週間近く降り続いた雨もあがり、ミラノも久しぶりに晴れ間の見えるお天気となりました。会場はミラノ中央駅徒歩3-4分の「和食レストラン・友よし遠藤」です。

遠くはローマ、フィレンツエ、ヴェネツイアからも参加いただき、総勢10名で楽しいひとときを過ごしました。
ところで、代表幹事としてイタリア支部の大黒柱として活動いただいていた松田二郎さん(外 I 1977)はこの6月から2年の予定でロンドンに出向されているため、その後任に松山二郎さんにバトンタッチしていただいています。

参加者は、大島悦子(外 I 1974) 稲葉洋実(外 I 1975) 松山二郎(外 I 1975) 中山悦子(外 I 1971) 今野里美(外 I 1990) 丸山圭子(外 I 1991) 古川澄子(外 I 1994) 山﨑真理子(外 I 1994) 渡邊彩(外 I 2008) 長久翠(外 I 2008) (卒業順、敬称略)

今回は、是非和食をということで、ミラノの老舗「和食レストラン・友よし遠藤」にお願いして、特別に「家庭料理」を用意していただきました。大鍋の「おでん」をはじめ、煮物、出し巻卵、チキン唐揚げ、大根おろし、キンピラごぼうなど、いいおだし、いい食材を用いての和食を、「イタリア・ソムリエ資格」をもつ松山二郎さんのサービスして下さる美味しいワインとともに楽しみました。

なお、2010年2月に、長期間にわたって「休眠」していたイタリア支部が再開し、同年11月に再開後最初の総会を開いてから今回が7回目となります。
いつものように会員各位の自己紹介や近況報告とその質疑応答が実施されました。その合間には、残念ながら今回欠席された会員の方からの近況メールが紹介されました。また昨年12月に出産された工藤尚美さん(外 I 1996)からは可愛らしい赤ちゃんの元気な写真が届きました。

今回の参加者は、卒業年度が「昭和組」が4人、「平成組」が6人でした。時代は違っても日本で若い時に同じルーツを持ち、今イタリアに生きる仲間ということで、極めていろんな世代の方と、また同じイタリアでも異なる都市に住む方々と一緒に食卓を囲んで元気に懇談ができる、楽しく貴重なひとときとなりました。

総会後は、すぐそばのカフェで有志が二次会を開催し、さらに尽きぬおしゃべりをして散会となりました。

投稿者: 大島悦子様 (イタリア支部長) イタリア語 1974年卒業

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会員よりご感想をいただきました。

本の紹介『節英のすすめ 脱英語依存こそ国際化・グローバル化対応のカギ!』

節英のすすめ表紙

木村護郞クリストフ 著
萬書房2016年刊

【本の概要】
英語ができなきゃダメの脅迫観念から自由になり、節度をもって英語を使おうよ! と脱英語依存をすすめる。なぜ節英なのか、英語の光と影をさまざまな角度から検証。英語を飼いならす、りんご(隣語)をかじろう、意外と日本語でいける等々、節英の具体的な方法も満載。セツエイを国際語に!と提案する。節英から世界の別の姿が見えてくる。

【「はじめに」より】
「グローバル化時代」に対応するためにはひたすら英語力を高めていくしかない、あるいは、英語ができなければこれからの「グローバル化社会」でやっていけない、といった強迫観念から自由になろうよ! というのが本書の基本的な主張です。

【節英とは】
自分の英語使用がどのような意味をもつかを自覚して、節度をもって使うこと

目次等詳細:
http://yorozushobo.p2.weblife.me/shosekishokai10.html

投稿者:木村 護郎クリストフ  ドイツ語 1997年卒業
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ワシントンDC外語会のご報告

ワシントンDC外語会(東外大・大阪外大)が11月20日(日)11時半よりDC郊外にある中華料理店Far East Chinese Restaurantの個室にて開催されました。今回は、ご家族も誘ってという初めての試みでしたが、話の輪が広がり、出席者17名楽しいひとときを過ごすことができました。

11月8日の大統領選挙から間もなく、またワシントンDCという土地柄もあり、まず話題に上ったのは、なぜこのような結果になったのか、トランプ新政権がアメリカや世界にどのような影響を及ぼすかなどの政治関連の話でした。その他、国際結婚家庭における子どもの日本語力維持についてから訪れるのが楽しい街まで、意見や情報を交換して、親睦を深めました。

現在、ワシントンDC外語会会員は22名(東外大19名、大阪外大3名)で、やや減少傾向にあります。ワシントンに赴任なさる方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡ください。次回は、2017年春に開催予定です。

投稿者: 中村慶子 スペイン語科 1985年卒業

 

メコン会の総会・講演会・懇親会を行いました

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11月23日、大学内でメコン会(T,V,L,Ca,B語科の同窓会)の総会・講演会・懇親会を行いました。
総会では年間活動結果の報告や会計報告、監査報告などの審議があり、活発な意見交換が行われました。
講演会ではV語科4年生の相野那奈子さんが「ベトナム留学帰国報告」と題してベトナム留学の話しを中心に旅行、ベトナムグルメなどベトナム留学を考えている学生さんにとって非常に役に立つ講演をしてくれました。
懇親会ではV語科卒業生の小栗久美子さんによるトルン(ベトナム民族楽器)とご主人のバイオリンによるデュオの演奏で皆さん素敵な音楽に聴き入っておりました。
タイ語科やベトナム語科の学生さんも大勢出席してくれ卒業生と学生さんとの交流の場となりました。

投稿者: メコン会会長 野崎正人 (ベトナム語科 1971年卒業)

南カリフォルニアで活躍する同窓生 竹部茂教さん

竹部茂教さんガラスの教会

LA 国際空港の南に位置するトーランス市(Torrance)に住む娘の結婚式出席のため 4 年ぶりに訪米しました。式は通称「ガラスの教会」と呼ばれる Wayfarers Chapel で 9 月 20 日に執り行われました。婿殿のご両親と娘の友人、職場の同僚・上司の 20 人ほどが参列する手作りの心温まるものでした。そして驚いたことに、当日の思い出に残る写真を撮って頂いた竹部さんは、中国語 95 年卒業の同窓生でした。海を見下ろすチャペルから海辺のリゾートホテル近くの浜辺と、我々夫婦にとっても思い出深い場所で、汗だくになりながら撮影をして下さいました。在米 14 年のプロカメラマンとして活躍中で、山口憲和さん(中国語90 年卒)の後任として外語会 LA 支部幹事の労も取っておられるとのことでした。09 年にお会いした支部最長老の真井三男さん(ロシア語49年卒)は30年近くの滞在を終えて帰国されたとのこと。ハレの日に予想もしなかったこのような出会いがあった事も何かの縁だとつくずく思う事でした。竹部さんの活躍ぶりは http://www.shigie.com でご覧になれます。益々のご活躍を!

投稿者: 前田 六生 ヒンディー語 1974 年卒業

カナダへの調査旅行と外語会モントリオール支部

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上から、角田博士、阿部氏、筆者

 

2016年9月の約1ケ月、論文のための調査で、カナダの一番新しいヌナブト準州へ出かけました。ヌナブト準州はイヌイットが85%を占めますが、彼等の保護のために調査にはlicenseが必要です。英語とイヌイット語の複雑な書類を提出し、無事license (02 049 16N-M) がおり、参与観察、インタビュー、アンケート、資料収集を行うことができたのは幸いでした。イヌイットの生活は定住化、学校教育で大きく変化し、従来の狩猟、漁労は特に都市部では殆ど行われていません。北極に近い寒冷地で、9月でも0度~8度という気温でした。食料は高い僻地運賃の飛行機で主に運ばれてくるため、南部の2倍と高く、収入の少ないイヌイットは十分な食料が得られていないとのデータがあります。準州都イカルイト内の道路は一応舗装されていますが、両側は土で、車は走っていますが信号は一切ありません。他のコミュニティや南部(北緯60度以南)と結ぶ道路はありません。しかし、上水道、下水道、電気などのインフラは完備していて、室内は原則として暖房完備です。イヌイットにはまだ個人で土地や家を所有するという感覚はなく、殆どのイヌイットは連邦政府のパブリック・ハウスのアパートに住んでいます。言語に関しては、比較的イヌイット語は残っていますが、イカルイトの小学校ではイヌイット語のバイリンガル教育コースを選択しないで英語コースを選択するイヌイットが増え、英語化が進んでいる状況です。60数名のイヌイットと個人的に話ができましたが、礼節を重んじる、誇り高いイヌイットの人たちと心の通い合う、楽しく、充実した調査旅行でした。

帰りはモントリオール経由で、外語会のモントリオール支部の角田実博士、阿部正宏氏と会食でき、楽しい一時を持つことができました。角田博士は1977年のロシア語科ご卒業で、約30年前にカナダのラバル大学で言語学の博士号をお取りになり、翻訳、通訳の会社を立ち上げ、世界中を飛び回り、活躍されています。阿部氏は1992年の英語科ご卒業でモントリオールの日本総領事館に勤務なさっています。支部には他に数名、モントリオール在住の方がいらっしゃるとのことです。ヌナブトでは長い一人旅であったので、ご多忙中お時間をお取りし、ご迷惑をおかけ致しましたが、暖かいお言葉、久しぶりのおいしい食事の味は生涯忘れられないものとなりました。有難うございました。また、モントリオールでの食事会実現には、府中キャンパスの沢村さん他の外語会の皆様に大変お世話になりました。東京外国語大学の卒業生は、知力、語学力、人間力を生かし、世界の各地でご活躍されている様子がよく分かった旅でもありました。

投稿者: 長谷川 瑞穂 博士後期2年 総合国際学研究科