日新学寮跡地に記念碑を建てよう!!

都内の中野区上高田に、かつて外語大の日新寮がありました。大正13年(1924)の開寮、昭和54年(1979)に閉寮。多くの外語生がそこで寝食をともにし、青春を謳歌しました。いまでは、最後の卒寮生も還暦をすぎました。今回、大学当局と中野区の理解と協力を得て、寮があった場所に石碑を建てることになりました。その詳細については、以下の趣意書と別紙を、ご覧ください。また関心を持たれた方は、発起人まで連絡ください。

日新学寮跡地に記念碑を建てよう!! 趣意書
日新学寮跡地に記念碑を建てよう!! 趣意書 別紙1

日新学寮跡地に記念碑を建てる会
発起人代表 田中哲二 中国語 1967年卒業
090-4831-0977  tetsuji-tanaka@kuc.biglobe.ne.jp
高橋 潔  ドイツ語 1969年卒業
029-874-7376   takaha@kdp.biglobe.ne.jp
池上正治 中国語 1970年卒業
080-5373-7055  s_ikgmi@ybb.ne.jp

投稿者 :池上 正治 中国語 1970年卒業

本の紹介 『こんなとき、どう言う? ハングル表現力トレーニング』

今年1月に、単著『こんなとき、どう言う? ハングル表現力トレーニング』が、NHK出版より刊行されました。同書は朝鮮語の基礎を学んだ人を対象としており、シチュエーションごとに表現パターンを学んでいく構成となっています。

職場で指導してきた学生が、この春に韓国外国語大学大学院に進学しました。3月の授業開始直後から、高度な表現力と発声のトレーニングを受けていて、付いていくのが大変なようですが、まだ若いので「飲みこみ」も速いだろうと思います。今後が楽しみです。

投稿者 : 辻 弘範 朝鮮語 1994年卒業

~音楽シルクロード~(中国・北京編)

子どもの頃から憧れ続けたシルクロード。
大好きな音楽でこの道を旅できたなら…と夢見ていた。
そして今月、ついにその第一歩を踏み出すことに。
凄腕Jazz Musicianの方々と、北京で唯一のJazz Barでの演奏に参加します。
北京にいらっしゃるOB&OGの皆様、お出掛け頂けたら幸甚です。

日時:2016年3月12日(土)20:00~
場所:東岸珈琲 (East Shore Live Jazz Cafe)
住所:西城区地安門外大街 前海南沿路2号楼2楼
2F, 2 Qianhai Nanyanlu, Di’anmenwai Dajie
最寄駅: Xi Cheng Metro Station Shichahai, Line 8
電話番号:8403 2131
*チャージなし。ドリンク・オーダーをお願いします

投稿者: 瀧田(旧姓 永野)真奈美  ペルシア語 1990年卒業

ポルトガル語科ルジタニア会2015年度総会・懇親会開催

ルジタニア会登録会員の集い

去る2月20日(土) 11:30より都内の新橋亭新館で第9回定例総会が開催され、終了後引き続いて恒例の懇親会が行われました。

総会(一般会員2名もオブザーバー参加)では2015年の事業・会計の報告並びに2016年度の事業計画と役員人事案の審議が行われ、執行部案通り承認されました。

懇親会は有志のショートスピーチを挟みながら和やかに執り行われ、参加者は思い思いに旧交を温めていました。定刻14;30 集合写真におさまってお開きとなりました。

なお、参加者26名(全員外国語学部卒)の芳名(敬称略)は次の通りです。

(登録会員)
坂井勝男(Po1950)、小林利郎(S1956)、森健祐(Po1956)、香山徳二(Po1961)、村上智之(Po1961)、大島勇次郎(Po1962)、篠崎恒男(Po1962)、宮崎善嗣(Po1962)、安藤雍男(Po1963)、大沢教男(Po1963)、西山龍美(Po1963)、畑宏幸(Po1963)、菅井啓祐(Po1965)、大林丈史(Po1966)、金七紀男(Po1966)、遠藤紘樹(Po1966)、須田實(Po1966)、山田裕子(Po1968)、川上直久(Po1971)、吉田頼且(Po1971)、池内昇(Po1974)、名井良三(Po1975)、岸本憲明(S1976)、岸和田仁(Po1976)

(一般会員)
中村峯夫(Po1955、)清水盈雄(Po1962)

投稿者: 須田實ポルトガル語 1966年卒業

 

東京外語大・九条の会、本学大学院・中野教授による講演会開催

中野教授

1月30日(土)、イタリア・レストラン文流がテナントで入居している高田馬場F・Iビルで今年も「ミニ講演&ワインで交流会」と銘打った講演会と懇親会を開催しました。F・Iビルでの開催はこれで4年連続となり、もはや1月から2月にかけての定例行事と言っても過言ではないでしょう。今年は講師役を本学大学院の中野敏男教授にお願いして、「戦後70年を超えて『戦争民主主義』を考える」という、一瞬、首をかしげる人がいるかも知れないタイトルで講演してもらいました。

中野教授によれば、現在「平和主義・民主主義」の危機が叫ばれているが、日本の近現代史を振り返る時、〈戦争・独裁〉と〈平和・民主主義〉とは必ずしも堅固な対抗軸と言えないので、敢えて「戦後民主主義」ではなく「戦争民主主義」という演題にしたとのことです。明治期の自由民権運動においては大井憲太郎や福沢諭吉は植民地主義を通して民権と国権とを結びつけたし、大正デモクラシー下で自由教育を唱えた北原白秋ですらアジア太平洋戦争時には戦争翼賛へと歩み、その極めつけが「万歳ヒットラー・ユーゲント」の作曲でした。つまり、デモクラシーとナショナリズムが接合し、排除の暴力が国民を凝集させたことに注目すべきとのことです。そして戦後、確かに日本は直接武力を用いて他国を侵略するようなことはなかったものの朝鮮特需による復興、基地国家と呼んでも差し支えない状況等々は「戦後民主主義」の時代においても「戦争」が大きく影を落としていると言えます。従って真の意味での民主主義を実現するためには①冷戦期に続く戦争志向の清算 ②慰安婦問題などを含めた植民地主義の歴史の清算 ③「在日」、「沖縄」などに対する排除の論理の清算による「戦後の『戦争民主主義』からの、しっかりした転換」をなすことが肝要だと結びました。

講演終了後は、本会会員の西村さん(外I1956)が会長に就いておられる文流からケイタリングしてもらい懇親会に移り、いつものように近況報告、或いは感じていること・思っていることの表明などで有意義な時間を過ごしました。なお、6月4日には本学出身の作家・島田雅彦さんによる記念講演会を行います。(平成28年2月19日記)

投稿者: 鈴木俊明 スペイン科 1972年卒業

本郷サテライトでの研究交流会のお知らせ

1. 教育研究交流会「激動の米国と日本、そして世界」御案内

1972年卒業の工藤進と申します。数年前から東京外国語大学、東京大学、福井県立大学、米国イリノイ大学(UIUC, UIC)の友人、同僚、卒業生などを中心に、様々な分野の研究者・教育者・実務家・市民が集まり、日本と世界が直面している諸問題について自由活発に意見を交換して来ました。 本年度は、「激動の米国と日本、そして、世界」のテーマで、歴史的な転換期にある米国と日本、そして、世界を取り巻く様々な諸問題について、4日間に渡り、皆様とご一緒に考えたいと思います。参加資格はありませんので、皆様の御参加を心からお待ちしています。

2.日時

月日:2016年2月13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)
時間:午前10時-午後5時 (昼食休憩:正午-1時15分)

3.参加費

恐縮ですが、資料代、会場使用料、お飲み物代として1日500円頂戴いたします。

4.東京外国語大学本郷サテライト 教育・研究交流会 「激動の米国と日本、そして世界」 プログラム概要

2月13日(土) 先端科学と研究教育制度の日米比較
午前の部 2015年ノーベル賞受賞者の研究について
午後の部1 日米の学会比較。大学院教育、専門家・研究者養成制度の比較。
午後の部2 日米の初頭中等教育、職業教育の比較。

 

2月14日(日) TPPと国内政策の日米比較
午前 TPPと農業政策、産業政策、規制緩和政策の比較
午後1 地域開発政策、交通政策、住宅政策、格差解消・貧困解消策
午後2 司法改革、選挙制度改革・政治資金改革

 

2月20日(土) 医療制度、薬事政策、医療専門家養成の日米比較
午前 米国医療制度改革(オバマケア)の現状と方向
午後1 代替医療と医療ツーリズム、ビッグデータの活用
午後2 日本の薬剤師業務の現状、診療報酬制度の問題、チーム医療の可能性

 

2月21日(日) 大統領選挙後の米国、総選挙後の日本、そして世界
午前 新大統領・新議会と米国の安保・外交政策
午後1 マクロ経済政策(財政・金融政策、租税政策)とエネルギー政策の日米比較
午後2 日本と世界を巡る諸問題。国際機関と国際司法制度の将来。

午前の部は午前10時から11時半過ぎまで。昼食休憩を挟み、午後の部1は午後1時15分から2時45分頃まで、午後の部2は午後3時から午後5時前までを予定しています。

5.会場:東京外国語大学本郷サテライト セミナールーム 4F

住所:文京区本郷2丁目14-10 Tel: 03-3815-5877
地図・アクセス: http://www.gaigokai.or.jp/access.html
最寄り駅: JR御茶ノ水駅御茶ノ水橋口下車徒歩7分
地下鉄 丸ノ内線 本郷3丁目駅 2番出口下車徒歩3分
都営地下鉄 大江戸線 本郷3丁目駅5番出口下車徒歩4分
都営地下鉄 三田線 水道橋駅 A1出口下車徒歩6分

お問い合わせは、参加を御希望の方は、下記まで御連絡ください。後日、資料を電子メールでお送り致します。宜しくお願いします。

工藤進
前福井県立大学経済学部教授
イリノイ大学シカゴ校客員研究員
susumu.kudo@gmail.com

投稿者 :工藤 進  ロシア語 1972年卒業

野菜三題

1960年代、70年代は日本における食の国際化はまだ進んでおらず、日本に入って来ていない野菜もいくつかみられました。

1) モロヘイヤ
東京オリンピックの年、1964年にクエイトに長期出張していました。ある日ホテルで昼食をとっていると、スープに緑の野菜と肉が入っていました。訊いてみたら、野菜はエジプト産でモロヘイヤといい、肉は鳩肉で、典型的なエジプトの料理だという説明に驚きました。モロヘイヤとの初めての出会いでした。モロヘイヤはエジプトのファラオーの健康の源といわれていて、ビタミンBはほうれんそうの20倍、カルシュームは7倍あるそうです。

2) キウィフルーツ
1970年、オーストラリアとニュージーランドに出張しました。お得意さんに夕食に招待され、オーストラリアの料理をおいしくいただいていたところ、デザートに出てきたものにびっくり。小皿に緑の丸い果物が料理されているものが載っていました。お得意さんの説明によると、チャイニーズグーズベリーをブランディと蜂蜜で煮込んだものとのことでした。Chinese gooseberryとの初めてのご対面でした。この果物はニュージーランドの特産とのこと。
翌日、ニュージーランドニにての仕事が終わったので、ウエリントンの鉄道の駅の売店で「Chinese gooseberry」をみつけて、買って、持参のナイフで茶色の皮をむいたら中から緑の果肉が現れたのでびっくり。そのまま生で試食しました。当時、Kiwi fruitという名前はまだ普及しておらず、Chinese gooseberry(サルナシ 猿梨)と呼ばれている(小生にとっては)奇妙な食べ物でした。
1904年にIsabel Fraserという女性が中国より種をNZへ持ち帰り、植物学者Alexander Allisonに栽培を依頼したそうです。1952年より英国へ輸出を開始、1959年に米国への輸出の機会に「kiwifruit」という商品名が付けられました。

3) アヴォカド
1972年、ベネズエラのカラカスに赴任しました。ある時、レストランで野菜サラダに見慣れない黄緑の野菜が入っていたので、訊いたところ、アグアカテaguacateというもので栄養満点の野菜とのこと。その後、マーケットで買って来て、自分の家でもサラダとして愛用するようになりました。緑の皮は簡単にはずれ、中身を二つに分け、包丁の端で種をちょんとたたくと簡単にはずれる大変料理しやすいものでした。aguacateというのは中南米での呼称で、一般にはアヴォカドavocadoと呼ばれています。栄養価が高く、「森のバター」と呼ばれています。(もともとの意味はアステカ語で「睾丸」だそうです。その形から来ている)

投稿者: 米田利民  英語1957年卒業

東京外国語大ドイツ語科卒指揮者村上大祐氏がテレビで紹介されます!!

東京外国語大学ドイツ語科を卒業し、今は指揮者として活躍されている村中大祐氏がテレビ出演します。
是非、チャンネルを合わせてください。

【番組タイトル】「Table of Dreams 夢の食卓
~指揮者 村中大祐の世界~」

【放送日時】 2016年1月23日(土)22:30~23:00
(再放送)2016年1月30日(土)9:30~10:00

【番組HP】http://www.bsfuji.tv/table/

投稿者: 安部(藤田)智子  ドイツ語 1982年卒業

 

2015年 サロン仏友会・懇親会

サロン仏友会原稿用写真1サロン仏友会原稿用写真2

去る11月21日(土)恒例のサロン仏友会が本郷サテライトで開催されました。当日は好天に恵まれ、総勢56名の出席者(現役学生1名を含む)で賑わいました。

藤倉会長(1970/昭45)の挨拶の後、ファッションビジネス研究所(株)代表取締役の東野香代子氏(1982/昭57)による講演が行われました。演題は「知られざるファッションビジネスの世界」。氏は、1984年に設立されたHermès Japonに入社後、約20年間にわたって広報・企画を中心に幅広い経験を積んでこられました。その後、老舗の衣料品メーカー「福助」での勤務を経て現在は独立され、ファッションビジネス分野におけるユニークな企業研修を企画運営しながら、コンサルティング活動や啓蒙活動に注力されています。今回の講演で一番盛り上がったのは、スカーフの結び方の講義。フライト・アテンダント風の豪華な結び方から、ブラウスの代わりとして着こなす活用法まで実践的なレクチャーがあり、男性陣向けには、おしゃれなポケットチーフのはさみ方の指導も。参加した皆さんから、「来てみてよかった」と評判でした。

そして、講演会終了後は、3階から8階に移動し、いよいよ当日の懇親会のハイライト、ボジョレ・ヌヴォを飲む会が始まりました。2015年産の品質は、「ボジョレの帝王」と評されるジョルジュ・デュブッフ氏のコメントによれば、「過去50年間作ってきた中で今年が最高の品質」とのこと。例年より色も濃く、香り豊かで「たしかに、これまでになくおいしい!」との感想がたくさん聞かれました。

今回のサロン仏友会では、4名の方が初参加。毎年、少しずつ若い世代の参加者が増えてきています。「諸先輩のご活躍ぶりに刺激を受けました」「先輩方が気軽に声を掛けてくださり、和気あいあいとした雰囲気で、初めてにもかかわらずすっかりリラックスさせていただきました」など、大いに楽しんでいただけたように思います。

一方で、年長組の方からは、「自分と同学年の人が少なくなって、ちょっと寂しい」という声も聞かれました。次回、春の総会(4/23 大手町サンケイプラザ)には、各年代の方々がふるって参加されることを祈っております。今回、本郷サテライトでお手伝いくださった皆様、ありがとうございました。

投稿者: 中村 日出男  フランス語 1974年卒業(仏友会幹事)

ピース・ウェイブ・ネパール(PWN)支援のお願い

ネパール学校

東外大卒業生の皆さんへ

1969年フランス科卒 伊田 和郎

新年明けましておめでとう御座います。今年も宜しくお願いします。

昨年のネパールの大地震の際は、皆様の多大なるご支援により、72万円ほどの義援金を送り、PWN日本支部のアルンさんなどの、現地でのご尽力により、実質的な支援を行うことができました。

カトマンズ近くの壊れた小学校に、仮設の校舎を作り、PWNの地元のバラットプールでは、貧しい子供が通っている小学校に1年分無料の給食を提供することになり、別の小学校の壊れた校舎の補修を行い、また、ひびが入ったPWNの校舎を補修することが出来ました。

私がスポンサーになっているPWNの学校は健在であり、これからも支援していけることになりましたので、今後とも宜しくお願いします。

スポンサーとしての私がPWNに協力していることは、HEEP(Health,Education, Environment,Peace)のうち 教育の分野で、具体的には、毎年1月に、PWNの学校に通う貧しい家庭の子供達や、地元の中学、高校の恵まれない生徒や、能力があっても貧しく学校に行けないような生徒のための奨学金のための寄付金を集めることで、1998年に始めてから18年目になります。

ホームステイを通して、世界の平和、国際親善を推し進めようという国連登録のサーバス(servas)というNGOがあり、1998年に私がサーバス関東の支部長をしていた時に、当時、ネパールのサーバスの会計をしていたプレム・クマール・シュレスタ氏が私の家にホームステイしていき、氏が理事長になっている「ピース・ウェイブ・ネパール」という別のNGOに協力を依頼され、事前に私がネパール訪れ、このNGOを調査した上で、サーバス関東のネットワークを使い協力を始め、現在に至っています。現在は、サーバスの他に、私の高校の同窓会にも協力をお願いしています。

なお、PWNの設立に携わり、これまでPWNの活動に尽力されてこられたプレム・クマール・シュレスタ氏は、高齢で病弱な状態なため、昨年9月で退任されました。教育者、平和活動家のプレムさんの活躍は、高く評価され、PWNの学校も有名なものとなっております。

新理事長のアルンさんの下で、PWNの更なる発展を期待したいと思います。
集まった寄付金は、主に生徒の無償の奨学金として使われますが、校舎の補修や、学校の先生の給料に充てられる可能性もあります。

寄付者には、PWN日本事務局からの領収書、寄付金を受け取った保護者からの領収書、その年度の全体の寄付のPWNからの報告書が送付されます。

今度ネパールの最低賃金が改訂されることになり、先生に出す給料を高くしなければならなくなり、奨学金の希望者も多く、学校の運営が非常に困難な状況になって来ました。皆様には、これまでにも増して、温かい御協力をお願いする次第です。

日本からの寄付金は、ネパールでは4倍の値打ちを持ちます。
寄付金は出来るだけ5千円単位で、1月末までに、「東外大卒業生」と記し、お手数ですが、下記郵便口座にお振込み下さるようお願いします。

郵便振り込み先:ピース・ウェイブ・ネパール日本事務局00110-1-57116

問合せ先:ピース・ウェイブ・ネパール日本事務局(金子)Tel 0424-70-2404
伊田 和郎 Tel 048-466-3665
Eメール fwhk1129@mb.infoweb.ne.jp

2016年1月1日
1969年フランス科卒業 伊田 和郎

PWN(Peace Wave Nepal)とは? 概略紹介
関連リンク: ネパール地震義援金のお願い(6月末まで受付)

遅ればせながら「入東求法巡礼」報告

あけましておめでとうございます。仙台から関東の宇都宮に4月に転勤しました。10年ぶりの群馬の実家で、三が日をゆっくり過ごしています。この10年間、脳いっ血の発症やその後の東日本大震災の生活難で生死をさまよっていて、この世は恐怖だけだったので、観音巡礼で秩父、坂東を回って、ただひたすら無心になれるように祈っています。今月は西国の岡寺、壷阪寺、長谷寺など大阪から奈良の飛鳥地方へ回る予定です。今回の輪袈裟は、牡丹模様にしましようか。

投稿者 :木村 弘樹 フランス語 1987年 卒業

「海外支部歴訪の旅を語る会」忘年会

海外支部歴訪の旅忘年会2015

「海外支部歴訪の旅」グループは昨年5月第16回目の海外ツアー(内一回は国内)としてシドニーを訪問し、シドニー外語会との交歓会を終えてまいりました。1995年11月に第1回ツアーとして台湾支部を訪問してからちょうど20年になります。この間、海外18支部を歴訪、参加人員は延べ340人にのぼりました。
この20年目の節目の年に当たり、「20年間の海外ツアーを振り返って」と銘打ち、昨12月10日(木)都内のNEC倶楽部で忘年会を開催しました。出席者は23人、主な出席者は以下の通りです。

(外語会)
長谷川康司理事長、上原尚剛前理事長
田中和子副理事長、小出三郎副理事長
高橋勝義事務局長、古澤晴彦前事務局長
(大学)
浦田和幸学長特命補佐
(咲耶会)
磯田良一元会長、友金守元東京支部長

出席者全員からスピーチをいただき盛会となりましたが、次回の訪問候補地につき、これまでに無く活発なご意見が交わされました。主なものに、ミャンマー、メキシコ・キューバ、イタリアが挙げられ、今後の検討課題となりました。

世話人 代表 石原隆良(D1956)以下7名

(文責 鈴木惟高 F1970)
(写真提供 林義之 F1966)

東京外語会ニューデリー支部

日時:2015年12月19日(土)午後6時半より

場所:
Essex Farms: 4, Aurobindo Marg, Near IIT Flyover, New Delhi, Delhi 110016
http://www.essexfarms.com/index.html
Tel: +91-11-41681919, +91-98-73739393

2015年12月19日(土)午後6時半より、インドの首都(ニューデリー)近郊に在住する東京外国語大学卒業生の会(デリー外語会)が開催されました。年末も押し迫り、当地では朝晩の冷え込みが本格化する中、13名の外語大卒業生及び1名の在学生の合計14名が集うことができました。今回の会場は、首都ニューデリーの南に位置するコンベンション施設で、レストランを併設する「Essex Farms」での開催となりました。参加者は冷えた生ビールやソフトドリンクに本場インド料理に舌鼓を打ちつつ、歓談・談笑をすることができました。

20151227

今回の参加者は、写真向かって右側前列より、ベンガルール(バンガロール)でJCSSコンサルティングに勤務の久保木 さん(1971年ヒンディー語科卒)、西遊インド勤務の橋本さん(2009年ウルドゥー語科卒)、日立インド勤務の伊藤さん(1997年ヒンディー語科卒)、日本大使館に勤務の佐藤さん(1988年ヒンディー語科卒)、オーミインダストリーズアジア勤務の齊藤さん(1971年スペイン語科卒)、中央前列右側より、日本大使館に勤務で公使の磯俣さん(1985年英米語科卒)、毎日新聞特派員の金子さん(2006年ヒンディー語科卒)、中央後列右側より、インドヤクルト勤務の三次さん(2001年ラオス語科卒)、日本語センターで日本語教師を勤める額谷さん(1974年ヒンディー語科卒)、インドヤクルト勤務の中嶋さん(2000年スペイン語科卒)、東芝インド勤務の渡邉さん(1992年独語科卒)、カタックダンスを修行中の石井さん(2009年ウルドゥー語科卒)、デリーに留学中のウルドゥー語専攻の加納さん、当会の取り纏めをしている第一三共インドの内田(1997年ヒンディー語科卒:本会の幹事)、以上14名です。

参加者は名刺交換・自己紹介を交え、現在の業務内容や各企業が直面する課題、インド高速鉄道への日本の新幹線システムの導入など安倍首相訪印の成果、 深刻なデリーの大気汚染について、インドでの子供の養育について、インドでの正月の過ごし方、どうしてインド人は地図を読めないのか?等々、尽きない話題に花を咲かせ、歓談することができました。お陰様で、会は穏やかにそして和やかに進行し、当会の幹事としましては、皆様が愉快な時間を共有することが出来たものと確信しております。次回(2016年6月を予定)の再会を約束し散会となりましたが、デリー外語会のネットワークの基盤づくり・更なる会の活性化・継続した定期会合の開催等々、今後も更に推進して参りますので、引き続き皆様方のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。

投稿者: 内田祥夫  ヒンディー語 1997年卒業

 

ペルシア会第4回総会開催

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ペルシア語学科・ペルシア語専攻の同窓生を会員とする「ペルシア会」(代表:植木聡、ペルシア語1984年卒)の第4回総会が12月5日、東京・新宿のフレンチバル&レストラン「ジェイズ」で開かれた。イラン核問題の国際合意により、研究やビジネス環境の改善が期待される中、卒業生から現役学生まで72人が集まる盛会となり、親交を深めた。

来賓として、長年学科運営にかかわり学生を温かく指導してこられた藤井守男大学院総合国際学研究院教授(ウルドゥー語1977年卒)をお迎えした。学科創設時の苦労話を交えたご挨拶をいただき、教授の乾杯のご発声により開宴した。

総会は2011年以来、4年ぶり。同期生や先輩後輩が再会を祝い、新たな交流も生まれた。1期生がまだ50代前半と若く、同窓生はみな仕事や家庭で奮闘中。マイクを手にひとりひとり自己紹介をした現役生にとっては、就活相談の好機ともなった。

会の目玉は、25年にわたるイランでのフィールドワークに基づき『「個人主義」大国イラン: 群れない社会の社交的なひとびと』(平凡社新書)を今秋出版したアジア経済研究所の岩崎葉子氏(ペルシア語1989年卒)の講演。

岩崎氏は「イランに日本的な意味の『組織』は存在せず、担当者が異動すれば話は振り出しに戻る。人脈を多角化してリスク分散を図ることが重要」と説いた。鮮やかな分析に、イランでの苦労体験を共有する参加者から納得の声が聞かれた。

今回ご欠席の恩師、岡田恵美子先生からの味わい深いペルシア語のことわざを交えたメッセージが読み上げられると、西ケ原の小教室で受けた講義の記憶がよみがえるようだった。今春退官された八尾師誠先生からも「1978年以来、60回目のイラン訪問中です」とのエネルギッシュなメッセージが届いた。

あっという間の2時間を切り盛りしたのは梨本博氏(ペルシア語1989年卒)の軽妙な司会。商社で活躍中だが、コミュニケーション能力を培ったのは放送委員を務めた長野の小学校時代だったという。こんなエピソードを知る楽しみも、同窓会ならではである。

今回の総会では、大学で教務補佐を務め、ペルシア語の卒業生・現役生に広く知られる瀧田(永野)真奈美氏(ペルシア語1990年卒)が会計、BGM、備品を担当。ペルシア会はこうした縁の下の力持ちに支えられている。

司会から「次回総会は3年後」と伝えられると「待ち遠しい。毎年開催しても良い」との声も聞かれた。

当日の式次第はこちらから

投稿者 : 長谷川健司  ペルシア語1985年卒業

ペーニャ昭和34年(1959年)入学を主体とする会

ペーニャの会 201511月

平成27年11月15日正午本郷サテライトにほど近い中国(ジビエ)料理 棲鳳閣に14名がつどい、昔話に花を咲かせました。

出席者、写真左奥から、大工原紀久雄、門倉正明、渡辺佐由治、石川荘太郎、神谷之穂、山口完、高辻清長、図師三郎、手前左から遠藤善久、佐藤(旧姓大橋)紀子、原誠名誉教授、鈴木征四郎、土田昌宏、枠入りは紹興酒で悪酔いし席を外した河田常弘

この会には毎年この時期に合わせて来日する海外居住者が二名、一人は紅一点の佐藤さん
カナダはバンクーバーからご出席、もう一人はエクワドルから小川知之、今年も来日したが急用で急遽帰国、欠席に。

また、原先生は会費を取らなければ出席しないと言われ、恐縮ながら毎回平会員扱いです。
「まだ後期高齢者じゃないけれど、後何日で」などの話も出て楽しい昼下がりでした。
来年も続けられること祈念しつつ。

これまで出たことはないが出てみたいという方がおられましたら下記までご連絡を!
masahiro.tsuchida@deluxe.ocn.ne.jp  または、080-5684-5680

投稿者: 土田昌宏 スペイン語 1965年卒業

東外大オーケストラ大同窓会

 

 オケ同窓会1オケ同窓会2オケ同窓会3オケ同窓会4オケ同窓会5オケ同窓会6

2015年11月29日(日)東外大オーケストラの大同窓会が銀座「砂漠の薔薇」にて開催されました。1952年入学R科の河津一哉氏(フルート),1954年入学I科の石井(工藤)直美女史(ピアノ)を筆頭に、現役生迄の200名以上が集まり、4時間の楽しい時間を過ごしました。

それまで小規模合奏団だった器楽部が、管弦楽団に発展して第1回定期演奏会を開催したのが1965年1月11日。今年度2015年度が50周年の記念の年を迎えるということで、イタリア留学中の現役生から卒業生との親睦を図りたいとの相談がEメールで寄せられたのが、2014年10月。それから1年以上の月日が経っていました。80過ぎの大先輩方の他にも、小林宋光氏(1967年入学Po科、トロンボーン)、亀山郁夫氏(1968年入学R科、チェロ、前・外大学長)にもスピーチ頂きました。また35年の長期に渡りご指導を頂き、現在もトレーナーとして現役の面倒を見て下さっているヴィオラ奏者の小野富士先生やトロンボーン奏者の山田裕治先生、そして現在の常任指揮者の清水醍輝先生らプロの先生方にも参加頂きました。

2016年4月29日(祭・金)すみだトリフォニーホールでの創立50周年記念公演(メイン曲:マーラー交響曲第1番「巨人」)に向けての現役・卒業生との関係強化の為に行った、1025名を対象としたオケ団員名簿改訂編纂作業も実施されて、また現役生に贈る寄付金も当日集まり、実りの多い大同窓会と成りました。

(実行委員長 1978年入学D科フルート 小倉正広
副実行委員長 2011年入学Ⅰ科チェロ 川野辺雪菜 )

カンツォーネやナポリ民謡を神奈川県で?

カンツォーネやナポリ民謡の愛好会を神奈川県内で探しています。
東京では小林良信氏主宰の会が月3回の例会を開いていると聞き、10月に見学してきました。 そして理想的な“場”がそこに実在することを体感しました。

そこで、同様の場が「神奈川県にも」あってほしいと思い、情報さえあれば出向きたいと探索してきました。 ナポリの、イタリア各地の名曲の数々を歌うために自分の地元で集うことができる・・・これぞ最高の贅沢かと思えるのです。

覚えたい、仕上げたい曲は、当面、
Anema e core (ナポリ民謡「魂と心」)
Se stasera sono qui(「夜の想い」by Luigi Tenco)
L’amore ‘e una cosa meravigliosa (「Love is a many-splendored thing」、「慕情」)

また歌いたい曲は、例えば、
Parla piu piano(「ゴッドファーザー/愛のテーマ」)
Roma, nun fa la stupida stasera(ローマ民謡「ローマよ今夜はふざけないで」)

会報のウェブ化を祝しつつ、横須賀の同好の士とともに朗報を待つこととします。
どうぞ宜しくお願いします。

投稿者:河内 道宜 英米科1967年卒業  (横浜市)

第2回イタリア会例会開催の報告

12月6日(日)、高田馬場駅前FIビル8階ホール於いて、第11回総会も兼ね第2回イタリア会例会が開催されました。参加人数は東京外語イタリア会登録会員とTouring Club Italianoi 会員を合わせて46名。
まず総会では、幹事代表からイタリア会の財務状況改善のためイタリア会登録会員の会費を来年度は2,000円にしたいとの提案があり、満場一致で了承されました。
次いで、秦泉寺友紀さん(平成8年卒)から今イタリアで話題になっている「イタリアにおける移民・難民問題の現状」のテーマで講演を頂戴しました。面白くためになるお話しありがとうございました。

イタリア会

懇親会は、リストランテ文流高田馬場店からシチリア料理のカポナータ(前菜)、エミリア・ロマーニャを代表する手打ちパスタのラザーニャとゴルゴンゾーラチーズ風味のペンネ(プリーモ)、豚肉のロースト(セコンド)、イタリアを代表するデザートのティラミス(ドルチェ)から成るフルコースが、リストランテ文流オーナー西村暢夫氏(昭和31年卒)のメニュー解説付きで提供され、美味しい料理とワインで舌鼓を打ちながら楽しい雰囲気の中で進行しました。先ず、このたびの来日を機にゲストとしてお招きしたマリーサ・ディ・ルッソ先生のご挨拶に始まり、第93回外語祭のイタリア語劇「ロミオとジュリエッタ」に出演した在学生による迫真の語劇ワンシーンの演技、Touring Club Italiano(TCI)日本事務所が開設された1996年からのTCI会員の表彰、歓談の合間に参加者10名余りによる恒例の3分間スピーチまで、椚山典子さん(平成元年卒)の司会で約1時間半にわたり行われ、無事盛況裏に終了しました。
まさにイタリア会ならではのイタリア的なフェスタでした。楽しい時間をありがとうございました。


i1894年創設のイタリアでは非常に有名且つ重要な機関で(会員数:約35万人)、日本では「イタリア旅行協会」と呼ばれている。1995年、これからはTCIの国際化を目指して日本事務所が開設された。2014年第10回総会に於いて東京外語イタリア会とのコラボレーションが決まった。


投稿者: 鈴木征市 イタリア語1964年卒業

外語大中部支部総会のご報告

中部支部2015

中部支部総会は秋晴れの11月29日(日)、名古屋市東区の聖ヨゼフ館で開かれました。立石博高学長、長谷川康司外語会理事長はじめ、一昨年春に名古屋外語大学長に就任された亀山郁夫前学長にも臨席いただいた約2年半ぶりの総会は、50人が参加して盛大に行われました。立石学長は当日、海外出張の予定があったにもかかわらず名古屋までお運びいただき、その足で出張先のスペインへ旅立たれました。

会は、1990年ロシア科卒、山本美華さんのバイオリン演奏で和やかに始まりました。立石学長から外語大の現状について説明いただいた後、7~8人ずつのテーブルごとに懇談。途中、長年の商社勤めから一念発起、フランスに留学してバイオリニストに転身された山本さんのミニコンサートがあり、食事を楽しみながら美しい音色に聴き入りました。

出席者の年代は多岐にわたり、戦時中の1944年の卒業生から本年度卒業したばかりの若者まで、最年長と最年少の差は戦後史に重なる70年以上(!)。男女比はほぼ半々、平成卒と昭和卒が6:4と、参加者のバランスが取れていたのも特徴的でした。

閉会後は、「新カラマーゾフの兄弟」を上梓されたばかりの亀山前学長の即売サイン会(?)もあり、最後まで会場のあちらこちらで笑顔の花が咲いていました。

投稿者: 焼石千晶  イタリア語1989年卒業

ドイツ科 ゲルマニア会 -第10回 ゲルマニア会総会を開催-

ゲルマニア会201511C無題
4年ぶりの第10回総会は秋晴れにも恵まれ、去る11月21日、如水会館「オリオン」ルームで開催されました。当日は来賓としてフォン・ヴェアテルン駐日ドイツ大使はじめ大学より浦田学長特命補佐、長谷川外語会理事長のご出席を賜り、約60名の参加を得て盛会裡に開催することが出来ました。

席上ミニ懇話をされた大使は、現在のホットなテーマ、即ち◎パリテロ事件と◎ドイツでの難民状況を取上げ、特に難民問題は克服できると強調されたのが印象的でありました。

来賓ご挨拶に続き、佐藤洋子女子栄養大ドイツ語名誉教授(D1955)のお元気なご発声で乾杯、予定議題の後の懇親会では大学オーケストラ部出身の小倉正広氏(D1982)の玄人顔負けのフルート演奏でバッハやビゼーを楽しませて戴きました。

2時間余に亘る総会閉会後は同期会や二次会へと繰出し、旧交を温めつつ好天の秋の一時を過ごすことが出来ました。

末筆ですが、総会開催に際し、受付を補佐戴いた学生はじめ皆様のご支援とご協力に世話人幹事一同篤くお礼を申し上げます。

*ドイツ大使の懇話については会誌「ゲルマニア」第19号にその内容を掲載の予定ですので、ご希望の方は世話人幹事へご連絡下さい。

投稿者-世話人幹事  能登 崇 ドイツ語 1966年卒業