お子さん、お孫さんたちへの“読み聞かせ”のすすめ

2月13日付「東京外語会会報への投稿について」を読みました。長文でも短文でも投稿願いたいとの趣旨でしたので、ちょっと長文のものを用意しました。私自身、毎号、会報をいただきながら感じていたことの一つが、ファクトだけの情報誌であることへの欲求不満でした。優秀な先輩、同僚、後輩がいるのに思想やアイディアの発信、交換がないことでした。今回、小生が浅学菲才を省みず拙文をお送りしますが、気持ちは、気持ちの通い合うメディアに発展していって欲しいと思ったからです。

投稿文「お子さん、お孫さんたちへの“読み聞かせ”のすすめ」はこちら

邦楽演奏会「日本の四季III」のご案内

平成元年(1989年)英米語学科卒業の小林と申します。
2015都民芸術フェスティバル参加公演・第45回邦楽演奏会「日本の四季III」のご案内です。

平成27年3月7日(土)国立劇場 小劇場 http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/access.html
完全入れ替え制・全席自由
第1部 11:00開場、12:00開演
第2部 15:30開場、16:00開演
入場料 一般各3000円(前売り、当日とも)/学生各1500円(要学生証提示、当日券のみ)

さまざまなジャンルの日本の伝統音楽で日本の四季を綴るシリーズ、今年で3回目を迎えます。
第1部・第2部とも邦楽になじみのない方にも楽しんでいただけるよう、解説入りの無料プログラムを配布、演奏中は電光字幕で詞章(歌詞)を表示し、幕間にも演奏内容や鑑賞ポイントの解説がございます。

第1部開演前(11時~12時)と休憩時間には会場ロビーにて、三味線・琴・尺八などの体験指導コーナーもございます。

「邦楽って普段はなかなか聴く機会がないけれど、ちょっと興味はある」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお運びください。

詳細・問い合わせ先などにつきましては、チラシおよび下記URLをご参照ください。

http://tomin-fes.com/list/hougaku.html
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002147170P0030001P0006
http://eplus.jp/images/20150113144707048.pdf

私は師事しております師匠とともに第1部に出演いたしますので、第1部のみ、若干ですが手元にチケットがございます。
ご興味をお持ちのかたがいらっしゃいましたら、お気軽に下記までお問い合わせください。

小林由香利 koine138@gmail.com

投稿者: 小林由香利 英米語 1989年卒業

 

白崎容子さん須賀敦子翻訳賞授賞

イタリア語から日本語への翻訳書を対象とする「須賀敦子翻訳賞」が新設され、卒業生の白崎容子さん(外1970イタリア、MP1974卒 元慶應大学文学部教授)が受賞されました。
本賞は2007年以来中断していたピーコ・デッラ・ミランドラ賞を継承するものです。
選考委員は、岡田温司、木村榮一、柴田元幸、四方田犬彦、和田忠彦(委員長)の5氏で、今回の受賞作は、2012年1月~2014年6月に出版されたイタリア語から日本語に翻訳されたものの中から選ばれました。
11月13日に駐日イタリア大使臨席のもと授賞式が行われました。

第1回「須賀敦子翻訳賞」授賞作

白崎容子、尾河直哉訳『ピランデッロ短編集 カオス・シチリア物語』(白水社、2012)
関口英子訳『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』(光文社、2012)

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.iictokyo.com/eventi/log/eid185.html
http://www.kotensinyaku.jp/archives/2014/11/006433.html

投稿者: 山本 真司   イタリア語 1985年卒業

 

ベトナム語通訳募集

千葉県警察でベトナム語の通訳翻訳員を募集しています。受付期間は11月11日から12月3日までです。詳しくは

http://www.police.pref.chiba.jp/recruit/adoption/special/pdfs/application01.pdf 

に募集要項が載っていますので参照してください。

10年ほど前から年に一回位通訳員の募集のために外語大学にお邪魔しています。また大学が警察大学校の隣にあるので、出張で行った時は寄らせてもらっています。多磨に移ってからもう全く新しい大学のようで、懐かしさというのはないのですが、仕事でまた母校と新たな縁ができ、うれしく思っています。

つい先日13日にもベトナム語の通訳員の募集の件でグローバル・キャリア・センターに行きましたが、親切に対応していただき感謝しております。

もしどなたか興味のおありの方がいれば、応募していただきたいと思います。

投稿者 : 林 幹也  英語 1977年卒業

Estudiantina Komaba 駒場音楽祭2014のお知らせ

日本唯一の学生ベネズエラ音楽楽団<<Estudiantina Komaba>>によるコンサートです。
平原地方の荒々しい曲から都市部のモダンな曲まで、バラエティ豊かな楽曲をお届けします。
24人の奏者たちによって奏でられるベネズエラ音楽のエネルギーをお楽しみください。

日時:11月23日(日)
会場:東京大学駒場キャンパス18号館ホール

開場:13:00
第1部:13:30~14:45
第2部:15:30~16:45
(入場無料・予約不要)

コンタクト
E-mail:estudiantina10@gmail.com
Website: http://www.estudiantinakomaba.com/index.html
Twitter:@EstudiantinaKom
Facebook:http://www.facebook.com/EstudiantinaKom

エストゥディアンティーナ駒場とは?

エストゥディアンティーナ駒場(Estudiantina Komaba)は、東京大学駒場キャンパスに
拠点をおく、日本で唯一の学生ベネズエラ音楽楽団です。東京大学教養学部のゼミナール
「ラテンアメリカ音楽演奏入門」修了生が結成しました。学園祭への出演の他、日本在住の
プロミュージシャンとの演奏・交流、ベネズエラ人アーティストのコンサートでの前座演奏、
全国各地の高校・大学での招待演奏、市民団体主宰の講演会やコンサート出演などを実施
してきました。国際交流・学術教育の社会還元など、大学から発信する文化創造運動を担う
気概とともに活動しています。

投稿者 :石橋 純 スペイン語 1985年卒
(東京大学准教授、エストゥディアンティーナ駒場指導)

 

第12回『げるまあにあ俳壇』ご投句の御願い

もみづるのそろり下りくる山の肌

信照

東北や上越より”紅葉便り”が届く候、 皆様には如何お過ごしでしょうか。お伺い申し上げます。

皆様にはゲルマニア会(東京外国語大学ドイツ科同窓会)会誌「ゲルマニア」掲載の『げるまあにあ俳壇』をいつもご精読戴き、心より感謝致しております。また、当俳壇への常連ご投句の皆様の並々ならぬご協力にも併せて御礼申し上げます。

皆様の多大なるご協力のおかげにて、当俳壇も次回でいよいよ第12回を数えることとなり、ゲルマニア会会員のみならず、広く東京外語会会員にも毎回好評を博し、さながら ”外語俳壇” となっております。

さて、次回第12回『げるまあにあ俳壇』の締切日がきたる平成26年11月30日に迫っております。投句要項は、会誌「ゲルマニア」第17号(本年5月刊行)のP.81 にも記載しておりますが、下記要領にて11月末日までにご投句戴ければ幸いです。


■ 第12回『げるまあにあ俳壇』投句要項
◇投句資格者:東京外国語大学卒業生・学生・先生方
◇投句句数・・・・5句以内。
◇「前書き」は無し。
◇「俳号」を明記の上、現住所・氏名・語科卒年・メールアドレスも明記願います。
◇Eメールにてご投句願います(誤字を避ける為)。
◇投句締切日:平成26年11月30日。
◇信照選発表:会誌「ゲルマニア」第18号誌上(平成27年5月頃刊行)。なお、ご投句は全て誌上に掲載致します。
◇投句先:島田まで。  島田 信輝(信照)D39 shimadaco@jcom.home.ne.jp

なお、ここ一年、俳句大会、新聞俳句欄などへのご投句にて入選・受賞句などがありましたら、ご投句と共に入選・受賞句もお知らせ願います。差し支えなければ、上記誌上にて紹介させて戴きたいと存じます(「ゲルマニア」17号 P.78 ご参照)。

また、皆様のご友人(母校卒・在校生・先生方)で俳句愛好者がおりましたら、是非とも当俳壇にお気軽に投句するようお勧め願います。俳句初心者も大歓迎です。当俳壇への忌憚のないコメントもどうぞ。

●信照句集(しんしょうくしゅう)へどうぞ!
http://blog.zaq.ne.jp/shinshohkushuu/

●『俳句しりとり』へのご投句もどうぞ!
http://ssanggar.web2.jp/siritori/siritoriframe.htm

投稿者 :島田 信輝 ドイツ語昭和39年卒

ロシア民族楽器オーケストラ演奏会のご案内

 

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 平成16年ロシア語科卒の廣瀬と申します。外語大在学中より、ロシアの民族楽器であるコントラバス・バラライカの演奏を続けております。

今回は、私も中心メンバーの一人として創設に参加しました「北川記念ロシア民族楽器オーケストラ」の創立5周年記念コンサートをご案内させて下さい。
当オーケストラは、バラライカやドムラといったロシア民族楽器を中心に構成されたオーケストラでして、平成21年より活動を開始し、今年で創立5周年になります。5周年記念となる今回の演奏会には、非常に多くのゲストが参加する予定となっております。ロシアからもバラライカ奏者及びドムラ奏者が全編にわたって参加するほか、東京外国語大学ベトナム語学科及び同大学大学院修了でトルン(ベトナム竹琴)奏者として活躍されている小栗久美子さんにも出演いただきます。おそらく世界でも珍しい、トルンとバラライカの共演もご覧いただけます。
ご興味ある方いらっしゃいましたら、ご連絡いただければ幸甚です。よろしくお願いいたします。

北川記念ロシア民族楽器オーケストラ
創立5周年記念演奏会 ~家族~
http://www.persimmon.or.jp/hosting-performance/3967.php
日時:2014年9月20日(土)開場:17時30分 開演:18時
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール

出演者:北川記念ロシア民族楽器オーケストラ
指揮:北川翔
アコーディオン:大田智美
トルン:小栗久美子
スペシャルゲスト
ソプラノ:大倉由紀枝
バス:岸本力
バス:岸本大
バラライカ:ワディム・カルーギン
ドムラ:アリョーナ・サーフチェンコ
合唱団「白樺」

チケット代金:2,800円(全席指定)

お問い合せ先:
★北川記念ロシア民族楽器オーケストラ
TEL:050-3471-3370
MAIL:contact@kitaoke.jp
★めぐろパーシモンホールチケットセンター
TEL:03-5701-2904(10:00~19:00)
http://www.persimmon.or.jp/see/ticket.php

投稿者 :廣瀬 謙  ロシア語 平16年卒

 

外務省後援「こども国際フェスタ2014」開催のお知らせ【9月7日】

今年で7年目を迎える「こども国際フェスタ」。
各国大使館の協力のもと、子供たちが異文化への理解を深められる、楽しい体験型プログラムを毎年数多く実施しています。
「こども国際フェスタ」は、夏休み中に実施される予約制の“事前プログラム”と予約不要で一般公開型の“当日プログラム”で構成されています。
大使館訪問や留学生との交流会、国際ファッションショーなど、子供たちの“好奇心”を刺激し、英語学習や世界へ関心の目を向けるきっかけとなるような楽しいプログラムを提供しています。
ご家族そろってご参加ください!

■イベント概要■

【日時/場所】
○当日プログラム:2014年9月7日(日)11時~17時
恵比寿ガーデンプレイス(http://gardenplace.jp/access/index.html)にて
○事前プログラム:各プログラムによって異なります。
公式サイト(http://www.somos-festa.com/)にてご確認ください。

【各事前プログラム(予約制)紹介】
○大使館訪問プログラム
親子で大使館を訪問し、異文化の食やアートを体験します。
詳細&申込:https://pro.form-mailer.jp/fms/ccb2df2261532

○mini大使プロジェクト
大使館訪問での体験学習後、9月7日恵比寿ガーデンプレイスの大使館ブースで
mini大使(子ども親善大使)として任務を遂行してもらいます。
世界で活躍するお仕事体験プログラム!
詳細&申込:https://pro.form-mailer.jp/fms/7fa267ea61555

○こども国際ファッションショー
事前に自分でデザインしたオリジナルTシャツを着用し、モデルをなって恵比寿ガーデンプレイスのランウェイへ! ヘアメイク担当は、あの資生堂です。
詳細&申込:https://pro.form-mailer.jp/fms/6befb93261560

○Meet the World(留学生との交流会)
世界各国から来日した留学生と英語でのコミュニケーションに挑戦!
新しいお友だちをたくさん作ってください。
詳細&申込:https://pro.form-mailer.jp/fms/d939e5e961558

その他のプログラムや最新情報は、公式サイトでご確認ください。
「こども国際フェスタ2014」公式サイト:http://www.somos-festa.com/

——————————————————————————————————————–フェスタでは、開催趣旨に賛同し、協力してくれるボランティアメンバーや、協賛協力企業団体も随時募集しています!
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【お問合せ先】
こども国際フェスタ実行委員会
担当:相馬、今野
東京都目黒区下目黒1-2-12白金ビル4F
Tel: 03-6417-9071
e-mail: info@somos-company.com
公式サイト:http://www.somos-festa.com/
Facebook: https://www.facebook.com/somosfesta
投稿者: 相馬円香(スペイン語平成14年卒)

演奏会のご案内 (ディナーコンサート@外国人記者クラブ)

有楽町駅前の外人記者クラブで下記ディナーコンサートを企画しました。
大物登場で人気のイベントです。
息抜きにお出かけ頂ける方はご連絡下さい。
間違いなくコンサートも料理も楽しんでいただけると思います。
残席僅かです。お急ぎください。

日時:7月20日(日)17:00~
場所:外国人記者クラブ(有楽町駅前)
演奏者:ペーター・シュミードル(クラリネット)
後藤泉(ピアノ)
曲目:ウェーバー;グラン・デュオ・コンチェルタンテ
シューマン;幻想小曲集
シューベルト;セレナーデ他
チケット:9,000円(ディナー、ワンドリンク付き)

<お申し込み先>
小林 和男(R昭38卒)
E-mail kobakazupy@jcom.home.ne.jp

ジャーナリスト
下野新聞客員論説委員
FEC・民間外交推進協会日ロ文化経済委員
サイトウ・キネン財団評議員
内閣府政府海外広報アドバイザー
日墺協会理事

投稿者 : 小林 和男(ロシア語昭38年卒)

 

ブラジルチャリティ上映会「ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡」&トークセッション

ワールドカップで注目されているブラジルが舞台となっている映画を見て地球の裏側のできごとについて考えてみませんか?

映画はアカデミー賞にもノミネートされた感動のドキュメンタリー。
現代芸術家ヴィック・ムニーズが、ごみ処理場で働く人々とともに、ごみで彼らのポートレイトのモザイク画を制作。

初めは貧しい彼らの人生を変えたいと考えていたヴィックだったが・・・
彼らに何が起こったのか?

映画予告編:http://youtu.be/-iKZa2QE4oE

ブラジルで20年以上活動しているHANDSのスタッフの定森と、定森とともにブラジルのスラムで活動していた小貫大輔氏(東海大学 教授)の二人によるトークセッションでは、スラムの状況やこれまでの活動、都市の貧困とアマゾンの暮らしの関係についてもお話します。

みなさまのご参加お待ちしております!  ちらしはこちら

※本イベントによる収益は、ブラジルで発生した水害の復興支援のために使わせていただきます。

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イベント概要

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【日 時】
2014年7月12日(土)
※申込みフォームにてどちらかの時間をお選びください。
<上映→トークセッション>
13:00~15:50(12:50開場/上映 13:00~14:40)
<トークセッション→上映>
14:50~17:40(14:40開場/上映 16:00~17:40)
▼映画のみご覧になりたい方はこちら(時間と参加費が異なります)  http://kokucheese.com/event/index/184165/

【場 所】
専修大学 神田キャンパス 1号館 2F 204号室
(地下鉄神保町駅、または九段下駅から徒歩3分)
地図:http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access/kanda_campus.html

【参加費】
1000円(当日会場にて現金でお支払いください)
★学割★ 学生の方(社会人学生含む)は、HANDSのFacebookページ
https://www.facebook.com/npohands)に「いいね!」をして、当日受付に見せて
いただくと、500円でご覧いただけます。

【スピーカー紹介】
●小貫大輔氏(東海大学 国際学科教授)
1988年にブラジルに渡り、スラムでのエイズ予防活動、JICAの国際協力専門家として自然分娩推進(光のプロジェクト)、母乳育児・カンガルーケア推進のプロジェクトなどに携わった後、2006年に帰国して現職。

●定森徹(HANDS ブラジル事業 プロジェクト・マネジャー)
ブラジル在住22年。都市のスラムでの活動を経て、2001年にアマゾンでの活動を開始。現在は森をつくる農業「アグロフォレストリー」普及活動を中心とした地域開発プロジェクトに従事。2012年からはアンゴラでのJICAの母子保健活動にも専門家として参加。

■お申込み・詳細はこちら
http://www.hands.or.jp/pagesj/00_whatsnew/brazil20140712.html

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HANDSは、世界7カ国で活動する国際協力団体です。
保健の仕組みづくりと人づくりを通して、人びとが自らの健康を守る社会をめざし、活動しています。
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【問い合わせ先】
特定非営利活動法人HANDS(担当:内田)
東京都文京区本郷3-20-7 山の手ビル2F
TEL: 03-5805-8565 FAX: 03-5805-8667
E-mail:  event@hands.or.jp
URL: http://www.hands.or.jp/ 

投稿者 : フィリピン語平成12年卒  榊(旧姓:篠崎)美映

スペインで42年ぶりの劇的な再会

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この3月半ば、ドイツ在住時代を含めて3回、スペインに行きました。ヨーロッパ旅行の醍醐味は何と言っても列車での移動ですが、そのためには現地についてのある程度の予備知識が必要になります。しかし、知人もいないのではどうしようもなく、やむなく某旅行社のツアー旅行を申込みましたが、このプランを申し込んだのは①前回、と言っても丁度20年前ですが、グラナダのアルハンブラ宮殿を見学したときヘネラリーフェを見落としてしまったが、これらの見学がプランの中に含まれていた②ポルトガルへの旅行も含まれていた、という2つの理由からです。

スペインに着いて、第3日目はバルセロナからサラゴサへの移動。サラゴサでは二つの世界文化遺産、ラ・セオとピラール聖母教会の内部を見学し、そのあと自由時間でエブロ川に架かる橋を散策しての昼食になりました。昼食ではレストランに入るのが少し遅れたこともあり、妻とは別のテーブルにつきましたが、ここで私を含め1組のカップルと他男性の4人が着席しました。折角なので自己紹介をしようということになり、言い出しっぺの私から年齢、名前を言った時に、カップルの男性が「同じ年だ」と言ったので名前を聞いたら「高井」とのことでした。高井夫妻とはエブロ川の橋で二言・三言話を交わしましたが、その時は同じツアーで旅行しているメンバー程度の認識でした。しかし、「高井」という名前を聞いた途端に中国科の「高井」氏が思い浮かび、その旨確認したところ、まさに当人でした。高井(潔司)さんと私とは同年入学(昭和42年)、そして卒業も同じ年です。彼は読売新聞社に入社し、北京支局長などを歴任し、現在は桜美林大学で教鞭を執られております。いずれにしてもこのツアー旅行に参加していなかったなら、おそらく出会うことはなかったと思います。ちなみに彼の奥さんも昭和46年に外語大のアラビア科を卒業しました。とにかく、ものすごい偶然を感じました。今でも、高井夫妻と我々夫婦との交際は続いております。

投稿者:スペイン語昭47年卒 鈴木俊明

 

浅田栄次 没100周年記念行事のご案内

日本の英語教育の発展にわが母校が大きく貢献したことは言うまでもない事実です。
そのパイオニアとして、岩崎民平氏などを教えた浅田栄次を偲ぶシンポを行います。
2014年が彼の没後100年となります。詳細は以下をご覧ください。

日時:2014年11月1日(土)13:00-15:30
 場所:周南市立中央図書館3F集会室
主催:徳山英学会
 共催:周南市・周南市教育員会
<連絡先>
 保坂芳男(昭和59年ロシア語卒、拓殖大学外国語学部英米語科教授)
 yhosaka@ner.takushoku-u.ac.jp
Ⅰ.浅田栄次没100周年記念式典 
 (1)挨拶(含、メッセージ披露):周南市長、シカゴ大学総長(予定)、
  東京外国語大学学長(予定)
 (2)黙祷:浅田栄次の業績の伝承に尽力された故人に対して
 (3)「浅田栄次ものがたり」DVD披露
 ※平成23年11月13日、山口県中学校文官連盟第7回総合文化祭で、
  周南市内中学生有志によりステージプレイされたもの
 ・生徒代表挨拶(男女各一名予定)
 ・記念品贈呈(周南市教育長より)
Ⅱ.浅田栄次没100周年記念シンポジウム
 テーマ:「浅田栄次の伝えるもの」
<パネリスト>
・河口 昭                 「揺籃期の浅田栄次」
  徳山英学会世話人
・柳本 宏史                「旧約聖書学と浅田栄次」
  山口信愛協会牧師
・高橋 作太郎               「東京外国語大学と浅田栄次」
  東京外国語大学名誉教授・元副学長 
 「リーダーズ英和辞典」第3版編集代表
・五十嵐 二郎               「英語教育と浅田栄次」
  広島大学名誉教授、元広島文京女子大学学長
コーディネーター:保坂芳男(拓殖大学外国語学部英米語科教授)

投稿者: 保坂芳男(昭和59年ロシア語卒)

菓子文化研究家として、活動と著書の紹介

高校2年の夏から3年の夏にかけてのおよそ1年、アメリカの高校へ留学・卒業し、帰国後は東京外国語大学のビルマ語科へ進学しました。1・2年時はビルマ語とミャンマーの食や文化を興味深く学び、3年生からは文化人類学ゼミに所属し食をテーマに学びました。本を読み漁ると同時に、バックパックを背負い新たな食との出会いを求めて色々な国を旅したことを時折懐かしく思い出します。

卒業後は院へ進みたい気持ちもありましたが、研究者として食べていくのは難しいだろうと思い国家公務員の道を選択。宮内庁や文化庁で食文化に携わる仕事ができればと思っていたのですが、縁あって特許庁へ入庁しました。特許の重要性を日々感じながら仕事をしつつも食への道が諦めきれず、入庁6年目に退職し、フリーランスへ転向。現在は菓子文化研究家の肩書で、ウェブや雑誌、単行本を中心に仕事をしています。
ウェブについては生活情報サイト「オールアバウト」の「和菓子」ガイドを8年来務めており、和菓子店の取材記事などを定期的に掲載しています。
http://allabout.co.jp/gm/gt/1753/
単行本については留学後も度々訪れているアメリカの、家庭のお菓子のレシピ本を3冊出版しています。(※タイトルをクリックして詳細ご覧ください。)
アメリカの定番の家庭菓子にスポットを当てた「コブラーとクランブル」、アメリカの朝食に注目した「自家製グラノーラと朝の焼き菓子」、そして物語や歴史のあるアメリカのお菓子を集めた新刊「アメリカ郷土菓子」。(全てパルコ出版刊)

私にとって食は理屈抜きに面白いテーマです。世界中の食をじっくり見て回り、味わってみたいと思っています。現在は私にとって身近な和菓子とアメリカ菓子を専門に仕事をしていますが、いずれミャンマー、そして他の国の食も訪ねたいと思っています。一か所でも多く回り、1つでも多くの食と出会えるよう、健康には十分気を付けて長生きしなければと思っています。

akiko hara_ハワイのカカオの会

・昨年ハワイでチョコレート工房を訪ね、持ち帰ったチョコレートやカカオ豆などで開催した試食会の風景(製法のみならず、カカオ豆の産地や種類によりチョコレートの味が大きく異なることに驚きました。)

akiko hara_カップケーキ akiko hara_カフェ

・昨年、『アメリカ郷土菓子』の原稿執筆時に訪れたオレゴン州・ポートランドのカップケーキ店とカフェの風景

平成13年ビルマ語科卒 原亜樹子(旧姓 高橋)

(株) DTD正社員、本社アシスタントスタッフ、店舗アルバイトスタッフ募集!

有名インド料理チェーンSITAARA(シターラ)を展開する(株) DTDが、正社員・本社アシスタントスタッフ・店舗アルバイトスタッフを募集しております。同社は外語OBの経営する会社です。ご興味のある方は以下までご連絡ください。

会社名                  株式会社DTD
所在地                  〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-12-7明豊パークタワービル4F
電話                      03-3551-3101
FAX                       03-5542-3395
メール                   sitaara@cos-c.com
HP                        http://www.sitaara.com/
主な業務              インド料理チェーン経営

■正社員■
2003年10月に起業した新しい会社です。国際性に富んだユニークな事業内容であり、業態はインド料理ですがオリジナリティーという強みを持ったビジネスモデルで、オンリーワンの地位を築いています。ブランド力を活かして更なる飛躍を遂げる為、本社スタッフを募集しておりますが、勤務内容は会社経営にかかわる、責任とやりがいのあるポジションとなります。報酬については今後の業績によって大きく伸びる可能性が期待できます。業務内容・勤務条件等詳細については面談時に説明します。

<対象者>

・新しいベンチャー企業ですので、安定性より①やりがい、②キャリアアップ、という点に興味ある方
・子育ては終わったが、もう一度自分の可能性に挑戦したい主婦の方
・第一線を退いたがまだまだやる気のあるシニア世代
・東京外大卒業生歓迎!

■本社アシスタントスタッフ■
<勤務内容>
1.本社業務のアシスタント
2.事務中心(経理、生産・在庫管理、開発など)
※パソコンの基本スキルは必要(最低ワード、エクセル)

経理、生産・在庫管理など事務アシスタントが中心ですが、インドの人気サイトを日本に配信するような、若さと語学力を必要とする開発案件もあります。

<対象者>                         学生可。東京外大卒業生・外語大生迎!

<条件等>

給与                                   時給900円以上
勤務地                                八丁堀本社 (日比谷線/JR八丁堀駅より5分)
勤務時間・曜日                  応相談。内容によっては在宅勤務可能。
交通費                                支給(ただし上限あり)

■店舗アルバイトスタッフ■
外語OBの経営する有名インド料理チェーンです。創業10年の外語OBの新しい会社ですが、既に首都圏の有名デパート、エキナカを中心にレストラン、デリの9店舗を展開しています。これまでのインド料理店の常識を覆す、高品質の料理とサービスにより絶大な人気を得ています。スタッフの8割が外国人で、外語大生にぴったりの国際性豊かな職場です。

<勤務内容> 未経験者でも問題ありません。
・レストランのホールスタッフ
・キッチンスタッフのアシスタント
・デリの販売スタッフ

<条件等>
給与                     時給870円以上
勤務地
1.アトレ吉祥寺(デリ)
2.伊勢丹新宿(デリ)
3.高島屋新宿(レストラン)
4.その他(品川、日本橋、上野、赤羽、青山、恵比寿)

勤務時間・曜日    応相談。週1日、短時間でもOK。
交通費                  支給(上限あり)
その他                  学生可。東京外大卒業生・外語大生歓迎!

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シンポジウム「日本・スペイン法比較研究」

6月10日(火)午後7時00分から「セルバンテス文化センター東京」においてシンポジウム「日本・スペイン法比較研究」が開かれます。駐日スペイン大使およびセルバンテスセンター長も出席、黒田(S42卒)は日本側パネラーとしてスピーチします。入場無料、懇親会ではスペインワインが出るそうです。
申し込みアドレスは以下のとおりです。
http://reservas.palabras.jp/

セルバンテス文化センター東京へのアクセスは以下
http://tokio.cervantes.es/jp/sobre_nosotros_jp/donde_estamos_jp.htm

スペイン科42年卒 黒田

放送局体験を退職後も生かす~民俗音楽の研鑽

学生に伝えたい私の業界経験 「放送局体験を退職後も生かす~民俗音楽の研鑽」

塩口宏(昭和47年 英米科卒 元NHKチーフディレクター)
無題

言語も音楽も耳から入って心に届くことが共通だ。世界の民族の民俗(フォーククロア)的音楽の世界に魅せられた私!24歳でNHK松江放送局に赴任して、島根大学の音楽助教授の水野信夫先生の地方向け音楽放送を担当して彼と意気投合してきた。彼はヘブライ(ユダヤ)や中近東音楽を芸大で専攻し、ローカルでは山陰のわらべ歌採譜もした。幼時に両親を失った彼だがその実家で三味線など日本の伝統的楽器で遊んだのだ。大学ではインドネシアのガムラン楽器や日本の土笛を学生に演奏させ、のち兵庫教育大学教授及び民博併任教授となる。紛争地域だったイラクやエジプトに残るコプト教会のキリスト教徒の「音風景」を録音する為に東京外大西ヶ原キャンパスでアラビア語を学んだ。私は66才だが、ボランティアで放送大学番組を企画し、水野講師による「心に響く音文化」45分x2本(‘民俗音楽への招待’と‘中東の音文化’)を実現させた。

先生は、音楽は世界の架け橋と考える。アラブとイスラエルの両方を熱狂させた歌姫・故ウンム・クルスームを研究し、自身のメールアドレスにクルスームの名を挿んだ。私がエンカ・バラードと呼ぶ分野は、アラブ・トルコ・朝鮮半島・日本に共通するメロディーや人生の哀感が表現されていて、面白い事に大阪の辺の河内音頭のリズムなども似ている!

そんなわけだが私は長年集めてきた世界の民俗音楽の中でのお勧めは、東欧のブルガリアのポリフォニーという特殊なコーラスや、他の東欧地域に広がる、ロマ(ジプシー)の音楽、中国の雲南省の辺の少数民族の明るくゆったりした音楽、ラマ仏教を共有するモンゴル・ネパール・チッベット音楽、日本仏教の声明等だ。自然や人工的環境が、祭りや儀式や仕事唄の表現を変化させると気付いた。例えば大昔は暖かい南方にいたヤクート族は、他族に押され追われて、あろう事かシベリアのバイカル湖に近いツンドラ(凍土)地域まで逃れて定住したが、その結婚祝いの民俗音楽を聴いてたまげた!何と暗く、寒々しく、のろい音楽だろう!北極に近い、日照時間も少ないエスキモー(イヌイット)の唄に通底するものがあると感じた。

以上、自分の在職体験で得たいくつかの興味あるテーマのひとつを紹介した。他にも、退職後も研究しているテーマ(日本に帰化した小泉八雲ことラフディオ・ハーン)等、10指に余る分野を自身のライフワークに採り入れている。皆さんも、在職中に得た知的財産のいくつかを大切に発展させてみるといいですよ!勿論、世界の言語や地域文化の幅を増やすのも素晴らしい。ボケ防止の為にも、常に情報に目を通し、新しくアップデイトしていって下さい!!

第110回記念 太平洋展

第110回記念 太平洋展への出品

第110回太平洋展に拙画を出品しますので、
東京および近在の方はご覧頂けるとありがたいです。
60の手習いで水彩画を始めて、太平洋展には今年で7回目の出品です。
2011年から太平洋美術会会友です。

「第110回記念 太平洋展」
主催:一般社団法人 太平洋美術会

会場: 国立新美術館
アクセス:
・東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
・都営大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分
・東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩約5分
http://www.nact.jp/information/access.html

会期:5月14日(水)~5月26日(月)
開館時間:公募展は10~18時(入館は17時30分まで)
最終日(5/26)は午後3時30分閉会(入場締切 午後3時)
展示室: 1A・1B・1C・1D

入場料: 一般・大学生 700円
三軌展・日本新工芸展の入場券半券をお持ちの方は入場料300円
高校生以下・障害者手帳をお持ちの方及び付添者1名まで無料

HPアドレス http://www.taiheiyobijutu.or.jp/

蓮見 幸輝(ハスミ ユキテル)
英語 1966年卒業