「あなた、ここにいてくれますか」フェスティバルに参加しませんか?

朝鮮科1998年卒業生の林原圭吾と申します。外語会の事務局のご厚意で、私が企画に関わる催しの宣伝をこちらでさせていただきます。

私を含めた、韓国に関わる有志で、排外主義に反対するアピールをすべく「あなた、ここにいてくれますか」フェスティバルを企画し、収益をARIC(反レイシズム情報センター)に寄付することにしました。9/2(土)、場所は在日本韓国YMCAの地下ホールと国際会議室です。趣旨説明や情報発信など、下記Facebookのアカウントで行っています。

https://www.facebook.com/kokofes0902/

企画をするきっかけになったのは去る6月、一橋大学の学園祭における百田尚樹講演会中止騒動でしたが、ちょうどヘイトスピーチなどに代表される昨今の世相に、そして、それに眉をしかめているだけの自分にモヤモヤを感じていたところでした。外語大の卒業生、在校生、もしくは未来の外大生の中には、同様のモヤモヤを感じている方が少なくないと思います。眉をしかめることが、今できるthe only thingではなく、the last thingになるよう、この声のもとに集いましょう。――あなた、ここにいてくれますか。「出て行け」などと言われる筋合いはないのだから。

2ステージを使って、ライブ、映画、トーク、クイズなど2プログラムが同時進行するフェス形式。硬軟織り交ぜたプログラムを通じて、共生のための知識や寛容の精神を養うのが狙いです。弊社で版権を取得した、故廬武鉉大統領のドキュメンタリー映画「ムヒョン~二都物語~」も本邦初公開。余談ですが当日上映される「もうひとつの約束」とあわせて両作品とも字幕は西ヶ原字幕社代表、林原が手がけました。音楽を担当したシンガーソングライターのチョ・ドンヒ氏も来場されます。アピールに共感して来るもよし、映画やライブやフード目当てに来るもよしの敷居の低い催しを目指しています。奮ってご来場あるいは情報拡散にご協力ください。

20170812-1

ちらしはこちら

投稿者:林原圭吾 朝鮮語科 1998年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

イタリア会フェスタ2017-第13回総会(報告)

イタリア会写真3 2017.7.30 (2)

2017年7月30日、猛暑にも拘わらず29名が参加し、イタリア会フェスタ2017-第13回総会が開催された。会場は高田馬場駅前FIビル8階の屋上庭園を臨む小さいが洒落たイベントホール。

スタートが少し遅れて11:45分からの総会では、中川十郎氏(1959/昭34卆)がご挨拶、続いて鈴木征市(1964/昭39卆)から幹事代表として簡単な報告とこれからの抱負が語られた。中川十郎氏の、「イタリアは先のミラノ万博以来日本では関心が高まっている。中国が主導する壮大な世界戦略『一帯一路』構想は陸と海のシルクロード構築を目指しており、海のシルクロードのヨーロッパ側の港はイタリアのジェノバとなっている。」は印象的であった。幹事代表の鈴木征市からは、2019年の「イタリア語120周年記念」に向け、イタリア会のさらなる発展と充実を図りたいとの抱負が、2014年から2017年現在までの推移をスライドで見せながら語られた。司会者 : 島田ひとみさん(I1984)。

12:15頃から横田さやか氏(MP2007)が「イタリア未来派—見る・聴く・嗅ぐ・味わう・触れるの五感の前衛芸術」と題して講演された。20世紀初め、マリネッティによる未来派創立宣言以来、様々な領域で花開いた未来派芸術の作品や活動がスライドを使ってビジュアル且つ 親しみやすく解説された。講演後の質問者は数名も数え参加者の興味と関心の深さが感じられた。

講演が終わるとあっと言うまに(15分)会場が模様替えされ、13:45頃から懇親会が始まった。司会者: 椚山典子さん(I1989)。今回も先ず西村暢夫オーナーからリストランテ文流高田馬場店提供の懇親会メニュー(Antipasto、Prosciutto e melone、Panzanella、Primo piatto、Lasagna al pesto、Pici all’aglione、Secondp piatto )について、全員に配られたメニューのプリントを基にご自身の体験も含めて詳しく講釈された。懇親会でもてなされたイタリア料理について、先ず学んでから賞味するイタリア会ならではのインテリジェントな慣例である。講演会もそうだが、懇親会には東京外国語大学イタリア語学科同窓生ではないが、イタリアに関心があるTouring Club Italiano会員や中川十郎氏が理事長を務める日本インテリジェンス協会の方々も参加した。同窓会の枠を越えてグローバル化を目指す新生イタリア会の方針に則った結果である。しかし、母校のイタリア語研究室の教授と在学生が1人も参加しなかったことは今後の課題として残った。恒例の3分間スピーチでは、幹事の独断と偏見にも拘わらず、指名されると皆さま快くマイクを握りお話していただき、ありがとうございます。お陰で懇親会は大変盛り上がりました。16:00ごろ閉会。小人数ながら賑やかな同窓会でした。

イタリア会写真2 2017.7.30 (2)

投稿者: 鈴木征市  イタリア語 1964年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

詩集『わが涙滂々 原発にふるさとを追われて』の英訳刊行

20170728

福島第一原発事故から6年余り経ちました。この事故を人類の教訓として世界の人々やこれから生きていく次の世代に伝えるために、私は一つの詩集を英訳しました。原発事故でふるさとを追われた小島力さんは、福島県葛尾村で長年 郵便局員として働きながら、原発反対運動、労働運動に取り組みながら詩を書き続けていました。原発事故でふるさとに住めなくなり、彼の無念さを詩集に纏めています。この英訳版で海外の読者にも彼の詩を薦めたいと思います。
英訳版は原文の日本語も併録してあり、対訳の形式で表記されています。

詩集 『わが涙滂々(抄) 原発にふるさとを追われて』英訳版
小島力 著     野田説子 英訳
西田書店 発行 Tel  03-3261-4509
Fax  03-3262-4643
定価 1,400円+税
ISBN978-4-88866-612-1
A Selection of Poetical Works:
MY TEARS FLOW ENDLESSLY
Forced Out of HOUSE and Home by the Fukushima Nuclear Power Accident
Kojima Chikara, Noda Setsuko
Nishida-syoten
http://www.nishida-shoten.co.jp

投稿者: 野田(橋本)説子  ロシア語 1973年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

『難民のための教材活用セミナー』開催のご案内

2017-07-14_133616

このたび、私が所属している国連UNHCR協会初の試みとして「難民についての教材活用セミナー」を、7/29(土) 東京、8/6 (日)札幌、8/19 (土)名古屋、8/20 (日)大阪、8/27(日) 福岡で、開催することになりました。

国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関であるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の活動を支える日本の公式支援窓口です。

おもに小・中・高校の教員の方々や教職を志す学生の方々を対象に、総合的な学習の時間や人権教育、キャリア教育における活用、グローバル人材の育成やアクティブラーニングへの貢献を目的として、難民問題やUNHCRについての基礎知識に加え、当協会が開発したワークショップ『いのちの持ち物けんさ』と『あるものないものワークショップ』の実践方法の伝達を行います。また、ワークショップ実施をサポートしている学生団体SOARのメンバーも参加し、先生方との連携を強化していきます。

詳細は、下記サイトをご参照ください。
http://www.japanforunhcr.org/archives/9245/
※プレスリリースおよびチラシのダウンロードができます。

※参加無料
※各回定員30名・定員に達し次第締切となります。

東京では、学生団体SOARが、ワークショップ『いのちの持ち物けんさ』と『あるものないものワークショップ』を小・中・高校や大学への出張授業として展開し、すべての関係者にとって有益な活動となっています。
http://soar4refugees.wixsite.com/soar

『いのちの持ち物けんさ』を体験したある大学生は「これからのキャリアを考えなくてはならない自分にとって、自分自身を見つめなおす機会になった」と感想を伝えてくれました。

教員志望の大学生でなくても、SOARの活動に関心がある大学生ならご参加いただきたいです。

皆さまのご参加をお待ちしております。

投稿者: 中村 恵  フランス語 1983年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

満10歳になった外大9条の会、記念講演は西谷修さんで

20170703_9条の会 西谷氏

東京外語大・九条の会は誕生して満10年を迎えました。2007年2月1日発行の『東京外語会会報』第109号の巻頭言に西村暢夫さん(外I1956)が「平和憲法を世界に輝かそう」という一文を寄せましたが、この呼びかけがきっかけで本会が誕生しました。誕生当座は2~3年もすればこのような会の存在意義はなくなるだろうとも考えておりましたが、これが全く根拠のない楽観そのものであったことは現状を見れば火を見るより明らかです。本会の活動は年に3・4回の会報発行、そして年2回の講演会を中心に展開されておりますが、年次総会を府中キャンパスで行うようになったのは2010年からです。

本年の総会は6月3日午後1時から、昨年と同じ研究講義棟115大教室で行われました。涌井さん(外C1971)から昨年度の活動経過ならびに収支報告がなされ、続いて今年度の活動計画・予算案が提示され、いずれも拍手で承認されました。そして小休止を挟んで午後2時から本学名誉教授で現在は立教大学大学院特任教授を務められている西谷修さんに「トランプ時代の日米関係」という演題で講演していただきました。時として聴衆を笑わせながら深刻なテーマについて適格な解説をしていただきましたが、本題についての要約は以下のようになります。

トランプは地球温暖化防止を目指すパリ協定からの離脱表明に際して「パリ協定は米国の雇用を減らし、経済成長を鈍らせる。中国、インドは石油をどんどん使っていいとして不公平だ」と述べている。しかし、これは「オルタナ・ファクト」だ。パリ協定は産業化の過程という歴史的経緯に立脚し妥協点を考慮して成立したものだ。誰かが得をすれば、誰かが損をする。アメリカをはじめとする先進国は自然から天然資源を略奪し、商品に作り変えて販売し、金儲けをした。これが文明のプロセスであり、産業化のプロセスだ。これまで一番略奪してきたのはアメリカだ。いずれにしてもその結果自然が反乱し、人間が安心して地球に住めなくなったという反省に基づいてパリ協定が成立した。
第二次世界大戦後「アウシュビッツはなかった」とか「アフリカの植民地はフランスによって豊かになった」といった「歴史修正主義」が一部で公然と唱えられたが、日本でも最近こうした傾向が顕著になっている。いわく「戦中はよかった」「日本の戦争は悪くなかった」と。国家機関だった時代を取り戻そうとする神社本庁と日本会議は「戦後レジームからの脱却」を目指す安倍首相を応援している。
こうしてトランプ政権も安倍政権も権力の私物化を進め、社会的・歴史的規範などを「オルタナ・ファクト」で潰しているところに共通点を見出すことができよう。

参加者からは「今とても大変な時でどうしたらよいのか分からない状況だけれど、話を聞いているうちに問題点が整理されてきた」といった内容の感想が多数寄せられました。西谷さんには午後5時からの「ホールダイニング」と呼ばれる円形食堂での懇親会にも出席していただきました。懇親会は午後7時ころ散会しましたが、昨年とは異なり、出席者はそれぞれまっすぐ帰路に就いたようです。

昨今の目を覆いたくなるような現与党の劣化、西谷さんに言わせれば「改憲派なり保守派なりの政策が受け入れられ、多数を占めてその意見が通るならまだいい。だが、今の日本はそうではない。統治機構が腐った連中、その仲間内によって握られてしまっている」状況下での日本国憲法改変の企み、この流れを阻止されんと思われる方は下記までご連絡下さい。

連絡先: (Eメール)  tufs_peace9@yahoo.co.jp

投稿者: 鈴木 俊明  スペイン語 1972年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで
(会員よりご感想をいただきました。)

東京外語会ニューデリー支部<デリー外語会からの便り>

ニューデリー支部2017春

日時:2017年6月17日(土)午後7時より
場所:Swagath Gurgaon店(インド料理)
住所:SCO 16-17, Main Market, Sector 29, Gurgaon
電話:0124-476-0600 / 0124-476-0601
HP:https://www.zomato.com/ncr/swagath-sector-29-gurgaon

2017年6月17日(土)午後7時より、インドの首都(ニューデリー)近郊に在住する東京外国語大学卒業生の会(デリー外語会)が開催されました。連日猛暑の続くデリー地域ではありますが、当日はお忙しい中6名の外語大卒業生にお集まりいただくことができました。今回の会場は、首都ニューデリーの隣に位置する近代都市ハリヤナ州・グルガオンにある老舗インド料理レストラン「Swagath 」での開催となりました。参加者は洗練されたインドレストランでインドビールやインドワインを飲みかわし、美味しいインド料理に舌鼓を打ちつつ、歓談・談笑をすることができました。

今回の参加者は、写真向かって左より、新日鉄住金エンジニアリング・インディア勤務の山田さん(2003年独語科卒:幹事)、インドヤクルト勤務の中嶋(2000年スペイン語科卒)、インドヤクルト勤務の三次さん(2001年ラオス語科卒:副支部長)、第一三共インドの内田さん(1997年ヒンディー語科卒:支部長)、西遊インディア勤務の橋本さん(2010年ウルドゥー語科卒)、山洋電気インド勤務の玉川さん(2003年ウルドゥー語科卒)以上6名です。

今回は、帰省や出張で参加できない方もいて、6名とこぢんまりとした会になりましたが、既に外語会を通じて気心の知れた仲間での楽しい宴となりました。一方で、デリー外語会を立ち上げ、継続されてきた内田さん、三次さんがご帰国されるということで送別会を兼ねての開催となりました。

話題となったのは、7月1日より全インドで導入が予定されている(物品・サービス税)の各社での対応について、プライベートな旅行や結婚生活、婚活についてなど、途切れることなく話題が持ち上がり、会は日付が変わるころまで盛り上がりました。
また、会の終盤には、帰国される内田さん、三次さんからご挨拶を頂き、お二人から2-3年ではなくもっと長いスパンでインドに根差して頑張って欲しい、と激励のお言葉をいただきました。そして、日本と言わず、世界のどこかでの再会をみんなで約束しました。

本年7月1日より正式に引き継ぐことになりますが、今後は支部長を山田さんが、副支部長を中嶋が担当いたします。

次回以降も、デリー外語会のネットワークの基盤づくり・更なる会の活性化・継続した定期会合(大阪外国語大学との共同会合を含む)の開催等々、推進して参いりたいと存じます。引き続き皆様方のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。

最後に、この場をお借りして、内田さん、三次さんのこれまでのご活躍、お取り纏めに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

投稿者: 中嶋 浩太郎 スペイン語 2000年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

軽井沢スキーバス転落事故における 署名活動ご協力の御願い

東京外語会会員の皆様へ

2017年7月1日
佐藤 拓  ウルドゥー語 1993年卒

2015年1月15日未明軽井沢で発生したスキーバス転落事故は、大学生13名が命を落とすという大参事になったことから皆さんもご存知のことかと思います。当時19歳、スペイン語科1年の西堀響さんがそのバスに乗車されており、不幸にも13名の中の一人となりました。

入学時のアルバムには笑顔で「外交官になる」とプラカードを掲げスペイン語や外交を勉強されていたこと、Phantoms(アメフト部)に所属しアメリカンフットボールに打ち込み、これからの楽しい大学生活、将来の夢を見られていました。希望に満ちていた大学生活を全うできなかったこと、彼の将来を奪われたことを思うと残念でなりません。

私は、仕事上、響さんのお父様と親交があったこともあり、昨年3月19日に外語大の円形食堂で執り行われた「思い出を語る会」の司会を務めさせて頂き、その後もお父様から、事故の原因解明、責任追及、国の制度の見直しなどに取り組まれていることをお聞きしていました。

響さんのお父様によると、今般、警察の捜査が終了し、去る6月27日バス会社の幹部並びに元幹部が業務上過失致死傷罪の疑いで長野地方検察庁に送致されました。管理者が起訴されたケースは非常に少なく、起訴の上、厳罰を求めるハードルは高いようです。事故を起こした当事者は亡くなったドライバーではありますが、大型バスに不慣れな運転手を研修もせずに運転させたこと、決められたルートを会社の許可も取らずに変更したことなど、事故に繋がる法令違反を100以上犯し、管理者としての責任を果たしていないバス会社の幹部並びに元幹部の責任は極めて重く、応分の処罰を受けるべきではないでしょうか。

そのような状況を受け、響さんのお父様をはじめ、ご遺族の方々は「起訴の上、厳罰を求める」署名活動をされることになりました。外語会会員の皆様の中で、響さま並びにご両親の無念、またバス会社に警鐘を与えこのような事故が再び起こらないようにしたいという趣旨に賛同いただける方は、是非署名にご協力頂きたいと考えております。加えて、できるだけ多くの署名を集めたく、可能であれば、ご家族、ご友人にもお声をかけて頂ければ大変ありがたく思います。皆さまから頂いた署名は響さんのご両親並びに弁護団(ながの法律事務所)が個人情報を厳重に管理し、時期を見て長野地方検察庁に手渡しするとのことです。

ご賛同をいただき署名にご協力いただく方におかれましては、下記URLから「署名用紙フォーム」をダウンロードして頂き、お名前、ご住所を記載の上、①スキャンした電子データ、あるいは、②署名済みの署名用紙をカメラで撮影した写真データ、いずれかを添付した電子メールを以下メールアドレスまで送信頂ければ幸甚です。(締め切りは特段設けておりませんが、まずは8月5日(土)までに頂ければ幸いです)。

最後になりますが、先般の東名高速で起こったバスと乗用車の衝突事故は、軽井沢事故の教訓を踏まえ、バス会社が3点シートベルトのついた最新機のバスを使っていたことで乗客に死者はでませんでした。軽井沢事故の教訓が生かされたものと感じています。

それでは外語会会員の皆様のご支援、ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

※署名用紙ダウンロードURL
http://www.chibadaiichi.jp/html/menu1/2017/20170627132813_10.pdf
・URLは、西堀様の担当弁護士の所属する千葉第1法律事務所のHPとなっています。
・また、署名用紙に記載している「ながの法律事務所」はご遺族全体の弁護団の主管をされている弁護士事務所です。

※署名返信アドレス
shomei0115@gmail.com  西堀様の設定された署名受信用の専用アドレスです。

響さんお父上からの署名依頼

1

投稿者 :佐藤 拓  ウルドゥー語 1993年卒業

東京外国語大学ファントムズ会(アメフト部OBOG会) 副会長
本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

ルジタニア会主催「第11回Po語新入生歓迎・在学生との懇親の集い」の開催

ルジタニア会20170622

昨年、ポルトガル語科創設100年、本会発足10年の節目を経る中、当会は新たなスタートを切りました。
去る6月15日(木)母校キャンパスで恒例の集いが卒業生14名の参加のもと開催されました。開催に当たっては母校のご協力を賜り、岩崎稔副学長並びに武田千香副学長には本催しにご臨席を頂きました。
第一部の「講演会」は、17:40より大学会館大集会室で行われました。
開演冒頭の主催者挨拶で、大島勇次郎世話人代表(外1962卒)より、入学祝辞とともに、今後のキャンパス生活が充実したものとなるよう期待とアドバイスなどが伝えられました。
次いで、1986年Po語科卒業生の齋藤真幸氏が「ブラジルとサンバに魅せられて」の演題でライブ演奏を織り込みながら講演されました。入学の動機や実社会での来歴を中心に淡々と語られましたが、卒業後必ずしもブラジルと直結しない職場に身を置きながらも、在学中でのインターン研修以降、終始抱かれていた、ブラジルへの強い思い入れが滲みでた語らいに一同耳を傍立てて聞き入りました。体験をもとに語学習得の重要性も説かれてましたが、在学生には改めて気を引き締め直したことと思います。
第二部の「懇親会」は会場を特別食堂へ移し、19:00より参加最年長の飯田治氏(外1961卒)による乾杯のご発声で開宴しました。
ブラジルからの留学生も含め、30余名の学生と和やかに懇談しながら交流を深めました。
また、席上、本年外語祭の語劇につき担当学生から紹介があり、引き続きの支援につき希望が寄せられました。
定刻20:30 集合写真に納まってお開きとなりました。

投稿者: 須田實 ポルトガル語 1966年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

望露会トレッキング部・創部12周年で100回記念

20170612

外語大ロシア科S42年卒の同窓会は「忘露会」で始まり、後に素直に「望露会」と改名した。還暦を迎えて体力維持のため「山歩き」を提案。3人以上参加したら「例会」成立と決めたらこの12年間でいよいよ100回目に達したよ。関東・東北方面は東十条の田尻君、静岡・山梨・長野方面は御殿場の尾上がほぼ交替で企画提案してきたのも長続きの秘訣かな。

(1)この5月は4人が山梨県の身延駅に集合し、日蓮宗ゆかりの「身延山」1153mに登った。まず到着した巨大な山門は京都と並ぶ日本三大総門の一つだそうで、見上げるような実に堂々たる風格で圧倒された。
樹齢400年という名物のしだれ桜は終わっていたけれど、数百段の階段の上に位置する「久遠寺」の「本堂」や真っ赤な「五重塔」も実に見事な建築でどっしりしている。以前に「高野山」や「比叡山」で見た伽藍群と比肩できるみごとさだ。
ここから修験道らしい登山が始まる。先頃「四国八十八カ所巡り」を満願達成した横浜の青山君には嬉しい信仰の山だ。真っ白なシャガの花が路傍を飾る急峻な山道を登ること3時間。ニリンソウやカタバミの白い花にも励まされながらゆっくりと、日蓮上人の眠る「奥の院」にやっと到着。眼下に「富士川」の大河が・・・。

(2)身延登山コースの中程、昼食の頃合いに「丈六堂」という名の小さな僧坊が現れて中の女性にごあいさつしたら千葉の流山市から参加した小沼君と同郷だという。この縁側をお借りして弁当を食べながらこの尼さんの波乱の人生経験を聞いていた。世界一周もNYでの長い暮らしもパイロットになった息子のおかげで、今こうして山の静寂に包まれている余生がとても幸せ、と笑顔で語る。
予期せぬ出会いもあって記念の登山が成功し、これで古希の修行も十分だとして下山はあっさりロープウエーに切り替えた。関東随一という700mの標高差をずり落ちるように下っていく先にはあの立派な本堂と赤い五重の塔。さあ、今夜の宿「佐野川温泉」を目指そう。山間の秘湯の宿で100回記念の祝宴が待っているぞ。

投稿者: 尾上 敏起  ロシア語 1967年卒業
本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

ゲルマニア会懇話会 -田辺とおる氏懇話『おじさん学生、オペラを「読みに」来ました』を聴いて-

170513_1827

去る5月開催のゲルマニア会世話人会での懇話で、以前外語会会報(135号)でも紹介された、現在本学大学院博士過程に進学中の田辺とおる氏の懇話を聴いた当会会員沢村智恵子さん(D1982)から感想文が寄せられました。

ドイツ・オーストリアに留学生及び劇場歌手として20年滞在、現在国立音大ほかで教鞭をとっておられる田辺氏の愉快で興味のある体験を、生き生きと纏めて下さいましたのでここに添付させて頂きます。

なお、沢村さんは外語会プラザに勤務しておられます。

ゲルマニア会田辺氏講和感想文

投稿者: 能登 崇 ドイツ語 1966年卒業   ゲルマニア会世話人幹事

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

 

本の紹介 『エフゲニー・キーシン自伝』

Kissin_170319

 このたび、ようやくロシア語からの訳書を上梓する機会に恵まれました。英語版がもうすぐ刊行予定ですが、ロシア語版はいまだ確認できません。現時点では初にして唯一のキーシン氏自伝かもしれません。

『エフゲニー・キーシン自伝』
エフゲニー・キーシン著、森村里美訳
ヤマハミュージックメディア刊
2017年3月19日発売
本体2,500円+税(定価2,700円)
ISBN 978-4-636-93071-9
http://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB01093071

世界的な天才ピアニスト、若き巨匠へとみずからを高め続けてきたキーシン氏。1971年にモスクワで生まれ、6歳で入学したグネーシン音楽学校で師事したアンナ・カントール先生が、生涯の恩師となり家族となりました。
高名無名の忘れ得ぬ人々との出会いと別れ。音楽だけではなく、文学、政治、民族問題など硬軟合わせ、めぐる想いが綴られます。ユダヤ人への心ない言葉に涙ぐむキーシン少年。ドイツの街角楽隊による熱演を前に、公演での自分の不完全燃焼に恥じ入り決意をあらたにする青年キーシン。スパイ小説もどきの謎を秘めた、遠縁にあたるキーシン卿。カラヤンにスヴェトラーノフにマルタ・アルゲリッチ。驚くほど率直な語り口で、音楽と人生への愛情と詠嘆と感謝が紡がれてゆきます。
ロシア、イギリス、イスラエルの3つの国籍を持つに至った経緯も、カントール先生の無二のすばらしさも、期待にたがわず丁寧に書きこまれます。校正も大詰めとなった春先、結婚予定のお知らせが入り、数行の追加原稿をいただいたことも忘れられません。
ピアノと楽譜の質感を漂わせる装丁にぜひ触れてみてください。アラムナイ文庫でもご覧いただけます。

インターネット上の調査だけではなく、紙の辞書も大いに引き、無限の教えをいただきました。編者に連なるのは在学中にお世話になりました飯田先生、新田先生、染谷先生。「翻訳するときはすべての単語を辞書で確かめる」との原先生の講読授業中のお言葉も幾度となくよみがえりました。格変化ドリルが恐ろしかった中澤先生がまとめあげられた2015年刊の辞典からも新たな視点をいただきました。
往事の自分はなんと不勉強であったことか、そしてなんと恵まれた環境だったにもかかわらず、直接教えを賜る機会をみずから逃していたか。黒すぐりの実を含んだような懐かしい苦さが胸の深いところに静かに広がるのです。

2017年6月3日

投稿者: 森村里美 ロシア語 1986年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

「戸嶋靖昌の見たスペイン」展 España en la Mirada de Toshima Yasumasa

スペインに渡り約三十年間、その風土と人びとを見つめ描き続けた魂の画家・戸嶋靖昌。グラナダ・アルバイシンの旧市街で制作した、魅力的な風景や人びとの肖像を中心に、戸嶋の憧憬と愛情の眼差しを感じるフィルム写真も合わせて展示いたします。また、本展を記念して、スペインを代表するヴァイオリニスト、リナ・トゥール・ボネのコンサートが、駐日スペイン大使館内オーディトリアムにて開催されます(5月19日(金)予定)。

◆展覧会の詳細につきましては、執行草舟公式Webサイトよりご確認下さい。

執行草舟公式Webサイト
http://www.shigyo-sosyu.jp/index.html

■展覧会
5月12日(金)~6月10日(土)
月~土曜11:00~18:00、日曜・祝日閉館
入場無料、予約不要

■オープニング
5月10日(水)17:00~(16:00開場、展覧会鑑賞可。)
※要予約
オープニングに参加ご希望の方は、以下サイトよりお申込みください。(4/27より受付開始。)
セルバンテス文化センター東京Webサイト http://tokio.cervantes.es/jp/default.shtm

主催:セルバンテス文化センター東京
協力:駐日スペイン大使館
戸嶋靖昌記念館

◆コンサートの詳細につきましては、駐日スペイン大使館のHPもしくはFacebookよりご確認下さい。

駐日スペイン大使館HP
http://www.exteriores.gob.es/Embajadas/TOKIO/ja/Paginas/inicio.aspx

駐日スペイン大使館Facebook
https://www.facebook.com/embespanajapon?fref=ts

投稿者:戸嶋靖昌記念館 学芸員 石川 湧 スペイン語2015年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

65歳からでも本をだしてみようかい推奨図書『おもしろ日ロ関係散歩道』

-北方領土返還交渉に頑張る首相にも読んで欲しい「現場ロシア論」-

■本の概要
著者:菅野哲夫
発行:東京図書出版
発売:2017年3月24日
定価:本体1,500円+税
判型:四六判 226頁
購入:書店・アマゾン
(直接の場合のMail先:sugano_tetsuo@mac.com)
ISBN978-4-86641-045-6

■本の帯文で強調したこと
もう少しロシアを知ろう!
* 日本凌駕の可能性を秘めた潜在力豊かな国
* 神秘的で、強いボス、コネ、集団性気質の国
* 掛け声だけでビジネスは動けない国
* 一強手法の領土問題解決は両国民の為ならず

ロシアは近くて遠い国。何でもあるが、何が起るか分からない国。そのロシアと難問(平和条約・北方領土問題)解決に向け、昨年来安倍首相が一生懸命だ。だが、マクロの知識はあっても、ミクロやソフトの現場感に問題おおありだ。こうした日ロ間のギャップを埋めたい。これがこの本を書くに至った動機だ。

attach-20170330

■本の「はじめに」で書いたこと

いまなぜロシアか?

ロシアは近くて遠い国。何でもあるが、何が起るか分からない国。そのロシアと難問(平和条約・北方領土問題)解決に向け、昨年来安倍首相が一生懸命だ。平成28年9月2日~3日ウラジオストックで開催された東方経済フォーラム2016で、安倍首相はプーチン大統領に次のように呼びかけた。

1. ウラジオストクをユーラシアと太平洋を結ぶゲートウェイにしましよう。
2. ロシア産業の多様化を進めて生産性を上げ、ロシア極東地域を、アジア太平洋に向けた輸出の拠点にしましょう。
3. あらゆる困難を乗り越え、日本とロシアがその可能性を大きく開花させる世界を、次の世代の若い人たちに残していこうではありませんか。
4. 無限の可能性を秘めた二国間関係を未来に向けて切り開くために、私はウラジーミルと共に、力の限り、日本とロシアの関係を前進させる覚悟です。

懸案の問題解決を念頭においたスピーチ。これを聞いたプーチン大統領の評価は「シンゾーは演説が上手だ」。この評価には「口先上手」の裏の意味もある。ロシアの知識、体験、現場感覚などの欠如。マクロやハードの知識は十分でも、ミクロやソフトの理解はどうか。

筆者の母校山梨県韮崎高校の校訓は「百折不撓」。安倍首相の対ロ政策はそれを地でいくようで頼もしい。しかし現場感覚なき「百折不撓」は問題複雑化の因ともなる。実は、ノーベル賞大村智博士も同窓である。筆者は昭和38年3月卒業時「知事表彰(賞状と時計)」を受け、大学でロシア語を学び、東京銀行・在モスクワ日本大使館、みちのく銀行・欧州復興開発銀行で、ロシアと付き合い共に歩んできたビジネスマンである。

本書は、筆者が40年以上ロシアビジネスに従事し、ロシアに生活し、ロシアの国や人々とおつき合いやビジネスを行い、それら現場で見聞きした実際の体験・知見を集大成したものであり、筆者の人生そのものを凝縮した1冊でもある。

安倍首相が北方領土問題の解決を目指し、問題の解決に奮闘すること自体まことに喜ばしい。しかしあまりにも「現場感のない対応ぶり」に筆者は困惑し、落胆。こうした当然ともいえる認識ギャップを埋めたい。『現場感のうえに立ったロシア書』を書いてみよう。これがこの本を書く動機になった。

まず、ロシアの自然・国土・人口・寿命・主要経済指標を日本と比較し、ロシアの強みや弱みを探る。ついで、ロシア人の源流と国家の成り立ちから現在のロシア連邦誕生に至るロシア史を概観し、転じて日本との関係、とくに漂流民のロシア人との出会いの史実を訪ねる。加えて1998年ロシア金融危機直後に実現した邦銀初のロシア現地法人設立物語など、日ロビジネスの現場を語る。最後に「ゴルバチョフ登場から現在に至るロシアの主要出来事を概観し、そのハイライトとして、今次の日ロ間の「北方領土問題交渉」のポイントにつき、現場的視点に立った解説を試みるという構成・章立てである。

この本が、ロシアに興味を持ち、ロシアを知りたい,ロシアとビジネスをしたいと思っている研究者、ビジネスマン、学生、ロシアを少しでも知りたいと思っているひとたちに、『現場ロシア論』をお届けするという目的が若干なりとも果せたら、望外の幸せである。

投稿者: 菅野哲夫 ロシア語 1967年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

「東京外語会有志による海外支部歴訪の旅」 第 17 回ヤンゴン支部訪問に参加して(ミャンマー・ヤンゴン訪問記)

attach-20170313

今回は、17回目の海外支部訪問となり、2017年2月6日~2月11日(OP 2月12日)の日程で、総勢16名がミャンマーのヤンゴンを初めとしてバゴー、バガン、マンダレー、オプションとしてチャイティーヨを訪れました。ヤンゴンには、東京外国語大学のグローバルジャパンオフィス(GJO)第1号がヤンゴン大学に設置され、それに伴い2016年6月に外語会ヤンゴン支部が海外53番目の支部として新設されたので、これを記念して、新支部の皆さんと交歓交流を図るとともに、敬虔な仏教国であるミャンマーの歴史に触れようとするものです。

ヤンゴンでは、2月7日(火)にヤンゴン支部と交歓会を行いました。ヤンゴン支部から9名、特別参加2名、それに留学生が11名も参加し、合計38名の盛大な会となりました。

現地からは、支部長の島岡みぐささん(ビルマ語1993)、副支部長の土屋宏樹さん(ドイツ語1991)のほか、幹事の水口知香さん(ビルマ語1997)、GJOの今井巳知子先生(大阪外大ビルマ語、咲耶会)など22名が参加されました。また、シドニーから、シドニー外語会会長の高橋ゆりさん(MPビルマ語1990)が特別参加され、ミャンマーの歌を熱唱して下さいました。若い留学生たちは、日本からの大先輩たちの話を聞き、大変参考になったと言っていました。

我々、訪問団は、ヤンゴンのほか、ヤンゴンの北東にあるバゴー、バガン(ニャンウー)、さらに古都マンダレーを訪れ、オプションで4名がゴールデンロックで有名なチャイティーヨを訪れました。ヤンゴン市内では、日本人墓地で献花の後、市内最大のマーケットや「聖なる黄金の塔」と呼ばれるシュエダゴンパゴダを見学しました。

敬虔な仏教国ミャンマーのパゴダ群の魅力と外語会ヤンゴン支部との交歓会の模様の詳細は、以下でご覧いただけます。

ミャンマー・ヤンゴン旅行記1
2月6日(月)~2月7日(火)バゴー、支部との交歓会

ミャンマー・ヤンゴン旅行記2
2月8日(水)~2月9日(木) バガン、マンダレー

ミャンマー・ヤンゴン旅行記3
2月10日(金)~2月11日(土)ヤンゴン市内、チャイティーヨ

リンク~富山絢子さんのブログへ
ユーザー:tomiyama
パスワード:ayako

投稿者:林 義之 フランス語 1964中退

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

ポルトガル語科同窓会ルジタニア会2016年度総会・懇親会の開催

attach-20170306-2

去る2月25日(土)ルジタニア会(代表 大島勇次郎氏―外Po1962)第10回総会・懇親会が昨年同様、新橋亭新館で11:30より一般会員3名を含め29名出席のもと開催されました。
総会では議案の報告事項として担当役員から2016年度事業と会計報告並びに監査報告がなされ、また、付議事項として2017年度事業計画と役員人事の他、母校の建学150周年募金への取り組みにつき提案がなされ、原案通り承認されました。
総会後での懇親会では一般会員も含め数名のショートスピーチを挟みながら、懇談して旧交を温めました。定刻の14:30 集合写真に納まって閉会となりました。

―――参加者芳名―――
(登録会員)26名
森健祐(外Po1958)橋本文雄(外Po1959)飯田治(外Po1961)大島勇次郎(外Po1962)小島伸生(外Po1962)篠崎恒男(外Po1962)宮崎善嗣(外Po1962)安藤雍男(外Po1963)大沢教男(外Po1963)西山龍実(外Po1963)畑宏幸(外Po1963)高岡淳二(外Po1964)菅井啓祐(外Po1965)小高孝一(外Po1965)金七紀夫(外Po1966)大林丈史(外Po1966)遠藤紘樹(外Po1966)柏谷博起(外Po1966)須田實(外Po1966)山田裕子(外Po1968)川上直久(外Po1971)吉田頼且(外Po1971)小林宋光(外Po1973)岸本憲明(外S1976)岸和田仁(外Po1976)関野徹(外Po1982)
(一般会員)3名
鈴木孝憲(外Po1961)黒川賢司(外Po1984)黒川冨美子(外Po1984)

投稿者:須田實 ポルトガル語 1966年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

本の紹介:『愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界』訳書

attach-20170306

おかげさまでこのたび拙訳書が刊行されましたので、ご案内申し上げます。
ご高覧くださいましたら幸甚です。

『愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界』
サイ・モンゴメリー著、小林由香利訳
亜紀書房刊
2017年2月17日発売
定価 2,200円+税
ISBN978-4-7505-1503-8 C0045

http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=808&st=4

【内容紹介】

心臓は三つ、退屈が大嫌い、生涯で一度だけ恋をする。
私はタコ。あなたは誰?

タコほど人間とかけ離れた動物はそうそういない――タコについて専門的な知識もほとんどなかった著者は、ある日ボストンの水族館で1匹のタコと出会う。アテナ、オクタヴィア、カーリー、カルマ……個性豊かなタコたちと、八本の腕と吸盤を通して交流を重ねるうち、著者は他者なるものが持つ「もうひとつの知性」の可能性を感じ始める。
愛すべきタコたちと彼らを取り巻く人々との思い出を綴った、2015年全米図書賞・ノンフィクション部門最終候補作。

【訳者より】
タコにすっかり魅了された著者の案内で、魅力的な生き物たちに出会い、水族館の舞台裏やダイビングの世界ものぞくことができる一冊です。装幀デザインを五十嵐哲夫さん、カバーイラストを漫画家の望月ミネタロウさんが手がけてくださっています。書店などで見かけたら、お手に取ってみてください。タコのイメージが変わるかも。どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿者 :小林由香利 英米語 1989年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

お菓子教室を始めます

5年前から自由が丘の加藤千恵洋菓子教室に通っています。この三月に卒業となり、免状をもらえることになっています。山梨県韮崎市に住んでいるのですが、韮崎駅から5分と立地条件がいいので、思い切って教室を始めることにしました。会員の方で、韮崎市周辺にお住まいの方、詳細を送りますので、いらしてください。

電話番号 0551-22-0121
メールアドレス anneof@xj9.so-net.ne.jp
投稿者:望月 磨理 インドネシア語1976年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

東京外語新潟会2017

attach-20170223-2

外語大に入ってよかったと思うことを三つあげると、故岩崎力先生の薫陶を受けたこと、故中川努氏のフランス語でのアジ演説が聞けたこと、そして新潟に外語会があることです。
去る2月11日、新潟駅近くにある「居酒屋甲子園2016」で全国一位に輝いた「一家」で、毎年恒例の総会と懇親会が行われました。小雪舞う夕暮れ時、首都圏や静岡からの参加者もあり、昭和48年卒から平成23年卒まで14名が集いました。
始めに、昨年逝去された大先輩、島田久一氏への黙禱を行いました。次に渡辺登会長から開会のご挨拶をいただき、稲垣文雄前会長からの乾杯の音頭で宴もたけなわとなりました。
貝や海藻、もつ鍋、刺身、焼き魚、鴨肉、天ぷらなどに舌鼓をうちながら、皆さんの近況報告に耳を傾けました。稲垣さんは大学を退官され、晴耕雨読の生活で、野菜を育てつつ、翻訳に取り組んでおられるご様子。県庁の航空政策の仕事をされている桐生さん、吉田さんからは、昨年就航した台湾・新潟定期路線や、ボルネオ・新潟初就航の報告がありました。富山さんは大学院大学で国際交流プログラムに携わっているものの、新潟の若者や主にアジアからの留学生が東京に就職してしまうので、なんとか新潟で活躍するように仕向けたい、地方のグローバル化無くして日本のグローバル化は滅びるとのご意見でした。
それぞれ大学、高校など教職に就かれている方々、企業に勤務されている方々、団体にお勤めの方からもご活躍の様子を伝えていただき、今後の参考や励みとなりました。皆さんは始めにくじ引きで決められた席を移動して、仕事の結びつきのある方同士や、年一度の再会を喜ぶ仲間達と多岐にわたる話題に興じ、和気あいあいとした雰囲気でした。
あっという間に2時間半が過ぎ、同窓という名の楽しかった異世代・異業種交流会が幕を閉じました。帰路につくと雪が雨に変わり、北国にも春が近いと感じられたことでした。

投稿者: 岡崎まり子 フランス語 1973年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

外大9条の会、松本さん(Po66)の講演で年明けの例会

attach-20170223

東京外語大・九条の会では2月4日、高田馬場F・Iビルで“ミニ講演&ワインで交流会”を開きました。2013年から始まったF・I例会、今年で5回目となりますが、TVドキュメンタリー・ディレクターの松本武顕(たけあき)さん(1966年 ポルトガル語科卒業)をお迎えして「私のTVドキュメンタリー体験-『表現の自由』と向き合って」という演題で過去に関連したさまざまなTVドキュメンタリーの舞台裏を赤裸々に語っていただきました。

松本さんはNHKのドキュメンタリー番組にも数多く関与し、NHKスペシャルやETV特集などで比較的重いテーマの番組を多数手掛けられてきました。こうした姿勢の原点にあるのが、三里塚での体験だとのことです。もちろん重い内容の番組だけではなく、『兼高かおる世界の旅』のように、よく知られた番組の編集も47本ほど担当されました。

松本さんは現在、自身で撮ったドキュメンタリー映画『ハトは泣いている-時代(とき)の肖像』の上映運動を積極的に展開しておりますが、この映画は二つの事件、「東京都美術館事件」(彫刻作家展で政府批判の文言を添えた作品の撤去を要求)と「九条俳句事件」(さいたま市の公民館が「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の句を月報に掲載拒否)を取り上げ、現在随所で問題になっている「表現の自由」に対する自治体からの規制に正面から抗議しています。松本さんがこの映画を撮ろうとした契機は、NHKでイラク戦争10周年の番組のディレクターを務めた時の経験です。来日したバグダッド在住イラク人の「我々にとって、日本がイラクに来たのは有難かったが、武器を持って来たのには違和感があった。次に来るときには温かい心と素手で来て欲しい」との言葉を削除するように指示されたのです。

話はますます面白くなりましたが、残念ながら時間の制約もあり、その後ワインを飲みながらの交流会に移りました。参加者は例年同様20人強でしたが、今回も有意義な講演内容でした。                       (2017年2月20日記)

投稿者: 鈴木 俊明 スペイン語1972年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

映画で死者の書を朗読

2017-01-31_135350

《思いがけない出会いが重なって、折口信夫「死者の書」を映画の中で朗読することになりました。》

映画「熊野からロマネスク」公式ホームページ
2月18日より
東京 シアターイメージフォーラムにてモーニングショー公開予定
11時10分より 毎日1回上映(3月10日まで)

 この映画の監督は高校の同級生 田中千世子さん、御茶ノ水女子大学国文科卒業後、高校英語教諭のかたわら執筆していた映画評論で認められ、映画評論家として活躍し、自らメガホンを取ってこれが 9作目の作品です。
西洋音楽一辺倒だった私が能に辿り着き、朗読をするようになった経緯は・・・
小学生の間ヴァイオリンを習い、美術よりはるかに音楽好きの私は、外大に入学したものの、大学紛争まっただ中、授業はなくてもオーケストラはあるという状況の下で、直ちにその一員となり、後にコンサートマスターを任されるという望外の成り行きが待っていました。しかも当時 東京芸大から迎えていた学生指揮者は矢崎彦太郎氏に次いで、小泉和裕氏が来られ、その後の両氏の活躍を知れば実に幸運な経験でした。
物心ついてからの私は西洋音楽ばかりでしたが、杉並に住んでいた幼い日、近所のお宅から謡を稽古する声が聞こえていた記憶が呼び覚まされると、それが意識下で重奏低音のように密やかに鳴っていたのかもしれない、と思うようになりました。
学生時代から表千家茶道に親しんでいたものの、静かなものだけでは物足りなく、かねてから剣道に憧れていた私に、武道の世界へ扉が開いたのはすでに不惑の歳でした。なぎなたを始めて数年経った時に田中監督から観能に誘われるようになり、自らも金剛流の稽古を始めました。すでに知命を越えていたものの、初めての師が金剛流の名手・豊嶋訓三先生であったことは奇跡というほかありません。
たちまち謡にのめりこみ、ようやくイロハが少し分かりかけてきた一昨々年、師が急逝されました。
その頃通っていた平家物語講座では毎回音読しており、古典朗読に興味を抱き始めていました。茶道にも能にも古典は不可欠なものです。そして偶然、古典朗読コンテストの最終審査が京都・金剛能楽堂で行われる事を知り、もとより憧れの金剛能楽堂!ですから、応募してみるとまさか?の次点、京都府知事賞を戴いてしまいました。人生何が起こるか分からない、とはよく言ったものです。
近所の洗足池図書館で館長さんと知らずに雑談したのが契機となり、図書館の文化活動を増やしたいとの希望があって朗読会開催が決まりました。
第一回目は、山本周五郎「狐」、小泉八雲「停車場にて」そして、三島由紀夫「葉隠入門」抜粋を選びました。朗読会とはいえ、朗読に加えて自分なりの解説や色々の発見などもお話ししています。
この時は初回でしたから友人数人に案内を出し、1時間余りを聴いてくれた中に田中監督がいました。旬日後、撮影中の映画の中で朗読を、と依頼された作品は「死者の書」でした。些か怖気づきましたが本がすでに本棚に在り、音読を繰り返す内に、文字を目で追うだけでは感じられなかったものが見えてきたのです。たしかに折口は口承を重んじる人でしたから、作品が音読されることは当然視野に入っていたに相違ありません。
皆さま、お忙しくお過ごしと存じますが、 映画をご覧いただき、映画と折口の魅力あふれる世界観に触れていただきましたら、これに勝る幸せはありません。ご高評下さいますよう何とぞ宜しくお願い申し上げます。
主題は何か、とか、監督の意図は?等を暫く措いて、ゆったりと映画に身をたゆたわせるようにご覧いただくのも一興かと思います。

投稿者 : 中村 洋子 中国語 1973年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで