Po語科ルジタニア会総会・懇親会開催

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 ルジタニア会(世話人代表:大島勇次郎 1962)の定時総会・懇親会が去る2月21日(土)12:00より15:00の間、昨年同様都内の市ヶ谷私学会館において下記卒業生21名(敬称略)の参加を得て開催されました。

(登録会員)
森健佑(1956)香山徳二(1961)村上智之(1961)大島勇次郎(1962)中川博之(1962)
小島伸生(1962)宮崎善嗣(1962)安藤雍男(1963)大沢教男(1963)畑宏幸(1963)
菅井啓祐(1965)大林丈史(1966)金七紀男(1966)遠藤紘樹(1966)須田實(1966)
山田裕子(1968)川上直久(1971)池内昇(1974)
(一般会員)
清水盈雄(1962)今井邦雄(1975)瀬戸徹(1975)

投稿者: 須田 實  ポルトガル語 1966年卒

 

文部科学省 FLS(Foreign Language School)会 「新春の集い」開催報告

FSL新春の会

文部科学省及び同省関連法人の東京外国語学校・大学OBと歴代学長による交流会「FLS会」の「新春の集い」が、去る2月7日、霞ヶ関の「頤和園」で開催され、立石東京外国語大学学長(S昭51)、井上元バングラデシュ大使(U昭47、現公益財団法人日本国際教育支援協会理事長)他、13名が参集しました。
FLS会は40年以上の歴史を有し、現在会員は約70名。現役文部科学省職員をはじめ、関連独立行政法人・財団法人等の職員の他、各方面で活躍するこれらの機関のOBなどで構成されています。年明けの交流会は毎年恒例で、各機関が順番に幹事役を務めて開催。
会では、最長老の笹岡氏(C昭21)の発声で乾杯した後、各人が順に自己紹介と近況報告を行いました。立石学長からはスーパーグローバル大学創成支援に選定されたことやそれに伴い世界各地にGlobal Japan Officeを設置していることについての説明がありました。最後に一本締めを行い、皆で1年後の再開を誓いました。
今年は少人数での開催となりましたが、会は終始和やかな雰囲気の中で行われました。
(出席者)
立石博高学長(S昭51)、笹岡太一(C昭21)、井上正幸(U昭47)、吉尾啓介(E昭55)、澤野由紀子(R昭58)、丹生久美子(D平1)、椚山典子(I平1)、大関恭彦(K平3)、稲葉(杉田)尚子(E平5)、飯塚潤(Pl平14)、谷村隆昌(R平16)、吉光紗綾子(C平17)、小川美穂(Pl平18)、大熊祐子(S平22)、磯山秋人(I平24)

投稿者: 磯山秋人  イタリア語 2012年卒

 

“売り込み合戦”でテレビ中継の企画募集も NY支部が会合

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東京外語会ニューヨーク支部の会合が2月20日夜、ニューヨーク・マンハッタンの日本料理店「しゃぶしゃぶ神戸」ミッドタウン店で開かれて11人が参加した。初参加となるコロンビア大学中世日本研究所・日本文化戦略研究所の青木研・副所長(英米語1993年卒)が「雅楽などのコンサートをニューヨークで3月に開催予定なので是非ご来場ください」と口火を切ったのを契機に、和やかな雰囲気の中にも“売り込み合戦”の展開に。

日本テレビ放送網の小野高弘ニューヨーク支局長(ポルトガル語1996年卒)は「当社の夕方のニュース番組で海外から3分間生中継するコーナーがある。今までカップケーキの自動販売機などを取り上げてきたが、ネタ探しに苦労しているので皆様のお知恵を借りたい」と生中継する企画のアイデアを募集。採用する場合はそのコーナーに“通行人”としてエキストラ出演させると約束した。

共同通信社ニューヨーク支局の大塚圭一郎記者(フランス語1997年卒)は「提案した企画が日テレで漏れても、うちで採用するかもしれませんよ」と“敗者復活戦”に名乗りを上げた。これに対し、東京外国語大学の中国語専攻3年生で、提携校のニューヨーク州立大学オールバニ校に留学中の丘文奈さんは「就職活動を控えており、マスコミ業界などでインターンを受け入れてくれる企業を探しています」と社会人顔負けのセールストークを繰り広げた。

また、寺前憲人幹事長(チェコ語1999年卒)はホテルマンの視点から米国のサービス業を論じ、中川琢弥氏(ポルトガル語1999年卒)は最近の出張でレンタカーを運転中に起きたハプニングを紹介。清水淳子さん(ポルトガル語1999年卒)は子育てで手いっぱいの自分を置いたまま夫が昨年のワールドカップ(W杯)サッカー・ブラジル大会へ赴いたという暴露話、ラバリエガ・レイコさん(大学院地域研究科北アメリカコース修士課程1989年修了)は音楽家を目指している娘の英才教育をそれぞれ披露。国際連合の職員として紛争地域に足を踏み入れてきたという伊東孝一氏(韓国語1999年卒)が武勇伝に触発され、中村麻理子さん(韓国語1999年卒)は韓国語で話し掛けた潘基文・国連事務総長の夫人に「あなたは韓国人なの?」と尋ねられたエピソードを“ドヤ顔”で明かす場面も。

会合の締めくくりに当たり、杉田守支部長(英米語1999年卒)はことし9月にマンハッタンで開催予定の次回会合に向けて「東京外大にゆかりがある皆様にお気軽に参加してほしいと考えており、お誘い合わせの上で是非いらしてほしい」と売り込み合戦の“有終の美”を飾った。

なお、本会合の様子を伝える記事が、ニューヨーク在住の日本人を中心に広く愛読されている日本語無料紙の『バイデイリーサン・ニューヨーク』と『週刊NY生活』で紹介された。

本稿でご紹介した売り込み内容へのご提案やご質問を含めて、お問い合わせがある方はメールアドレスgaigo.ny.gaigo@gmail.com(寺前幹事長)までご連絡ください。

 

投稿者 : 大塚圭一郎  フランス語 1997年卒

東京外語大・九条の会、講演会開催

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2月7日、イタリア・レストラン文流がテナントで入居している高田馬場F・Iビルで今年も講演会と懇親会を開催しました。F・Iビルでの開催はこれで3年連続となり、定例化しつつあります。今年は講師役を本学卒業生で日本ユーラシア協会常任理事としてウクライナ情勢にも明るい堀江則雄さん(外R1971)にお願いして、「激変する世界とユーラシア」という演題で講演してもらいました。

ウクライナではベラルーシの首都ミンスクで開催されたロシア、ドイツ、フランス、ウクライナの首脳による会談に基づいて2月15日からの停戦が合意されてはいますが、依然として武力衝突が頻発しており、停戦継続が危ぶまれております。堀江さんはウクライナが国家として存在したのはソビエト連邦消滅以前では帝政ロシアの崩壊からソビエト連邦発足までのわずか4年強の期間だけであり、かつ歴史的な観点からもロシアとの結びつきは強く、解決には時間がかかると見ています。つまり、ウクライナ問題を「新冷戦」あるいは「文明の衝突」と捉えるのではなく、短期的にはポスト冷戦で作られたシステム崩壊、長期的には欧米支配からの脱却、つまり多様化によるものと捉えるべきだとの見解です。一方ソ連邦崩壊に伴う経済の大混乱により一旦は国際的な地位を大きく低下させたロシアですが、プーチン戦略の下、ユーラシア経済連合を立ち上げ、SCO(上海協力機構)、BRICSなどを通して徐々にその存在感を高めてきつつあるとも見ています。

講演終了後は、本会会員の西村さん(外I1956)が会長に就いておられる文流からケイタリングしてもらい懇親会に移りました。出席者がそれぞれの思いを吐露しましたが、集団的自衛権発動、憲法改変などが俎上に上っているだけに、以前にも増して危機意識を反映した発言が相次ぎました。なお、5月16日には著名な詩人アーサー・ビナード氏をお招きしての記念講演会を行います。(平成27年2月19日記)

投稿者: 鈴木 俊明  スペイン語 1972年卒業

昭和35年ドイツ語科卒クラス会開催報告

2014年5月21日(水)中華料理店富徳(青山)で昼食を挟んで集まった。出席者は常連の9名で、いつもよりやや少なかった。
当日は生憎の風雨であったが、旧交を温め歓談した。

2014年11月23日(日)語劇鑑賞を兼ね1時半武蔵境駅集合。紅虎にて中華料理を楽しむ。出席者は7名と小人数だったがその中の一人はアメリカ(東海岸在住)からはるばる駆けつけてくれた。歓談の後、2名はここで帰った。残る5名で4時過ぎ東外大着。ゲルマニア会を通して座席の確保をお願いしてあったので、私達は劇が始まるまで構内散策や語劇祭の様子などを見た。尚、1名はこの時帰った。

投稿者: 木下郁子、青木禧江、神能謙之   ドイツ語 1960年卒業

ロシア語科S36年卒S32年入学同窓会

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昨年の3月25日桜前線が北上する中、銀座の桃杏楼で一昨年に引き続き第3回のクラス会が開かれた。11名が出席、泉下の友16名の冥福を祈る黙祷で始まった。近況報告も緊迫するウクライナ情勢に中澤孝之君や飯田健一君(元NHK)の解説を含め歓談のうちに終了した。75歳から82歳まで昔の西が原の思い出に花を咲かせ、また元気なら来年と散会した。

(幹事宮崎・城内)

投稿者: 城内 繁  ロシア語 1961年卒業

S1984年生、入学30周年を祝う

1984年スペイン科

2014年は、私たち1984年入学生にとっては、大学入学30年の節目の年だ。在学時から何かと賑やかだったスペイン語学科(当時の呼称)の仲間のうち何人かは、卒業後もかなりの頻度で顔を合わせてはいたが、さすがに節目の年には、いつものメンバーだけではなく、机を並べた同期全員に声をかけ、大々的に祝おうではないかとの発案がなされ、実現した。2014年9月6日(土)、池袋のレストランのパーティールームを貸し切り、東京外国語大学外国語学部スペイン語学科1984年入学生入学30周年記念会が開催された。
友人関係を辿り、部活動・サークルの仲間に訊ね、当時作ったガリ版刷りの名簿を引っ張り出し、場合によっては実家に連絡し、インターネット検索をかけ、可能な限りのメンバーに声をかけた。当日集まったのは32 名。二次会から参加の者がひとりいたので、33 名ということになる。30年前、実際に入学式に現れたのが69名、うちひとりは卒業後すぐに亡くなったので、68名中の33 名だ。この数字が大きいのか小さいのかはわからない。ともかく、家庭の事情で初年度前期で退学した者や、4年で留学に出たきり卒業しなかった者も出席したことは慶賀すべき。
イタリアやスイス、コロンビア、アメリカ合衆国、オーストラリア、中国にいて参加できなかった者はしかたがない。けれども、カラチ 、ニューヨーク、メキシコ市からわざわざ駆けつけた者もいて嬉しかった。加えて、当時10名を数えた学科の専任の先生方のうち、エンリケ・コントレーラス、寺崎英樹、清水透の3先生にもご列席をたまわった。御大・原誠先生はのっぴきならない事情で 拝顔できずじまいではあったものの、幹事への詫び状が読みあげられた。手紙だけでも(だからこそ?)充分な存在感であった。
最初に現れた女性3人組を前に私(柳原)が言葉を探していると、すかさずそのうちのひとりがぱしっと肩を叩き、「名前、忘れたんでしょう」と笑う。そうそう、彼女はこうした仕草がキュートな人であったと、たちどころに記憶がよみがえる。私たちを隔てた26年の時間(卒業後ということ)が背後にしりぞく。同窓会とは、実にそうしたものだ。肩への一撃で過去を取り戻す瞬間の喜びだ。その日は40?ばかりのパーティールームのあちこちで、肩への一撃が、それに類するさまざまな仕草が繰り広げられていた。
その日やむをえず欠席したある人の近況を、しばらく経ってから仕事をともにした友人が皆に教えてくれた。9月の集まりを機に私たちは、ところどころで新たな関係の網の目を築き始めたようだ。

投稿者: 柳原 孝敦  スペイン語 1989年卒業

 

2014年秋季 ゲルマニア会世話人/有志会 報告

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秋晴れの11月16日(日)今年2回目のゲルマニア会世話人/有志会が本郷サテライトで開催されました。
出席者は女性3名の参加を得て16名でした。
会誌「ゲルマニア」の次号発行準備状況、外語祭のドイツ語劇観劇の件、決算報告、次回総会の開催についてなどの説明があったあと懇話会に移り、お招きしたドイツ大使館通訳・翻訳部長のBeate von der Osten 女史のスピーチがありました。

テーマは「日本語へのきっかけ~私と日本~」―通訳・翻訳の現場―
女史の流暢な日本語による数々の逸話を交えた体験談は時が経つのも忘れるほど興味深く内容も深いものがありました。
ミスが許されない過酷な外交の現場で鍛えられた女史の完璧な通訳を目指すプロ意識、苦労もあるが達成感も大きい通訳という職業への誇りと愛情まで感じられる熱い思いがひしひしと伝わる素晴らしいスピーチでした。
外国語を学ぶことで母国語への理解も深まること、相手国の国民性・歴史・文化などを理解しなければ本当の通訳は出来ないことなど母校の学生に聴かせたい話ばかりで、是非その機会を持ちたいとの思いを強くしました。

懇話会に続く懇親会では女史からプライベートな秘話も披露され大いに盛り上がり、近年お招きしたスピーカーの中で女史は最も感銘を受けたゲストとの感想を皆が漏らしておりました。

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ゲルマニア会総会開催に向けてそろそろ心積もりをする時期との指摘もあり、女史に刺激を受け、元気をもらった世話人一同は若い世代にも参加を働きかけゲルマニア会の一層の活性化に向けて励もうと張り切っております。

投稿者 : 浦辺 克美  ドイツ語1972年卒業

 

 

 

昭和44年入学英米科クラス会

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毎年恒例となった昭和44(1969)年東京外国語大学・英米語学科に入学した同窓生のクラス会を今年は12月6日(土)午後5時から、有楽町の小洞天で開きました。

参加者は21名(毎年、20名弱がこの集いに参加しています)。遠く雪の新潟からの参加あり、また京都に漂泊の旅を続けている幹事ありで、多士済々が集まりました。入学当時は、安田講堂が学生運動家らに占拠され、東大紛争の真っ最中。東大の入試がないという異常事態の中、予備校などで入学試験を受け合格した面々です。それぞれ個性が強く、一言居士ばかり。近況報告では一人3分を割り当てたものの、とても終わらず、昔話に花が咲きました。クラス会に出席できるのは、時間とお金に余裕があり、しかも健康でなければなりません。これからも元気で再会ができるよう、誓い合って分かれました。そして、はやくも来年(2015)のクラス会日程を11月14日(土)午後と決定し、その準備に動き出しています。 以上。

投稿者: 奥川 光昭 英米科 1973年卒業

 

東京外語会「海外ツアーを愛する会」忘年会を開催

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 平成26年12月5日(金)午後6時から、東京外語会「海外ツアーを愛する会」(「外語会有志による海外支部歴訪の旅」関係者忘年会)が、三田のNEC芝倶楽部で22名の参加を得て開催されました。この会場は、大阪外大の同窓会である「咲耶会」の元東京支部長・友金守氏(大外大H1960)のご協力でいつもお世話になっている馴染みの場所です。

 出席者は、上原尚剛外語会前理事長(S1959)、高橋勝義外語会事務局長(T1969)、古澤晴彦前事務局長(S1969)、佐藤茂子理事・支部委員(IM1971)を始め、友金氏、門馬寛巳関西支部幹事長(T1960)、森田隆男楠ヶ丘会関東支部長(神戸市外大C1969)のほか、「歴訪の旅」参加者に加えて、次回訪問予定のシドニーから帰国されたばかりの若い徳満小百合さん(S2006、前シドニー外語会幹事)も参加されました。

DSCF4701 会は、鈴木惟高氏(F1970)の進行・司会のもと、まず、幹事代表の石原隆良氏(D1956)から主催者挨拶があり、「海外ツアーを愛する会」の趣旨や決意などが表明されました。続いて、上原外語会前理事長からご挨拶をいただき、「海外支部歴訪の旅」が海外に駐在する母校OB/OGに元気を与え、母校との絆を再確認する良い機会になっていて大変有意義な活動である旨のお話しがありました。参加者の最先輩であり過去5回の歴訪の旅参加歴のある小林正典氏(E1957)の音頭で乾杯し、その後、食事をとりながら、高橋事務局長、古澤前事務局長はじめ出席者全員から一言ずつご挨拶をいただきました。出席者皆様が、今まで参加した訪問地の想い出話しに花を咲かせ、語科を超え、世代を超えて親交を深めていました。

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 「外語会有志による海外支部歴訪の旅」は、1995年の第1回の台湾訪問から始まって、これまで、ほぼ年1回のペースで行われてきており、2013年には第15回目のトルコ訪問旅行が行われました。今回の催しは、既参加の方々及び関係者の方々の忘年会とさらに、2年ぶりとなる次回訪問予定のシドニーへの出立式を兼ねて、関係者が一堂に会して行われました。

 この「歴訪の旅」は、①世界各地の風物や歴史・現状を学ぶこと、②当該地域にある外語会支部のメンバーとの交流・交歓によって支部と本部との絆を強めひいては母校への想いを深めることを目的としておりますが、③もちろん、旅を通じて参加者の間の親交が深まることも大きな収穫となっています。

 次回第16回旅行は、平成27年5月20日~25日の予定で、オーストラリアのシドニーとケアンズ(オプションでエアーズロックも)を訪ねます。シドニーでは、シドニー外語会との交歓会も予定されており、東京外大のみならず、大阪外大、神戸市外大も加わった賑やかな交歓風景が繰り広げられます。今回、シドニー滞在経験のある飯島佐智子さん(R1981)や帰国されたばかりの徳満さんから、現地の様子をこと細かく説明していただき、オーストラリア訪問の夢が大きく膨らみました。

 旅行詳細と参加募集は「外語会報」第133号(2015年2月1日発行予定)に掲載されます。次回「シドニーとケアンズの旅」に外語会の皆様、ぜひ、ご参加下さい。

投稿者: 林 義之  フランス語 1966年卒業

東京外国語大学弓道部創立60周年記念式典開催

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去る11月15日(土)東京外語大弓道部創立60周年記念式典が開催されました。弓道部は昭和29年本学中国語科に入学された本多流宗家三世の本多利生(ほんだ・としなり)氏が同期生有志と共に「弓の会」を発足、今年で60周年を迎えるのを記念して式典を開催しました。

写真①~③

当日は好天に恵まれ、第一部として弓道場に於いて、本多流宗家四世本多利永師範による巻き藁射礼(添付写真①参照)、OB/OG・現役による記念射会(同②参照)を実施、第二部として場所を学内の円形食堂に移して懇親会を開催しました。本多利永宗家師範始め、来賓として浦田副学長、東教授をお招きし、OB/OG60名弱、現役学生を交え総勢100名近いメンバーが集う盛大な会となりました。会場内では60年前から現在に至るまでの懐かしい部員の合宿風景・試合・部活のスナップ写真多数がスライドショーの形で次々とスクリーンに映し出され、出席者一同、食い入るように見入っていました(同③参照)。10年毎に行われる記念式典を機会に、久しぶりに集まった弓仲間は大いに旧交を温めることが出来ました。

残念ながら本多利生氏は平成6年に、同期で東京外国語学校史を編纂された生弦会(弓道部OB会)名誉会長の野中正孝氏は平成21年に鬼籍に入られた為、共に祝うことは叶いませんでした。最後に出席者一同で記念写真を撮影し、式典は盛会裡に終了しました。

投稿者 :生弦会会長 西田紀男 フランス語 1970年卒

メコン会総会・懇親会の開催(結果)

11月22日(土)大学施設をお借りしてメコン会総会・懇親会を行いました。

1. 総会
午後3時から留日センター内のさくらホールにおいて行われました。
第一部では前年度の活動結果、来年度の活動計画が報告されたほか、会計報告及び監査結果、役員の追加承認、次回の総会開催について審議があり、田中忠治氏1957年タイ語卒、東京外国語大学名誉教授)が顧問に、また石綿香代子氏(H1タイ語卒)が役員に選任されました。
第二部では日隈眞澄氏(S47ベトナム語卒、公益財団法人国際人材育成機構勤務)が「私の体験的ベトナム論」と題しべトナムの現況等の公演を行いました。

2. 懇親会
午後6時から特別食堂で懇親会を行いました。
来賓として立石学長をお招きし、会員、教員、在学生が参加し、小栗久美子氏(H14ベトナム語卒)がトルン(ベトナム民族楽器)を演奏するなど、2時間にわたり、食事をしながら和やかな懇親会が行われました。

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Po語科「ルジタニア会登録会員の集い」開催報告

去る11月1日(土)12:00より秋の集いが初めての会場「銀座ライオン青山一丁目店」で開催されました。前年総会で総会日変更に伴い登録会員の集いが春・秋の2回になったことから、今回初めて催された秋の集いでしたが、下記会員17名と招待学生1名の参加のもと行われました。
大島勇次郎代表(S37)の主催者挨拶の後、最年長の坂井勝男氏(S25)の音頭で乾杯し、懇談に入りました。席上、川上直久副代表(S46)の進行の下、恒例のショートスピーチがあり、全出席者から、健康や伴侶といった生活ぶり、母校や学生に関する思い、仕事やボランティア活動への取り組みなど、思い思いに感慨の披露がありました。同時に、欠席の会員22名からメッセージが届いており、概要を取りまとめたペーパーの配布がありました。
また、11月21日に上演予定の外語祭語劇のためのカンパが春の集いに引き続いて行われ、募金が一括して、学生代表の吉中輝君(国際社会部2年)に贈呈されました。同君より、本年の語劇は初めて、在日ブラジル大使館との連携の下、12月に群馬県大泉町で上演する予定との報告がありましたが、キャンパスを越えた社会活動の試みに卒業生としてもエールを送りたいと思います。
定刻14:00 和やかなうちに、再会を期して会はお開きとなりました。

出席者氏名(敬称略)
坂井勝男(S25)須山章(S30)森健祐(S31)飯田治(S36)香山徳二(S36)鷲頭三郎(S36)大島勇次郎(S37)篠崎恒男(S37)宮崎善嗣(S37)安藤雍男(S38)大沢教男(S38)畑宏幸(S38)大林文史(S41)柏谷博起(S41)遠藤紘樹(S41)須田実(S41)川上直久(S46) 吉中輝(国際社会部2年)須田実(S41)記

投稿者: 須田 実  ポルトガル語 1956年 04月 卒業

第10回東京外語イタリア会総会のご報告


2014年10月25日(土)11時30分から、第10回東京外語イタリア会総会が、高田馬場駅前FIビル8階イベントホールにおいて、開催されました。出席者は30名でした。

司会:椚山典子さん(平成元年卒)。井草隆雄会長(昭30卒)の開会の挨拶に続いて、鈴木征市事務局長(昭39年卒)が、就任の挨拶とこれからの東京外語イタリア会の発展をめざして抱負を語り、次いで①会員登録制度の導入、②Touring Club Italiano(イタリア旅行協会)日本事務所とのコラボレーション、③会報発行を提案し、満場一致で承認されました。

総会終了後、Touring Club Italiano会員も加わり出席者が35名に増えました。12時から静岡文化芸術大学の高田和文氏(昭49卒)が、10年近くのイタリア滞在中及び日本からの定期的italyな観劇旅行で見た約千本の舞台作品を糧として、「舞台で見たイタリアの名優たち」のテーマで90分間にわたり講演されました。イタリア映画「夏の嵐Senso」で伯爵夫人を演じたアリダ・ヴァッリを始めとする5人の往年の名優たちと、今も活躍する名優6人にスポットを当て、舞台や映画のシーンをプロジェクターを使ってスクリーンに映しながら、作品の原作者・タイトル・監督・公開年度・あらすじなどを感想も交えてお話しされました。講演は、とても興味深く好評でした

講演が終わり、幸い天気がよく屋上庭園で暫し休憩している間に、会場はレストランに早変わり、立食ビュッフェスタイルの懇親会が始まりました。西村暢夫氏(昭31年卒)の乾杯の音頭とメニュー解説の後、老舗リストランテ文流提供の豪華で美味しいイタリア料理のフルコースを満喫しながら、歓談したり3分間スピーチを聞いたり、和やかな雰囲気の中で出席者同士の交流と親睦が深められました。

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15時半ごろ名残がつきませんでしたが、瀬川律敦氏(昭31卒)に最後のスピーチと閉会の挨拶をお願いして、第10回東京外語イタリア会総会は盛会裏にお開きとなりました。

投稿者: 鈴木征市 イタリア科 1964年卒

USW会(1964年ドイツ語科卒)水上温泉の旅

USW会水上温泉の旅

我がUSW会(1964年ドイツ科卒業生の同窓会組織)では、二年に一回地方に宿泊旅行をしている。今年は卒業50周年ということで、大学からも慶祝され、去る9月16日晴れがましくも群馬県は水上温泉へ繰りこんだ。
参加人数は8名。いずれも古稀をとうに越えた老人の姿かたちは覆いがたく、今更てきぱきと観光地を渡り歩くことは望むべくもない。代わりに、温泉に浸かって、うまい地元料理を満喫できる温泉旅館を選んだ。懐古談にふけるにはもってこいの環境で、学生時代の思い出話を中心に、話に花が咲いた。まだまだお互い老け込む年ではないと、皆意気軒昂だった。
翌日は「たくみの里」という工房を集めた近くの街並みを散策したが、ここは元をただせば江戸から越後に通ずる三国街道の由緒ある宿場町であった。往時をしのばせる立派な陣屋跡や家屋が残されていて、当時は佐渡の金がここを経由して江戸に運ばれ、越後の諸大名は行列をなしてここを通過したことだろう。
昼食を採った蕎麦屋、休憩したコーヒーショップの女主人たちとの会話も忘れがたい。工房より宿場町の雰囲気を楽しんだ。今年も思い出深い旅となりました。
(2014年10月16日 今年度幹事 相川健三)

投稿者 : 相川 健三 ドイツ語 1964年卒業

SS36+喜寿の会

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昭和32年入学、昭和36年卒を中心とした我々の会は、SS36+という名を付けています。スペイン語科が二組60名になった最初の学年ですが、女性は各組一名でした。

鬼頭君が卒業以後、全員の連絡先を丹念に記録して呉れていたおかげで、現在連絡先不明の級友は皆無です。会の集まりは、定期的なものではなく、還暦、古希、級友が帰国した機会、他にもスペインがサッカーのワールドカップ優勝等、何かのトピックを口実に数年に一回開催しています。出席状況は、生存者(現在44名)の半数程度です。

最近に集まったのは、ストレートで入学した人の数え年にあわせて、喜寿の会を、去る6月12日に汐留のライオンで開催、21名が出席、賑やかに旧交を温める会になりました。出席率は極めて良好と思っていましたが、外語のメルマガを眺めていると、我々の二年先輩の方々の集まりは、生徒の数は我々の期の半分のはずなのに、15名出席とあり、上には上があると感服しました。

我々の当日の写真をみると、元気な「おじいさん」ばかりですが、昨今の学生さん達が我々の年齢になって、会合を開くと、「おじいさん」は四人に一人しかいない、という集まりになり、雰囲気が全く違うものになるでしょう。

次の集まりは、語劇祭のスペイン語の上演を覗きに行きましょう、ということになっています。

投稿者: 吉島重秋(当会世話役) スペイン語1961年卒業

 

C昭33入学クラス会開く

中国科の昭和33年(1958)入学のクラス会を2014年6月7日(土)正午から、東京・西新宿の和食レストラン「音音(おとおと)」で開きました。
クラス会は昨2013年に開かなかったため、卒業慶祝組50年にあたる2012年以来2年ぶり。案内を出したのが23人。返事のあったのが15人、うち13人までが健康問題や所用などで欠席。出席は星博人、宇佐美秀両君と幹事(石塚)の3人のみ。
今年傘寿(80歳)を迎えたという最年長の清水敏夫さんから届いた「思えば五十余年前、長谷川寛先生の中国語作文テストでしぼられた当時が、つい昨日のことのように懐かしく思い出される。持病の神経痛悪化で欠席するが、体調を整え、次回はぜひ出席したい」とのメッセージを幹事から読みあげました。
霞山会役員としてなお“現役”の出席者から最近の中国情勢について「日中関係についての将来を見据え、ここは忍の一字で辛抱することが肝要」との話がありました。宇佐美君は昨年死去した同期K君をしのぶ会を、現役時ともに北京で勤務した鉄鋼メーカーの人たちと行ったことを報告。幹事からは最も気になる問題として「最近の安倍政権は与党の多数を背景に、秘密保護法や集団的自衛権の解釈改憲を急ぐなど暴走ぶりは目に余る」と指摘。
午後2時、次回の再開を約して散会した。

(幹事 石塚 勝 2014.6.8.記)

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写真左より 星、石塚、宇佐美(敬称略)

投稿者 :石塚勝 中国科 昭37年卒

 

 

つどいのはしご

1)2014/1/12 遅きに失した感はあるが、蔵書の整理を始める。スペイン語学関係の原書を落合(柴若)佐枝(S昭54)氏ほか2名に拙宅に来てもらい、希望書を引き取ってもらう。

2)1/25 年齢を考えてそろそろ「つどいのはしご」を降りることにする。その手始めに外語会新年会欠席。6/28の総会も欠席。

3)3/4 昭和31年S科卒業生12名が新宿「さがみ」に集まる。出席者は相原、浅尾、石井、大須賀、喜多、小林利、佐々木、鈴木千、仁木、吉田、渡辺、原。今後は日時、場所を予め決めておいて年2回自由参加とする。

4)3/6 岡田進名誉教授(R昭和35)と渋谷の「いらか」で。岡田氏にお目にかかるのは実に楽しいのだが、閣議決定を思い浮かべると心は暗くなる。岡田氏には2日後の明治大学における9条科学者の会でもお目にかかった。また5/22にも渋谷「いらか」で。

5)3/13 西武池袋線中村橋の「味三昧」にて淡野武司(S昭和39)氏にご馳走になる。学生時代・会社員時代のお話を色々とうかがう。

6)3/29 学士会館における奈良毅名誉教授のお別れの会。村崎恭子(M昭35)・町田和彦(IPH昭51)の両氏に会う。

7)4/5 徳永康元先生を偲ぶ会。高田馬場「チャイカ」で。佐藤純一(R昭29)、村崎恭子、吉田臣吾(R昭40)の各氏。段々出席者が減ってきて寂しい。

8)6/7 伊藤(早川)友美子(S昭53)の写真展。神楽坂のホテル・アグネスで。ボルドーのブドウ畑を撮影。写真からワインの香り。

9)6/11 黒田清彦(S昭42)・(福田)薫子(S昭54)夫妻に池袋プリンスホテルでお目にかかり昼食をご馳走になる。黒田氏、外出先では禁酒とのこと。寂しい限り。

10)6/14 イスパニア会例会。遅野井(太田)茂雄氏の講演。(イスパニア会報に掲載されます)

11)6/21  東外大9条の会(会員たよりをご覧ください。)

12)6/27 東外大S科昭和33年卒業生の「さざんか会」。(別途ご紹介します)

投稿者 :スペイン語 昭和31年卒 原 誠

26年度南友会総会・懇親会盛大に ユスロン駐日インドネシア大使が講演

DSC_1109インドネシア語科とマレーシア語科の同窓会組織である南友会は6月21日午後、府中キャンパスで平成26年度総会と懇親会を開催した。1世紀あまりの語科の歴史の中で初めて駐日インドネシア大使が大学を訪問、記念講演をすると同時に懇親会にも出席、卒業生、現役学生と交流した。出席者は130人と例年の倍近くに上り、懇親会は予定時間を遥かにオーバーして続いた。

会合には東京外語会の上原尚剛前理事長(当時理事長)、長谷川康司新理事長、佐々木重次名誉教授、石井和子元教授、正保勇名誉教授、卒業60年となる野口健児氏も参加した。出席者は青山亨教授、左右田直規准教授、野元裕樹講師はじめインドネシア語科、マレーシア語科の卒業生60人と現役学生35人、また両国からの留学生、インドネシア関係者、大阪大学及び神田外語大を含む関係者全部で35人となった。年齢差が70歳近く違う最長老と今年入学の一年生が同じ会員として楽しむ南友会の歴史も感じさせる集いともなった。

午後1時前にインドネシア国旗を付けた黒塗りの大使公用車で大学に到着したユスロン・イーザ・マヘンドラ大使は、学長室で宮崎理事と懇談した後、講義棟の115番教室で「私と日本」と題して日本語で講演した。同大使は最高学府インドネシア大学を卒業後、筑波大学への留学など長きにわたり日本に滞在経験がある。博士号習得まで苦労した留学体験を語る一方、語学習得について「間違いを恐れず積極的に取り組むことが大切」と学生たちに呼びかけた。

また、大使は1905年の日露戦争での日本の勝利に刺激を受けたインドネシア(当時は蘭{オランダ}領東インド)で、1908年を独立に向けた「民族覚醒」運動が始まったなどと両国の歴史的関係を指摘、両国は今後一層協力を強めようと呼びかけた。この後、大使は研究講義棟6階のインドネシア共同研究室を視察、青山教授からインドネシア語教育について説明を受けた。

懇親会で大使は、ガルーダ・インドネシア航空機提供の航空券のくじ引きで、当選した学生にプレゼントするなど懇親会の盛り上げにも一役買っていただいた。

大使は「インドネシア語科、マレーシア語科の前身である馬来語科が一世紀以上も前に創設されたことを知って大変驚き、また日本の人々が我々にそんな前から関心を持っていただいたことに感動した。これをきっかけに、大使館は東京外国語大学との連携を強め、両国関係の一層の強化に務めたい」と語って夕方、大学を後にした。

(南友会事務局長 作間正人)

第8回Po語科専攻新入生歓迎会・在学生懇親の集い

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去る6月19日(木)17:40より母校府中キャンパスを会場として、開催されました。開催設営には学長特別補佐小林幸江先生のご尽力を頂きました。この場をお借りし、感謝申し上げます。
第一部(109号教室)では、在学生26名と卒業生17名が参加し、平成25年Po語科を卒業したばかりの川村由依さんの講演が行われました。川村さんは会社初めての新卒社員としてコンサルタント会社に入社し、日々充実した職業生活を送られていますが、そのバックボーンは学生生活にあるとの視点から、「社会人一年生―大学で学んだ3つのこと」という演題で講演されました。学科学習・人との交流・主体性といった観点について、自身の所信・体験を披露されました。パワーポイント画面を駆使しながらの、論旨簡明、快活な口調での説明振りは在学生は元より年長の卒業生にも頼もしい限りであったようでした。
第二部の懇親会は会場を特別食堂に移し、更に40名余の在学生とポルトガル・ブラジル国などの留学生5名が合流し、18:50より開始されました。お忙しい中を立石博高学長、浦田和幸副学長のご臨席を頂きまして、学長よりは本ルジタニア会の活動を多とされ、在学生との交流が更に深まることを期待
されるとの御挨拶を頂きました。
席上、個々に会員・学生が食卓を囲んで懇談・交流を進める中、有志卒業生と留学生より自己紹介を兼ねたショート・スピーチがあり、また、2年生の語劇担当よりは今年の外語祭のほか、今回、初めて大泉町における上演も企画予定との紹介がありました。会としても大いにバックアップしたいものです。定刻の20:30 お開きとなりました。

投稿者:ポルトガル語昭41卒業 須田實