東京外語会「海外ツアーを愛する会」忘年会を開催

DSCF4726

 平成26年12月5日(金)午後6時から、東京外語会「海外ツアーを愛する会」(「外語会有志による海外支部歴訪の旅」関係者忘年会)が、三田のNEC芝倶楽部で22名の参加を得て開催されました。この会場は、大阪外大の同窓会である「咲耶会」の元東京支部長・友金守氏(大外大H1960)のご協力でいつもお世話になっている馴染みの場所です。

 出席者は、上原尚剛外語会前理事長(S1959)、高橋勝義外語会事務局長(T1969)、古澤晴彦前事務局長(S1969)、佐藤茂子理事・支部委員(IM1971)を始め、友金氏、門馬寛巳関西支部幹事長(T1960)、森田隆男楠ヶ丘会関東支部長(神戸市外大C1969)のほか、「歴訪の旅」参加者に加えて、次回訪問予定のシドニーから帰国されたばかりの若い徳満小百合さん(S2006、前シドニー外語会幹事)も参加されました。

DSCF4701 会は、鈴木惟高氏(F1970)の進行・司会のもと、まず、幹事代表の石原隆良氏(D1956)から主催者挨拶があり、「海外ツアーを愛する会」の趣旨や決意などが表明されました。続いて、上原外語会前理事長からご挨拶をいただき、「海外支部歴訪の旅」が海外に駐在する母校OB/OGに元気を与え、母校との絆を再確認する良い機会になっていて大変有意義な活動である旨のお話しがありました。参加者の最先輩であり過去5回の歴訪の旅参加歴のある小林正典氏(E1957)の音頭で乾杯し、その後、食事をとりながら、高橋事務局長、古澤前事務局長はじめ出席者全員から一言ずつご挨拶をいただきました。出席者皆様が、今まで参加した訪問地の想い出話しに花を咲かせ、語科を超え、世代を超えて親交を深めていました。

DSCF4703

 「外語会有志による海外支部歴訪の旅」は、1995年の第1回の台湾訪問から始まって、これまで、ほぼ年1回のペースで行われてきており、2013年には第15回目のトルコ訪問旅行が行われました。今回の催しは、既参加の方々及び関係者の方々の忘年会とさらに、2年ぶりとなる次回訪問予定のシドニーへの出立式を兼ねて、関係者が一堂に会して行われました。

 この「歴訪の旅」は、①世界各地の風物や歴史・現状を学ぶこと、②当該地域にある外語会支部のメンバーとの交流・交歓によって支部と本部との絆を強めひいては母校への想いを深めることを目的としておりますが、③もちろん、旅を通じて参加者の間の親交が深まることも大きな収穫となっています。

 次回第16回旅行は、平成27年5月20日~25日の予定で、オーストラリアのシドニーとケアンズ(オプションでエアーズロックも)を訪ねます。シドニーでは、シドニー外語会との交歓会も予定されており、東京外大のみならず、大阪外大、神戸市外大も加わった賑やかな交歓風景が繰り広げられます。今回、シドニー滞在経験のある飯島佐智子さん(R1981)や帰国されたばかりの徳満さんから、現地の様子をこと細かく説明していただき、オーストラリア訪問の夢が大きく膨らみました。

 旅行詳細と参加募集は「外語会報」第133号(2015年2月1日発行予定)に掲載されます。次回「シドニーとケアンズの旅」に外語会の皆様、ぜひ、ご参加下さい。

投稿者: 林 義之  フランス語 1966年卒業

東京外国語大学弓道部創立60周年記念式典開催

④記念写真-2

去る11月15日(土)東京外語大弓道部創立60周年記念式典が開催されました。弓道部は昭和29年本学中国語科に入学された本多流宗家三世の本多利生(ほんだ・としなり)氏が同期生有志と共に「弓の会」を発足、今年で60周年を迎えるのを記念して式典を開催しました。

写真①~③

当日は好天に恵まれ、第一部として弓道場に於いて、本多流宗家四世本多利永師範による巻き藁射礼(添付写真①参照)、OB/OG・現役による記念射会(同②参照)を実施、第二部として場所を学内の円形食堂に移して懇親会を開催しました。本多利永宗家師範始め、来賓として浦田副学長、東教授をお招きし、OB/OG60名弱、現役学生を交え総勢100名近いメンバーが集う盛大な会となりました。会場内では60年前から現在に至るまでの懐かしい部員の合宿風景・試合・部活のスナップ写真多数がスライドショーの形で次々とスクリーンに映し出され、出席者一同、食い入るように見入っていました(同③参照)。10年毎に行われる記念式典を機会に、久しぶりに集まった弓仲間は大いに旧交を温めることが出来ました。

残念ながら本多利生氏は平成6年に、同期で東京外国語学校史を編纂された生弦会(弓道部OB会)名誉会長の野中正孝氏は平成21年に鬼籍に入られた為、共に祝うことは叶いませんでした。最後に出席者一同で記念写真を撮影し、式典は盛会裡に終了しました。

投稿者 :生弦会会長 西田紀男 フランス語 1970年卒

メコン会総会・懇親会の開催(結果)

11月22日(土)大学施設をお借りしてメコン会総会・懇親会を行いました。

1. 総会
午後3時から留日センター内のさくらホールにおいて行われました。
第一部では前年度の活動結果、来年度の活動計画が報告されたほか、会計報告及び監査結果、役員の追加承認、次回の総会開催について審議があり、田中忠治氏1957年タイ語卒、東京外国語大学名誉教授)が顧問に、また石綿香代子氏(H1タイ語卒)が役員に選任されました。
第二部では日隈眞澄氏(S47ベトナム語卒、公益財団法人国際人材育成機構勤務)が「私の体験的ベトナム論」と題しべトナムの現況等の公演を行いました。

2. 懇親会
午後6時から特別食堂で懇親会を行いました。
来賓として立石学長をお招きし、会員、教員、在学生が参加し、小栗久美子氏(H14ベトナム語卒)がトルン(ベトナム民族楽器)を演奏するなど、2時間にわたり、食事をしながら和やかな懇親会が行われました。

無題

イタリア支部 2014年総会の報告

Soukai 16 Nov 2014 C2014年11月16日(日)にミラノにて東外大イタリア支部2014年総会を行いました。今回はイタリア支部が再発足して節目の5回目ということで、過去4回は中国・インド料理屋で開催してきましたが、趣向を変え、会員知人のデザイナーのスタジオを借りて手作りの支部会を開催しました。ミラノ組は何度か事前打ち合わせを重ねて当日の料理の分担や搬入準備などを行い、ボローニャ、ヴェネツィア、トリノなど遠路から参加の皆さんからも、ワイン、お菓子、カンパなどを戴きました。玄人はだしの握りずしを持ってきて下さった松山さんはじめ、とても豪勢な料理に目でも舌でも楽しませてもらいました。

2014-12-05_120940

また、今回の新たな趣向として、当日は会場にPCやプロジェクターなどの機材をセットし、会員便り等をビジュアルで紹介するとともに、参加できなかった会員とのスカイプ中継を実施し、つい最近帰国した一杉さんと近況報告などを行うことができました。また、在学中の留学生4人からも参加頂き、フレッシュな面々が加わっていつも以上に新鮮な会となりました。

参加者は、竹下利明(外I1963)大島悦子(外I1974卒)松山二郎(外I1975) 松田二郎(外I1977) 藤沼緑(外I1980) 中山悦子(外I1981卒) 今野里美(外I1990)丸山圭子(外I1991卒) 古川澄子(外I1994卒) 工藤尚美(外I1996)川野辺雪菜(外I4年生)藤巻愛実(外I4年生)山﨑杏奈(国I3年生)山添理香子(国I3年生)の14名で、うち7名と半数の方々がボローニャ、ヴェネツィア、トリノ、フィレンツェとミラノ外からの参加となりました。

前日までミラノ始めイタリア全土は大雨で、当日も地下鉄の一部が不通のままと雲行きが危ぶまれましたが、当日は穏やかな天候に恵まれました。沢山のお寿司を始め料理の準備や機材の搬入等を行った幹事始め参加者の労力はかかりましたが、おかげでとても新鮮な会となったと思います。またスマートフォンやタブレットを利用して、オンラインで各地を繋ぐワールドワイドな支部会開催に向けての第一歩を踏み出せたかと思います。(了)

投稿者:古川 澄子 イタリア語 1994年卒

 

マニラ支部 東京外国語大学・旧大阪外国語大学・大阪大学3大学合同同窓会開催

マニラ3大学3

10月2日、マニラ中心地マカティの日本料理屋「あざみ」にて東京外国語大学、大阪大学、旧大阪外国語大学の卒業生、及び留学生との合同同窓会が開催されました。

当日は40名近い出席者のもと盛会となりました。

赴任でいらしている方、帯同者、何十年とお住まいの方、そして留学生と幅広い年齢層が「外語会」というつながりによって、ここフィリピンで集えたことは感慨でした。

会恒例の一言スピーチ、今回のテーマは「フィリピンに住んで幸せに感じること」でした。

時間がゆったりしている、自由である、ゴルフが手軽にできる、食べ物がおいしい、等々さまざまな感想があがりました。その中で多くの人が語っていたのが、フィリピン人の人の好さ、笑顔が素敵という意見でした。

私自身、こちらに来て約半年ですが、当初から感じていたことです。

マニラ3大学2心からの笑顔、やさしさ、以前に住んでいた外国ではあまり感じたことがなかったものです。赴任後不慣れな時期に同僚に助けてもらった、積極的に関わりを持とうとしてくれる、日常のちょっとした出来事を一緒に心配してくれる、実生活において外国人である私たちがフィリピン人に助けてもらうことは様々です。

ご縁からここフィリピンに住むことになったわけですから、今後積極的にこの国の人たちと関わり、日本の友人にそのことを語り、そうしたことによって少しでも両国の懸け橋になれたらと感じた会でした。

投稿者 :山戸 満紀(マニラ支部 会員)フィリピン語1997年卒

 

 

 

 

マニラ支部 東京外語会長谷川理事長を囲んでの懇親会

マニラ長谷川理事長を迎えて

先達て9月16日にマニラの日本食レストラン「あざみ」にて、東京外国語大学の大先輩である長谷川さんを囲んでの懇親会が開かれました。

長谷川さんはこの6月から東京外語会の理事長を務められており、中でも外大生の海外企業
でのインターンシップの促進を積極的にサポートしておられます。

当日は東京外国語大学からの当地フィリピンへの留学生14名が参加し、当地での生活状況から始まり、留学生が日頃どう感じて生活をしているかなど多方面にわたる話題で盛り上がりました。中でもフィリピンということでよく話題になる安全面での話、それに絡んでの心配事がないかなどにつき率直な意見交換の場にもなりました。

長谷川さんは「トヨタ」にて永年活躍された方で、海外経験も豊富で、特にフィリピンでの思い出も実に多い様子で当時の想い出を大変懐かしそうに語られておりました。フィリピンにて様々な課題に積極的にチャレンジされたようでして若き日の想い出をつい昨日のことのように熱く語られて、同じ企業人にはぐっと胸に響くお話もいくつかございました。

当日は留学生ばかりでなく現役の企業人である外大OBも7名ほど参加し、総勢25名での盛大な懇親会となりました。話が盛り上がり、懇親会が終わっても7~8名ほどが残り更に飲んで語った有意義な夕べとなりました。

留学生にとっては、まさにこれから実社会に出ていくわけで、そういう意味でも、永く大企業の第一線で活躍されてこられた長谷川さんの貴重な体験談や人生観、また現役の企業人による生々しい現場のお話は本当に得難いものであり、生きたアドバイスを直接に聞ける実に貴重な機会であったように思います。

投稿者 :マニラ支部長 中原 秀夫 (ウルドゥー語1973年卒)

 

本の紹介『レレバンス・イノベーション』

フランス語専攻平成20年卒の、門脇 弘典と申します。
このたび初めての訳書が刊行されましたので、紹介させていただきます。

book

  • 書名: レレバンス・イノベーション――顧客の共感を引き出し、行動を変える力
  • 著者: アンドレア・コーヴィル、ポール・B・ブラウン
  • 出版社:マグロウヒル・エデュケーション
  • 発売日:2014年11月20日
  • 価格: 1,800円+税

「レレバンス」とは英語で「関連性」のことです。情報があふれている現代において、顧客に自社の製品を選んでもらうためには、なんらかの関連性や「つながり」を示す必要があります。では、具体的にどのようなアプローチを取ればいいのか? その問いに答えたのが、この本です。

お手にとっていただけたら幸いです。

投稿者: 門脇 弘典(フランス語 2008年卒)

 

白崎容子さん須賀敦子翻訳賞授賞

イタリア語から日本語への翻訳書を対象とする「須賀敦子翻訳賞」が新設され、卒業生の白崎容子さん(外1970イタリア、MP1974卒 元慶應大学文学部教授)が受賞されました。
本賞は2007年以来中断していたピーコ・デッラ・ミランドラ賞を継承するものです。
選考委員は、岡田温司、木村榮一、柴田元幸、四方田犬彦、和田忠彦(委員長)の5氏で、今回の受賞作は、2012年1月~2014年6月に出版されたイタリア語から日本語に翻訳されたものの中から選ばれました。
11月13日に駐日イタリア大使臨席のもと授賞式が行われました。

第1回「須賀敦子翻訳賞」授賞作

白崎容子、尾河直哉訳『ピランデッロ短編集 カオス・シチリア物語』(白水社、2012)
関口英子訳『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』(光文社、2012)

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.iictokyo.com/eventi/log/eid185.html
http://www.kotensinyaku.jp/archives/2014/11/006433.html

投稿者: 山本 真司   イタリア語 1985年卒業

 

本の紹介 「歩き続ければ、大丈夫」

歩き続ければ1~2

 木々の色づく季節となりました。皆様におかれましては健やかな毎日をおすごしのこととお慶び申し上げます。
このたび、ダイヤモンド社から拙著『歩き続ければ、大丈夫。』を刊行いたしました。1963年にアフリカ大陸に渡ってから、今年で51年になります。人生初の「アフリカ体験」となったガーナ。ナッツ・ビジネスをはじめ起業家としてたくさんのチャンスをもらったケニア、そして2008年から新たにナッツ・ビジネスと微生物ビジネスを展開しているルワンダ。アフリカの各地で、この半世紀のあいだ私が何を考え、何をしてきたのか。自分の来し方を振り返りながら、今の日本の若い世代に伝えたいメッセージを一冊にまとめました。
ご一読いただけましたら、光栄です。

『歩き続ければ、大丈夫。~アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙』
佐藤芳之 著
ダイヤモンド社
定価 1400円+税
ISBN978-4-478-02238-2

投稿者:佐藤 芳之 ウルドゥー語 1963年卒

佐藤芳之様は、この度長年の功績が称えられ、秋の叙勲で旭日双光章をご受章になりました。
心よりお慶び申しあげます。(東京外語会より)

 

 

本の紹介「ロシア出版文化史ー十八世紀の印刷業と知識人-」

原著者ゲーリー・マーカーは現在活躍中のロシア史研究者である。博士論文として執筆された本書は、序章と八章から成っており、各章のタイトルから、大まかな内容が把握できる。第一章「印刷術とピョートル革命」、第二章「教会とアカデミー」、第三章「学校と出版業者」、そして第四章が「個人出版業の出現」。ここまでが前半で、印刷・出版業を担った主体を時系列で紹介する内容になっており、十八世紀ロシアの出版状況が時代を追って詳述されている。後半の四章は、次のタイトルが示すように、各々が独立したテーマを扱っている。第五章「地方における出版業」、第六章「ロシアの書籍販売業」、第七章「書籍販売と読書」、そして第八章が「検閲」。ロシア各地の出版状況、書物の販売状況、人々の読書傾向、そして統治者による検閲の実態が、ノヴィコフやカラムジンなどの知識人の動向と合わせて、後半の四章で詳細に描写されている。こうして本書は印刷業の発展に関する説明に終始せず、印刷業をプリズムとして十八世紀のロシア史全体を見渡すことに成功しており、特異で興味深いロシア社会史になっている。
2014年7月刊行。成文社。定価4800円+税

投稿者 : 白倉 克文 ロシア語 1968年 卒業

ベトナム語通訳募集

千葉県警察でベトナム語の通訳翻訳員を募集しています。受付期間は11月11日から12月3日までです。詳しくは

http://www.police.pref.chiba.jp/recruit/adoption/special/pdfs/application01.pdf 

に募集要項が載っていますので参照してください。

10年ほど前から年に一回位通訳員の募集のために外語大学にお邪魔しています。また大学が警察大学校の隣にあるので、出張で行った時は寄らせてもらっています。多磨に移ってからもう全く新しい大学のようで、懐かしさというのはないのですが、仕事でまた母校と新たな縁ができ、うれしく思っています。

つい先日13日にもベトナム語の通訳員の募集の件でグローバル・キャリア・センターに行きましたが、親切に対応していただき感謝しております。

もしどなたか興味のおありの方がいれば、応募していただきたいと思います。

投稿者 : 林 幹也  英語 1977年卒業

Po語科「ルジタニア会登録会員の集い」開催報告

去る11月1日(土)12:00より秋の集いが初めての会場「銀座ライオン青山一丁目店」で開催されました。前年総会で総会日変更に伴い登録会員の集いが春・秋の2回になったことから、今回初めて催された秋の集いでしたが、下記会員17名と招待学生1名の参加のもと行われました。
大島勇次郎代表(S37)の主催者挨拶の後、最年長の坂井勝男氏(S25)の音頭で乾杯し、懇談に入りました。席上、川上直久副代表(S46)の進行の下、恒例のショートスピーチがあり、全出席者から、健康や伴侶といった生活ぶり、母校や学生に関する思い、仕事やボランティア活動への取り組みなど、思い思いに感慨の披露がありました。同時に、欠席の会員22名からメッセージが届いており、概要を取りまとめたペーパーの配布がありました。
また、11月21日に上演予定の外語祭語劇のためのカンパが春の集いに引き続いて行われ、募金が一括して、学生代表の吉中輝君(国際社会部2年)に贈呈されました。同君より、本年の語劇は初めて、在日ブラジル大使館との連携の下、12月に群馬県大泉町で上演する予定との報告がありましたが、キャンパスを越えた社会活動の試みに卒業生としてもエールを送りたいと思います。
定刻14:00 和やかなうちに、再会を期して会はお開きとなりました。

出席者氏名(敬称略)
坂井勝男(S25)須山章(S30)森健祐(S31)飯田治(S36)香山徳二(S36)鷲頭三郎(S36)大島勇次郎(S37)篠崎恒男(S37)宮崎善嗣(S37)安藤雍男(S38)大沢教男(S38)畑宏幸(S38)大林文史(S41)柏谷博起(S41)遠藤紘樹(S41)須田実(S41)川上直久(S46) 吉中輝(国際社会部2年)須田実(S41)記

投稿者: 須田 実  ポルトガル語 1956年 04月 卒業

第10回東京外語イタリア会総会のご報告


2014年10月25日(土)11時30分から、第10回東京外語イタリア会総会が、高田馬場駅前FIビル8階イベントホールにおいて、開催されました。出席者は30名でした。

司会:椚山典子さん(平成元年卒)。井草隆雄会長(昭30卒)の開会の挨拶に続いて、鈴木征市事務局長(昭39年卒)が、就任の挨拶とこれからの東京外語イタリア会の発展をめざして抱負を語り、次いで①会員登録制度の導入、②Touring Club Italiano(イタリア旅行協会)日本事務所とのコラボレーション、③会報発行を提案し、満場一致で承認されました。

総会終了後、Touring Club Italiano会員も加わり出席者が35名に増えました。12時から静岡文化芸術大学の高田和文氏(昭49卒)が、10年近くのイタリア滞在中及び日本からの定期的italyな観劇旅行で見た約千本の舞台作品を糧として、「舞台で見たイタリアの名優たち」のテーマで90分間にわたり講演されました。イタリア映画「夏の嵐Senso」で伯爵夫人を演じたアリダ・ヴァッリを始めとする5人の往年の名優たちと、今も活躍する名優6人にスポットを当て、舞台や映画のシーンをプロジェクターを使ってスクリーンに映しながら、作品の原作者・タイトル・監督・公開年度・あらすじなどを感想も交えてお話しされました。講演は、とても興味深く好評でした

講演が終わり、幸い天気がよく屋上庭園で暫し休憩している間に、会場はレストランに早変わり、立食ビュッフェスタイルの懇親会が始まりました。西村暢夫氏(昭31年卒)の乾杯の音頭とメニュー解説の後、老舗リストランテ文流提供の豪華で美味しいイタリア料理のフルコースを満喫しながら、歓談したり3分間スピーチを聞いたり、和やかな雰囲気の中で出席者同士の交流と親睦が深められました。

italy2

15時半ごろ名残がつきませんでしたが、瀬川律敦氏(昭31卒)に最後のスピーチと閉会の挨拶をお願いして、第10回東京外語イタリア会総会は盛会裏にお開きとなりました。

投稿者: 鈴木征市 イタリア科 1964年卒

ジャカルタ支部

ジャカルタ支部DSC_3184

10月17日(金)、東京外語会ジャカルタ支部は当地在住卒業生へのインタビューの為来尼された東京外国語大学 金口理事や大学職員の方を迎え、懇親会を開催いたしました。この会合は大学の国際学術戦略本部が実施している、大学教職員や留学生及び海外で活躍する卒業生の間のネットワーク体制の強化を目的としたTUFSグローバル・コミュニティ事業の一環として開催されたものです。

当日は金口理事を初めとした大学職員、留学中の学生や当地在住の卒業生等合計18名が参加しました。会の冒頭では外語大の最新の状況に関する説明が金口理事よりなされ、普段の懇親会とはまた違った雰囲気や話題で盛り上がり、19時より開始した会合はあっという間に会場のレストランが閉店する22時まで続き、終了となりました。

この度ジョコ・ウィドド新政権が発足し、国際的な注目度も高いインドネシアですが、仕事や留学、ご家族帯同等の為当地へやって来る外語大卒業生・学生の数もますます増加しております。当支部は今後も世代や立場を超えた交流の場を提供し、外語大に関わる皆さんのバックアップに努めてゆきたいと考えております。

投稿者 :橋本高洋  外IN2001  インドネシア語 2001年卒

初小説 「我に祝福を」

ロシア語科をでて就職したものの、会社になじめず、進路を完全に変え、なんとか医師になりました。いいトシをして、9月に初めて自費出版ですが小説をだしました。

「我に祝福を」星雲社、筆名神谷和弘。

なかなか面白いのでは、と自讃しています。ちょっと宣伝まで。

ロシア語は、モスクワのクリニックを訪れた時などに役立っています。こんな外語生もありか、とご投稿させていただきました。ついでに老婆心ながら申し上げると、Facebook、語学にすごく役立つと思います。わたしの“友人”の半数はロシア人。学生時代から、大いに利用されるといいと思います!

投稿者 : 下中野 大人  ロシア語 1980年卒業

 

USW会(1964年ドイツ語科卒)水上温泉の旅

USW会水上温泉の旅

我がUSW会(1964年ドイツ科卒業生の同窓会組織)では、二年に一回地方に宿泊旅行をしている。今年は卒業50周年ということで、大学からも慶祝され、去る9月16日晴れがましくも群馬県は水上温泉へ繰りこんだ。
参加人数は8名。いずれも古稀をとうに越えた老人の姿かたちは覆いがたく、今更てきぱきと観光地を渡り歩くことは望むべくもない。代わりに、温泉に浸かって、うまい地元料理を満喫できる温泉旅館を選んだ。懐古談にふけるにはもってこいの環境で、学生時代の思い出話を中心に、話に花が咲いた。まだまだお互い老け込む年ではないと、皆意気軒昂だった。
翌日は「たくみの里」という工房を集めた近くの街並みを散策したが、ここは元をただせば江戸から越後に通ずる三国街道の由緒ある宿場町であった。往時をしのばせる立派な陣屋跡や家屋が残されていて、当時は佐渡の金がここを経由して江戸に運ばれ、越後の諸大名は行列をなしてここを通過したことだろう。
昼食を採った蕎麦屋、休憩したコーヒーショップの女主人たちとの会話も忘れがたい。工房より宿場町の雰囲気を楽しんだ。今年も思い出深い旅となりました。
(2014年10月16日 今年度幹事 相川健三)

投稿者 : 相川 健三 ドイツ語 1964年卒業

東京外語大 日新寮アーカイブズ – DVD付き冊子 –

冊子の表紙DVD

 

  • 日新寮アーカイブズをつくる会 編
  • 2013年9月11日発行
  • 連絡先 〒300-1236
    茨城県牛久市田宮町231-9
    高橋 潔
    E-mail:takaha@kdp.biglobe.ne.jp

「日新寮」とはかつて本学にありし学寮の名称で、正式には「日新寮」といいます。大正13年(1924)に開寮し、昭和54年(1979)に廃寮となる迄56年間に亘り東京都中野区に存続した、全国の大学寮の中でも有数の自治寮でありました。

このDVD付き冊子は、日新寮の記録を6年の歳月をかけて纏めたアーカイブズです。故・鐘ヶ江先生(元学長)や、戦前に寮生活を送った先輩とのインタビュー、往時の本学の学生の姿など貴重な記録が収録されており、本学の歴史の一環として資料価値は高いと思います。

ご希望の方は上記の高橋までお申し越し下さい。

無料でお送りしますが、任意で3,000円のカンパをいただければ大変ありがたく存じます。

投稿者 : 高橋 潔  ドイツ語 1969年卒業

「イタリア郷土料理」美味紀行 中村浩子(I58卒)著

イタリア郷土料理美味紀行表紙

ミラノの帽子デザイナー、フィレンツェの美術館館長、パレルモの操り人形師――。

イタリアの北から南まで、その街ならではの仕事をする9都市20人に、人生の思い出の料理を語っていただきました。

地方ごとに異なる郷土料理から、その土地の気候や風土、歴史、宗教的背景、人の気質の違いまで見えてきます。

小学館文庫、2014年1月刊。819円+税。電子書籍あり。

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094088922

投稿者 : 脇本(中村)浩子  イタリア語 1983年卒

Estudiantina Komaba 駒場音楽祭2014のお知らせ

日本唯一の学生ベネズエラ音楽楽団<<Estudiantina Komaba>>によるコンサートです。
平原地方の荒々しい曲から都市部のモダンな曲まで、バラエティ豊かな楽曲をお届けします。
24人の奏者たちによって奏でられるベネズエラ音楽のエネルギーをお楽しみください。

日時:11月23日(日)
会場:東京大学駒場キャンパス18号館ホール

開場:13:00
第1部:13:30~14:45
第2部:15:30~16:45
(入場無料・予約不要)

コンタクト
E-mail:estudiantina10@gmail.com
Website: http://www.estudiantinakomaba.com/index.html
Twitter:@EstudiantinaKom
Facebook:http://www.facebook.com/EstudiantinaKom

エストゥディアンティーナ駒場とは?

エストゥディアンティーナ駒場(Estudiantina Komaba)は、東京大学駒場キャンパスに
拠点をおく、日本で唯一の学生ベネズエラ音楽楽団です。東京大学教養学部のゼミナール
「ラテンアメリカ音楽演奏入門」修了生が結成しました。学園祭への出演の他、日本在住の
プロミュージシャンとの演奏・交流、ベネズエラ人アーティストのコンサートでの前座演奏、
全国各地の高校・大学での招待演奏、市民団体主宰の講演会やコンサート出演などを実施
してきました。国際交流・学術教育の社会還元など、大学から発信する文化創造運動を担う
気概とともに活動しています。

投稿者 :石橋 純 スペイン語 1985年卒
(東京大学准教授、エストゥディアンティーナ駒場指導)

 

本の紹介『ロシア縦横無尽』

ロシア語科の先輩である池田正弘さんが書きためられたロシアの旅行記をまとめた本「ロシア縦横無尽」が出版されましたので、読んでいただければと思い、ちらしを添付させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(会員短信にも同様な投稿があります。併せてお読みください。http://www.gaigokai.or.jp/read_messages_pass.html

ロシア

投稿者 :菅原(村田)幸子  ロシア語 1979年卒業