「礼儀を知らない学生」の話から暴露合戦に ニューヨーク支部

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 東京外語会ニューヨーク支部の会合が5月2日夜、ニューヨーク・マンハッタンの飲食店で開かれ、ニューヨーク州と近郊の在住者に加え、中西部イリノイ州からも含めて計12人の参加者が駆けつけた。打ち解けた仲間との再会で気を許したのと、飲み放題のコースだったこともあって酔った勢いに駆られたこともあり、“暴露話”を開陳する出席者が相次いだ。

 ニューヨーク市立大学クイーンズ校准教授の杉田守支部長(英米語1999年卒)は「教えている中には、『ヘイ、プロフェッサー!』という書き出しの電子メールを平然と送ってくる礼儀知らずの学生もいるのよ」と、ややつむじを曲げながら当世学生事情を紹介。それも「当事者は失礼だとは思っておらず、親しみを込めているみたい」と付け加え、教員や社会人が年少の人について気付いたことがあれば「礼儀作法を教えてあげるのが重要だ」という方向に話が展開した。

 すると「礼儀作法」のつながりで、別の出席者が「皇室の方々も担当し、接客で定評がある有名ホテルの従業員に『どのように接遇しているのか』と聞いて、驚いたんですよ」と水を向けた。「『ありがとうございます』を繰り返すのかな」といった推察に首を振り、出てきた答えは「皇族の方から『おいしいお茶ですね』などとほめていただいたとしても、笑みを浮かべてとにかく無視するのだそうです。不用意に口をきくと失礼になるから」。他の参加者は驚くやら、不思議がるやら、納得するやらと複雑な反応を見せた。

 話を引き取ったのは、天皇陛下と謁見したことがある参加者。「近づいてこられたので、お辞儀をしてずっと頭を下げていると10秒ほどして立ち去られた。しかし、側近の方から『あのとき、もっと早く頭を上げて良かったのです』と後から教えられた」という。受けたアドバイスは「天皇陛下はとても優しい方なので、相手が頭を上げると相手の目を見て『ありがとう』というお気持ちを目で伝えられる。そのときに、天皇陛下の目をしっかりと見つめるのが大切なのです」というものだったとか。

 この逸話に続き、他の出席者も皇室の方と接した際の感動秘話を打ち明けた。すると、暴露合戦に火が付いて芸能人に関する極秘情報にも飛び火し、話題の種は尽きずに燎原の火のように広がった。ただ、表沙汰にすると問題の火種になりかねない内容も多いため、本記事では割愛させていただく。興味がおありの皆様は、次回のニューヨーク支部会合にぜひ出席して直接耳にしていただきたい。お問い合わせはメールアドレス、gaigo.ny.gaigo@gmail.com (寺前憲人幹事長、チェコ語1999年)まで。

 東京外語会ニューヨーク支部は1987年に設立され、会員は約40人。原則として春と秋の年2回に支部会合を兼ねた懇親会を開いているほか、会員の歓送迎会なども随時開催している。

投稿者: 大塚 圭一郎 フランス語 1997年卒業