去る11月15日(土)東京外語大弓道部創立60周年記念式典が開催されました。弓道部は昭和29年本学中国語科に入学された本多流宗家三世の本多利生(ほんだ・としなり)氏が同期生有志と共に「弓の会」を発足、今年で60周年を迎えるのを記念して式典を開催しました。
当日は好天に恵まれ、第一部として弓道場に於いて、本多流宗家四世本多利永師範による巻き藁射礼(添付写真①参照)、OB/OG・現役による記念射会(同②参照)を実施、第二部として場所を学内の円形食堂に移して懇親会を開催しました。本多利永宗家師範始め、来賓として浦田副学長、東教授をお招きし、OB/OG60名弱、現役学生を交え総勢100名近いメンバーが集う盛大な会となりました。会場内では60年前から現在に至るまでの懐かしい部員の合宿風景・試合・部活のスナップ写真多数がスライドショーの形で次々とスクリーンに映し出され、出席者一同、食い入るように見入っていました(同③参照)。10年毎に行われる記念式典を機会に、久しぶりに集まった弓仲間は大いに旧交を温めることが出来ました。
残念ながら本多利生氏は平成6年に、同期で東京外国語学校史を編纂された生弦会(弓道部OB会)名誉会長の野中正孝氏は平成21年に鬼籍に入られた為、共に祝うことは叶いませんでした。最後に出席者一同で記念写真を撮影し、式典は盛会裡に終了しました。
投稿者 :生弦会会長 西田紀男 フランス語 1970年卒