ヘボン・奥野の教理問答をようやく認識しました


ドイツ科1987-1991の皆さんお元気ですか。A組の五十川恵(いそがわ めぐみ)です。

今日2021年2月10日のインターネットのロイター通信を見て、来週から(日本で)ワクチンの接種がはじまるそうで、とても幸いに思い感謝しています。パリのノートルダムの火災の報道写真がタス・ロイターで(日本の日刊紙なので)ぎょっとしましたが良いショックを受けました。

卒論以来ルター研究に生きています。ドイツ語以外(英語も日本語も)目に入らない日々でしたが、最近ヘボン・奥野の教理問答を偶然発見(横浜市立図書館の蔵書「さいはひの/おとづれ/わらべてひきのとひこたへ」)して、小学生時代の日本語の教育環境(名古屋市)を思い出し、投稿しています。

ワード文書(MS明朝)にして愛読しています。解読が面倒でしたらさしあげます。参考にハイデルベルク信仰問答とウェストミンスター小教理問答&コットン氏(Mr. Cotton)のAmerican Babesのための教理問答入りの米国英語科初等科教科書(ベアトリックス・ポッターのピーターラビットシリーズのサイズで、ツタンカーメンのシャブティ、水汲みの形の色の愛蔵版、ボストン1777年のもののリプリント)を、それぞれ携帯用の原書を、素読教育目的で取り寄せました。そちらも、ご自分だけでなくさらに素読教育を促進してくださるなら、只でお分けします。各40部弱ありますので1部ずつなら遠慮なさらずどうぞ、最近はスマートレターと言う物がありますしお送りします。名簿の作製過程が気に入らず入手していません。とりあえず電子メールをください。E-Mail: maieisogawa@hotmail.co.jp

2010年東京での事、hotmailで日本語を使うためにcomでなくco.jpの方を選択して、当然american boardのco.であるのでその真実を貫いています。その意味でも幸いの極みです。//

投稿者: 五十川 恵 ドイツ語 1991年卒業

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コロナウイルス感染に関してのメルケル首相スピーチの訳文

外語会の皆様

前略

昭和50年ドイツ語科卒業のレナー順子(旧姓 萩原)です。
現在コロナウイルスが世界中で猛威を奮っています。私は40年来ドイツ連邦共和国に住んでおり、ご存知だと思いますが、イタリア、スペインほど酷くはないと言いましても、ドイツでも3月28日までで、感染者数が5万人を超え、死者も約400人になりました。専門家によると、この状態はまだ氷山の一角で、嵐の前の静けさだそうです。1週間ほど前に外出禁止令を含む厳しい規制が発表されました。その少し前の3月18日にメルケル連邦首相が12分にわたり、テレビで国民へスピーチしました。コロナの危険性、なぜ政府がこのような措置をとっているか、個々の国民が何をすべきかを分かりやすく説明した語り掛けでした。コロナウイルスの潜伏期間は2週間だそうで、シャットダウン一週間では、効果の出る時期ではありませんが、メルケル演説内容をほとんどの人が理解でき、その後の政府の頻繁な情報提供により、驚くほどよく規則が守られています。
日本では、まだ対岸の火事ぐらいにしか思っていない人も多いと聞きました。自分はかからないから、大丈夫と思っている人も多いのではないかと思います。その反面今後の成り行きに関しての不安がつのるばかりだと言う意見も聞きました。皆が認識して、責任を持って行動しないと、すぐニューヨークのような状態になりかねません。それを防ぐために、メルケル首相のスピーチ内容を知っていただき、なるべく早く多くの人がコロナの危険性を把握するのが必要だと思います。
日本で最初に電子出版社を起こし、現在でもその業界で励んでいるボイジャー社がメルケル氏演説の私の拙訳を公開しました。無料でスマホでも読みやすいサイズなので、リンクをお送りします。
https://r.binb.jp/epm/e1_138892_24032020095929/

なるべく多くの人にこの演説文を読んでいただければと思います。外語会にはたくさんの同窓生がいらっしゃるので、このお願いを思いつきました。早くコロナウイルスが収束して、平常生活に戻れるのは、皆の望みだと思います。
よろしくお願いいたします。

2020年3月29日

投稿者:レナー順子 (ドイツバイエルン州在住) ドイツ語 1975年卒業

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(会員よりご感想をいただきました。)

外大9条の会、大貫康雄さん(D72)を講師にミニ講演会

           

本年2月15日、8回目となる高田馬場F・Iビルでの“ミニ講演会&ワインで交流会”が開催され、1972年に本学ドイツ語科を卒業してNHKに入局し、1999年から2004年まで足かけ6年をNHK欧州総局長としてヨーロッパ事情をつぶさに見聞してきた大貫康雄さんに「今のヨーロッパから見えてくるもの~日本と世界、その『落差』~」というテーマで講演していただきました。コロナウィルスによる新型肺炎の感染を心配して急遽参加を取りやめた会員もいましたが、25人の参加とまずまずの規模になりました。この中には大貫さんが福島放送局に勤務していた時に、読売新聞社の福島支局勤務で、当時大貫さんと交流されていたという方2名(いずれも非会員)が含まれています。

昨今、ヨーロッパ各国での右翼政党の台頭やイギリスのBrexit問題などヨーロッパの政治的な動きが注目を浴びる場面が多くなっていますが、大貫さんはドイツ在住が長かったこともあり、講演の中でもドイツの戦後の歩みについて詳しく触れていました。特に第二次世界大戦中に様々な被害を与えた近隣諸国とは相互に歴史教科書の作成過程を通して和解しようとする試みがなされてきたと強調されていました。その中で、例えばシュタインマイヤー大統領のポーランドへの真摯な謝罪などについても触れ、日本での対応と大きく異なることを暗に対比されていました。大貫さんは昨年9月、日韓関係が極めて悪化した時に、対韓輸出優遇撤廃に反対する声明「韓国は敵なのか」の呼びかけ人にもなっています。いずれにしても裏話も交えた多方面にわたるヨーロッパ事情は多くの参加者の興味を惹きました。2時間近くに及ぶ講演の後、小休止を挟んで第2部に移りましたが、第2部は希望者のみということで数名の参加者が帰られました。しかし、この場でも講演内容についての質問・意見などが活発に発せられ、大貫さんは発言者が納得のいくよう回答されておりました。

今回は、昨年の一橋(いっきょう)祭と呼ばれる一橋大学の大学祭で「いしぶみの会」という団体が収集した同大学の戦没学生の資料を展示したパネルの一部が展示されておりましたが、これは一橋大学を卒業、定年での退職後本学大学院で学ばれた関係から本会会員になった竹内さんが運んだものです。今年は戦後75周年という節目の年でもあり、本学でも同様な資料展示ができないものか検討されておりますが、参加された面々は興味深く見入っていました。

ともかくも参加者一同、地階にあるイタリアレストラン・文流からのケータリングに舌鼓をうちながらの第2部もあっと言う間に2時間が経ち、それぞれに有意義な時を過ごして帰路につきました。

なお、本年6月6日には現今の政治状況などについて活発に発言されている上智大学の中野晃一教授をお招きして記念講演をしていただくことになっていますので、お問い合わせ等ありましたら下記メールアドレスにご一報願います。

tufs_peace9@yahoo.co.jp

(追)講演していただいた元NHK欧州総局長の大貫さんは日本初のインターネットでの生放送ニュース番組、「ニューズ・オプエド」にコメンテーターとして出演されていますが、その大貫さんから誰かに「外大9条の会」について説明して欲しいとの依頼がありました。そこで2月26日、本会の涌井代表に出演してもらいました。URLは以下となりますので、お時間が許される方は是非アクセスしてみて下さい。番組自体は1時間16分、そのうち「外大9条の会」関連は33分頃からになります。

https://www.youtube.com/watch?v=hKwSaBVzkLQ

投稿者:  鈴木 俊明  スペイン語  1972年卒業

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13 回 Po語科ルジタニア会総会・懇親会の開催

ルジタニア会(世話人代表:大島勇次郎 外Po62)の定時総会・懇親会が去る2月15日(土)11:30より14:00の間、東京外語大学本郷サテライトにおいて下記卒業生18名(敬称略)が参加し開催されました。

総会は式次第に則って事業・予算について報告と審議が行われて、新代表(川上直久氏 外Po71)の就任などが提案通り承認されました。また、懇親会ではショートスピーチを挟んで懇談し、定刻、集合写真に納まってお開きとなりました。

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(参加者―敬称略)
香山徳二(外Po61) 鈴木孝憲(外Po61) 大島勇次郎(外Po62)
小島伸生(外Po62) 西山龍美(外Po63)畑宏幸(外Po63) 小高孝一(外Po65)
金七紀男(外Po66)遠藤紘樹(外Po66)須田實(外Po66)川上直久(外Po71)
吉田頼宜(外Po71)佐伯努(外Po73) 和田雄三(外Po73)池内昇(外Po74)
中村保雄(外Po74)岸本憲明(外S76)岸和田仁(外Po76)

投稿者:須田實  ポルトガル語 1966年卒業

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東京外語ゴルフ会主催ゴルフコンペのお誘い

昨年末東京外語会の会報にてご案内した通り、東京外大の卒業生のゴルフ同好会「東京外語ゴルフ会」は年に4回のペースでシニア、若手男女同窓のよしみで楽しくプレイしていますが、今回は下記の通り今年最初のコンペを企画していますので、これまで全く参加されなかった方々を含め、広く参加者をお誘いします。 特に今回は会員ではない方でもどなたでも参加して頂き、新ペリヤ方式で競技しますので、ハンデイキャップも不要です。

日時 : 4月13日(月)
場所 : 湘南カントリークラブ
エントリー予定 : 7組
グリーンフィー : 19,000円
参加費 : 3,000円

是非共参加にご関心ある方は、3月10日までに下記にご連絡下さい。

幹事 : 前田憲一 (E1966)
メール:kmaeda@s4.dion.ne.jp
電話:080-3364-8885
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モンゴル国大使を囲む新年会

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写真 1月14日 於:両国のモンゴル料理店ウランバートル
前列中央がバッチジャルガル大使、向かって左隣が城所元大使、大使の右隣が筆者

テンゲル会シニア部会では、元モンゴル駐在大使だった城所卓雄さんの声がけで、バッチジャルガル大使さんとオトゴンバートル書記官をお呼びして、昨年に引き続き新年会を催しました。大使館との交流は、最近では珍しくなっている最中、これからは、大学祭にも来ていただいたり、学生たちが大使館へ伺うきっかけづくりになるよう心掛けました、
昨年はモンゴル学の大御所・田中克彦一橋大名誉教授の卓話、これからは、毎年、二木博史名誉教授、岡田名誉教授、モンゴル人留学生などからのお話と、文化交流の面で、モンゴルイベント企画者やテレビ番組などを制作した方々もお呼びしていきます。
モンゴル語を学んでいる学生がいるのは国内でも10校ほどありますが、学科を持っているのは、わが外語大だけです。今回は、大いに語り合いました。また、モンゴル訪問旅行をやろうなどと、外語会の旅行交流を推進されている新田和夫さん(1962卒)を喜ばせる発言もありました。特別な「日本とモンゴルのコネクションづくり新年会」になったと関係者一同喜んでおります。

投稿者: 大谷達之  モンゴル語  1963年卒業

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イスパニア会第54回例会が開かれました

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イスパニア会第54回例会が、去る12月8日(日)に東京外国語大学本郷サテライトにて行われました。参加者は33名でした。

2011-2014年 駐スペイン全権大使を務められた 佐藤悟氏(1977年卒)による「新生スペインと日西関係」と題した大変示唆に富む講義が行われました。

「太陽と情熱」「フラメンコ、闘牛、サッカー」「パエージャ」などの「イメージ」に加え「人口・経済とも欧州5位」「自動車生産欧州2位」「再生可能エネルギーによる発電が40%」「高速鉄道路線距離世界3位」など産業・技術力において高い実力を備え、中国語に次ぐスペイン語母語人口5億人、対中南米投資残高はEU全体の50%など大きな影響力を保持し、ジブラルタル海峡付近にNATOミサイル防衛基地も擁するなど戦略的要衝でもあります。

このような重要性を持つスペインとは1613年の慶長遣欧使節団派遣から数えて日西交流400年となり、佐藤元大使は着任早々から東日本大震災に対する支援へのお礼と周年事業実施への働きかけをされました。概要のみですが、以下の通り大変重層的・多面的なものでした。

1.政治: 皇太子殿下スペインご訪問、ラホイ首相訪日、首脳共同声明、安倍首相スペイン訪問
2.経済: 日西経済合同委員会
3.教育:サラマンカ大学での日本スペイン大学学長会議(当時の立石学長も参加)、日本・スペインシンポジウム
4.文化・スポーツ:漫画・アニメをはじめ計571件の交流事業

結びに「スペインはどこへ」にも触れられ、2019年11月の総選挙で過半数を得た政党はなく、左派中心になる見込み。移民の適切な管理やカタルーニャ独立運動など多難だがEUの中で大きな役割を果たしていくことが期待される、と締めくくられました。

その後フロアを移して懇親会となり、参加された岸本静江さん(1966年卒)から冨山房インターナショナル社から出版された「家康とドン・ロドリゴ」を紹介いただくなど楽しく懇親を深めることができました。

当日の写真は以下のイスパニア会のHPにより多く掲載されていますので、御覧ください。

http://clbespanol.g2.xrea.com/reunion-repo.html

次回は2020年6月に第16回総会及び第55回例会を行います。

イスパニア会(Club Español)は、東京外国語大学、大学院研究課程及びその前身関係諸学校のいづれかを卒業ないし修了し、またはこれに在学した者及び在学生等を会員とし、その会員相互の親睦交流を図り、併せてスペイン語およびスペイン語文化圏(スペイン本国および中南米)の国情等に関する知識の向上並びに情報の交換を行うことを目的とする任意団体です。

ご興味のある方は以下にご連絡ください。

入会申込専用ページ (イスパニア会HP  http://clbespanol.g2.xrea.com/ からもアクセス可)

または、

世話人代表 坂本興文(1972年卒) okifumi@tbg.t-com.ne.jp まで

投稿者: 山川 功  スペイン語科 1984年卒

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東京外語会ニューデリー支部<デリー外語会からの便り>

日時:2019年11月23日(土)午後7時より
場所:金橋 (中華料理)
住所:F9/14, Sector 26A, Golf Course Road, DLF Phase 1, Gurgaon
電話:+91 9643503564

<デリー外語会>
2019年11月23日(土)午後7時より、インドに在住する東京外国語大学の卒業生、現役生によるデリー外語会が開催されました。
今回は、21名がグルガオンの中華料理レストラン「金橋」に集まりました。在学中からラグビーを続けられている阿部さん行きつけのレストランで、炒め物や唐揚げなどの大皿が円卓に沢山並び、寮生活及び一人暮らしで普段食べ物に苦労されている学生の皆さんも満足されているようでした。

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【参加者(順不同)】
中嶋浩太郎  スペイン語2000年卒
河原新  ロシア語2009年卒
吉瀬武尚  ポルトガル語1987年卒
白杉夏実  ヒンディー語2016年入学
藤井文美  ウルドゥー語2016年入学
久保葵衣  ウルドゥー語2016年入学
萩田宙  ウルドゥー語2017年入学
京増紀佳  ヒンディー語2017年入学
岩田悠里  ウルドゥー語2017年入学
中山康平  ウルドゥー語2017年入学
森土卓磨  大阪ウルドゥー語2011年卒
辻このみ  大阪ヒンディー語2019年卒
庄司千春  大阪イタリア語2013年卒
伊藤陸人  ヒンディー語2017年入学
阿部浩基  ヒンディー語2016年卒
木村幸平  大阪ヒンディー語2017入学
広山来実  大阪ヒンディー語2017年入学
庄司裕介  大阪ウルドゥー語2013年卒
勝手宣善   大阪 英語2006年卒
渋谷遥  大阪ヒンディー語2017年入学
磯崎静香  ヒンディー語2014年卒

今回は、前回に続き学生が半分を占めており、バランスの取れた人数構成で、学生の進路相談やインドで生活していると遭遇する不思議な出来事などの話に花を咲かせました。外語会参加者は大きく卒業生と現役学生に分けられますが、実際は、専攻語、卒業生の方は職種、現役学生の方は留学先の大学やそこで専攻する学問など、バックグラウンドは、まさに我々が集まったインドという国のように多様性にあふれています。それでも、やはり外大生として通ずるものはあるようで、居心地が良いと呟く学生もいました。
次回以降も、デリー外語会のネットワークの基盤づくり・更なる会の活性化・継続した定期会合(大阪外国語大学との共同会合を含む)の開催等々、推進して参りたいと存じます。引き続き皆様方のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。
次回は3月以降での開催を予定しております。

投稿者: 藤井 文美 ウルドゥー語3年

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2019年サロン仏友会《講演とボジョレ・ヌヴォを楽しむ会》

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去る11月24日(日)恒例のサロン仏友会が本郷サテライト3階で開催されました。当日は56名の出席者で賑わいました。

藤倉会長(1970年卒)の挨拶の後、短歌愛好家の吉竹純氏(1972年卒)による講演が行われました。演題は「天皇陛下にお会いするまで〜あるコピーライターの軌跡〜」。氏は、卒業後、電通でコピーライターとして長年勤務され、51歳で早期退職後も本業を続けるかたわら、新聞歌壇に多くの俳句や短歌を投稿してこられました。この日の講演では、平成23年の歌会始(お題は「葉」)で入選し皇居に呼ばれるまでの軌跡を、電通時代の広告コピーの代表作も交えながら紹介されました。
その入選作は、「背丈より百葉箱の高きころ四季は静かに人と巡りき」という詩情ゆたかな歌でした。一方、「69フランス語ではスワサントヌフ諏訪さんは子猫にヌフと名付けた」という愉快な作品もあり、この辺はいかにもフランス語科卒の面目躍如たるものがありました。

講演会終了後は7階に移動し、いよいよ当日の懇親会のハイライト、ボジョレ・ヌヴォを楽しむ会が始まりました。2019年産の品質は、夏場に雹が降ってボジョレの畑の3分の1が被害を受けたものの、厳選された良質のブドウをもとに造られたボジョレ・ヴィラージュ・ヌヴォは最高の出来でした。

今回のサロン仏友会では、5名の方が初参加。終了後のアンケートでは、「OB会に出るのは初めてで恐る恐る来てみましたが、皆さん親切で大変楽しくお話しができ、手作りの料理とボジョレ・ヌヴォも最高でした」と喜びの声も寄せられました。

なお、懇親会の冒頭には外語大の犬飼理事が出席され、母校の厳しい財政事情の説明とともに、寄付への協力依頼のお言葉がありました。

今回も大勢の方にお手伝いいただき、後片付けも順調に終了することができました。皆様のご協力に感謝申し上げます。

投稿者: 中村 日出男  フランス語 1974年卒業(仏友会幹事)

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【再掲】本の紹介「『ローマの日本人学校』~二つの町が一つになるとき」

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★★「ローマの町に日本人学校なんて無理」と言われた……★★
Q:では何故 ローマの町に30年ほど前まで「日本人学校」がなかったのでしょう?

A:おもな理由はこれでした:
1)在住の日本人が極めて少ない
⇒学童が少ない
⇒学校運営資金が十分ではない
⇒運営する人も極めて限定されてしまう
2)その上、学校記教育に対する考えか方も当然のことながら多岐に
わたっている
―日本語による日本の教育
―国際校による英語教育
―現地校による現地教育
そうなると、日本人学校を要望する学童・家庭は極めて少なくなり
運営する力が必要十分ではなくなる…(続きを読む)
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「東京外語会有志による海外支部歴訪の旅」<ウズベキスタン>忘年会開催される

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写真左から(敬称略)

(前列)
大谷達之(M1963)、加来洋二郎(大阪C1962)、三浦哲郎(E1961)、林明日香(T1993)、友金 守(大阪H1960)、坂下優子(大阪Ur1984)、古茶兵衛(R1950)、笠井治子(V1968)、鈴木公子(F1965)、石原隆良(D1956)、鈴木光子(F1961)、富山絢子(F1964)、林義之(F1966)

(後列)
田中哲二(C1967)、二瓶美由紀(D1987)、新田和夫(M1962)、川口翠子(C1965)、友金夫人、伏見康子、勝亦杏子(F1971)、下社 学(大阪M1994)、塚原英子、秋保哲(C1981)

「東京外語会有志による海外支部歴訪の旅」の忘年会が、2019年12月8日(日)12時半から午後2時半まで、新橋の新橋亭新館(中華)で26名の参加を得て開催されました。

これは、1995年以来、過去18回にわたって行われた「海外支部歴訪の旅」に参加された方及び関係者の皆様が、再び一堂に会して、旅を回顧しながら年末の一時を過ごそう、というもので、この5、6年前から毎年行われているものです。

会は、新田幹事の進行司会で、石原幹事代表のご挨拶で始まり、まず、今回のウズベキスタン旅行にちなみ前ウズベキスタン支部長であった特別ゲストの下社学氏(大阪外大M1994)から「現下のウズベキスタン事情」について貴重なお話を伺いました。続いて、上原尚剛前外語会理事長・小出三郎前副理事長のご挨拶がありました。さらに、今回の旅行で種々お力添えをいただいた田中哲二氏(C1967)からも所感を伺い、初回からご協力をいただいている咲耶会(旧大阪外大同窓会)の加来洋二郎氏(C1962:ウズベキ旅行参加)・青野光裕氏(F1960)からもご挨拶をいただきました。続いて、今回最長老の古茶兵衛氏(R1950)の乾杯で幕を開けました。

「海外支部歴訪の旅」は、台湾から始まって、タイ、モンゴル、スペイン、ロシア、米国、エジプトなどを訪問し、最近は、南フランスとパリ、トルコ、オーストラリア、ミャンマーそして今回のウズベキスタン訪問で18回目、20都市訪問を実現しました。訪問先の外語会各支部とは時には留学生を交えて親しく交歓会を開催し、現地支部・訪問団とも母校の仲間のありがたさ・絆の強さを再認識することとなりました。

ご参加の皆さん全員から一言ずつお話しをいただき、楽しかった旅の思い出話しに花を咲かせたり、大学の現状や在り方に議論が及んだりして、年の瀬のひと時をにぎやかに過ごすことが出来、あっという間の2時間でした。

次回は、さーどこへ行くの、という気の早い話が早速に出て、アフリカのジンバブエやモロッコがいい、いや、東欧もいい、イランや南米はどうだ、という期待感が高まっていました。

旅行を実施するには強力な幹事団が必要です。皆様とくに若い世代からの幹事へのご参加を心からお待ちする次第です。よろしくお願いいたします。

[出席者] 途中退席:上原尚剛様(S1959)、小出三郎様(S1971)、青野光裕様(大阪F1960)

投稿者:  林 義之 フランス語 1966年卒業

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電子書籍 ドイツバイエルンのラジオ日記

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2019年7月に電子書籍 ドイツバイエルンのラジオ日記。( ISBN 978-4-86239-911-3 )を発行しました。eBookは日本の8箇所の電子書籍販売所から、現在発売されています。バイエルンの伝統、風習、一般庶民の関心ごと、生活一般だけでなく、日本との繋がりやミュンヘンや拙宅のあるトウッツイングの様子も載せました。
2008年から2018年まで、NHKラジオ深夜便ワールドネットワークのレポーターとしてドイツバイエルンから生放送で約一ヶ月に一回お伝えしてきました。昨年10年間にわたる役目が終了したのを機に、それまでの様々なテーマをまとめて、電子書籍を出版しました。発行元ボイジャー社と日本アマゾンのリンクを記載します。
1.『理想書店』
https://store.voyager.co.jp/publication/9784862399113

2.『Amazon Kindle』
https://www.amazon.co.jp/dp/B07TXNSJC1/

3. 紀伊国屋書店
4. 楽天Kobo
5. BookLive!
6. RraderStore
7. auブックパス
8. iBooks Store

拙著は消費税込みで、通常495円で以上の8箇所の書店から販売されています。
なお私の電子書籍の表紙と目次をそのまま使って、無料でダウンロード出来ると言うようなサイトがあるようです。?無料?と称して名前、住所などの個人情報を登録させる仕組みで、実際はダウンロードできない詐欺サイトらしいです。上記8販売元以外のリンクはクリックしないようお願い致します。有名、無名にかかわらずこのような形のフィッシングサイトが出回っているようです。インターネットも便利ですが、どんどん落とし穴が増えているようですので、お気をつけ下さい。

投稿者:  Renner 順子  ドイツ語 1975年卒業

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E35クラス会報告

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東外大E35クラス会」を令和元年(2019年)11月16日(土)、東京駅近くの「ワインコート:ヴァン・ド・ヴィ」にて、午後1時より4時まで、13名の参加を得て開催した。
記録の残る限り、平成19年(2007年)からの例年の食事会(昨年までは午後2時より5時まで)である。昨年まではレストランを借切って立食式の食事会であったが、近年残念ながら物故者が増えてきて、今年は11名の参加となり、一室に着席しての会食となった。高齢化により歩行に難のある者の参加を促すため、初めての試みとして夫人の介助での参加を呼び掛けたところ、2名がこれに応じてくれ、参加者は計13名となった。

最初に、昨年の会食以来惜しくも他界された3名の同輩のために黙祷・献杯をし、その後は飲食を楽しみながら大原宏君の「シルクロードの旅」の土産話を興味深く聴き、それに続いて順次出席者の近況の紹介などをし合い、和やかに3時間を過ごした。参加人数が減ったのは寂しいことであったが、反面少人数になったことによって、話題が一つになり共通の関心事に熱のこもった遣り取りが展開されるという副次効果が見られた。

参加者は、大原宏、竹前文夫、多胡冽夫妻、角田大定夫妻、鳥井義惟、野崎邦俊、堀内敏宏、松永吉郎、松本俊、三好正弘、村上信之(以上、アイウエオ順)。来年の再会を期して散会した。(文責:三好)

投稿者:  三好 正弘 英米語 1960年卒業

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メコン会総会・講演会・懇親会の開催(結果)

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11月24日(日)大学の施設をお借りしてメコン会の総会等を行いました。
総会では、活動報告が行われた後、会計報告、監査報告、役員改選、今後の活動などが審議されました。
役員が改選され、新会長に日隈眞澄氏、新副会長に石綿香代子さんが推挙、承認されメコン会役員が若返りました。

講演会は、タイ国でタイの中高生に対し日本語を教え、国際貢献された国際社会学部タイ語専攻4年生の市川紗弓さんが
「日本語教育に携わって気付かされたこと~タイの中高生と過ごした10か月~」
と題して講演が行われました。
講演ではタイの中高生にいろいろ工夫を凝らして日本語を教えた様子や日本文化の紹介、中高生との交流など国際貢献の様子が語られました。
本学学生さんで国際貢献に関心を持っているタイ語専攻やベトナム語専攻の学生さんのみならず、「TUFSコミュニテイ」で講演があることを知った英米語専攻、ヒンディ語専攻、ビルマ語専攻、マレーシア専攻の学生さんも熱心に聴講していました。
また、講演会にNHK国際局の取材が入り、講師、聴講者へのインタビューがありました。
講演会の様子は12月8日NHKワールドJapanタイ語放送「リスナーズフォーラム」で放送されます。

懇親会はタイ語、ベトナム語の先生をはじめ、昭和32年タイ語科卒の先輩から
学生さん達まで幅広い世代の会員が集まり交流を深めました。

投稿者:  野崎 正人 ベトナム語 1971年卒業(メコン会名誉会長)

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メコン会講演会の様子がNHKワールドJAPANタイ語放送 「リスナーズ フォーラム」で放送されます

11月24日、留日センター「さくらホール」でメコン会講演会を行いました。
タイで日本語教育に携わった国際社会学部タイ語専攻4年生の市川紗弓さんが「日本語教育に携わって気付かされたこと~タイの中高生と過ごした10か月」と題して講演を行いました。
NHK国際局の記者が講演会を取材し、講師等へインタビューを行いましたが、この様子が12月8日NHKワールドJAPANタイ語放送「リスナーズ フォーラム」で放送されます。
是非ご視聴ください。

(参考)
短波ラジオ、タイでのラジオ再送信、ホームページ(ストリーミング、Facebook)で伝えられます。
*短波の周波数は下記サイトTHAIの欄をご覧ください。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/resources/brochure/pdf/rj_frequency.pdf
*インターネットを通じた配信は、以下のサイトからご覧いただけます。
ストリーミングは通常、ラジオ初回放送から1週間ほど掲載されます。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/th/radio/listener/ 

投稿者:  野崎 正人 ベトナム語 1971年卒業

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本の紹介「『ローマの日本人学校』~二つの町が一つになるとき」

私ごとで恐縮です。
小説づくりに挑戦しました。その本が出来上がりましたので披露させてください。
専業作家じゃない現場で働くサラリーマンだから描けるものがある。
12月1日全国発売です。

拙 著 の 案 内

90分であっという間に読める小説
忙しい情報化時代、忙しい方々にも読みすい小説を目指しました
~ところで、
本のテーマは 大きく3つに分かれるといわれます、
自分大好き の本 お金大好き の本 社会に目を向けた 本
さて、あなたは どれを描きますか

拙 著

◆題名『ローマの日本人学校』~二つの町が一つになるとき~
・新井博文 著
・文芸社出版
・文庫本 114ページ (原稿用紙換算144枚)
・価格 600円+消費税
12月1日 全国発売
短編小説(フィクション based on 実話)

◆書店でも買えますが、ネットでも便利に購入できます◆
ネットなら
・amazon.co.jp ・楽天ブックス ・7net ・紀伊国屋書店 ・HonyaClub

「赴任した異国で、日本人学校を創ってくれ」と言われたら、あなたはどうする?しかも、仕事をしたうえで・・・・・・。

20191113

あらすじ

20191113-2

仕事でイタリアのローマに赴任した主人公〝山辺俊介“36歳は、異国に着任すると
「日本人学校を創れ」と言われます。初耳です。しかも、仕事の合間にです。
そのうえ、ローマには過去になんどもトライして実らなかった「無理」と言われる因縁の経緯があります。
山辺俊介は、家族の課題、事務所の課題をかかえつつ、個人を守るか、社会を優先するかの対立軸の中で深い葛藤に陥り、すごく悩みます。
やがて思案の結果、学校づくりに挑みます。しかし、チャレンジの道は険しい。
どきどきハラハラ、この挑戦企画は一体成功するだろうか、紆余曲折のドラマが続きます。
(“はじめて読みはじめたとき、学校は結局できないんじゃないかと思った!~編集社担当の女史)
しかし、チャレンジを推し進めて行くと社会の協力が後押しする流れが形成され、一度目の認可申請では失敗するも、二度目の認可申請で日本政府の認める学校が誕生することになります。
さらに、バラバラの町(ここでは二つに割れていた町)、すなわち日本人社会も、一つになる、というものです。

なんでこんな小説を描く?
・そんなにカッコよくねえや、何かを本気でするってことは、裏しごとが9割さ
光の当っている部分なんか、飾りよ、って言いたいね
・最近年々
― 自己中心に傾斜する度合いがエスカレートしていやしないか
― 他人、社会に目を向けるべきところ、それが陰り過ぎている
・ちょっとでもいい「お節介になったら」社会のありようは、大きく改善するだろうに
・教育の大事さ 「知」だけじゃない「情意」 そして「個性」と「人格」に軸足を、
「順位や序列じゃない」
と考えるからです。

あらためて“著者“プロフィール

インド文化を学んだヒンデイー語出身の青年は、いや 競技ダンスに明け暮れた青年は、社会人になると、何で俺がイタリアに? 運命のいたずらか、赴任先のイタリアで学校を創っちゃいました。
――
イタリアから帰ると台湾、中国にどっぷりつかり漬け、台湾は150回越え、
中国は100回越え・・・・・すっかり、大陸オタクに! まだ続く
そして
今年は5月NHKのニュース7(19日)&ニュースウオッチ9(21日)に
ブザマな顔を晒しちゃいました。
テーマは、それぞれ<奉仕日程の長期化><刺激証拠>について
裁判員裁判が導入されて今年は10周年目の年、特集を組んだからです。
‘17年に殺人・死体遺棄・不法滞留と3つの罪に問われた東京地裁の大法廷裁判に裁判員として立ち合った延長線です。取材の話があったのは昨年12月、クローズアップ現代に始まりずうっと断り続けたのですが、限定的放映を前提に結局うまいこと説得されて。

一方で、しごとはしっかりしていますよ、
~都会の通勤ラッシュサラリーマンと異文化間の出張が心身の運動になっています~
稼業は? エンジニアリング~化学式が出てくる文書や現場の化学工場を仕事場に
冷たい汗、熱い汗を流しています。ドラマ、あり過ぎのくらいありますよ。
なんでこんなリスクの高い仕事をする? 机上やTVやネットじゃないいろんなことが現実にわかる⇒しかし、一番にこれだね↓やり遂げないとこうはならない。
イタリア、台湾、インド、豪州、中国各地で自分が営業として販売した生産プラント、焼却炉は本人が寝ていても、その国のために日夜働いています!

以上

投稿者: 新井博文 ヒンディー語1974年卒業

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拙著『テクストとしての都市 メキシコDF』のご紹介

20191111

東京外国語大学出版会から『テクストとしての都市 メキシコDF』を出しました。これは「テクストとしての都市」というシリーズの最初の巻になるはずのものです。メキシコ市内の8箇所のスポットを巡る集合的記憶を扱っています。その場所でどんなできごとがあり、どんな記憶が紡がれてきたかをひもといたものです。

投稿者: 柳原 孝敦 大学院博士課程後期スペイン語 1995年卒業

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ポルトガル語科同窓会ルジタニア会「第14回登録会員の集い」

20191101-3

去る10月26日(土)ルジタニア会では、昨年同様に会場は都内のAGORAワイズエステック情報ビル店で12:00より会員12名、Po語専攻の招待学生4名が参加し、本年度の集いを開催しました。

歓談の合間に会員全員から近況を中心にショートスピーチがあり、また、学生からは
外語祭語劇や今年始動した学生プロジェクト「Estudamos Português」
への取り組みについて説明がありました。

出席者は和やかに懇談し、集合写真に納まった後、定刻14:00にお開きになりました。

出席者(敬称略)
会員:
橋本文男(外Po1959)香山徳二(外Po1961)大島勇次郎(外Po1962)
西山龍美(外Po1963)金七紀男(外Po1966)遠藤紘樹(外Po1966)
須田實(外Po1966)川上直久(外Po1971)佐伯努(外Po1973)
中村保雄(外Po1974)岸本憲明(外S1976)岸和田仁(外Po1976)
在学生:
岡崎駿輔(4年生)佐々木美緒(4年生)吉田和佳(2年生)森部紫央(2年生)

投稿者: 須田 實 ポルトガル語 1966年卒業

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「家康とドン・ロドリゴ」というタイトルの本出版

20191101-2

冨山房インターナショナル社」から上記の本を今月出版します。スペイン系メキシコ貴族でマニラ総督だったドン・ロドリゴが外房の御宿に漂着、徳川家康と外交交渉をする話です。外国人からみたジパングの姿、家康の対外政策など是非母校の関係者にお読み頂きたいと思います。

投稿者: 岸本 静江 スペイン語 1966年卒業

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