2020年コロナ禍のミラノを生きて


外語会イタリア支部長のミラノ在住 大島悦子です。

2020年はほんとうにいろいろなことがありましたが、皆さまおすこやかに新春をお迎えのことと存じます。
2020年は、イタリアが他国に先駆けて未曾有の新型コロナ大感染に見舞われたことで、多くの方にご心配をおかけしました。暖かいご配慮など本当にありがとうございました。

私は昨年11月22日に日本に一時帰国し、日本で年末年始を過ごしております。(2月初めにミラノに戻ります) 今回の経験を「2020年コロナ禍のミラノを生きて」という小文にまとめてみました。イタリアのことを心配して下さっている皆様へのご報告にかえさせていただければと思います。イタリアも、他のヨーロッパ各国同様、秋以降コロナ第二波に襲われ、厳しい日々が続いていますが、いい方向に向かうことを祈るばかりです。

↓こちらからご覧ください(全20ページ)
「2020年コロナ禍のミラノを生きて」

1.未曾有のコロナ大感染
●イタリア人感染者第1号
それは、2 月21 日金曜の昼のことでした。テレビで、北イタリアで新型コロナウイルス感染者が出たという最初の報道がありました。・・・(続きを読む)

写真 1. ミラノのトラム車内 「ウイズコロナ」の日々 
イタリアの第一波コロナ大感染も落ち着き、行動制限措置もかなり緩和された夏。感染予防に留意しての日々。トラムも、バスも、メトロでも、マスク着用で「着席不可」表示席を避けて座る。
(2020 年 7 月 10 日)撮影
写真2.ミラノ大聖堂
10月下旬から、コロナ第二波がイタリアを襲い、11月6日からミラノで第二波ロックダウンが始まった。その前日、すでに人影の少ないドウオーモ前広場 
(2020 年 11 月 5 日)撮影

投稿者: 大島悦子 イタリア語 1974年卒業

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“2020年コロナ禍のミラノを生きて” への1件のコメント

  1. イタリア語科 大島悦子様:

    こんにちは。突然の感想文で失礼致します。D1966卒の能登崇と申しますが、貴女と違いかなり長い人生を送っております。今回のご寄稿を拝見しコロナ禍感染拡大で大変苦労された伊国の実情をかなり理解出来ました。当初は何故これ程凄まじい感染拡大が伊国でと唖然としておりましたが、この辺りは省略するとして、文中の「ベッラ・チャオ」の大合唱/応援歌が少々気になりお便りを認めています。実は大パンデミックの直後に偶々同様のコンセプトを持った国民向けの激励応援歌と思われるRinascero,Rinascerai(皆蘇る)に接し、自分もメンバーであるDüsseldorf男声合唱団がこれを男声四部に編曲し2021年東京都男声合唱祭で原語でご披露すべく現在オンライン練習中なのです。特に団が共鳴したのは、下記YouTubeを再生の都度感染被害の中心であったベルガモの病院への寄付となる点でした。既にお聴きかも知れませんが、ここに改めてURLを添付致しますのでご興味があればどうぞお聴きください。

    https://youtu.be/D5DhJS5hGWc?t=22

    世界的にも未だ感染収束の兆しがはっきりしませんが、どうぞ呉々も健康にご留意の上益々のご活躍をお祈り
    致しております。長くなりましたが失礼致します。

    投稿者: 能登 崇 1966年 ドイツ語卒業)