外大9条の会、大貫康雄さん(D72)を講師にミニ講演会

           

本年2月15日、8回目となる高田馬場F・Iビルでの“ミニ講演会&ワインで交流会”が開催され、1972年に本学ドイツ語科を卒業してNHKに入局し、1999年から2004年まで足かけ6年をNHK欧州総局長としてヨーロッパ事情をつぶさに見聞してきた大貫康雄さんに「今のヨーロッパから見えてくるもの~日本と世界、その『落差』~」というテーマで講演していただきました。コロナウィルスによる新型肺炎の感染を心配して急遽参加を取りやめた会員もいましたが、25人の参加とまずまずの規模になりました。この中には大貫さんが福島放送局に勤務していた時に、読売新聞社の福島支局勤務で、当時大貫さんと交流されていたという方2名(いずれも非会員)が含まれています。

昨今、ヨーロッパ各国での右翼政党の台頭やイギリスのBrexit問題などヨーロッパの政治的な動きが注目を浴びる場面が多くなっていますが、大貫さんはドイツ在住が長かったこともあり、講演の中でもドイツの戦後の歩みについて詳しく触れていました。特に第二次世界大戦中に様々な被害を与えた近隣諸国とは相互に歴史教科書の作成過程を通して和解しようとする試みがなされてきたと強調されていました。その中で、例えばシュタインマイヤー大統領のポーランドへの真摯な謝罪などについても触れ、日本での対応と大きく異なることを暗に対比されていました。大貫さんは昨年9月、日韓関係が極めて悪化した時に、対韓輸出優遇撤廃に反対する声明「韓国は敵なのか」の呼びかけ人にもなっています。いずれにしても裏話も交えた多方面にわたるヨーロッパ事情は多くの参加者の興味を惹きました。2時間近くに及ぶ講演の後、小休止を挟んで第2部に移りましたが、第2部は希望者のみということで数名の参加者が帰られました。しかし、この場でも講演内容についての質問・意見などが活発に発せられ、大貫さんは発言者が納得のいくよう回答されておりました。

今回は、昨年の一橋(いっきょう)祭と呼ばれる一橋大学の大学祭で「いしぶみの会」という団体が収集した同大学の戦没学生の資料を展示したパネルの一部が展示されておりましたが、これは一橋大学を卒業、定年での退職後本学大学院で学ばれた関係から本会会員になった竹内さんが運んだものです。今年は戦後75周年という節目の年でもあり、本学でも同様な資料展示ができないものか検討されておりますが、参加された面々は興味深く見入っていました。

ともかくも参加者一同、地階にあるイタリアレストラン・文流からのケータリングに舌鼓をうちながらの第2部もあっと言う間に2時間が経ち、それぞれに有意義な時を過ごして帰路につきました。

なお、本年6月6日には現今の政治状況などについて活発に発言されている上智大学の中野晃一教授をお招きして記念講演をしていただくことになっていますので、お問い合わせ等ありましたら下記メールアドレスにご一報願います。

tufs_peace9@yahoo.co.jp

(追)講演していただいた元NHK欧州総局長の大貫さんは日本初のインターネットでの生放送ニュース番組、「ニューズ・オプエド」にコメンテーターとして出演されていますが、その大貫さんから誰かに「外大9条の会」について説明して欲しいとの依頼がありました。そこで2月26日、本会の涌井代表に出演してもらいました。URLは以下となりますので、お時間が許される方は是非アクセスしてみて下さい。番組自体は1時間16分、そのうち「外大9条の会」関連は33分頃からになります。

https://www.youtube.com/watch?v=hKwSaBVzkLQ

投稿者:  鈴木 俊明  スペイン語  1972年卒業

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13 回 Po語科ルジタニア会総会・懇親会の開催

ルジタニア会(世話人代表:大島勇次郎 外Po62)の定時総会・懇親会が去る2月15日(土)11:30より14:00の間、東京外語大学本郷サテライトにおいて下記卒業生18名(敬称略)が参加し開催されました。

総会は式次第に則って事業・予算について報告と審議が行われて、新代表(川上直久氏 外Po71)の就任などが提案通り承認されました。また、懇親会ではショートスピーチを挟んで懇談し、定刻、集合写真に納まってお開きとなりました。

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(参加者―敬称略)
香山徳二(外Po61) 鈴木孝憲(外Po61) 大島勇次郎(外Po62)
小島伸生(外Po62) 西山龍美(外Po63)畑宏幸(外Po63) 小高孝一(外Po65)
金七紀男(外Po66)遠藤紘樹(外Po66)須田實(外Po66)川上直久(外Po71)
吉田頼宜(外Po71)佐伯努(外Po73) 和田雄三(外Po73)池内昇(外Po74)
中村保雄(外Po74)岸本憲明(外S76)岸和田仁(外Po76)

投稿者:須田實  ポルトガル語 1966年卒業

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東京外語ゴルフ会主催ゴルフコンペのお誘い

昨年末東京外語会の会報にてご案内した通り、東京外大の卒業生のゴルフ同好会「東京外語ゴルフ会」は年に4回のペースでシニア、若手男女同窓のよしみで楽しくプレイしていますが、今回は下記の通り今年最初のコンペを企画していますので、これまで全く参加されなかった方々を含め、広く参加者をお誘いします。 特に今回は会員ではない方でもどなたでも参加して頂き、新ペリヤ方式で競技しますので、ハンデイキャップも不要です。

日時 : 4月13日(月)
場所 : 湘南カントリークラブ
エントリー予定 : 7組
グリーンフィー : 19,000円
参加費 : 3,000円

是非共参加にご関心ある方は、3月10日までに下記にご連絡下さい。

幹事 : 前田憲一 (E1966)
メール:kmaeda@s4.dion.ne.jp
電話:080-3364-8885
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イスパニア会第54回例会が開かれました

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イスパニア会第54回例会が、去る12月8日(日)に東京外国語大学本郷サテライトにて行われました。参加者は33名でした。

2011-2014年 駐スペイン全権大使を務められた 佐藤悟氏(1977年卒)による「新生スペインと日西関係」と題した大変示唆に富む講義が行われました。

「太陽と情熱」「フラメンコ、闘牛、サッカー」「パエージャ」などの「イメージ」に加え「人口・経済とも欧州5位」「自動車生産欧州2位」「再生可能エネルギーによる発電が40%」「高速鉄道路線距離世界3位」など産業・技術力において高い実力を備え、中国語に次ぐスペイン語母語人口5億人、対中南米投資残高はEU全体の50%など大きな影響力を保持し、ジブラルタル海峡付近にNATOミサイル防衛基地も擁するなど戦略的要衝でもあります。

このような重要性を持つスペインとは1613年の慶長遣欧使節団派遣から数えて日西交流400年となり、佐藤元大使は着任早々から東日本大震災に対する支援へのお礼と周年事業実施への働きかけをされました。概要のみですが、以下の通り大変重層的・多面的なものでした。

1.政治: 皇太子殿下スペインご訪問、ラホイ首相訪日、首脳共同声明、安倍首相スペイン訪問
2.経済: 日西経済合同委員会
3.教育:サラマンカ大学での日本スペイン大学学長会議(当時の立石学長も参加)、日本・スペインシンポジウム
4.文化・スポーツ:漫画・アニメをはじめ計571件の交流事業

結びに「スペインはどこへ」にも触れられ、2019年11月の総選挙で過半数を得た政党はなく、左派中心になる見込み。移民の適切な管理やカタルーニャ独立運動など多難だがEUの中で大きな役割を果たしていくことが期待される、と締めくくられました。

その後フロアを移して懇親会となり、参加された岸本静江さん(1966年卒)から冨山房インターナショナル社から出版された「家康とドン・ロドリゴ」を紹介いただくなど楽しく懇親を深めることができました。

当日の写真は以下のイスパニア会のHPにより多く掲載されていますので、御覧ください。

http://clbespanol.g2.xrea.com/reunion-repo.html

次回は2020年6月に第16回総会及び第55回例会を行います。

イスパニア会(Club Español)は、東京外国語大学、大学院研究課程及びその前身関係諸学校のいづれかを卒業ないし修了し、またはこれに在学した者及び在学生等を会員とし、その会員相互の親睦交流を図り、併せてスペイン語およびスペイン語文化圏(スペイン本国および中南米)の国情等に関する知識の向上並びに情報の交換を行うことを目的とする任意団体です。

ご興味のある方は以下にご連絡ください。

入会申込専用ページ (イスパニア会HP  http://clbespanol.g2.xrea.com/ からもアクセス可)

または、

世話人代表 坂本興文(1972年卒) okifumi@tbg.t-com.ne.jp まで

投稿者: 山川 功  スペイン語科 1984年卒

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2019年サロン仏友会《講演とボジョレ・ヌヴォを楽しむ会》

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去る11月24日(日)恒例のサロン仏友会が本郷サテライト3階で開催されました。当日は56名の出席者で賑わいました。

藤倉会長(1970年卒)の挨拶の後、短歌愛好家の吉竹純氏(1972年卒)による講演が行われました。演題は「天皇陛下にお会いするまで〜あるコピーライターの軌跡〜」。氏は、卒業後、電通でコピーライターとして長年勤務され、51歳で早期退職後も本業を続けるかたわら、新聞歌壇に多くの俳句や短歌を投稿してこられました。この日の講演では、平成23年の歌会始(お題は「葉」)で入選し皇居に呼ばれるまでの軌跡を、電通時代の広告コピーの代表作も交えながら紹介されました。
その入選作は、「背丈より百葉箱の高きころ四季は静かに人と巡りき」という詩情ゆたかな歌でした。一方、「69フランス語ではスワサントヌフ諏訪さんは子猫にヌフと名付けた」という愉快な作品もあり、この辺はいかにもフランス語科卒の面目躍如たるものがありました。

講演会終了後は7階に移動し、いよいよ当日の懇親会のハイライト、ボジョレ・ヌヴォを楽しむ会が始まりました。2019年産の品質は、夏場に雹が降ってボジョレの畑の3分の1が被害を受けたものの、厳選された良質のブドウをもとに造られたボジョレ・ヴィラージュ・ヌヴォは最高の出来でした。

今回のサロン仏友会では、5名の方が初参加。終了後のアンケートでは、「OB会に出るのは初めてで恐る恐る来てみましたが、皆さん親切で大変楽しくお話しができ、手作りの料理とボジョレ・ヌヴォも最高でした」と喜びの声も寄せられました。

なお、懇親会の冒頭には外語大の犬飼理事が出席され、母校の厳しい財政事情の説明とともに、寄付への協力依頼のお言葉がありました。

今回も大勢の方にお手伝いいただき、後片付けも順調に終了することができました。皆様のご協力に感謝申し上げます。

投稿者: 中村 日出男  フランス語 1974年卒業(仏友会幹事)

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「東京外語会有志による海外支部歴訪の旅」<ウズベキスタン>忘年会開催される

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写真左から(敬称略)

(前列)
大谷達之(M1963)、加来洋二郎(大阪C1962)、三浦哲郎(E1961)、林明日香(T1993)、友金 守(大阪H1960)、坂下優子(大阪Ur1984)、古茶兵衛(R1950)、笠井治子(V1968)、鈴木公子(F1965)、石原隆良(D1956)、鈴木光子(F1961)、富山絢子(F1964)、林義之(F1966)

(後列)
田中哲二(C1967)、二瓶美由紀(D1987)、新田和夫(M1962)、川口翠子(C1965)、友金夫人、伏見康子、勝亦杏子(F1971)、下社 学(大阪M1994)、塚原英子、秋保哲(C1981)

「東京外語会有志による海外支部歴訪の旅」の忘年会が、2019年12月8日(日)12時半から午後2時半まで、新橋の新橋亭新館(中華)で26名の参加を得て開催されました。

これは、1995年以来、過去18回にわたって行われた「海外支部歴訪の旅」に参加された方及び関係者の皆様が、再び一堂に会して、旅を回顧しながら年末の一時を過ごそう、というもので、この5、6年前から毎年行われているものです。

会は、新田幹事の進行司会で、石原幹事代表のご挨拶で始まり、まず、今回のウズベキスタン旅行にちなみ前ウズベキスタン支部長であった特別ゲストの下社学氏(大阪外大M1994)から「現下のウズベキスタン事情」について貴重なお話を伺いました。続いて、上原尚剛前外語会理事長・小出三郎前副理事長のご挨拶がありました。さらに、今回の旅行で種々お力添えをいただいた田中哲二氏(C1967)からも所感を伺い、初回からご協力をいただいている咲耶会(旧大阪外大同窓会)の加来洋二郎氏(C1962:ウズベキ旅行参加)・青野光裕氏(F1960)からもご挨拶をいただきました。続いて、今回最長老の古茶兵衛氏(R1950)の乾杯で幕を開けました。

「海外支部歴訪の旅」は、台湾から始まって、タイ、モンゴル、スペイン、ロシア、米国、エジプトなどを訪問し、最近は、南フランスとパリ、トルコ、オーストラリア、ミャンマーそして今回のウズベキスタン訪問で18回目、20都市訪問を実現しました。訪問先の外語会各支部とは時には留学生を交えて親しく交歓会を開催し、現地支部・訪問団とも母校の仲間のありがたさ・絆の強さを再認識することとなりました。

ご参加の皆さん全員から一言ずつお話しをいただき、楽しかった旅の思い出話しに花を咲かせたり、大学の現状や在り方に議論が及んだりして、年の瀬のひと時をにぎやかに過ごすことが出来、あっという間の2時間でした。

次回は、さーどこへ行くの、という気の早い話が早速に出て、アフリカのジンバブエやモロッコがいい、いや、東欧もいい、イランや南米はどうだ、という期待感が高まっていました。

旅行を実施するには強力な幹事団が必要です。皆様とくに若い世代からの幹事へのご参加を心からお待ちする次第です。よろしくお願いいたします。

[出席者] 途中退席:上原尚剛様(S1959)、小出三郎様(S1971)、青野光裕様(大阪F1960)

投稿者:  林 義之 フランス語 1966年卒業

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E35クラス会報告

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東外大E35クラス会」を令和元年(2019年)11月16日(土)、東京駅近くの「ワインコート:ヴァン・ド・ヴィ」にて、午後1時より4時まで、13名の参加を得て開催した。
記録の残る限り、平成19年(2007年)からの例年の食事会(昨年までは午後2時より5時まで)である。昨年まではレストランを借切って立食式の食事会であったが、近年残念ながら物故者が増えてきて、今年は11名の参加となり、一室に着席しての会食となった。高齢化により歩行に難のある者の参加を促すため、初めての試みとして夫人の介助での参加を呼び掛けたところ、2名がこれに応じてくれ、参加者は計13名となった。

最初に、昨年の会食以来惜しくも他界された3名の同輩のために黙祷・献杯をし、その後は飲食を楽しみながら大原宏君の「シルクロードの旅」の土産話を興味深く聴き、それに続いて順次出席者の近況の紹介などをし合い、和やかに3時間を過ごした。参加人数が減ったのは寂しいことであったが、反面少人数になったことによって、話題が一つになり共通の関心事に熱のこもった遣り取りが展開されるという副次効果が見られた。

参加者は、大原宏、竹前文夫、多胡冽夫妻、角田大定夫妻、鳥井義惟、野崎邦俊、堀内敏宏、松永吉郎、松本俊、三好正弘、村上信之(以上、アイウエオ順)。来年の再会を期して散会した。(文責:三好)

投稿者:  三好 正弘 英米語 1960年卒業

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メコン会総会・講演会・懇親会の開催(結果)

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11月24日(日)大学の施設をお借りしてメコン会の総会等を行いました。
総会では、活動報告が行われた後、会計報告、監査報告、役員改選、今後の活動などが審議されました。
役員が改選され、新会長に日隈眞澄氏、新副会長に石綿香代子さんが推挙、承認されメコン会役員が若返りました。

講演会は、タイ国でタイの中高生に対し日本語を教え、国際貢献された国際社会学部タイ語専攻4年生の市川紗弓さんが
「日本語教育に携わって気付かされたこと~タイの中高生と過ごした10か月~」
と題して講演が行われました。
講演ではタイの中高生にいろいろ工夫を凝らして日本語を教えた様子や日本文化の紹介、中高生との交流など国際貢献の様子が語られました。
本学学生さんで国際貢献に関心を持っているタイ語専攻やベトナム語専攻の学生さんのみならず、「TUFSコミュニテイ」で講演があることを知った英米語専攻、ヒンディ語専攻、ビルマ語専攻、マレーシア専攻の学生さんも熱心に聴講していました。
また、講演会にNHK国際局の取材が入り、講師、聴講者へのインタビューがありました。
講演会の様子は12月8日NHKワールドJapanタイ語放送「リスナーズフォーラム」で放送されます。

懇親会はタイ語、ベトナム語の先生をはじめ、昭和32年タイ語科卒の先輩から
学生さん達まで幅広い世代の会員が集まり交流を深めました。

投稿者:  野崎 正人 ベトナム語 1971年卒業(メコン会名誉会長)

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メコン会講演会の様子がNHKワールドJAPANタイ語放送 「リスナーズ フォーラム」で放送されます

11月24日、留日センター「さくらホール」でメコン会講演会を行いました。
タイで日本語教育に携わった国際社会学部タイ語専攻4年生の市川紗弓さんが「日本語教育に携わって気付かされたこと~タイの中高生と過ごした10か月」と題して講演を行いました。
NHK国際局の記者が講演会を取材し、講師等へインタビューを行いましたが、この様子が12月8日NHKワールドJAPANタイ語放送「リスナーズ フォーラム」で放送されます。
是非ご視聴ください。

(参考)
短波ラジオ、タイでのラジオ再送信、ホームページ(ストリーミング、Facebook)で伝えられます。
*短波の周波数は下記サイトTHAIの欄をご覧ください。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/resources/brochure/pdf/rj_frequency.pdf
*インターネットを通じた配信は、以下のサイトからご覧いただけます。
ストリーミングは通常、ラジオ初回放送から1週間ほど掲載されます。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/th/radio/listener/ 

投稿者:  野崎 正人 ベトナム語 1971年卒業

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ポルトガル語科同窓会ルジタニア会「第14回登録会員の集い」

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去る10月26日(土)ルジタニア会では、昨年同様に会場は都内のAGORAワイズエステック情報ビル店で12:00より会員12名、Po語専攻の招待学生4名が参加し、本年度の集いを開催しました。

歓談の合間に会員全員から近況を中心にショートスピーチがあり、また、学生からは
外語祭語劇や今年始動した学生プロジェクト「Estudamos Português」
への取り組みについて説明がありました。

出席者は和やかに懇談し、集合写真に納まった後、定刻14:00にお開きになりました。

出席者(敬称略)
会員:
橋本文男(外Po1959)香山徳二(外Po1961)大島勇次郎(外Po1962)
西山龍美(外Po1963)金七紀男(外Po1966)遠藤紘樹(外Po1966)
須田實(外Po1966)川上直久(外Po1971)佐伯努(外Po1973)
中村保雄(外Po1974)岸本憲明(外S1976)岸和田仁(外Po1976)
在学生:
岡崎駿輔(4年生)佐々木美緒(4年生)吉田和佳(2年生)森部紫央(2年生)

投稿者: 須田 實 ポルトガル語 1966年卒業

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第18回 東京外語会有志による海外支部歴訪の旅 ~歴史・芸術・文化を堪能するウズベキスタン7日間訪問記 ~

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2019.10.9(水)ウズベキスタン支部との交歓会(タシケントにて)

1995年に第1回の台湾訪問でスタートした同会は、これまで17カ国・19の支部を訪問してきた。第18回目となる今年はシルクロードの面影を濃く残す中央アジアのウズベキスタンを10月8日(火)~14日(月)の日程で訪問、9日の夜は20番目の支部訪問となる現地ウズベキスタン支部と交歓会を開催した。参加人員は訪問団19名、現地より6名の計25名であった。

今回の旅の特徴は、総勢19人の内12人が女性、しかも、ご主人同伴でない1人参加が11名、パリからの参加あり、一足先に出発して中国の西安を観光してきた女性ありなど、1961年卒から1993年卒まで様々な年代の女性が、若い頃からの憧れであったと言うシルクロードの観光、買い物、食事とお喋りに興じ、パワー満開だったことである。早朝出発が多いかなりタイトなスケジュールを老若男女全員、何とかクリアすることができた。

・・・(続きはこちら)
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フルート、ハープ&ピアノ の夕べ リサイタルのご案内

小倉正広 還暦記念トーク&リサイタル2019 のご案内させていただきます。

日時:2019年11月1日(金)19:00開演
会場:葛飾シンフォニーヒルズ・アイリスホール(京成青砥駅徒歩5分)

フルート:小倉正広 東京外大ドイツ語科1982年卒、元ウィーン外語会幹事、元ロンドン外語会会長
ハープ :是枝泰子 桐朋音大、仏パリ・エコールノルマル卒
ピアノ :薮田京子 東京芸大、独カールスルーエ音大院卒

曲 目 :
前半Fl & Hp ヘンデル「ラルゴ」、バッハ「シチリアーノ」、フォーレ「子守唄」、
ビゼー「メヌエット」、シューベルト「菩提樹」、ドビュッシー小品集「亜麻色の髪の乙女」「アラベスク」「月の光」「レントより遅く」
後半Fl & Pf バッハ「組曲」ハ短調、プーランク 「シューベルトを讃えて」
「エディット・ピアフを讃えて」、プーランク フルートソナタ、他
全席自由:2,000円

● 終演後の懇親会 (ここからだけの参加も、大歓迎です) ●
日時:2019年11月1日(金)21:30-23:00
会場:中国料理「煌」 (青戸1丁目41-11)
行き方:青砥駅前、線路沿い。シンフォニーヒルズ方面へ徒歩1分
交 通:京成上野から約15分、都営浅草線日本橋から約20分
会 費:2500円(予約制、先着45名)
コース:90分 食べ放題、飲み放題
備 考:シェフは黒龍江省の方。

お問合せ、申し込み先:hiro.michael.ogura@gmail.com(小倉正広)

投稿者: 小倉正広 ドイツ語 1982年卒業

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東京外語会ニューデリー支部<デリー外語会からの便り>

日時:2019年7月30日(土)午後7時より
場所:いち膳 (日本食)
住所:GALAXY HOTEL-SHOPPING-SPA, 1st Floor, NH-8, Sector 15, Part-II, Gurgaon, Haryana 122001
電話:+91-124-430-7475

<デリー外語会>
2019年7月20日(土)午後7時より、インドに在住する東京外国語大学の卒業生、現役生によるデリー外語会が開催されました。

40度を超える高気温の時季が終わり、デリーはモンスーンに入り始めました。気温は落ち着きましたが、今度は、湿気で汗が乾かなくなり、依然として暑さを感じる中、今回は、15名がグルガオンの日本食レストラン「いち膳」に集まりました。屋外の暑さを忘れて鍋を囲み、賑やかなひと時を過ごしました。

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【参加者】 (敬称略)
中嶋浩太郎 スペイン語2000年卒
吉瀬武尚 ポルトガル語1987年卒
藤井文美 ウルドゥー語2016年入学
白杉夏実 ヒンディー語2016年入学
前田美春 フランス語2016年入学
早川瑞穂 フランス語1990年卒
阿部浩基 ヒンディー語2017年卒
片桐浩 イタリア語1989年卒
森土卓磨 大阪外ウルドゥー語2011年卒
宮島 菜実 大阪外ヒンディー語2011年卒
岩田悠里 ウルドゥー語2017年入学
久保葵衣 ウルドゥー語2016年入学
伊藤陸人 ヒンディー語2017年入学
中山康平 ウルドゥー語2017年入学
市川紘大 ヒンディー語2017年入学

この日の会は、参加者数が前回の倍で、その内約半分が学生という珍しい会になりました。また、今回は、なんと飛行機で二時間もかかる南インドの都市にお住まいの大先輩・吉瀬さんにもはるばるご参加いただき、約三時間話題に尽きることがありませんでした。インド在住5年以上というベテラン含む先輩方、留学の為にインドにきて一週間足らずで、これからの留学生活に不安と期待を抱える現役学生、普段の生活では出会うことのない皆さんが、東外大・阪大という共通点をきっかけにして知り合うことができました。

次回以降も、デリー外語会のネットワークの基盤づくり・更なる会の活性化・継続した定期会合(大阪外国語大学との共同会合を含む)の開催等々、推進して参りたいと存じます。引き続き皆様方のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。
次回は11月以降での開催を予定しております。

投稿者: 藤井 文美  ウルドゥー語3年

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「蓮見治雄先生偲ぶ会」開催・式次第

蓮見治雄先生(外M1967)(東京外国語大学名誉教授・日本モンゴル学会元理事・テンゲル会会長・NPO法人みんなで創る東北アジアの会理事長)が2017(平成29)年2月17日に肺がんのためお亡くなりになりました(享年76歳)。ここにあらためて哀悼の意を表します。
先生のご葬儀は同年2月25日に執り行われましたが、この度、ご遺族を初めモンゴル科の同窓会組織テンゲル会のメンバ-、本学モンゴル関係教員、学外関係者など60数名が出席して下記のとおり「蓮見治雄先生を偲ぶ会」が開催されました(写真参照)。

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「蓮見先生の遺影と出席者の挨拶」 「蓮見夫人を囲んで」
前列中央 蓮見夫人邦子様
前列右側 岡田和行東京外大名誉教授
前列左側 平井武夫様ご学友
後列右側 オトガンさん内モンゴル留学生
後列ほか 蓮見先生ご親族・教え子の皆さま

●日 時:
令和元年6月15日(土)14時30分~15時30分

●場 所:
東京外国語大学本部管理棟2階中会議室

蓮見治雄先生を偲ぶ会実行委員会
NPO法人みんなで創る東北アジアの会(TAK)<共催>

●実行委員会(敬称略):
委員長  岡田和行(外M1979)
副委員長 平井武夫(外M1966)
副委員長 井田秀機(外M1967) NPO法人事務局長
事務局長 青木雅浩准教授(早稲田大卒)

●式次第(敬称略):
・司会進行 平井武夫(外M1966)(株)シンセ-代表取締役会長
1.開会の辞 実行委員長・東京外国語大学名誉教授 岡田和行(外M1979)

2.黙祷

3.蓮見治雄先生を偲んで
①二木博史(外M1974) 東京外国語大学名誉教授、日本モンゴル学会会長
②橋本 勝(大阪外国語大学卒) 大阪外国語大学名誉教授、日本モンゴル学会前会長
③藁谷 栄(外M1983) 外務省国際協力局政策課課長補佐
④高橋秀美(外M1984) ノンフィクション作家
⑤田中華子(外M1991) 名城大学都市情報学部非常勤講師
⑥坂井弘紀(外M1992) 和光大学表現学部教授
⑦山越康裕(外M1998) 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 准教授

4.遺族挨拶 蓮見 邦子(故人夫人)

5.閉会の辞 追悼の言葉を含む(平井武夫)
*偲ぶ会終了後、大学会館(生協)食堂(さぼおる)で懇談の場(16時~18時)が設けられ蓮見治雄先生を偲んで献杯した後歓談し三々五々散会した。

投稿者:実行委員 井田秀機 モンゴル語 1967年卒業

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外大9条の会、総会記念講演は吉永みち子さんで

20190710

本年の総会は6月15日午後1時から行われましたが、既に教務課が保護者説明会のためいつもの会場である研究講義棟115大教室を押さえていたので、会場は2階の227教室になりました。涌井さん(外C1971)から昨年度の活動経過ならびに収支報告がなされ、続いて今年度の活動計画・予算案が提示され、いずれも拍手で承認されました。

小休止を挟んで午後2時からコメンテーターとして活躍されている本学インドネシア語科卒業の吉永みち子さんに「私と憲法と日本―市民として、生活者として」という演題で講演していただきました。前日の「荒天」との予報にもかかわらず、そこそこの数の人達に吉永さんの講演を聴いていただき関係者一同胸を撫でおろしましたが、参加者の中には大阪外大卒の女性もいました。

吉永さんが現憲法との出会いと感じたのが、彼女がまだ幼かった頃の「周りのおばさんたちの井戸端会議」だったそうです。そして、学校で憲法の一部を読み、「特に『前文』は涙が出るほど素晴らしいと思ったし、これは世界のどこに出しても恥ずかしくない、誇りに思えると感動したのを記憶している」と述べました。

後半では2012年に出された自民党の改憲草案に言及し、前文を読んだだけでも端から国民主権がどこかに吹っ飛び「ツッコミどころ満載だ」と述べ、さらには「第二章・第九条の2として『国防軍を保持する』としているが、こうなると三権に加えて『軍』という権力組織に正当性が与えられ戦力の発動に歯止めがかからなくなる」との危険性を訴えました。

吉永さんは、私たちにはあまり馴染みのないテレビ等のマスメディア界にも精通しておられますが、「昔は公共の福祉に反するようなことでなければ自由に発言できたが、今は自由に発言しにくい時代になっている」とし、「国を挙げてすることに反対意見など言うと、非国民だと言われたりする。戦前かとびっくりするが、この4~5年でメディアもまた忖度の傾向を強めているようだ」と指摘されました。

講演終了後はいつものように生協からのケイタリングでささやかな懇親会を開きました。本来なら吉永さんもここに同席する予定でしたが、次の予定との関係で彼女抜きでの懇親会となりました。しかし、外大卒業生以外の方も2~3人加わり、それぞれに交流の場を楽しみました。残念ながら今年は現役外大生の参加は皆無であり、彼らに「改憲」がもたらす危険性をどう知らしめるべきか、今後の大きなテーマです。

今回の参院選の結果がどうなるのか現時点では定かではありませんが、争点の一つが憲法問題です。自民党の某参議院議員の「人権、人権、人権とバカなんじゃないかと、もっと大きなものを護るために命を捨てろと命令できる憲法改正が必要だ!」との発言に如実に現れているように「9条」に象徴される「平和主義」だけでなく「基本的人権の尊重」すら危うくなろうとしているのが実情です。かかる発言が大手を振って歩くような政治状況をこのまま看過してよいのかという個々人の良識が問われていると思います。今、少しでも事態を改善しなければと思われる方は下記までご連絡下さい。ともに現状打破に向けて歩もうではありませんか。

連絡先: (Eメール)  tufs_peace9@yahoo.co.jp

投稿者: 鈴木 俊明  スペイン語 1972年卒業

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(会員よりご感想をいただきました。)

イスパニア会第15回総会及び第53回例会が開かれました。

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令和に入っての最初のイスパニア会総会及び例会が、去る6月9日(日)15時より東京外国語大学本郷サテライトにて行われました。参加者は30名でした。

総会では、1.平成30年度事業報告、2.平成30年度決算報告、3.令和元年度事業計画、4.令和元年度予算、5.役員人事がそれぞれ承認されました。

引き続きの例会はイスパニア会会員の遅野井茂雄氏(1975年卒。筑波大学名誉教授)による「変動期の中南米情勢を読む」と題した講演でした。10年単位で中南米の情勢を把握するという観点より、
1979年 ニカラグア革命、民主化(「第3の波」)の開始、第2次オイルショック
1989年 ワシントン・コンセンサス(市場化と民主化)
1999年 ベネズエラ・チャベス政権発足(左派政権の台頭)
2010年 「LAの台頭」(The Economist 9.10-17)(資源ブーム=中国ブーム、11CELAC)
という節目を提示し、それぞれに解説をいただいた後、最後は現在の中南米情勢を概観するというものでした。詳しい内容につきましては11月に発行予定のイスパニア会会報第55号にご寄稿頂くこととなっています。

その後、懇親会へと移りました。参加者全員で1時間半ほど談笑。お互いの近況等を報告したりで、お開きとなりました。

当日の写真は以下のイスパニア会のHPにより多く掲載されていますので、御覧ください。
http://clbespanol.g2.xrea.com/reunion-53.html

次回は12月8日(日)に例会及び懇親会を行います。

イスパニア会(Club Español)は、東京外国語大学、大学院研究課程及びその前身関係諸学校のいづれかを卒業ないし修了し、またはこれに在学した者及び在学生等を会員とし、その会員相互の親睦交流を図り、併せてスペイン語およびスペイン語文化圏(スペイン本国および中南米)の国情等に関する知識の向上並びに情報の交換を行うことを目的とする任意団体です。
ご興味のある方は以下にご連絡ください。

世話人代表 坂本興文(1972年卒) okifumi@tbg.t-com.ne.jp
イスパニア会HP  http://clbespanol.g2.xrea.com/

投稿者: 山川 功  スペイン語科 1984年卒

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インド・ニューデリーの国際交流基金にて初個展開催のお知らせ

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はじめまして。2012年ヒンディー語卒の鴨澤誓子です。

2013年からインド政府奨学生として、インドのグジャラート州バローダ市にある、マハラジャ・サヤジラオ大学の美術学部に入学し、絵画を専攻していました。学部・修士と6年在学し、今年5月に無事卒業いたしました。

6年間の学びの成果として、ニューデリーの国際交流基金にて個展を開催させていただけることになりましたので、お知らせいたします。

投稿者:鴨澤 誓子  ヒンディー語2012年卒業

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ルジタニア会第13回新入生歓迎・在学生との集いの開催

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ルジタニア会では去る6月14日(金)母校キャンパスでポ語専攻新入生を歓迎して
13回目の集いを、学生16名と卒業生17名の参加のもと開催しました。 開催に当たっては母校のご協力を頂き、懇親会には林大学長、講演会と懇親会には武田副学長のご臨席を賜りました。
第一部は講演会で、17:45より研究講義棟105室で行われました。
代表世話人大島勇次郎(外1962卒)による歓迎の挨拶と講師として沼田行雄氏(外1975卒)の紹介の後、講演に入りました。
「遠くて近い国 ブラジルとトンガ~私の外交官人生を振り返って」との演題で、ブラジル・ベネズエラ・イタリア・ポルトガル・トンガ各国での在外公館勤務をふり返りながら、現地事情や体験などを諄々と語っていただきましたが、一同、一言一句に聞き入っていました。
第二部の懇親会は会場を特別食堂に移し、19;00に開始。冒頭、林学長より「良い機会であるので、学生と卒業生との懇親が深まるように」との期待のご挨拶を頂いた後、懇談に入りました。ブラジルからの留学生2名も加わる中、場内あちこちに懇談の輪ができ、世代の違いを越えて和やかに交流が行われました。
集合写真に納まった後、定刻20:30にお開きになりました。

投稿者: 須田 實   ポルトガル語1966年卒業

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支部だより 新潟県支部総会のご報告 2018-2019年度

20190611-1

2019年4月27日(土)、2018-2019年度の東京外語会新潟支部総会が開催された。会場は新潟市中央区にあるイタリアンレストラン「トラットリア ノラ・クチーナ 新潟鐙店」。同レストランは、新潟県豊栄市に本店を構える人気店で、昨年度、新潟市内にも進出、会津街道を行き来する商人向けの旅籠だった建物を改装した店内では、トマトやナスなど、新潟県内の新鮮野菜を使用したイタリアンを楽しむことが出来る。

当日は渡辺支部長の挨拶に始まり、参加者それぞれが近況を報告した。かつての新潟支部は年配の男性会員が多かったようだが、現在は女性の会員も増え、また、今年は新規会員も多かったことから、非常に活気のある、和やかな会となった。また、新潟県の観光に関する話題が多く、「外語会のネットワークを活用し、SNSにて新潟情報を多言語で発信してはどうか」との意見が出た。

支部総会での意見を受け、新潟支部ではInstagram及びFacebookを活用した情報発信を開始、観光情報等を多言語で発信している。外語会には各方面で影響力の大きな方も多く、ネットワークを活用した取組には大きな可能性があると考える。微力ではあるが、私もこのアカウントを活用し、国内外の多くの方に新潟県の魅力を伝えていきたいと考えている。

新潟県支部SNS
<Instagram> tufsniigata
<Facebook> @tufsniigata

出席者(敬省略):
長谷川健司(Pr1985)、小池泰子(E1973)、桐生裕子(E1979)、桜井裕子(C1991)、岡崎まり子(F1973)、渡辺登(F1982)、細田晴子(S1992)、伊藤彩乃(D2012)、後藤まみ(Ic1984)、富山栄子(R1986)、守田奈津子(R1987)、和泉田祥子(R1991)

投稿者:高橋 宏季 ポルトガル語 2007年卒業

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2019年 仏友会総会・懇親会

20190520-1

4月14日(日)、恒例の仏友会総会が東京・大手町サンケイプラザで開催されました。

当日は天候にも恵まれ、総勢60名の出席者(現役学生1名を含む)で賑わいました。

はじめに藤倉会長(1970/昭45)の挨拶があり、金澤副会長(1968/昭43)の会務報告の後、会計・監査報告が承認されました。その後、昨年以降新たに幹事団に加わった荒崎直博(1974/49)、三浦省三(1977/52)、大谷恵子(1978/53、吉田尚子(1994/平6)の各氏の名前が紹介されました。

続く講演会の部では、建築ジャーナリストの淵上正幸氏(1969/44)を講師に迎えて1時間あまりお話しいただきました。氏は、卒業後UNIVACに入社、その後新建築社、a+uなどの建築出版社を経て独立。世界の建築物を長年にわたり紹介する活動に従事してこられました。その功績が認められ、昨年日本建築学会文化賞を受賞されています。この日の講演でも、世界中の名だたる建築家や、彼らの設計した非常にユニークな建物のスライド写真を次々と見せて解説していただきました。その斬新なデザインと比べると、最近の日本の建築は随分地味で遅れているなという感想を、多くの参加者が持たれたようです。

懇親会に移る前の休憩時間を利用して、出席者一同を昭46以降卒の<ジュニア組>と昭45以前卒の<シニア組>に分け、記念写真を撮影しました。なお、講師と現役学生と会長には、両方の写真に登場してもらっています。

続く懇親会では、ボルドーの赤白ワインのグラスを手に、参加者たちは講演会の感想で盛り上がったり、お互いの近況を尋ねたり、初参加の方と談笑しながら、仏友会伝統の和やかな雰囲気を楽しんでいました。現役学生1名は、昨年秋の外語祭のフランス語劇”シェルブールの雨傘”で主役を演じた長野遥さん(3年生)。空手有段者だけあって、中締めの言葉の代わりに見事な突きを披露。一同そろって「えい!」の掛け声とともに、突きのポーズで締めました。

出席者の皆さんからは、「講師の淵上さんとは同じクラスでしたが、50年後にこういう形で再びお目にかかれて感無量です」「長年それぞれ異なる世界にいた者達が故郷に戻ってきた感がありますね」「皆様、密度の濃い人生を送っているのだなと思い、感心しております」「40年前に卒業して以来初めての同窓会だったので、いろいろと楽しませていただきました。次回は同期の友達を連れてきます」など、多くの嬉しい感想が寄せられました。それぞれに仏友会の醍醐味を味わっていただけたようです。

次回の集まりは、11/24(日) 本郷サテライトで開催予定の「サロン仏友会」。こちらでは、講演の後、ボジョレ・ヌヴォを軽食とともに楽しむのが恒例となっています。参加者一同、秋の再会を約して散会し、一部の方々は二次会に場所を変えて旧交を温めておられました。

投稿者: 中村 日出男  フランス語 1974年卒業

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