中国語学科昭和52年(C52 )入学者を中心とする同窓会を開催

平成26年(2014年)2月1日(土)12時~14時半、ANAインターコンチネンタルホテル東京の37階シリウスの間で、C52同窓会を開催しました。当日は恩師の方々6名、同窓生22名が、ほぼ卒業以来となる30年余年ぶりに集い、楽しい一時を過ごしました。

この度の同窓会開催は、昨年7月末にたまたま同期の有志が集まって酒宴を催した際に決定されました。30余年の間に殆ど集まりが無かったので、誰がどうしているのか皆目わからず、現在の連絡先にたどり着くのが大変でした。準備の流れとしては、予算やその趣旨に見合う会場の選定、外語会の情報と自助努力による名簿の整備、ハガキ・封書・メールの組み合わせによる開催案内と出欠確認、当日の段取り決定と配布物の準備、今後の活動に関する提案等、予想以上の作業量となりました。昨年9月から動き出し、5人の幹事を中心に合計4回の準備会合を経て、やっと開催当日を迎えました。

当日は同窓生幹事代表の挨拶に続き、佐野短期大学で学長をお勤めの輿水優先生による乾杯の音頭で、会は始まりました。参加者はそれぞれに風貌が変化していましたが、話をするうち直ぐに打ち解けて、卒業後に何があったかをお互いに確認しあいました。日本や中国において企業・大学・メディアの最前線で働くもの、出向して関連会社の幹部となったもの、最初の職場を退職して新たな道を進み始めたもの、主婦として家庭を守るもの等、立場は異なりますが、皆がそれぞれ生き生きと人生を歩んでいるように見えました。

会も中盤となる頃、恩師の方々に御一人ずつご挨拶を頂きました。輿水優先生は栃木での学長としてのご生活ぶりを、高橋均先生は体力を維持されながらの研究生活とご欠席の林先生の近況を、辻康吾先生は中国情勢や執筆活動の状況を、榎本英雄先生は企業人から如何にして中国語教員に転じられたかを、依藤醇先生は我々が在学中から最近に至るまでの中国語科の歴史を、小林二男先生は現在の外語大事情、中国語学科同窓会の組織化の必要性、ご欠席の金丸先生の近況を、それぞれお話されました。

会の最後に、今後、名簿や連絡網を充実させて毎年集まりを開き、文集の編集を検討するという、幹事提案が満場一致で了承されました。我々は時間が過ぎるのも忘れ、予定の時間を30分オーバーしてのお開きとなりました。

今回の同窓会では、幹事団で手分けして調査を進め、当日の配布物として大学時代に一緒に席を並べた同窓生71名の名簿を用意しました。中には消息がわからない人や亡くなった人もいますが、我々の大事な仲間として大切に記憶したいと思っています。更には恩師の方々や同窓生たちからの寄せられたメッセージ集を配り、参加者一同で近況を共有することもできました。会の最後に次回の幹事4名が選任され、バトンタッチすることになりましたが、これからもC52同窓会の活性化に協力していきたいと思っています。

今回欠席のC52同窓生の方々、入学・卒業年次は異なっても我々と机を並べたことのある方々は、いつでもお気軽にご連絡ください。近況報告を楽しみにお待ちしています。

最後になりますが、この度の同窓会開催準備の中で、いろいろ相談に乗って頂いた外語会事務局の皆様に深謝申し上げます。

(文責 C52同窓会幹事代表 秋保哲 C昭56 メールアドレス:s.akiho@ana.co.jp

 

【以下写真】

1.輿水優先生乾杯音頭

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2.同窓会会場の様子

b3.同窓会後の集合写真

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メコン会新春懇親会(開催結果)

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※メコン会はタイ語、ベトナム語、ラオス語、カンボジア語、ビルマ語卒業生を対象とした語科別同窓会です。

IMG_0231平成26年2月21日(金)新宿にあるホテルハイアットリージェンシー東京5階において、遠くは大阪から参加していただいた会員もおり、昭和32年のタイ語卒業
から現役のベトナム語1年生まで幅広い世代の会員44名(ゲストを含む)が集まり、窓から新宿の夜景を楽しみながら、またアルパの音楽を聴きながら歓談のひとときを過ごしました。
平成24年卒の役員が若い世代に声を掛けてくれたこと、またベトナム語の今井教授が現役学生に声を掛けてくれたお陰で、ベトナム語の学生が15名参加してくれ、全員が和気藹々と懇談しました。

IMG_0222出席した者から「あまり経験したことのない良い場となりました」とか「大先輩の方々にお目にかかり、沢山のお話をおうかがいすることが出来、勉強になりました」等の声があり、交流を通じて卒業生と学生、また会員同士の絆がより強いものとなりました。

今回、学生はベトナム語の学生しか参加しておりませんでしIMG_0237たが、メコン会はタイ語、ベトナム語、ラオス語、ビルマ語、カンボジア語の5言語の卒業生、学生を対象とした同窓会組織です。今後は、タイ語の学生、ラオス語、ビルマ語、カンボジア語の卒業生、学生が積極的に参加されることを期待しております。IMG_0217

メコン会会長 野崎正人(V46) 連絡先 mekonkai@55.zaq.jp

 

ゲルマニア会世話人会報告

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11月17日(日)午後、本郷サテライトにて開催された会議では当会の近況、「ゲルマニア」誌第17号の編集内容次いで外語大同窓会名簿が完成し近々発送されることが報告された。更に今年度の決算説明・承認と続いた。

次に懇話会のゲストとしてDr. Claus Auer氏(在京ドイツ大使館広報文化担当公使)並びに、Tabea kauf嬢(日独協会)を通訳として迎え、『ドイツ総選挙と今後のドイツ‐EU関係の行方』と題して懇話を戴いた。選挙の結果としてCDU/CSUがSPDと大連立を組む可能性はあるが、基盤となる考え方が異なるので結果はまだ見えないとのことであった。またドイツとEUの関係についてはドイツの国内があたかもEUを小型化したような構造になっており自国の主張が通らないことがあっても、そのようなことでいきり立つようなことはないのだ、という話であった。懇話会後はKauf嬢を交えた懇親会となり、ビール、ワインを囲み和やかに懇談してお開きとなった。

D38 宍戸武志 記

2013年度ペーニャ会の開催

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2013年度のペーニャ会は、恩師である原誠先生の春の叙勲のお祝いを兼ねて、11月17日(日)に文京区本郷で開催されました。この会は、元イスパニア会世話人代表だった土田昌宏君を発起人として、昭和34年にイスパニア語科に入学した同窓生で毎年開いているものです。

今回は、「原誠先生の春の叙勲のお祝いを兼ねて」という趣旨で呼びかけたところ、何人かのメンバーから「お祝いはどのようにするのか?」という問い合わせがありました。お祝いについては、原先生の叙勲が発表された直後から、土田君と現在イスパニア会世話人の一人である橋本惠夫君を中心に、“リャドロの置物”、“ギフトクーポン”等々、様々な検討が行われていたものです。

しかし、その後イスパニア会など、先生が関係されている別の組織からの情報で、原先生は叙勲に関連する一切のお祝いを固辞されているということが伝わってきました。私宛てにも直接、「普通の同窓会のままにしてください」というメールをいただきました。結局、「最終的には幹事一任」ということで、私なりに原先生のご意向を斟酌し、お祝いに予定していた予算は、内助の功に感謝する意味での奥様へのささやかな花束と「当日のペーニャ会の料理のアップ」に使わしていただくことに決めました。

会場は、地下鉄本郷三丁目から徒歩1分の棲鳳閣。中華料理とジビエ料理をメニューにする店で、外語大本郷サテライトへ向かう途中にあります。(外語会の会員には、メニュー料金の10%割引という特典もあります。)

海外からも含めて15名の出席があった当日のペーニャ会の様子については、橋本君からの感想をご紹介します。

“原先生叙勲をお祝いする昨日のペーニャ会は、談論風発し時の過ぎるのも忘れる程非常に楽しい会合でした。それぞれの日頃の鬱憤を晴らす効果があったのではないかと存じます。皆様大変お疲れさまでした。”

(S38鈴木征四郎)

メコン会臨時総会の開催(結果)

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11月6日、東京外語会本郷サテライト7階会議室において、メコン会臨時総会が開催されました。

宇根会長から、2009年に開催されたメコン会総会時からメコン会会員を従来のタイ語、ベトナム語の学生、卒業生に加え、メコン川流域国ということからビルマ語、ラオス語、カンボジア語の学生、卒業生としたが、東日本大震災の発生、またその影響などでメコン会を開催出来なかったと説明がありました。

また、宇根会長と役員の任期満了に伴い、全役員の辞任が満場一致で承認されました。

次に、現行会則の不備是正、大学の機構変更に合わせた会則の改訂について活発な議論がなされ、会則の改訂案が承認されました。

新しい会則に則り、役員の選任のための立候補及び候補者の推薦が提議され、

山口秀樹、高橋勝義、久保田之彦、石川信二、今井昭夫、西浦二郎(副会長)、岡本卓(副会長)、野崎正人(会長)の8名が選出され、承認されました。

野崎会長から今後の活動方針として

  • メコン会の基盤整理~会員名簿の整理と会員の拡充
  • 外語会との連携~情報のフィードバック
  • 5言語教員研究室・現役学生との関係強化~外語祭などへの積極的な参加呼びかけ
  • 現役学生に対する働きかけ~就職相談など
  • 懇親会の開催(2014年2月21日)

が示され、議事は終了し、閉会となりました。

                       (野崎 記)
メコン会連絡先:mekonkai@55.zaq.jp

 

 

東京外国語大学ESS(英語研究会)同窓会

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ESSでは、去る10月19日に同窓会を開催いたしました。同窓会はESSの現役部員と、このESSを卒業されたOB・OGの方々が集い交流を図る場です。毎年10月頃に現役生の主催で行っており、現役生が運営に関わるようになってから、今年で7回目の会でした。今年は同窓生と現役生を合わせて60名以上が集まり、食事を取りながら楽しく歓談をしました。現役生と卒業生が交流できる機会はなかなかないので、とても有意義な時間を過ごすことができました。卒業生の方からも、楽しい時間を過ごすことができたと言っていただき、運営した側として大変うれしく思います。これからも長く続く大きな行事になればいいと考えています。掲載した写真は、その時の集合写真です。

ESS同窓会についてのお問い合わせは下記アドレスまでよろしくお願いいたします。またESSの全ての卒業生の方と連絡を取れているわけではないので、連絡が来ていないという方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

東京外国語大学ESS同窓会実行委員会
E-mail:tufs_ess_reunion@yahoo.co.jp

投稿者「東京外国語大学ESS同窓会実行委員会 細田 悠里」

 

 

テンゲル会総会

モンゴル語学科卒業生で組織するテンゲル会の総会が去る6月15日(土) 外語大本郷サテライトで開催された。今回は、役員の新旧交替を決議する総会である。4階会議室にて総会(午後4時~5時)が開催され、二木博史さん(M昭49)が議長に選出され、二木議長の議事進行で進められた。

席上、15年間事務局長を勤められた大谷達之さん(M昭38)よりこれまでのテンゲル会の報告と今後の要望・提案などが話された。引き続き大谷さんより新しい役員の立候補・推薦があり、蓮見治雄さん(M昭42)を中心とした新しい体制が全員一致で承認された。その後蓮見会長より基本構想説明と質疑応答があり、承認された。また事務局を引き受ける平井武夫さん(M昭41)より事務局体制のあり方について説明がなされ全員一致で承認された。総会の終わりにあたり新田和夫さん(M昭37)の閉会の挨拶を以って総会を閉じた。

新しい役員は下記の通り決まった。
新しいテンゲル会事務局

会長: 蓮見治雄(M昭42)東京外国語大学名誉教授
e-mail:hasumi@shinse-bm.co.jp

事務局:平井武夫(M昭41)
e-mail:hirai@ shinse-bm.co.jp

井田秀機(M昭42)
e-mail:ida@shinse-bm.co.jp

桃沢敏幸(M昭41)
e-mail:momozawa@momozawa.jp

<住所>〒103-0023
東京都中央区日本橋本町4丁目9-1三勝ビル4F
(株)シンセ-内

<TEL> 03-6661-7859

<FAX> 03-5651-0061

<最寄り駅> JR神田駅徒歩 10分

東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅徒歩3分
JR総武線快速・新日本橋駅徒歩3分

総会終了後、8階の集会室に移り新しい役員を囲んで懇親会が開催された。はじめに、シニア会員小西忠一さん(M昭26)が挨拶され、乾杯の音頭をとられ懇親会がスタ-ト。宴たけなわの折、教職関係者-二木博史教授(M昭49)並びに岡田和行教授(M昭54)、小林幸江教授(M昭50)よりお祝いの挨拶を頂いた。8時過ぎに散会となった。

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メディア研究会が5年ぶりに再開し、来年で創設20周年に

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報道内容の研究やマスコミへの就職を目指した勉強会を実施する文化系サークル「東京外国語大学メディア研究会」が2013年7月26日、約5年4カ月ぶりに活動を再開した。出身者が共同通信社や読売新聞東京本社、日経BP社などへ就職して「マスコミへの登竜門」としての実績を持ち、2014年4月の創設20周年を控えて再開にこぎ着けた。

再発足日に学士会館(東京都千代田区)で記念会合が開かれ、馬場拓也代表(ヒンディー語専攻3年)は「勉強会を積極的に開催し、活動を盛り上げていきたい」と意気込んだ。集まったのは馬場代表に加え、顧問教官に就任した山田文比古教授(フランス外交論)、元顧問教官の西永良成名誉教授(フランス文学論)、ともに相談役を務める元副代表の矢木繁氏(フランス語平成9年卒、SMK勤務)、初代代表である私の計5人。学内の就職指導を担当している山田教授は「学習と就活で良い成果が出るといい」と期待を込めた。

メディア研究会は「東京外国語大学放送研究会」の名称で1994年4月に発足し、翌95年4月に現名称に変更。後継者難を受けて2008年3月末で活動を休止していたが、馬場代表を含めて約10名の学生が参加して再発足することになった。

活動内容としては、新聞や雑誌、テレビ、インターネットなどのメディアについて研究したり、各社の報道内容について検証したりする。マスコミ志望者が集まって就職活動に向けた時事問題の勉強会や、作文の批評会なども実施し、私を含めたマスコミ勤務のOBも活動をバックアップする方針だ。創設20周年という大きな節目を迎えるのを記念し、14年にメンバーや出身者らが筆を執って文集を発行したい考えだ。

メディア研究会は他大学を含めた学生や大学院生のさらなる参加を募るとともに、マスコミに勤務するOBやOGの力を借りて発展を目指す。活動に興味のある方や、メンバーへのご指導、ご助言などで協力してくださるOBやOGの方は、電子メールで山田教授のメールアドレス(yamada.fumihiko@tufs.ac.jp)までご連絡ください。

大塚 圭一郎・共同通信社記者(編集局経済部、9月からニューヨーク支局勤務予定)

ゲルマニア会ー平成25年第1回世話人/有志会ー

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平成25年度第一回ゲルマニア会世話人世話人/有志会は、江戸情緒が残る神田のプラットフォームスクウェアにて4月27日に開催された。連休初日ということもあり参加者は多くはなかったが、お天気もよく和やかな雰囲気のもとに始まった。

まずは世話人幹事の能登氏より挨拶と、会議進行の説明。
開会の挨拶もそこそこに大塚に闘病生活の概要報告のリクエスト。急な要請に驚きつつも9か月に及ぶ闘病を応援への感謝とともに述べる。

続いて、京都の田邊会長よりご挨拶とゲルマニア会の現状報告。田邊会長からは、外大=国立大学のドイツ科として、グローバルに活躍できる人材育成の支援/OAG(ドイツ文化センター)活性化への協力/ドイツ企業との関係強化を積極的にはかっていくべきとのお話をいただく。

次は仙台の佐々木編集長から「ゲルマニア」16号発行に関するお話。同窓会誌などは3号までの発行に止まるものが少なくなく、10号まで出ればよく続いた方、それが16号まで刊行できたことは誇るべきであるとのこと。また、時代を反映して女性による寄稿が増えてきたことも話題に。今後、この傾向が続くようにと女性卒業生は秘かに期待。
更に、16号から、これまでの「げるまにあ俳壇」に加えて「ゲルマニア歌壇」が新設され(16号68ページ)、それに野村教授が3首を寄稿して下さったとのお話。野村教授は、88歳となった今もお元気だそうです。
また、ゲルマニア発行経費は寄付で賄えるが、通信費が案外とかかるので、浄財はありがたいとのこと。更に、そろそろ若い人に編集責任を委譲すべき時期ではというお話もあった。

続いて、会計担当の木村氏より、決算および次年度予算の報告。
収入が安定し資産残高も増えているというところが、律儀者の多いゲルマニア会の性格を表している。

更に、幹事の能登氏より外語会の理事会・評議会についての報告があった。
外語会理事は、現在の白鳥節郎、藤田智子両理事及び木村孝監事に加えて二瓶美由紀氏(D62)が新理事に。
また評議員は村中大祐氏に加えて田邊隆一ゲルマニア会会長(D45)が新評議員に就任し、和田裕氏が退任。外語会と当会との相互発展の橋渡し役などゲルマニア会の代表としてのご活躍を期待。
また、名簿管理の問題も話し合われた。パソコンの普及で名簿管理も少し楽になっているが、若い世代とのコミュニケーションに課題があるとの指摘。

事務的な報告・討議の後は、藤井氏(D36)による講話。藤井氏は、日本の歴史教科書が自虐史観の呪縛にとらわれているのでは、と歴史史料に言及しつつ問題提起。

重いテーマの後は、ドイツ科らしく音楽の時間。
外大オケでもフルートで活躍していた小倉氏が、伴奏CDとプレーヤー持参で(!)、
演奏を披歴。曲目はバッハ:シチリアーノ、ヘンデル:ラルゴ(オン・ブラ・マイ・フ)、バッハ(グノー編曲):アヴェ マリア、ビゼー アルルの女よりメヌエット
古今の珠玉の名曲に大いに心が満たされて閉会した。