東京外語新潟会2017

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外語大に入ってよかったと思うことを三つあげると、故岩崎力先生の薫陶を受けたこと、故中川努氏のフランス語でのアジ演説が聞けたこと、そして新潟に外語会があることです。
去る2月11日、新潟駅近くにある「居酒屋甲子園2016」で全国一位に輝いた「一家」で、毎年恒例の総会と懇親会が行われました。小雪舞う夕暮れ時、首都圏や静岡からの参加者もあり、昭和48年卒から平成23年卒まで14名が集いました。
始めに、昨年逝去された大先輩、島田久一氏への黙禱を行いました。次に渡辺登会長から開会のご挨拶をいただき、稲垣文雄前会長からの乾杯の音頭で宴もたけなわとなりました。
貝や海藻、もつ鍋、刺身、焼き魚、鴨肉、天ぷらなどに舌鼓をうちながら、皆さんの近況報告に耳を傾けました。稲垣さんは大学を退官され、晴耕雨読の生活で、野菜を育てつつ、翻訳に取り組んでおられるご様子。県庁の航空政策の仕事をされている桐生さん、吉田さんからは、昨年就航した台湾・新潟定期路線や、ボルネオ・新潟初就航の報告がありました。富山さんは大学院大学で国際交流プログラムに携わっているものの、新潟の若者や主にアジアからの留学生が東京に就職してしまうので、なんとか新潟で活躍するように仕向けたい、地方のグローバル化無くして日本のグローバル化は滅びるとのご意見でした。
それぞれ大学、高校など教職に就かれている方々、企業に勤務されている方々、団体にお勤めの方からもご活躍の様子を伝えていただき、今後の参考や励みとなりました。皆さんは始めにくじ引きで決められた席を移動して、仕事の結びつきのある方同士や、年一度の再会を喜ぶ仲間達と多岐にわたる話題に興じ、和気あいあいとした雰囲気でした。
あっという間に2時間半が過ぎ、同窓という名の楽しかった異世代・異業種交流会が幕を閉じました。帰路につくと雪が雨に変わり、北国にも春が近いと感じられたことでした。

投稿者: 岡崎まり子 フランス語 1973年卒業

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外大9条の会、松本さん(Po66)の講演で年明けの例会

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東京外語大・九条の会では2月4日、高田馬場F・Iビルで“ミニ講演&ワインで交流会”を開きました。2013年から始まったF・I例会、今年で5回目となりますが、TVドキュメンタリー・ディレクターの松本武顕(たけあき)さん(1966年 ポルトガル語科卒業)をお迎えして「私のTVドキュメンタリー体験-『表現の自由』と向き合って」という演題で過去に関連したさまざまなTVドキュメンタリーの舞台裏を赤裸々に語っていただきました。

松本さんはNHKのドキュメンタリー番組にも数多く関与し、NHKスペシャルやETV特集などで比較的重いテーマの番組を多数手掛けられてきました。こうした姿勢の原点にあるのが、三里塚での体験だとのことです。もちろん重い内容の番組だけではなく、『兼高かおる世界の旅』のように、よく知られた番組の編集も47本ほど担当されました。

松本さんは現在、自身で撮ったドキュメンタリー映画『ハトは泣いている-時代(とき)の肖像』の上映運動を積極的に展開しておりますが、この映画は二つの事件、「東京都美術館事件」(彫刻作家展で政府批判の文言を添えた作品の撤去を要求)と「九条俳句事件」(さいたま市の公民館が「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の句を月報に掲載拒否)を取り上げ、現在随所で問題になっている「表現の自由」に対する自治体からの規制に正面から抗議しています。松本さんがこの映画を撮ろうとした契機は、NHKでイラク戦争10周年の番組のディレクターを務めた時の経験です。来日したバグダッド在住イラク人の「我々にとって、日本がイラクに来たのは有難かったが、武器を持って来たのには違和感があった。次に来るときには温かい心と素手で来て欲しい」との言葉を削除するように指示されたのです。

話はますます面白くなりましたが、残念ながら時間の制約もあり、その後ワインを飲みながらの交流会に移りました。参加者は例年同様20人強でしたが、今回も有意義な講演内容でした。                       (2017年2月20日記)

投稿者: 鈴木 俊明 スペイン語1972年卒業

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映画で死者の書を朗読

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《思いがけない出会いが重なって、折口信夫「死者の書」を映画の中で朗読することになりました。》

映画「熊野からロマネスク」公式ホームページ
2月18日より
東京 シアターイメージフォーラムにてモーニングショー公開予定
11時10分より 毎日1回上映(3月10日まで)

 この映画の監督は高校の同級生 田中千世子さん、御茶ノ水女子大学国文科卒業後、高校英語教諭のかたわら執筆していた映画評論で認められ、映画評論家として活躍し、自らメガホンを取ってこれが 9作目の作品です。
西洋音楽一辺倒だった私が能に辿り着き、朗読をするようになった経緯は・・・
小学生の間ヴァイオリンを習い、美術よりはるかに音楽好きの私は、外大に入学したものの、大学紛争まっただ中、授業はなくてもオーケストラはあるという状況の下で、直ちにその一員となり、後にコンサートマスターを任されるという望外の成り行きが待っていました。しかも当時 東京芸大から迎えていた学生指揮者は矢崎彦太郎氏に次いで、小泉和裕氏が来られ、その後の両氏の活躍を知れば実に幸運な経験でした。
物心ついてからの私は西洋音楽ばかりでしたが、杉並に住んでいた幼い日、近所のお宅から謡を稽古する声が聞こえていた記憶が呼び覚まされると、それが意識下で重奏低音のように密やかに鳴っていたのかもしれない、と思うようになりました。
学生時代から表千家茶道に親しんでいたものの、静かなものだけでは物足りなく、かねてから剣道に憧れていた私に、武道の世界へ扉が開いたのはすでに不惑の歳でした。なぎなたを始めて数年経った時に田中監督から観能に誘われるようになり、自らも金剛流の稽古を始めました。すでに知命を越えていたものの、初めての師が金剛流の名手・豊嶋訓三先生であったことは奇跡というほかありません。
たちまち謡にのめりこみ、ようやくイロハが少し分かりかけてきた一昨々年、師が急逝されました。
その頃通っていた平家物語講座では毎回音読しており、古典朗読に興味を抱き始めていました。茶道にも能にも古典は不可欠なものです。そして偶然、古典朗読コンテストの最終審査が京都・金剛能楽堂で行われる事を知り、もとより憧れの金剛能楽堂!ですから、応募してみるとまさか?の次点、京都府知事賞を戴いてしまいました。人生何が起こるか分からない、とはよく言ったものです。
近所の洗足池図書館で館長さんと知らずに雑談したのが契機となり、図書館の文化活動を増やしたいとの希望があって朗読会開催が決まりました。
第一回目は、山本周五郎「狐」、小泉八雲「停車場にて」そして、三島由紀夫「葉隠入門」抜粋を選びました。朗読会とはいえ、朗読に加えて自分なりの解説や色々の発見などもお話ししています。
この時は初回でしたから友人数人に案内を出し、1時間余りを聴いてくれた中に田中監督がいました。旬日後、撮影中の映画の中で朗読を、と依頼された作品は「死者の書」でした。些か怖気づきましたが本がすでに本棚に在り、音読を繰り返す内に、文字を目で追うだけでは感じられなかったものが見えてきたのです。たしかに折口は口承を重んじる人でしたから、作品が音読されることは当然視野に入っていたに相違ありません。
皆さま、お忙しくお過ごしと存じますが、 映画をご覧いただき、映画と折口の魅力あふれる世界観に触れていただきましたら、これに勝る幸せはありません。ご高評下さいますよう何とぞ宜しくお願い申し上げます。
主題は何か、とか、監督の意図は?等を暫く措いて、ゆったりと映画に身をたゆたわせるようにご覧いただくのも一興かと思います。

投稿者 : 中村 洋子 中国語 1973年卒業

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東京外語会事務局による(不定期)特典先体験レポート

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東京外語会会員である事務局スタッフが東京外語会会員の皆様向け特典サービス先(www.gaigokai.or.jp/tokuten.html)を訪問した体験レポートをお届けします。

その① 特典先「男子厨房に入ろう会」(お料理教室&仲間作り)

【特徴】毎月1回神楽坂あるいは新宿でレッスン(どちらを選んでもOK)。神楽坂の場合は「赤城生涯学習館」で、15~20人位の参加者と共に、数グループでさまざまな料理を作ります。
特に、リタイア後の男性が包丁を握り、得意料理で奥様孝行ができるようになる、課外活動(利き酒、カラオケ、小旅行など)で、前職を忘れた仲間づくりができる、などのメリットがあるそうです。
【事務局体験談】
2016年9月29日(金)神楽坂での講習会に参加。テーマは「わたし(夫のこと)と食べよう、イタリアン」。講師はI科1964年卒 斎藤(さいとう)勉(つとむ)氏。「夏野菜のカポナータ」、「ミネストローネ」、「鶏肉のパプリカ煮」のレシピが配られ、講師のポイント説明後、ただちにスタート。たとえ「短冊切り」が分からなくても同じグループの方が親切に教えてくれます。下ごしらえから完成まで約2,5時間、完成品を皆さんと語らいながら試食。「ここのレシピはよく家でつくる」という声も聞かれました。その後、超特急で使った調理器具、お皿などを洗って散会。「カポナータ」とは何かを知らなかった私たちも、家で早速作ってみました。ところで皆さん、「カポナータ」と「ラタトゥイユ」の違いをご存知ですか?
同会にご興味のある方は、外語会HP会員特典のページ及び詳細をご覧になり、連絡先までお問合せください。女性の方も大歓迎とのことです。
(東京外語会会員特典)http://gaigokai.or.jp/tokuten.html
(男子 厨房に入ろう会)http://gaigokai.or.jp/attachment/tokuten/danshi.pdf

投稿者:外語会事務局:佐伯美穂 D科1983年卒、松村亜矢 D科2001年卒

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ゲルマニア会懇話会より -外国人技能実習制度の現状-

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昨年11月開催のゲルマニア会世話人会での懇話で、最近新聞紙上等で良く目にする「外国人技能実習制度」につき、二瓶美由紀会員(D1987 東京外語会理事・ゲルマニア会世話人)より報告がありました。その内容につき懇話者の二瓶会員より報告サマリーが寄せられましたのでここに添付させて頂きます。

添付報告サマリー;「外国人技能実習制度」について

投稿者: 能登 崇 ドイツ語 1966年卒業   ゲルマニア会

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出版案内『日本語「形成」論―日本語史における系統と混合』

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崎山 理 著
三省堂
2017年1月18日発売
定価 本体4,300円+税
A5判 304頁
ISBN 978-4-385-35315-9

【本の紹介:「チラシ」から】
日本語は、オーストロネシア語族、ツングース諸語という南北両系統の言語の混合化が、最終局面に達した言語である。オーストロネシア語研究の泰斗が、従来等閑視されてきた民俗語彙の意味変化もふまえて精緻に展開する、新視角研究の成果。
(元東外大言語学教授・宮岡伯人氏の推薦辞:この日本語形成論を棚上げしたままでは、行きづまった日本語の由来問題に風穴を開けるbreak throughは望めない。)

【内容:「まえがき」から】
本書では、比較言語学での作業成果となるオーストロネシア祖語と古代日本語との音韻対応法則に基づき、第4章で100語近くの語彙、第5章ではカテゴリーに分けた民俗語彙および第9章では地名の分析を示している。語源に関心をもつ人を始め具体的にもっとも興味をもたれるのは、これらの章であろうと思う。ただし、汲み取っていただきたいのは、言語研究でなおざりにされている意味変化に対する態度である。語源が同じでも言語間で、そして同じ言語でも時代が異なれば意味に何らかの変異が起こらない方が不思議である。すべての語彙は環境の影響を受け歴史的に変化する。一方で、意味変化の原因を先験的に考えることの困難さが幻想的、独断的解釈を生ませる余地を与えてきた。意味変化はそれぞれの民俗文化と民族知識に基づいて考究するしかない。本書における意味変化への取り組みの努力を汲んでいただければ幸いである。

三省堂総合HP:日本語「形成」論―日本語史における系統と混合

投稿者:崎山 理 フランス語 1962年卒業

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東京外語会ニューデリー支部<デリー外語会からの便り>

日時:2016年12月10日(土)午後7時より
場所:Gung Gurgaon 店(韓国料理)
住所:SCO 28, Main Market, Sector 29, Gurgaon
電話:0124-438-3101 / 98-1191-1925
HP:https://www.zomato.com/ncr/gung-the-palace-sector-29-gurgaon

2016年12月10日(土)午後7時より、インドの首都(ニューデリー)近郊に在住する東京外国語大学卒業生の会(デリー外語会)が開催されました。大気汚染のため視界の悪い日が続くデリー地域ではありますが、当日はお忙しい中10名の外語大卒業生にお集まりいただくことができました。今回の会場は、首都ニューデリーの隣に位置する近代都市ハリヤナ州・グルガオンにある老舗韓国料理レストラン「Gung」での開催となりました。参加者は韓国式座敷でインドビールやマッコリ(どぶろく)を飲みかわし、普段から食べる機会の少ない肉や海鮮料理が多い韓国料理に舌鼓を打ちつつ、歓談・談笑をすることができました。

今回の参加者は、日本大使館に勤務の佐藤さん(1988年ヒンディー語科卒)、同じく日本大使館に勤務の早川さん(1990年フランス語科卒)、第一三共インドの内田さん(1997年ヒンディー語科卒:支部長)、当会の取り纏めをお願いした新日鉄住金エンジニアリング・インディア勤務の山田さん(2003年独語科卒:幹事)、山洋電気インド勤務の玉川さん(2003年ウルドゥー語科卒)、毎日新聞特派員の金子さん(2006年ヒンディー語科卒)、キャノンインドに勤務の安田さん(2009年英米語科卒)、インド日通に勤務の十二町さん(1996年チェコ語卒)、インドヤクルト勤務の中嶋さん(2000年スペイン語科卒)、同じくインドヤクルト勤務の三次(2001年ラオス語科卒:副支部長)、以上10名です。

名刺交換後、参加者一人ひとりから自己紹介を行うと同時に、激動の2016年の振り返りと来年への抱負を発表しました。今年一番のニュースとなった高額紙幣廃止については、驚きはさることながら日常生活や会社業績への影響に関する話や新紙幣や小額紙幣の入手方法について情報交換が行われました。またインド人と結婚する場合の日本・インドでの婚姻届の提出方法、デリー以外のインド主要都市で外語会支部を作り全インドで外語会を開催したいという将来の夢、物心ついたときから現在に至るまでの日本プロ野球における好きなチームや選手について等々、尽きない話題に花を咲かせ、夜11時過ぎまで歓談することができました。閉会となり解散前に予定していた記念撮影ですが、精算時に高額紙幣問題から各自がカードで支払ったことでそちらに気を取られてしまい撮り忘れてしまったことが残念でなりません。

お陰様で、会は穏やかにそして和やかに進行し、当会の副支部長としましては、皆様に愉快な時間を共有していただけたものと確信しております。次回の再会を約束し散会となりましたが、デリー外語会のネットワークの基盤づくり・更なる会の活性化・継続した定期会合(大阪外国語大学との共同会合を含む)の開催等々、今後も更に推進して参りますので、引き続き皆様方のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。

投稿者: 三次 章史 ラオス語 2001年卒業

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キューバでバカンス中、カストロ氏死去に遭遇

カストロ訃報

初めて投稿します馬場由美子です。卒業後は朝日新聞に入社し、盛岡、浜松、熊谷、前橋へ赴任。デカセギから隣人へと変容した日系ブラジル人の現状などを執筆し、同時に事件、選挙、高校野球と「何でもあれ」の記者人生を歩んできました。英字メディアにも6年ほど携わり、現在は東京本社で投稿欄「声」を担当しております。
先月、休暇で訪れたキューバで、フィデル・カストロ氏の死去に遭遇しました。「まさか」の歴史的瞬間に居合わせ、在学中に高橋正明先生のラテンアメリカ現代史ゼミに所属していたこともあり、様々な思いが去来しました。
帰国後、なかなか字になりにくい現地の様子などを、朝日新聞出版のニュースサイトdot.に書きました。

https://dot.asahi.com/dot/2016120900043.html

諸事情から筆名「新井晴」となっています。ご一読いただければ嬉しいです。

投稿者: 馬場 由美子  スペイン語 1992年卒業

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2016年イタリア支部総会のご報告

イタリア支部総会2016.11.26

2016年11月26日(土曜日)のお昼、ミラノで東外大イタリア支部 2016年総会が開催されました。1週間近く降り続いた雨もあがり、ミラノも久しぶりに晴れ間の見えるお天気となりました。会場はミラノ中央駅徒歩3-4分の「和食レストラン・友よし遠藤」です。

遠くはローマ、フィレンツエ、ヴェネツイアからも参加いただき、総勢10名で楽しいひとときを過ごしました。
ところで、代表幹事としてイタリア支部の大黒柱として活動いただいていた松田二郎さん(外 I 1977)はこの6月から2年の予定でロンドンに出向されているため、その後任に松山二郎さんにバトンタッチしていただいています。

参加者は、大島悦子(外 I 1974) 稲葉洋実(外 I 1975) 松山二郎(外 I 1975) 中山悦子(外 I 1971) 今野里美(外 I 1990) 丸山圭子(外 I 1991) 古川澄子(外 I 1994) 山﨑真理子(外 I 1994) 渡邊彩(外 I 2008) 長久翠(外 I 2008) (卒業順、敬称略)

今回は、是非和食をということで、ミラノの老舗「和食レストラン・友よし遠藤」にお願いして、特別に「家庭料理」を用意していただきました。大鍋の「おでん」をはじめ、煮物、出し巻卵、チキン唐揚げ、大根おろし、キンピラごぼうなど、いいおだし、いい食材を用いての和食を、「イタリア・ソムリエ資格」をもつ松山二郎さんのサービスして下さる美味しいワインとともに楽しみました。

なお、2010年2月に、長期間にわたって「休眠」していたイタリア支部が再開し、同年11月に再開後最初の総会を開いてから今回が7回目となります。
いつものように会員各位の自己紹介や近況報告とその質疑応答が実施されました。その合間には、残念ながら今回欠席された会員の方からの近況メールが紹介されました。また昨年12月に出産された工藤尚美さん(外 I 1996)からは可愛らしい赤ちゃんの元気な写真が届きました。

今回の参加者は、卒業年度が「昭和組」が4人、「平成組」が6人でした。時代は違っても日本で若い時に同じルーツを持ち、今イタリアに生きる仲間ということで、極めていろんな世代の方と、また同じイタリアでも異なる都市に住む方々と一緒に食卓を囲んで元気に懇談ができる、楽しく貴重なひとときとなりました。

総会後は、すぐそばのカフェで有志が二次会を開催し、さらに尽きぬおしゃべりをして散会となりました。

投稿者: 大島悦子様 (イタリア支部長) イタリア語 1974年卒業

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会員よりご感想をいただきました。

本の紹介『節英のすすめ 脱英語依存こそ国際化・グローバル化対応のカギ!』

節英のすすめ表紙

木村護郞クリストフ 著
萬書房2016年刊

【本の概要】
英語ができなきゃダメの脅迫観念から自由になり、節度をもって英語を使おうよ! と脱英語依存をすすめる。なぜ節英なのか、英語の光と影をさまざまな角度から検証。英語を飼いならす、りんご(隣語)をかじろう、意外と日本語でいける等々、節英の具体的な方法も満載。セツエイを国際語に!と提案する。節英から世界の別の姿が見えてくる。

【「はじめに」より】
「グローバル化時代」に対応するためにはひたすら英語力を高めていくしかない、あるいは、英語ができなければこれからの「グローバル化社会」でやっていけない、といった強迫観念から自由になろうよ! というのが本書の基本的な主張です。

【節英とは】
自分の英語使用がどのような意味をもつかを自覚して、節度をもって使うこと

目次等詳細:
http://yorozushobo.p2.weblife.me/shosekishokai10.html

投稿者:木村 護郎クリストフ  ドイツ語 1997年卒業
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ワシントンDC外語会のご報告

ワシントンDC外語会(東外大・大阪外大)が11月20日(日)11時半よりDC郊外にある中華料理店Far East Chinese Restaurantの個室にて開催されました。今回は、ご家族も誘ってという初めての試みでしたが、話の輪が広がり、出席者17名楽しいひとときを過ごすことができました。

11月8日の大統領選挙から間もなく、またワシントンDCという土地柄もあり、まず話題に上ったのは、なぜこのような結果になったのか、トランプ新政権がアメリカや世界にどのような影響を及ぼすかなどの政治関連の話でした。その他、国際結婚家庭における子どもの日本語力維持についてから訪れるのが楽しい街まで、意見や情報を交換して、親睦を深めました。

現在、ワシントンDC外語会会員は22名(東外大19名、大阪外大3名)で、やや減少傾向にあります。ワシントンに赴任なさる方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡ください。次回は、2017年春に開催予定です。

投稿者: 中村慶子 スペイン語科 1985年卒業

 

メコン会の総会・講演会・懇親会を行いました

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11月23日、大学内でメコン会(T,V,L,Ca,B語科の同窓会)の総会・講演会・懇親会を行いました。
総会では年間活動結果の報告や会計報告、監査報告などの審議があり、活発な意見交換が行われました。
講演会ではV語科4年生の相野那奈子さんが「ベトナム留学帰国報告」と題してベトナム留学の話しを中心に旅行、ベトナムグルメなどベトナム留学を考えている学生さんにとって非常に役に立つ講演をしてくれました。
懇親会ではV語科卒業生の小栗久美子さんによるトルン(ベトナム民族楽器)とご主人のバイオリンによるデュオの演奏で皆さん素敵な音楽に聴き入っておりました。
タイ語科やベトナム語科の学生さんも大勢出席してくれ卒業生と学生さんとの交流の場となりました。

投稿者: メコン会会長 野崎正人 (ベトナム語科 1971年卒業)

南カリフォルニアで活躍する同窓生 竹部茂教さん

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LA 国際空港の南に位置するトーランス市(Torrance)に住む娘の結婚式出席のため 4 年ぶりに訪米しました。式は通称「ガラスの教会」と呼ばれる Wayfarers Chapel で 9 月 20 日に執り行われました。婿殿のご両親と娘の友人、職場の同僚・上司の 20 人ほどが参列する手作りの心温まるものでした。そして驚いたことに、当日の思い出に残る写真を撮って頂いた竹部さんは、中国語 95 年卒業の同窓生でした。海を見下ろすチャペルから海辺のリゾートホテル近くの浜辺と、我々夫婦にとっても思い出深い場所で、汗だくになりながら撮影をして下さいました。在米 14 年のプロカメラマンとして活躍中で、山口憲和さん(中国語90 年卒)の後任として外語会 LA 支部幹事の労も取っておられるとのことでした。09 年にお会いした支部最長老の真井三男さん(ロシア語49年卒)は30年近くの滞在を終えて帰国されたとのこと。ハレの日に予想もしなかったこのような出会いがあった事も何かの縁だとつくずく思う事でした。竹部さんの活躍ぶりは http://www.shigie.com でご覧になれます。益々のご活躍を!

投稿者: 前田 六生 ヒンディー語 1974 年卒業

カナダへの調査旅行と外語会モントリオール支部

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上から、角田博士、阿部氏、筆者

 

2016年9月の約1ケ月、論文のための調査で、カナダの一番新しいヌナブト準州へ出かけました。ヌナブト準州はイヌイットが85%を占めますが、彼等の保護のために調査にはlicenseが必要です。英語とイヌイット語の複雑な書類を提出し、無事license (02 049 16N-M) がおり、参与観察、インタビュー、アンケート、資料収集を行うことができたのは幸いでした。イヌイットの生活は定住化、学校教育で大きく変化し、従来の狩猟、漁労は特に都市部では殆ど行われていません。北極に近い寒冷地で、9月でも0度~8度という気温でした。食料は高い僻地運賃の飛行機で主に運ばれてくるため、南部の2倍と高く、収入の少ないイヌイットは十分な食料が得られていないとのデータがあります。準州都イカルイト内の道路は一応舗装されていますが、両側は土で、車は走っていますが信号は一切ありません。他のコミュニティや南部(北緯60度以南)と結ぶ道路はありません。しかし、上水道、下水道、電気などのインフラは完備していて、室内は原則として暖房完備です。イヌイットにはまだ個人で土地や家を所有するという感覚はなく、殆どのイヌイットは連邦政府のパブリック・ハウスのアパートに住んでいます。言語に関しては、比較的イヌイット語は残っていますが、イカルイトの小学校ではイヌイット語のバイリンガル教育コースを選択しないで英語コースを選択するイヌイットが増え、英語化が進んでいる状況です。60数名のイヌイットと個人的に話ができましたが、礼節を重んじる、誇り高いイヌイットの人たちと心の通い合う、楽しく、充実した調査旅行でした。

帰りはモントリオール経由で、外語会のモントリオール支部の角田実博士、阿部正宏氏と会食でき、楽しい一時を持つことができました。角田博士は1977年のロシア語科ご卒業で、約30年前にカナダのラバル大学で言語学の博士号をお取りになり、翻訳、通訳の会社を立ち上げ、世界中を飛び回り、活躍されています。阿部氏は1992年の英語科ご卒業でモントリオールの日本総領事館に勤務なさっています。支部には他に数名、モントリオール在住の方がいらっしゃるとのことです。ヌナブトでは長い一人旅であったので、ご多忙中お時間をお取りし、ご迷惑をおかけ致しましたが、暖かいお言葉、久しぶりのおいしい食事の味は生涯忘れられないものとなりました。有難うございました。また、モントリオールでの食事会実現には、府中キャンパスの沢村さん他の外語会の皆様に大変お世話になりました。東京外国語大学の卒業生は、知力、語学力、人間力を生かし、世界の各地でご活躍されている様子がよく分かった旅でもありました。

投稿者: 長谷川 瑞穂 博士後期2年 総合国際学研究科

Po語科同窓会活動報告:ルジタニア会第11回登録会員の集い

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2006年に本会が発足して丁度10年、又、折しも母校ではポルトガル語教育100周年を迎えている中、去る10月29日(土)、新宿のアゴラワイズエステック情報ビル店で12:00~14:00の間、恒例の集いが下記会員18名と招待学生2名参加のもとで開催され、久しぶりの再会にそれぞれ近況などを語り合いながら親交を深めました。

席上、語劇担当の学生より本年外語祭におけるポルトガル語語劇の上演日(来る11月21日)と演目内容の骨子が説明され、併せて、支援カンパの求めがあり、有志会員がこれに応じていました。

参加者氏名(敬称略)
(会員)
坂井勝男(外Po1950)森和重(外S1958)香山徳二(外Po1961)
大島勇次郎(外Po1962)宮崎善嗣(外Po1962)安藤雍男(外Po1963)大沢教男(外Po1963)西山龍美(外Po1963)畑 宏幸(外Po1963)
高岡淳二(外Po1964)遠藤紘樹(外Po1966)須田 實(外Po1966)
山田裕子(外Po1968)川上直久(外Po1971)吉田頼且(外Po1971)
名井良三(外Po1975)岸本憲明(外S1976)岸和田仁(外Po1976)
(在学生)
蓬田光世(国社2)岩本海成(国社2)

投稿者:須田 實  ポルトガル語 1966年卒業

 

米国最大都市で脈々と活動して30周年へ ニューヨーク支部

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米国最大の都市であるニューヨークで産声を上げて以来、2017年で30周年を迎えるニューヨーク支部。約40人の支部員が在籍し、原則として春と秋の年2回にニューヨーク中心部マンハッタンの飲食店で定例の支部会合を開催。ほかに会員の歓送迎会なども随時実施している。
支部員の勤務先は日本政府や国際連合、金融機関や製造業、報道機関、教育など多岐にわたる。在学時の思い出話に花を咲かせたり、近況を報告し合ったり、はたまた国際情勢への認識を共有したりして交友を深める様子は不変だが、景気動向や時代背景という波を受け、構成する駐在員が入れ替わりながら活動が脈々と続いている。
発足当初は、1985年9月に決まった日米欧5カ国によるドル高是正に向けた協調行動「プラザ合意」による円高不況の余韻が続いていた。それが打って変わってバブル期には、三菱地所がニューヨークの象徴である高層ビル群「ロックフェラーセンター」を買収するなど日本企業が合併・買収(M&A)を活発に繰り返した。そんな華やかな時代を謳歌した駐在員生活も長く続かず、バブルが崩壊すると企業は業績悪化に伴う経費削減の嵐が吹き荒れた。
中でも衝撃的だったのは、2001年9月11日に起きた米国同時多発テロだ。ニューヨーク支部長の杉田守支部長(E1999年卒、ニューヨーク市立大学クイーンズ校准教授)は「当時は大学院生でユニオンスクエア近くの自宅におり、消防車のサイレンが鳴り響き、焦げ臭いようなにおいが漂ってきたのを鮮明に覚えている」と大惨事の様子を振り返る。
2008年にはニューヨークの金融街「ウォール街」でリーマン・ショックが火を吹き、日本企業の業績も揺さぶって駐在員も翻弄された。近年は米国景気の緩やかな回復、円高ドル安傾向を追い風にした日本企業による米国企業の積極的なM&Aが目立つ。支部員の中には語学力と海外を理解できる感覚が買われて現地法人に派遣され、買収した企業の現地従業員との意思疎通を円滑化し、相互理解を深めるのに一役買う人たちも少なくない。
歳月が刻々と過ぎ、時代のうねりに直面しながらも不変なのが、会合への参加者が異口同音に「まるで旧知の友人と再会したようにすぐに溶け込めました」「堅苦しいイメージを持っていたが、実際行ってみるととても和やかですぐに打ち解けられ、まるで学生時代に戻ったようだった」などと感想を発するニューヨーク支部のアットホームな雰囲気だ。これが大きな売りとなっており、杉田支部長も「支部員はそれぞれの分野で大変な活躍をされている中、毎日のストレスも多いことと思いますが、支部会合が少しでも心に和みをもたらす存在となることを目指しております」と強調する。
そんな支部員同士の旧交を温め、相互理解を深める役割を果たす支部会合に加え、「もっと気軽に情報交換をしたい」との願いに応えて2016年に新設した会員制交流サイト(SNS)「フェイスブック」の「東京外国語大学 東京外語会NY支部」のページだ。登録(無料)すれば支部会合などの案内を電子メールで受け取ることができるほか、より小規模の集まりへの出席を呼びかけたり、より気軽な情報交換をしたりも可能になった。さらに、ニューヨーク支部を“卒業”した旧支部員も参加しているのを活用し、例えば東京都内で再会するという「東京外語会OB・OGによるニューヨーク支部OB・OG会」という一見ややこしい定義の会合も実現するようになった。
一方、活発な支部活動の中にも課題はある。一つは大半を占める駐在員が数年の任期ごとに入れ替わるため、支部の存在や会合を周知するための広報活動の強化だ。東京外語会の「会員だより」に加え、筆者が赴任した2013年以降に導入したのがニューヨークの無料日本語新聞での告知文掲載と、支部会合の様子を紹介する記事と写真を投稿するようにした。それらの記事を目にした卒業生が支部の存在を知り、参加して定着するという好循環も生まれている。

もう一つは、留学生をはじめとする若年層を積極的に迎え入れる取り組みだ。その一環として2014年秋に開かれた会合では東京外国語大学の金口恭久理事・事務局長(当時)ら教職員と大学院生を迎え、交流協定を結んでいるニューヨーク州立大学オルバニー校に留学している学生らも参加して盛大に開催された。
今後も支部員同士が工夫を凝らして活動を一層活発化させたいと考えており、そのためには支部会合などの集まりに参加者の皆様が加わってくださることが大きな原動力となる。ニューヨーク地区の在住者の方々はもちろん、北米に住んでいる皆様、さらに出張や旅行を通じてニューヨークを訪れる機会がある同窓生の方々にも気軽に参加していただきたい。
お問い合わせは幹事長の中川琢弥(Po1999年卒、三菱UFJ信託銀行)、メールアドレスgaigo.ny.gaigo@gmail.comまで。

投稿者:大塚圭一郎 フランス語1997年卒業、共同通信社編集局経済部次長、前ニューヨーク特派員

台湾支部同窓交流食事会を開催

台湾支部食事会

台湾支部は、約1年半ぶりに、10月8日(土)18:00~食事会を開催し、台湾人と日本人の卒業生計11人とご家族が一堂に会しました。
台北市SonnienHotelのレストランを貸し切りし、バイキングを満喫しながら、自己紹介や名刺交換、歓談などで交流を深めました。
今回は新たに鈴木綾乃さん(J2014 )が加わり、ご主人の金沢さんも同席しました。大前誠さん(C平成18)が台湾女性と結婚し、2歳の女の子も連れて参加しました。とても和気藹々で、楽しい食事会でした。

出席者は次の通りです。
楊 麗珮(J1982) 趙 順文(院GL1983) 王 士賢(J1984) 余 昭瑢(J1989)
呉 意雯(J1995) 王 孟芸(院C1997) 大前 誠(C2006) 馮寶珠(院GD2000)
鈴木綾乃(J2104) 謝億榮(J1999) 田島 則之(C1988)

投稿者:東京外語会台湾支部長 楊麗珮  日本語科1982年卒業

SS36+喜寿・傘寿の会

20161016SS36 喜寿・傘寿の会

昭和32年にスペイン科に入学、同36年卒を中心とした我々の会(SS36+)は、総勢約60名中、存命者は現在43名です。会の集まりは、不定期ですが、ここ数年は大体二年ごとに、何らかのタイトルをつけて集まっています。前回は、二年前に、浪人せずに入学した人が数え年で喜寿を迎えるのを機に、「喜寿の会」を開き、21名の出席者がありました。今年は浪人せずに入学した昭和14年の早生まれの人が満年齢で喜寿を迎え、又一年浪人して入学した人が数え年で傘寿を迎えるので、「喜寿・傘寿の会」と称して、10月4日に開催、24名が元気に参集、楽しく旧交を温めました。この集まりの為に、遠くはアトランタから乾さん、奈良から種岡さん、静岡から齋藤さんが出かけて来て呉れました。
ここ二年の間に残念ながら亡くなったのは鈴木茂さんのみで、存命者の半数以上が集まれたというのは、皆さん概ね健康に恵まれた幸せな人生を謳歌していると言えると思います。
「もうこんな歳だから、五年もすれば存命者が半減してもおかしくないね」という声が出ると、皆、他人事のように明るい顔をして、「そうだよね」とうなずいていました。
次の節目は、米寿となると大分先のことになり、その頃の自分の姿を想像することが出来ないので、今後は元気のうちに会っておこうと、毎年集まろうという声が上がりました。

投稿者 : 吉島重秋(世話役) スペイン語 1961年卒業

中国語学科同窓会

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77年入学者を中心とした中国語学科の同窓会が、国慶節の10月1日、東京・千代田区のホテルで開かれた。恩師の中から輿水優、高橋均、小林二男、辻康吾各先生が駆けつけてくださり、総勢18人が揃った。
それぞれが近況を発表する中、学生時代は中国語がからきしダメだったのに仕事を通して今や完璧と自慢する人、60歳の定年を間近に控え第二の人生について熱く語る人、帰国がかなわず中国から携帯電話で“参加”する人もいて大いに盛り上がった。また、高橋先生が論語に関する近著を紹介してミニ講義となるなど、有意義な時を過ごした。
幹事の坂東賢治さんが、会場のホテル近くに東京外語大発祥の地の碑があると紹介したことから、終了後に、皆で碑を見物するおまけもついた。

投稿者:秦野るり子様  中国語 1982年卒業

出版案内『学びのイノベーション―21世紀型学習の創発モデル』

表紙:学びのイノベーション

OECDの教育研究革新センター(CERI)の刊行物を翻訳して出版いたしました。
2016年9月22日出版の『学びのイノベーション―21世紀型学習の創発モデル』を紹介させてください。世界の急激な変化、技術の急速な進歩などをふまえて、これまでの教育とは異なる、21世紀型の教育を考える上で必読です。

【本の紹介】
21世紀の知識基盤型社会には、どのようなスキルやコンピテンシー、学習の質が求められるのか? 学習科学研究の知見や、OECD諸国におけるオルターナティブ・スクール等の先進的な事例から、イノベーティブで創造的な「新しい学び」を模索する。

【内容】 本書は、教室を真に効果的な学習環境にするべく、再デザインするために使用できる認知的・社会的プロセスに光を当て、学習科学から得られた重要な知見を要約し議論する。オルターナティブ・スクールからメキシコでの特徴的な事例研究まで、OECD加盟国における具体例を探究し、従来の型を打ち破り、学習科学研究から創発されてきた原則の実現を求めていく。本書はまた、学習を最適化することが推進目的となり、イノベーションが広範囲に及ぶ変化の触媒とも、起こるべき結果ともなる知識時代に、これらの洞察がどのように教育改革を呼び起こすかを模索していく。

明石書店HP: 学びのイノベーション-21世紀型学習の創発モデル

投稿者 :小熊(藤原) 利江 ドイツ語 1989年卒業