2013年度のペーニャ会は、恩師である原誠先生の春の叙勲のお祝いを兼ねて、11月17日(日)に文京区本郷で開催されました。この会は、元イスパニア会世話人代表だった土田昌宏君を発起人として、昭和34年にイスパニア語科に入学した同窓生で毎年開いているものです。
今回は、「原誠先生の春の叙勲のお祝いを兼ねて」という趣旨で呼びかけたところ、何人かのメンバーから「お祝いはどのようにするのか?」という問い合わせがありました。お祝いについては、原先生の叙勲が発表された直後から、土田君と現在イスパニア会世話人の一人である橋本惠夫君を中心に、“リャドロの置物”、“ギフトクーポン”等々、様々な検討が行われていたものです。
しかし、その後イスパニア会など、先生が関係されている別の組織からの情報で、原先生は叙勲に関連する一切のお祝いを固辞されているということが伝わってきました。私宛てにも直接、「普通の同窓会のままにしてください」というメールをいただきました。結局、「最終的には幹事一任」ということで、私なりに原先生のご意向を斟酌し、お祝いに予定していた予算は、内助の功に感謝する意味での奥様へのささやかな花束と「当日のペーニャ会の料理のアップ」に使わしていただくことに決めました。
会場は、地下鉄本郷三丁目から徒歩1分の棲鳳閣。中華料理とジビエ料理をメニューにする店で、外語大本郷サテライトへ向かう途中にあります。(外語会の会員には、メニュー料金の10%割引という特典もあります。)
海外からも含めて15名の出席があった当日のペーニャ会の様子については、橋本君からの感想をご紹介します。
“原先生叙勲をお祝いする昨日のペーニャ会は、談論風発し時の過ぎるのも忘れる程非常に楽しい会合でした。それぞれの日頃の鬱憤を晴らす効果があったのではないかと存じます。皆様大変お疲れさまでした。”
(S38鈴木征四郎)