スマート・チェンジ 悪い習慣を良い習慣に作り変える5つの戦略

本スマートチェンジ

おかげさまでこのたび拙訳書が刊行されましたので、ご案内申し上げます。
ご高覧下さいましたら幸甚です。

『スマート・チェンジ 悪い習慣を良い習慣に作り変える5つの戦略』
アート・マークマン著、小林由香利訳
CCCメディアハウス刊
2015年1月発売
定価 本体1700円+税
ISBN978-4-484-15103-8 C0030
電子書籍あり

著者はP&Gなど大手企業のコンサルティングも多く手がけている認知心理学者。「思考のスキル」を重点的に解説した前著『スマート・シンキング』に続いて、本書では望ましくない行動を望みどおりの行動に変える戦略を伝授しています。脳の「動機付けシステム」を活用して、悪い習慣を断ち切り、良い習慣を定着させるためのヒントが詰まった1冊です。

目次など詳細に関しましては、こちらをご覧ください。
http://books.cccmh.co.jp/list/detail/1605/

どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿者: 小林由香利 英米語 1989年卒業

本(訳書)の紹介:一葉の震え

20150125

原著の著者ウイリアム・サマセット・モームは、最近卒業した若い世代はそうでもないでしょうが、東京外語のかなり前の卒業生なら、おそらく馴染みのある名前ではないかと思います。『人間の絆』や『月と六ペンス』などが最も知られていますが、本書の六つの短編の中の「雨」も人気の点ではそれらに劣らないと思います。

我が国でもつとに評判の高かった短編小説集ですから、すでに邦訳は出ていますが、一人の訳者が全六篇を訳出したものは世に出ていなくて、その意味では拙訳が本邦初の全訳です。どんな名訳でも五十年も前の刊行であれば、やはり随所にかび臭さが鼻をつきます。拙訳は、自画自尊すれば、その意味で古い革袋を新しいものに変え、古かったワインに新しいフレーバーを与えたものと言えるでしょう。

モームはこの南海の諸島を舞台にした短編を書く前に、ほぼ半年間ハワイ、サモア、フィージー、タヒチ、トンガ、ニュージーランドを訪れています。その経験が起爆剤となり、彼の物語作家としての創造力に翼を与え、彼はリアリストとしての冷徹な視線に皮肉と諧謔を交えて、南海の暑い空気と自由な生活に憧れる西洋人の夢と現実を描いています。

今なお世界の読者に愛される文豪モームの珠玉を多くの人に味わっていただきたいと願っています。
目次は次のとおりです。

一. 太平洋(前書き)
二. マッキントッシュ
三. エドワード・バーナードの凋落ちょうらく
四. レッド
五. 小川のふち
六. ホノルル
七. 雨
八. エピローグ

訳者あとがき
訳者の私は、1965年に英米科を卒業し、サラリーマン生活の安定と享楽(私個人の話です)を捨て、中老年に差し掛かって大学における英語教育に身を転じた者です。大学は四年前に定年となりました。翻訳としてはこれが三冊目です。
題名:『一葉ひとはの震え』―「雨」ほか、南海の小島にまつわる短編集 (334ページ)
訳者:小牟田 康彦(こむたやすひこ)
原作:ウイリアム・サマセット・モーム作 The Trembling of a Leaf; The Stories of the South Sea Islands
発行所:近代文藝社
第1刷:2015年1月20日
定価:2,000円+税
ISBN:978-4-7733-7967-9 C0097

投稿者 : 小牟田 康彦 英米語 1965年卒業

本出版の案内(ペンネーム 神谷和弘) 全4冊

下中野本紹介20141114

神谷和弘のペンネームで本を4冊出版しましたので、ご案内させていただきます。

1.小説 「我に祝福を」
精神科医・詩人の著者が世に問う、現代の「罪と罰」。
神谷和弘 著  星雲社   定価 本体1,500円

2.詩集 「40人」
神谷和弘 著  星和書店  定価 本体1,800円

3.詩集 「ENIGMA」
神谷和弘 著  土曜美術社出版販売  定価 本体1,600円

4.詩集「夕日と狂気」
神谷和弘 著  土曜美術社出版販売  定価 本体1,600円
「我に祝福を」と「40人」につきましては、表紙の写真とあらすじをご紹介いたします。

小説 「我に祝福を」
主人公は、中野道夫、22歳。無職。高校2年生の頃から幻聴や独語が出現している。医学的診断は精神分裂病(現在は統合失調症と呼ばれている;ただし、専門家は読むと分かると思いますが、筆者はアスペルガー症候群を意識して書いています)。
陽子という名の妹がいたが、障害者であり、脳性麻痺と心臓にも病気があった。その子は道夫が8歳のとき、心臓の手術中に亡くなった。
父親はパイロットだが、ピアニストになりたいと真剣に思っていた時期があった。母親はどことなく冷たく、道夫は「隙間」を感じている。

道夫の独語がひどいため、大学病院を訪れ、5月の連休明け頃に、精神科に入院となる。主にその後の1年程にもなる入院生活がこの小説で描かれる。その中で、道夫の発病の背後にある事件、父親の(罪を犯したものとしての)自死、陽子による道夫の魂の救いといった、「罪と罰」がこの小説の主題である。

詩集 「40人」
大きく道を変えて、精神科医となった、筆者が出あった、忘れ難い患者(それ以外の、筆者の外語大時代の友人で自死をとげた人なども、含む)の独白を、詩の形で書いてみた。疾患としては、統合失調症、うつ病、今や国民的な問題ともなっている認知症、アルコール依存症、自閉症など。うまく書けているかは今一つ、自信がありません。

投稿者: 下中野 大人  ロシア語 1980年卒業

 

本の紹介『レレバンス・イノベーション』

フランス語専攻平成20年卒の、門脇 弘典と申します。
このたび初めての訳書が刊行されましたので、紹介させていただきます。

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  • 書名: レレバンス・イノベーション――顧客の共感を引き出し、行動を変える力
  • 著者: アンドレア・コーヴィル、ポール・B・ブラウン
  • 出版社:マグロウヒル・エデュケーション
  • 発売日:2014年11月20日
  • 価格: 1,800円+税

「レレバンス」とは英語で「関連性」のことです。情報があふれている現代において、顧客に自社の製品を選んでもらうためには、なんらかの関連性や「つながり」を示す必要があります。では、具体的にどのようなアプローチを取ればいいのか? その問いに答えたのが、この本です。

お手にとっていただけたら幸いです。

投稿者: 門脇 弘典(フランス語 2008年卒)

 

本の紹介 「歩き続ければ、大丈夫」

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 木々の色づく季節となりました。皆様におかれましては健やかな毎日をおすごしのこととお慶び申し上げます。
このたび、ダイヤモンド社から拙著『歩き続ければ、大丈夫。』を刊行いたしました。1963年にアフリカ大陸に渡ってから、今年で51年になります。人生初の「アフリカ体験」となったガーナ。ナッツ・ビジネスをはじめ起業家としてたくさんのチャンスをもらったケニア、そして2008年から新たにナッツ・ビジネスと微生物ビジネスを展開しているルワンダ。アフリカの各地で、この半世紀のあいだ私が何を考え、何をしてきたのか。自分の来し方を振り返りながら、今の日本の若い世代に伝えたいメッセージを一冊にまとめました。
ご一読いただけましたら、光栄です。

『歩き続ければ、大丈夫。~アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙』
佐藤芳之 著
ダイヤモンド社
定価 1400円+税
ISBN978-4-478-02238-2

投稿者:佐藤 芳之 ウルドゥー語 1963年卒

佐藤芳之様は、この度長年の功績が称えられ、秋の叙勲で旭日双光章をご受章になりました。
心よりお慶び申しあげます。(東京外語会より)

 

 

本の紹介「ロシア出版文化史ー十八世紀の印刷業と知識人-」

原著者ゲーリー・マーカーは現在活躍中のロシア史研究者である。博士論文として執筆された本書は、序章と八章から成っており、各章のタイトルから、大まかな内容が把握できる。第一章「印刷術とピョートル革命」、第二章「教会とアカデミー」、第三章「学校と出版業者」、そして第四章が「個人出版業の出現」。ここまでが前半で、印刷・出版業を担った主体を時系列で紹介する内容になっており、十八世紀ロシアの出版状況が時代を追って詳述されている。後半の四章は、次のタイトルが示すように、各々が独立したテーマを扱っている。第五章「地方における出版業」、第六章「ロシアの書籍販売業」、第七章「書籍販売と読書」、そして第八章が「検閲」。ロシア各地の出版状況、書物の販売状況、人々の読書傾向、そして統治者による検閲の実態が、ノヴィコフやカラムジンなどの知識人の動向と合わせて、後半の四章で詳細に描写されている。こうして本書は印刷業の発展に関する説明に終始せず、印刷業をプリズムとして十八世紀のロシア史全体を見渡すことに成功しており、特異で興味深いロシア社会史になっている。
2014年7月刊行。成文社。定価4800円+税

投稿者 : 白倉 克文 ロシア語 1968年 卒業

初小説 「我に祝福を」

ロシア語科をでて就職したものの、会社になじめず、進路を完全に変え、なんとか医師になりました。いいトシをして、9月に初めて自費出版ですが小説をだしました。

「我に祝福を」星雲社、筆名神谷和弘。

なかなか面白いのでは、と自讃しています。ちょっと宣伝まで。

ロシア語は、モスクワのクリニックを訪れた時などに役立っています。こんな外語生もありか、とご投稿させていただきました。ついでに老婆心ながら申し上げると、Facebook、語学にすごく役立つと思います。わたしの“友人”の半数はロシア人。学生時代から、大いに利用されるといいと思います!

投稿者 : 下中野 大人  ロシア語 1980年卒業

 

東京外語大 日新寮アーカイブズ – DVD付き冊子 –

冊子の表紙DVD

 

  • 日新寮アーカイブズをつくる会 編
  • 2013年9月11日発行
  • 連絡先 〒300-1236
    茨城県牛久市田宮町231-9
    高橋 潔
    E-mail:takaha@kdp.biglobe.ne.jp

「日新寮」とはかつて本学にありし学寮の名称で、正式には「日新寮」といいます。大正13年(1924)に開寮し、昭和54年(1979)に廃寮となる迄56年間に亘り東京都中野区に存続した、全国の大学寮の中でも有数の自治寮でありました。

このDVD付き冊子は、日新寮の記録を6年の歳月をかけて纏めたアーカイブズです。故・鐘ヶ江先生(元学長)や、戦前に寮生活を送った先輩とのインタビュー、往時の本学の学生の姿など貴重な記録が収録されており、本学の歴史の一環として資料価値は高いと思います。

ご希望の方は上記の高橋までお申し越し下さい。

無料でお送りしますが、任意で3,000円のカンパをいただければ大変ありがたく存じます。

投稿者 : 高橋 潔  ドイツ語 1969年卒業

「イタリア郷土料理」美味紀行 中村浩子(I58卒)著

イタリア郷土料理美味紀行表紙

ミラノの帽子デザイナー、フィレンツェの美術館館長、パレルモの操り人形師――。

イタリアの北から南まで、その街ならではの仕事をする9都市20人に、人生の思い出の料理を語っていただきました。

地方ごとに異なる郷土料理から、その土地の気候や風土、歴史、宗教的背景、人の気質の違いまで見えてきます。

小学館文庫、2014年1月刊。819円+税。電子書籍あり。

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094088922

投稿者 : 脇本(中村)浩子  イタリア語 1983年卒

本の紹介『ロシア縦横無尽』

ロシア語科の先輩である池田正弘さんが書きためられたロシアの旅行記をまとめた本「ロシア縦横無尽」が出版されましたので、読んでいただければと思い、ちらしを添付させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(会員短信にも同様な投稿があります。併せてお読みください。http://www.gaigokai.or.jp/read_messages_pass.html

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投稿者 :菅原(村田)幸子  ロシア語 1979年卒業

本の紹介 「ハープの歴史と伝播」~ハープの魅力の全てを語る~

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昭和41年スペイン語科卒業 永久会員の 坂田一彦です。
2005年6月から北信濃の斑尾高原で楽器ハープの専門ミュージアム 紫音ハープミュージアムを開館し、館長として運営しています。
http://sionharp.madaraokougen.com/

このたび35年間にわたる楽器ハープの研究結果を一冊の本にまとめ出版の運びとなりましたのでご紹介します。
世界的に見てもハープに関する本は少なく、我が国においてはパイオニア的な啓発本になります。

タイトル:「ハープの歴史と伝播」~副題 ハープの魅力の全てを語る~
著者:  坂田一彦 (斑尾高原 紫音ハープミュージアム館長 S科41年卒)
発行所: 東京図書出版
発売元: 株式会社リフレ出版
初版発行日: 2014年8月18日
図書ナンバー:ISBN978-4-86223-772-9C0073
定価:  1620円 税込
内容:  全編142ページの小品で、ハードカバー、ふんだんにカラー写真や表を使用しています。楽器ハープ5000年の歴史とその世界的伝播を辿る本邦初の本格的解説書。

以上、一冊でも多くの方の目に触れますよう念じています。
どうぞ宜しくお願い致します。

投稿者  坂田一彦  スペイン語 昭和41年卒業
madarao_sionharp@hotmail.com

本の紹介 ヒンディー語訳「デスマスク」

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瀬戸内寂聴『風景』(角川学芸出版)の中の一篇『デスマスク』をヒンディー語訳して、デリーで印刷、出版社HAGA ENTERPRISEから”Mout ka Mukhouta” というタイトルで出版しました。東京外国語大学図書館に所蔵していただいています。定価200インドルピー、お買い求めは下記へ;

Dharmasanga・HAGA ENTERPRISE
ダルマサンガ・ハガエンタープライズ
URL: http://www5.famille.ne.jp/~taketori/
投稿者  芳賀明夫 Akio Haga ヒンディー語 昭和42年卒
e-mail: akio.haga@gmail.com

 

書籍紹介  『働く!「これで生きる」50人』

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女性ハンターやアコーディオン歌手、原子力発電所の作業員、地方競馬の予想屋など多種多様な50人の「働く現場」に共同通信社の記者が足を運んでじっくりと話を聞くことで、それぞれの素顔や人間模様に迫った。どのように働いて、どんな楽しみや悩みを抱え、何を夢見ているかは人それぞれで、読み手に「こんな仕事があったのか!」と目からうろこが落ちるような発見、共鳴と感動、そして明日への希望をもたらす“人生の羅針盤”のような1冊に仕上がっている。
将来の進路を考えている大学生や中学・高校生が一読すれば職業観の視野が広がり、自身にも幅広い可能性があるとの気概をもたらすのは請け合いだ。
米国に駐在する共同通信社ニューヨーク支局の大塚圭一郎記者(フランス語学科平成9年卒)は、旧日本国有鉄道が長年運行していた路線を1988年に引き継いで以来、赤字経営が続く第三セクター鉄道の山形鉄道(山形県)で、観光客に地元の言葉で案内する「鉄道の方言ガイド」を紹介している。
共同通信社が2013年に配信して全国の地方新聞に掲載され、好評を博した連載「これで生きる」の念願の単行本化。放送作家・脚本家の小山薫堂氏は、本書に「仕事は志事。自分は何のために生きているのか?人生を見つめ直すきっかけになる50人の生き方」との推薦文を寄せている。

・株式会社共同通信社発行
・価格:税別1500円
・コード:ISBN978-4-7641-0671-0 C0030
・お問い合わせ先:株式会社共同通信社出版センター
電話:03―5549―7603
ファクス:03―5549―0082
電子メール:hanbai@kyodonews.jp

投稿者  大塚 圭一郎  フランス語 平成9年卒
otsuka.keiichiro@kyodonews.jp

 

本の紹介 田辺敬子の仕事 -教育の主役は子どもたち- イタリアの教育研究から見えたもの

姉田辺敬子(イタリア語科昭37年卒)の没後三年目の命日に間に合わせることができました。共編者青柳啓子さん(イタリア語科昭60年卒)の献身的な作業の賜物です。
地味な本の出版にお力をくださった皆様と社会評論社に心から感謝します。
内容紹介は本の見返しと複数の書評から抜粋しました。
なるべく多くの方に読んでいただけたらうれしいです。

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書名:田辺敬子の仕事 -教育の主役は子どもたち- イタリアの教育研究から見えたもの
編者:田辺厚子 青柳啓子
出版社:社会評論社 http://www.shahyo.com
発売日:2014年5月1日発行
定価:2,400円+税

内容紹介:イタリアの教育研究者であり子どもを主体とした教育への理想を追求した田辺敬子(イタリア語科 昭37年卒)の業績を俯瞰するもので、第一部にはローディ氏をはじめ故人と親交のあった友人や研究者から寄せられた追悼文が収められ第二部が本人の遺稿になっている。
田辺敬子はイタリア政府留学生としてローマ大学留学以来、イタリアの教育界の状況に注目。 教育共同運動の推進者マリオ・ローディ氏とも親しく交流し、教室に密着して彼の先進的な教育の実践記録『わたしたちの小さな世界の問題』を翻訳した。
また60年代の世界的大学紛争時、教育界に衝撃を与えたというドン・ミラーニ神父の作文教育実践『イタリアの学校変革論―落第生から女教師への手紙』の訳出は当時から今日に至るまで世に光を放つ仕事といえる。
レッジョエミリア市の幼児教育をはじめて日本に紹介したのは田辺敬子であり、近年再び注目を浴び再版されたレッジョの実践的創造的幼児教育の記録『子どもたちの100の言葉』の共訳者でもある。
志なかばで世を去った彼女の業績を実妹と大学後輩が一冊にまとめた。
子どもたちから学ぶ教育を理想とした『田辺敬子の仕事』はこの閉塞した時代の明日を切り開く道標となるであろう。

投稿者 田辺厚子ジョーンズ ドイツ語科 昭39年卒

本の紹介 「魂の法則」

20140702_193629_u_1スペイン、バレンシア大学病院のがん遺伝子の研究者が語る「魂の真実と生き方」。
著者の姿勢に感銘し、素人翻訳を手がけました。

著者:ヴィセント・ギリェム
出版社:ナチュラルスピリット

http://www.amazon.co.jp/gp/product/gp/product/486451125X

元の原稿は、http://tamashiinohousoku.blogspot.com.es/ より無料でお読みいただけますので、ご利用下さい。

投稿者 : 小坂 真理  スペイン語昭62年卒

 

「慟哭 神よ、答えたまえ」のご紹介

おかげさまで拙訳の書が刊行されました。ご協力くださった方々に心より御礼申し上げます。

慟哭 神よ、答えたまえ

書名:慟哭 神よ、答えたまえ
著者:パク・ワンソ(朴婉緒)
出版社:かんよう出版 https://www.facebook.com/kanyoushuppan
発売日:2014年4月25日
価格:1,500円+税

果たして神は存在するのか。存在するならば、なぜ神は私に息子の死という苦悩を与えたのか。神への懐疑、神との格闘、そして神へ確信に至る、韓国の女性作家のパイオニアが赤裸々に綴る信仰告白の手記。

投稿者 : 加来(犬飼)順子(朝鮮語学科 平成元年卒)

本の紹介 「悠 遊」

『悠 遊』
・藤井俊彦(D36)著
・アールイー社
・2014 年2月24日改訂版発行
・1,000円+税

戦後の学校教育はどんな日本の歴史と歴史観や伝統文化を教えてきたのか?著者の教科書比較研究と改善運動を通じての主張を中心に、対スリランカ交流ボランティア活動およびメーカーと公益法人での仕事体験を3本柱にして編んだ自分史的異文化エッセイです。
該書の帯に講談協会前会長の宝井馬琴師が下さった推薦の辞を書評替わりに披露いたします。「藤井さんとの付き合いは、お互いが駆け出しだった頃始まった。五十余年肝胆相照らす間柄である。彼は歴史好きが嵩じて教科書研究の領域にのめり込んで”教科書が変だ”と言う。反日自虐史観や階級闘争史観が幅を利かせているせいで教えられる歴史上の人物は少ないうえに偏りがあるらしい。歴史小説やドラマでお馴染みの武将などが冷遇されているなら講談界の盛衰にもかかわる一大事。本書の出版を応援する所以である」。

投稿者 :  ドイツ語36年卒 藤井俊彦

ブラジル・ポルトガル語 ビジネス会話フレーズ辞典

CIMG1212ポ語フレーズ辞典表紙小生が(有)イスパニカとともに執筆した下記辞典が三修社より上梓されました。

『ブラジル・ポルトガル語 ビジネス会話フレーズ辞典』
ブラジル(+ポルトガル語圏)でのビジネスシーンで役に立つ用例を場面別に約2200掲載 ビジネス文書も充実
ソフト・カバー単行本 511頁
定価 本体3,000円+税
川上直久(Po語科昭和46年卒)&イスパニカ 【著】

執筆に当っては、とにかく時間が掛かりました。翻訳するフレーズ文の作成に約2カ月、その後ポ語への翻訳に10カ月と計1年掛かりました。その間校正作業も3回以上、ネイティヴによる音声録音立ち合いと様々な作業がありました。著者として自分の名前が入った完成本を受け取った時は本当に感動モノでした。

川上直久(Po語科昭和46年卒)

本の紹介「クラシック音楽のチカラ--ギャレス先生の特別授業」

以下の本を翻訳して出版しております。よろしかったら読んでみてください。

クラシック音楽のチカラ--ギャレス先生の特別授業書名 「クラシック音楽のチカラ--ギャレス先生の特別授業」
著者 ギャレス・マローン 訳者 栗田知宏 (平成14年卒)
出版社 青土社
書 評 イギリスBBCのThe Choirシリーズなどで絶大な人気を博す合唱指導者ギャレス・マローンが、テレビでの柔和な語り口そのままに、クラシック音楽を楽しむための基礎知識や 実践を徹底伝授する。彼の個人的な経歴や思い出も随所で語られ、ファンにとっても必読の入門書。

栗田知宏 (平成14年卒)