「東京外語会有志による海外支部歴訪の旅」 第 17 回ヤンゴン支部訪問に参加して(ミャンマー・ヤンゴン訪問記)

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今回は、17回目の海外支部訪問となり、2017年2月6日~2月11日(OP 2月12日)の日程で、総勢16名がミャンマーのヤンゴンを初めとしてバゴー、バガン、マンダレー、オプションとしてチャイティーヨを訪れました。ヤンゴンには、東京外国語大学のグローバルジャパンオフィス(GJO)第1号がヤンゴン大学に設置され、それに伴い2016年6月に外語会ヤンゴン支部が海外53番目の支部として新設されたので、これを記念して、新支部の皆さんと交歓交流を図るとともに、敬虔な仏教国であるミャンマーの歴史に触れようとするものです。

ヤンゴンでは、2月7日(火)にヤンゴン支部と交歓会を行いました。ヤンゴン支部から9名、特別参加2名、それに留学生が11名も参加し、合計38名の盛大な会となりました。

現地からは、支部長の島岡みぐささん(ビルマ語1993)、副支部長の土屋宏樹さん(ドイツ語1991)のほか、幹事の水口知香さん(ビルマ語1997)、GJOの今井巳知子先生(大阪外大ビルマ語、咲耶会)など22名が参加されました。また、シドニーから、シドニー外語会会長の高橋ゆりさん(MPビルマ語1990)が特別参加され、ミャンマーの歌を熱唱して下さいました。若い留学生たちは、日本からの大先輩たちの話を聞き、大変参考になったと言っていました。

我々、訪問団は、ヤンゴンのほか、ヤンゴンの北東にあるバゴー、バガン(ニャンウー)、さらに古都マンダレーを訪れ、オプションで4名がゴールデンロックで有名なチャイティーヨを訪れました。ヤンゴン市内では、日本人墓地で献花の後、市内最大のマーケットや「聖なる黄金の塔」と呼ばれるシュエダゴンパゴダを見学しました。

敬虔な仏教国ミャンマーのパゴダ群の魅力と外語会ヤンゴン支部との交歓会の模様の詳細は、以下でご覧いただけます。

ミャンマー・ヤンゴン旅行記1
2月6日(月)~2月7日(火)バゴー、支部との交歓会

ミャンマー・ヤンゴン旅行記2
2月8日(水)~2月9日(木) バガン、マンダレー

ミャンマー・ヤンゴン旅行記3
2月10日(金)~2月11日(土)ヤンゴン市内、チャイティーヨ

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投稿者:林 義之 フランス語 1964中退

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東京外語新潟会2017

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外語大に入ってよかったと思うことを三つあげると、故岩崎力先生の薫陶を受けたこと、故中川努氏のフランス語でのアジ演説が聞けたこと、そして新潟に外語会があることです。
去る2月11日、新潟駅近くにある「居酒屋甲子園2016」で全国一位に輝いた「一家」で、毎年恒例の総会と懇親会が行われました。小雪舞う夕暮れ時、首都圏や静岡からの参加者もあり、昭和48年卒から平成23年卒まで14名が集いました。
始めに、昨年逝去された大先輩、島田久一氏への黙禱を行いました。次に渡辺登会長から開会のご挨拶をいただき、稲垣文雄前会長からの乾杯の音頭で宴もたけなわとなりました。
貝や海藻、もつ鍋、刺身、焼き魚、鴨肉、天ぷらなどに舌鼓をうちながら、皆さんの近況報告に耳を傾けました。稲垣さんは大学を退官され、晴耕雨読の生活で、野菜を育てつつ、翻訳に取り組んでおられるご様子。県庁の航空政策の仕事をされている桐生さん、吉田さんからは、昨年就航した台湾・新潟定期路線や、ボルネオ・新潟初就航の報告がありました。富山さんは大学院大学で国際交流プログラムに携わっているものの、新潟の若者や主にアジアからの留学生が東京に就職してしまうので、なんとか新潟で活躍するように仕向けたい、地方のグローバル化無くして日本のグローバル化は滅びるとのご意見でした。
それぞれ大学、高校など教職に就かれている方々、企業に勤務されている方々、団体にお勤めの方からもご活躍の様子を伝えていただき、今後の参考や励みとなりました。皆さんは始めにくじ引きで決められた席を移動して、仕事の結びつきのある方同士や、年一度の再会を喜ぶ仲間達と多岐にわたる話題に興じ、和気あいあいとした雰囲気でした。
あっという間に2時間半が過ぎ、同窓という名の楽しかった異世代・異業種交流会が幕を閉じました。帰路につくと雪が雨に変わり、北国にも春が近いと感じられたことでした。

投稿者: 岡崎まり子 フランス語 1973年卒業

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東京外語会ニューデリー支部<デリー外語会からの便り>

日時:2016年12月10日(土)午後7時より
場所:Gung Gurgaon 店(韓国料理)
住所:SCO 28, Main Market, Sector 29, Gurgaon
電話:0124-438-3101 / 98-1191-1925
HP:https://www.zomato.com/ncr/gung-the-palace-sector-29-gurgaon

2016年12月10日(土)午後7時より、インドの首都(ニューデリー)近郊に在住する東京外国語大学卒業生の会(デリー外語会)が開催されました。大気汚染のため視界の悪い日が続くデリー地域ではありますが、当日はお忙しい中10名の外語大卒業生にお集まりいただくことができました。今回の会場は、首都ニューデリーの隣に位置する近代都市ハリヤナ州・グルガオンにある老舗韓国料理レストラン「Gung」での開催となりました。参加者は韓国式座敷でインドビールやマッコリ(どぶろく)を飲みかわし、普段から食べる機会の少ない肉や海鮮料理が多い韓国料理に舌鼓を打ちつつ、歓談・談笑をすることができました。

今回の参加者は、日本大使館に勤務の佐藤さん(1988年ヒンディー語科卒)、同じく日本大使館に勤務の早川さん(1990年フランス語科卒)、第一三共インドの内田さん(1997年ヒンディー語科卒:支部長)、当会の取り纏めをお願いした新日鉄住金エンジニアリング・インディア勤務の山田さん(2003年独語科卒:幹事)、山洋電気インド勤務の玉川さん(2003年ウルドゥー語科卒)、毎日新聞特派員の金子さん(2006年ヒンディー語科卒)、キャノンインドに勤務の安田さん(2009年英米語科卒)、インド日通に勤務の十二町さん(1996年チェコ語卒)、インドヤクルト勤務の中嶋さん(2000年スペイン語科卒)、同じくインドヤクルト勤務の三次(2001年ラオス語科卒:副支部長)、以上10名です。

名刺交換後、参加者一人ひとりから自己紹介を行うと同時に、激動の2016年の振り返りと来年への抱負を発表しました。今年一番のニュースとなった高額紙幣廃止については、驚きはさることながら日常生活や会社業績への影響に関する話や新紙幣や小額紙幣の入手方法について情報交換が行われました。またインド人と結婚する場合の日本・インドでの婚姻届の提出方法、デリー以外のインド主要都市で外語会支部を作り全インドで外語会を開催したいという将来の夢、物心ついたときから現在に至るまでの日本プロ野球における好きなチームや選手について等々、尽きない話題に花を咲かせ、夜11時過ぎまで歓談することができました。閉会となり解散前に予定していた記念撮影ですが、精算時に高額紙幣問題から各自がカードで支払ったことでそちらに気を取られてしまい撮り忘れてしまったことが残念でなりません。

お陰様で、会は穏やかにそして和やかに進行し、当会の副支部長としましては、皆様に愉快な時間を共有していただけたものと確信しております。次回の再会を約束し散会となりましたが、デリー外語会のネットワークの基盤づくり・更なる会の活性化・継続した定期会合(大阪外国語大学との共同会合を含む)の開催等々、今後も更に推進して参りますので、引き続き皆様方のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。

投稿者: 三次 章史 ラオス語 2001年卒業

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2016年イタリア支部総会のご報告

イタリア支部総会2016.11.26

2016年11月26日(土曜日)のお昼、ミラノで東外大イタリア支部 2016年総会が開催されました。1週間近く降り続いた雨もあがり、ミラノも久しぶりに晴れ間の見えるお天気となりました。会場はミラノ中央駅徒歩3-4分の「和食レストラン・友よし遠藤」です。

遠くはローマ、フィレンツエ、ヴェネツイアからも参加いただき、総勢10名で楽しいひとときを過ごしました。
ところで、代表幹事としてイタリア支部の大黒柱として活動いただいていた松田二郎さん(外 I 1977)はこの6月から2年の予定でロンドンに出向されているため、その後任に松山二郎さんにバトンタッチしていただいています。

参加者は、大島悦子(外 I 1974) 稲葉洋実(外 I 1975) 松山二郎(外 I 1975) 中山悦子(外 I 1971) 今野里美(外 I 1990) 丸山圭子(外 I 1991) 古川澄子(外 I 1994) 山﨑真理子(外 I 1994) 渡邊彩(外 I 2008) 長久翠(外 I 2008) (卒業順、敬称略)

今回は、是非和食をということで、ミラノの老舗「和食レストラン・友よし遠藤」にお願いして、特別に「家庭料理」を用意していただきました。大鍋の「おでん」をはじめ、煮物、出し巻卵、チキン唐揚げ、大根おろし、キンピラごぼうなど、いいおだし、いい食材を用いての和食を、「イタリア・ソムリエ資格」をもつ松山二郎さんのサービスして下さる美味しいワインとともに楽しみました。

なお、2010年2月に、長期間にわたって「休眠」していたイタリア支部が再開し、同年11月に再開後最初の総会を開いてから今回が7回目となります。
いつものように会員各位の自己紹介や近況報告とその質疑応答が実施されました。その合間には、残念ながら今回欠席された会員の方からの近況メールが紹介されました。また昨年12月に出産された工藤尚美さん(外 I 1996)からは可愛らしい赤ちゃんの元気な写真が届きました。

今回の参加者は、卒業年度が「昭和組」が4人、「平成組」が6人でした。時代は違っても日本で若い時に同じルーツを持ち、今イタリアに生きる仲間ということで、極めていろんな世代の方と、また同じイタリアでも異なる都市に住む方々と一緒に食卓を囲んで元気に懇談ができる、楽しく貴重なひとときとなりました。

総会後は、すぐそばのカフェで有志が二次会を開催し、さらに尽きぬおしゃべりをして散会となりました。

投稿者: 大島悦子様 (イタリア支部長) イタリア語 1974年卒業

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会員よりご感想をいただきました。

ワシントンDC外語会のご報告

ワシントンDC外語会(東外大・大阪外大)が11月20日(日)11時半よりDC郊外にある中華料理店Far East Chinese Restaurantの個室にて開催されました。今回は、ご家族も誘ってという初めての試みでしたが、話の輪が広がり、出席者17名楽しいひとときを過ごすことができました。

11月8日の大統領選挙から間もなく、またワシントンDCという土地柄もあり、まず話題に上ったのは、なぜこのような結果になったのか、トランプ新政権がアメリカや世界にどのような影響を及ぼすかなどの政治関連の話でした。その他、国際結婚家庭における子どもの日本語力維持についてから訪れるのが楽しい街まで、意見や情報を交換して、親睦を深めました。

現在、ワシントンDC外語会会員は22名(東外大19名、大阪外大3名)で、やや減少傾向にあります。ワシントンに赴任なさる方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡ください。次回は、2017年春に開催予定です。

投稿者: 中村慶子 スペイン語科 1985年卒業

 

カナダへの調査旅行と外語会モントリオール支部

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上から、角田博士、阿部氏、筆者

 

2016年9月の約1ケ月、論文のための調査で、カナダの一番新しいヌナブト準州へ出かけました。ヌナブト準州はイヌイットが85%を占めますが、彼等の保護のために調査にはlicenseが必要です。英語とイヌイット語の複雑な書類を提出し、無事license (02 049 16N-M) がおり、参与観察、インタビュー、アンケート、資料収集を行うことができたのは幸いでした。イヌイットの生活は定住化、学校教育で大きく変化し、従来の狩猟、漁労は特に都市部では殆ど行われていません。北極に近い寒冷地で、9月でも0度~8度という気温でした。食料は高い僻地運賃の飛行機で主に運ばれてくるため、南部の2倍と高く、収入の少ないイヌイットは十分な食料が得られていないとのデータがあります。準州都イカルイト内の道路は一応舗装されていますが、両側は土で、車は走っていますが信号は一切ありません。他のコミュニティや南部(北緯60度以南)と結ぶ道路はありません。しかし、上水道、下水道、電気などのインフラは完備していて、室内は原則として暖房完備です。イヌイットにはまだ個人で土地や家を所有するという感覚はなく、殆どのイヌイットは連邦政府のパブリック・ハウスのアパートに住んでいます。言語に関しては、比較的イヌイット語は残っていますが、イカルイトの小学校ではイヌイット語のバイリンガル教育コースを選択しないで英語コースを選択するイヌイットが増え、英語化が進んでいる状況です。60数名のイヌイットと個人的に話ができましたが、礼節を重んじる、誇り高いイヌイットの人たちと心の通い合う、楽しく、充実した調査旅行でした。

帰りはモントリオール経由で、外語会のモントリオール支部の角田実博士、阿部正宏氏と会食でき、楽しい一時を持つことができました。角田博士は1977年のロシア語科ご卒業で、約30年前にカナダのラバル大学で言語学の博士号をお取りになり、翻訳、通訳の会社を立ち上げ、世界中を飛び回り、活躍されています。阿部氏は1992年の英語科ご卒業でモントリオールの日本総領事館に勤務なさっています。支部には他に数名、モントリオール在住の方がいらっしゃるとのことです。ヌナブトでは長い一人旅であったので、ご多忙中お時間をお取りし、ご迷惑をおかけ致しましたが、暖かいお言葉、久しぶりのおいしい食事の味は生涯忘れられないものとなりました。有難うございました。また、モントリオールでの食事会実現には、府中キャンパスの沢村さん他の外語会の皆様に大変お世話になりました。東京外国語大学の卒業生は、知力、語学力、人間力を生かし、世界の各地でご活躍されている様子がよく分かった旅でもありました。

投稿者: 長谷川 瑞穂 博士後期2年 総合国際学研究科

米国最大都市で脈々と活動して30周年へ ニューヨーク支部

NY支部2016秋

米国最大の都市であるニューヨークで産声を上げて以来、2017年で30周年を迎えるニューヨーク支部。約40人の支部員が在籍し、原則として春と秋の年2回にニューヨーク中心部マンハッタンの飲食店で定例の支部会合を開催。ほかに会員の歓送迎会なども随時実施している。
支部員の勤務先は日本政府や国際連合、金融機関や製造業、報道機関、教育など多岐にわたる。在学時の思い出話に花を咲かせたり、近況を報告し合ったり、はたまた国際情勢への認識を共有したりして交友を深める様子は不変だが、景気動向や時代背景という波を受け、構成する駐在員が入れ替わりながら活動が脈々と続いている。
発足当初は、1985年9月に決まった日米欧5カ国によるドル高是正に向けた協調行動「プラザ合意」による円高不況の余韻が続いていた。それが打って変わってバブル期には、三菱地所がニューヨークの象徴である高層ビル群「ロックフェラーセンター」を買収するなど日本企業が合併・買収(M&A)を活発に繰り返した。そんな華やかな時代を謳歌した駐在員生活も長く続かず、バブルが崩壊すると企業は業績悪化に伴う経費削減の嵐が吹き荒れた。
中でも衝撃的だったのは、2001年9月11日に起きた米国同時多発テロだ。ニューヨーク支部長の杉田守支部長(E1999年卒、ニューヨーク市立大学クイーンズ校准教授)は「当時は大学院生でユニオンスクエア近くの自宅におり、消防車のサイレンが鳴り響き、焦げ臭いようなにおいが漂ってきたのを鮮明に覚えている」と大惨事の様子を振り返る。
2008年にはニューヨークの金融街「ウォール街」でリーマン・ショックが火を吹き、日本企業の業績も揺さぶって駐在員も翻弄された。近年は米国景気の緩やかな回復、円高ドル安傾向を追い風にした日本企業による米国企業の積極的なM&Aが目立つ。支部員の中には語学力と海外を理解できる感覚が買われて現地法人に派遣され、買収した企業の現地従業員との意思疎通を円滑化し、相互理解を深めるのに一役買う人たちも少なくない。
歳月が刻々と過ぎ、時代のうねりに直面しながらも不変なのが、会合への参加者が異口同音に「まるで旧知の友人と再会したようにすぐに溶け込めました」「堅苦しいイメージを持っていたが、実際行ってみるととても和やかですぐに打ち解けられ、まるで学生時代に戻ったようだった」などと感想を発するニューヨーク支部のアットホームな雰囲気だ。これが大きな売りとなっており、杉田支部長も「支部員はそれぞれの分野で大変な活躍をされている中、毎日のストレスも多いことと思いますが、支部会合が少しでも心に和みをもたらす存在となることを目指しております」と強調する。
そんな支部員同士の旧交を温め、相互理解を深める役割を果たす支部会合に加え、「もっと気軽に情報交換をしたい」との願いに応えて2016年に新設した会員制交流サイト(SNS)「フェイスブック」の「東京外国語大学 東京外語会NY支部」のページだ。登録(無料)すれば支部会合などの案内を電子メールで受け取ることができるほか、より小規模の集まりへの出席を呼びかけたり、より気軽な情報交換をしたりも可能になった。さらに、ニューヨーク支部を“卒業”した旧支部員も参加しているのを活用し、例えば東京都内で再会するという「東京外語会OB・OGによるニューヨーク支部OB・OG会」という一見ややこしい定義の会合も実現するようになった。
一方、活発な支部活動の中にも課題はある。一つは大半を占める駐在員が数年の任期ごとに入れ替わるため、支部の存在や会合を周知するための広報活動の強化だ。東京外語会の「会員だより」に加え、筆者が赴任した2013年以降に導入したのがニューヨークの無料日本語新聞での告知文掲載と、支部会合の様子を紹介する記事と写真を投稿するようにした。それらの記事を目にした卒業生が支部の存在を知り、参加して定着するという好循環も生まれている。

もう一つは、留学生をはじめとする若年層を積極的に迎え入れる取り組みだ。その一環として2014年秋に開かれた会合では東京外国語大学の金口恭久理事・事務局長(当時)ら教職員と大学院生を迎え、交流協定を結んでいるニューヨーク州立大学オルバニー校に留学している学生らも参加して盛大に開催された。
今後も支部員同士が工夫を凝らして活動を一層活発化させたいと考えており、そのためには支部会合などの集まりに参加者の皆様が加わってくださることが大きな原動力となる。ニューヨーク地区の在住者の方々はもちろん、北米に住んでいる皆様、さらに出張や旅行を通じてニューヨークを訪れる機会がある同窓生の方々にも気軽に参加していただきたい。
お問い合わせは幹事長の中川琢弥(Po1999年卒、三菱UFJ信託銀行)、メールアドレスgaigo.ny.gaigo@gmail.comまで。

投稿者:大塚圭一郎 フランス語1997年卒業、共同通信社編集局経済部次長、前ニューヨーク特派員

台湾支部同窓交流食事会を開催

台湾支部食事会

台湾支部は、約1年半ぶりに、10月8日(土)18:00~食事会を開催し、台湾人と日本人の卒業生計11人とご家族が一堂に会しました。
台北市SonnienHotelのレストランを貸し切りし、バイキングを満喫しながら、自己紹介や名刺交換、歓談などで交流を深めました。
今回は新たに鈴木綾乃さん(J2014 )が加わり、ご主人の金沢さんも同席しました。大前誠さん(C平成18)が台湾女性と結婚し、2歳の女の子も連れて参加しました。とても和気藹々で、楽しい食事会でした。

出席者は次の通りです。
楊 麗珮(J1982) 趙 順文(院GL1983) 王 士賢(J1984) 余 昭瑢(J1989)
呉 意雯(J1995) 王 孟芸(院C1997) 大前 誠(C2006) 馮寶珠(院GD2000)
鈴木綾乃(J2104) 謝億榮(J1999) 田島 則之(C1988)

投稿者:東京外語会台湾支部長 楊麗珮  日本語科1982年卒業

東京外語会ニューデリー支部<デリー外語会からの便り>

日時:2016年6月25日(土)午後6時半より
場所:Mahabelly(ケララ料理のお店)
MA-A05, Ground Floor, Restaurant Block, DLF Place Mall, Saket, New Delhi
+91 9999760895 +91 9911462757
https://www.zomato.com/mahabelly

2016年6月25日(土)午後6時半より、インドの首都(ニューデリー)近郊に在住する東京外国語大学卒業生の会(デリー外語会)が開催されました。湿度も高く、曇り空の続くデリー地域ではありますが、7名の外語大卒業生が集うことができました。今回の会場は、首都ニューデリーの南に位置するサケット・モールに隣接する南インド料理レストラン「Mahabelly」での開催となりました。参加者は冷えたビールやインド産白ワインと、本場ケララ料理に舌鼓を打ちつつ、歓談・談笑をすることができました。

今回の参加者は、日本大使館に勤務の佐藤さん(1988年ヒンディー語科卒)、インドヤクルト勤務の中嶋さん(2000年スペイン語科卒)、同じくインドヤクルト勤務の三次さん(2001年ラオス語科卒)、新日鉄住金エンジニアリング・インディア勤務の山田さん(2003年独語科卒)、山洋電気インド勤務の玉川さん(2003年ウルドゥー語科卒)、毎日新聞特派員の金子さん(2006年ヒンディー語科卒)、当会の取り纏めをしている第一三共インドの内田(1997年ヒンディー語科卒:本会の幹事)、以上7名です。

参加者は名刺交換・自己紹介を交え、現在の業務内容や各企業が直面する経営課題、余暇の過ごし方やゴルフに対する意気込み、デリーの穴場スポット等々、尽きない話題に花を咲かせ、歓談することができました。今回は参加者の集合写真の撮影を失念してしまった程です。お陰様で、会は穏やかにそして和やかに進行し、当会の幹事としましては、皆様が愉快な時間を共有することが出来たものと確信しております。次回の再会を約束し散会となりましたが、デリー外語会のネットワークの基盤づくり・更なる会の活性化・継続した定期会合の開催等々、今後も更に推進して参りますので、引き続き皆様方のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。

投稿者: 内田祥夫 ヒンディー語 1997年卒業

浪速路(なにわじ)は なには無くても 外語会 —「関西支部」同窓会 1幕10景240分 —

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KANSAI SHIBU Program

第16回を迎えた「外語会」関西支部の同窓会が、6月5日、大阪の新阪急ホテルに57名の参集を得て盛大に行われました。11時の開式から15時のお開きまで、時間を追ってご報告いたしましょう。

【第1景】「天地のひらく あけぼのに …」のテープ演奏で幕が開きました。1960年に制定されたこの大学歌は、格調高い歌詞と荘厳な調べで、何度聴いても心が洗われる思いです。でも「聴く」には最高だが、仲間と一緒に「歌う」には格調が高過ぎる。部活の打ち上げ会やコンパなどで青春の高鳴りを発散させる時にふさわしい、応援歌調の「第2の大学歌」も欲しいですね。

【第2景】総会のトップスピーカーは、「外語会」本部からお越しの長谷川康司・理事長(S1964/昭39)。支部の数を増やすこと、また、財務の立て直しのためにも、特に平成卒や女性がもっと多く会員になって欲しい旨、強調されました。

【第3景】続いて、立石博高・学長(S1976/昭51)の挨拶です。本学の英文名に含まれているForeign Studiesを冠する大学が、韓国、中国、ベトナム、ウズベキスタンなど東南アジアに拡がっていること、在学中に海外留学2回を目指す「留学200%」が実現に近づいていること、近いうちに3番目の学部「国際日本学部」の設置要望を文科省に出す予定であること….などを披露されました。日本語学部の新設が実現し、外語キャンパスが「人種のるつぼ」と化す(ちょっとオーバーかな?)光景を想像するだけで、実に楽しいです。

《続きはこちらよりお読みください。》

投稿者:関西支部 幹事 橋野博 ドイツ語 1961年卒業

 

 

2015年度外語会新潟支部会報告

新潟支部2015年度

2015年2月14日(日)、新潟市のイタリアレストランbitにて2015年度新潟支部会を開催しました。

当日はまだまだ冬の寒さが身にしみる頃ではありましたが、佐渡ご出身で今は東京在住されている安藤博臣さん(F1960)、昨年長岡技術大学を定年退職され、現在は静岡県に在住の稲垣文雄さん(F1974)も遠路遥々、冬の新潟まで駆けつけていただきました。

また今回は事務局長の富山栄子さんの紹介により、新潟大学医学部でロシアとの交流をメインに活動されている山川詩保子さんも特別ゲストとして参加。

毎回この会で話題になるのは、地方都市である新潟をいかに外語OB/OGで盛り上げていけるかというテーマ。支部長である渡邊登さん(F1982)は新潟大学で教鞭を振るわれ地域の高等教育のレベルアップに貢献され、小池泰子さん(F1973)は音楽イベント「ラ・フォル・ジュルネ新潟」の実行委員長として、桐生裕子さん(E1979)は新潟県幹部として施策を実施する立場として、など地域の活性化に貢献すべくがんばっていらっしゃる諸先輩方の活躍に圧倒されながら、自身もがんばらねば、と心を新たにした1日となりました。

会場となったbitは「全国居酒屋コンクール」で栄えある全国1位(!)を獲得した、地元で今最も話題のレストラン。毎年事務局の選定する店に間違いはないのですが、今回は殊のほか美味しい料理とワインを堪能させていただきました。

いつもながらこのような会を毎年企画いただいている事務局の富山栄子さん、守田奈津子さん(R1987)、和泉田祥子さん(R1991)には感謝、感謝です。来年はぜひ男子の参加率をアップさせたいですね。

出席者の方々(敬称略)
安藤博臣(F1960)、小池泰子(F1973)、稲垣文雄(F1974)、桐生裕子(E1979)、渡邊登(F1982)、後藤まみ(S1984)、富山栄子(R1986)守田奈津子(R1987)、和泉田祥子(R1991)、桜井裕子(C1991)、吉田麻由子(C1995)

投稿者: 吉田麻由子   中国語 1995年卒業

「礼儀を知らない学生」の話から暴露合戦に ニューヨーク支部

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 東京外語会ニューヨーク支部の会合が5月2日夜、ニューヨーク・マンハッタンの飲食店で開かれ、ニューヨーク州と近郊の在住者に加え、中西部イリノイ州からも含めて計12人の参加者が駆けつけた。打ち解けた仲間との再会で気を許したのと、飲み放題のコースだったこともあって酔った勢いに駆られたこともあり、“暴露話”を開陳する出席者が相次いだ。

 ニューヨーク市立大学クイーンズ校准教授の杉田守支部長(英米語1999年卒)は「教えている中には、『ヘイ、プロフェッサー!』という書き出しの電子メールを平然と送ってくる礼儀知らずの学生もいるのよ」と、ややつむじを曲げながら当世学生事情を紹介。それも「当事者は失礼だとは思っておらず、親しみを込めているみたい」と付け加え、教員や社会人が年少の人について気付いたことがあれば「礼儀作法を教えてあげるのが重要だ」という方向に話が展開した。

 すると「礼儀作法」のつながりで、別の出席者が「皇室の方々も担当し、接客で定評がある有名ホテルの従業員に『どのように接遇しているのか』と聞いて、驚いたんですよ」と水を向けた。「『ありがとうございます』を繰り返すのかな」といった推察に首を振り、出てきた答えは「皇族の方から『おいしいお茶ですね』などとほめていただいたとしても、笑みを浮かべてとにかく無視するのだそうです。不用意に口をきくと失礼になるから」。他の参加者は驚くやら、不思議がるやら、納得するやらと複雑な反応を見せた。

 話を引き取ったのは、天皇陛下と謁見したことがある参加者。「近づいてこられたので、お辞儀をしてずっと頭を下げていると10秒ほどして立ち去られた。しかし、側近の方から『あのとき、もっと早く頭を上げて良かったのです』と後から教えられた」という。受けたアドバイスは「天皇陛下はとても優しい方なので、相手が頭を上げると相手の目を見て『ありがとう』というお気持ちを目で伝えられる。そのときに、天皇陛下の目をしっかりと見つめるのが大切なのです」というものだったとか。

 この逸話に続き、他の出席者も皇室の方と接した際の感動秘話を打ち明けた。すると、暴露合戦に火が付いて芸能人に関する極秘情報にも飛び火し、話題の種は尽きずに燎原の火のように広がった。ただ、表沙汰にすると問題の火種になりかねない内容も多いため、本記事では割愛させていただく。興味がおありの皆様は、次回のニューヨーク支部会合にぜひ出席して直接耳にしていただきたい。お問い合わせはメールアドレス、gaigo.ny.gaigo@gmail.com (寺前憲人幹事長、チェコ語1999年)まで。

 東京外語会ニューヨーク支部は1987年に設立され、会員は約40人。原則として春と秋の年2回に支部会合を兼ねた懇親会を開いているほか、会員の歓送迎会なども随時開催している。

投稿者: 大塚 圭一郎 フランス語 1997年卒業

春のワシントンDC外語会

20160502

4月20日、ワシントンDC中心部にあるタイレストラン「Mango Tree」で春の外語会が開催されました。ワシントンDC外語会は、現在、26名の会員(9語科)で構成されています。

今回は14名が参加し、近況を報告するとともに、大統領選挙、日米の教育比較、趣味等幅広い話題について、時間がたつのも忘れて語り合いました。卒業50周年を迎えられた先輩には、花束が贈呈されました。次回は、秋の週末に行うことを予定しております。

投稿者: 中村(落合)慶子  スペイン科 1985年卒業