2014年秋季 ゲルマニア会世話人/有志会 報告


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秋晴れの11月16日(日)今年2回目のゲルマニア会世話人/有志会が本郷サテライトで開催されました。
出席者は女性3名の参加を得て16名でした。
会誌「ゲルマニア」の次号発行準備状況、外語祭のドイツ語劇観劇の件、決算報告、次回総会の開催についてなどの説明があったあと懇話会に移り、お招きしたドイツ大使館通訳・翻訳部長のBeate von der Osten 女史のスピーチがありました。

テーマは「日本語へのきっかけ~私と日本~」―通訳・翻訳の現場―
女史の流暢な日本語による数々の逸話を交えた体験談は時が経つのも忘れるほど興味深く内容も深いものがありました。
ミスが許されない過酷な外交の現場で鍛えられた女史の完璧な通訳を目指すプロ意識、苦労もあるが達成感も大きい通訳という職業への誇りと愛情まで感じられる熱い思いがひしひしと伝わる素晴らしいスピーチでした。
外国語を学ぶことで母国語への理解も深まること、相手国の国民性・歴史・文化などを理解しなければ本当の通訳は出来ないことなど母校の学生に聴かせたい話ばかりで、是非その機会を持ちたいとの思いを強くしました。

懇話会に続く懇親会では女史からプライベートな秘話も披露され大いに盛り上がり、近年お招きしたスピーカーの中で女史は最も感銘を受けたゲストとの感想を皆が漏らしておりました。

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ゲルマニア会総会開催に向けてそろそろ心積もりをする時期との指摘もあり、女史に刺激を受け、元気をもらった世話人一同は若い世代にも参加を働きかけゲルマニア会の一層の活性化に向けて励もうと張り切っております。

投稿者 : 浦辺 克美  ドイツ語1972年卒業

 

 

 

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