ピース・ウェイブ・ネパール(PWN)支援のお願い


ネパール学校

東外大卒業生の皆さんへ

1969年フランス科卒 伊田 和郎

新年明けましておめでとう御座います。今年も宜しくお願いします。

昨年のネパールの大地震の際は、皆様の多大なるご支援により、72万円ほどの義援金を送り、PWN日本支部のアルンさんなどの、現地でのご尽力により、実質的な支援を行うことができました。

カトマンズ近くの壊れた小学校に、仮設の校舎を作り、PWNの地元のバラットプールでは、貧しい子供が通っている小学校に1年分無料の給食を提供することになり、別の小学校の壊れた校舎の補修を行い、また、ひびが入ったPWNの校舎を補修することが出来ました。

私がスポンサーになっているPWNの学校は健在であり、これからも支援していけることになりましたので、今後とも宜しくお願いします。

スポンサーとしての私がPWNに協力していることは、HEEP(Health,Education, Environment,Peace)のうち 教育の分野で、具体的には、毎年1月に、PWNの学校に通う貧しい家庭の子供達や、地元の中学、高校の恵まれない生徒や、能力があっても貧しく学校に行けないような生徒のための奨学金のための寄付金を集めることで、1998年に始めてから18年目になります。

ホームステイを通して、世界の平和、国際親善を推し進めようという国連登録のサーバス(servas)というNGOがあり、1998年に私がサーバス関東の支部長をしていた時に、当時、ネパールのサーバスの会計をしていたプレム・クマール・シュレスタ氏が私の家にホームステイしていき、氏が理事長になっている「ピース・ウェイブ・ネパール」という別のNGOに協力を依頼され、事前に私がネパール訪れ、このNGOを調査した上で、サーバス関東のネットワークを使い協力を始め、現在に至っています。現在は、サーバスの他に、私の高校の同窓会にも協力をお願いしています。

なお、PWNの設立に携わり、これまでPWNの活動に尽力されてこられたプレム・クマール・シュレスタ氏は、高齢で病弱な状態なため、昨年9月で退任されました。教育者、平和活動家のプレムさんの活躍は、高く評価され、PWNの学校も有名なものとなっております。

新理事長のアルンさんの下で、PWNの更なる発展を期待したいと思います。
集まった寄付金は、主に生徒の無償の奨学金として使われますが、校舎の補修や、学校の先生の給料に充てられる可能性もあります。

寄付者には、PWN日本事務局からの領収書、寄付金を受け取った保護者からの領収書、その年度の全体の寄付のPWNからの報告書が送付されます。

今度ネパールの最低賃金が改訂されることになり、先生に出す給料を高くしなければならなくなり、奨学金の希望者も多く、学校の運営が非常に困難な状況になって来ました。皆様には、これまでにも増して、温かい御協力をお願いする次第です。

日本からの寄付金は、ネパールでは4倍の値打ちを持ちます。
寄付金は出来るだけ5千円単位で、1月末までに、「東外大卒業生」と記し、お手数ですが、下記郵便口座にお振込み下さるようお願いします。

郵便振り込み先:ピース・ウェイブ・ネパール日本事務局00110-1-57116

問合せ先:ピース・ウェイブ・ネパール日本事務局(金子)Tel 0424-70-2404
伊田 和郎 Tel 048-466-3665
Eメール fwhk1129@mb.infoweb.ne.jp

2016年1月1日
1969年フランス科卒業 伊田 和郎

PWN(Peace Wave Nepal)とは? 概略紹介
関連リンク: ネパール地震義援金のお願い(6月末まで受付)

,