グローバル37校採択で国際化加速 NY支部会合に東京外大金口理事出席


NY支部

東京外語会ニューヨーク支部が10月3日夜、ニューヨーク市中心部のマンハッタンで開催された。今回は東京外国語大学の卒業生と留学生、外国人教員らのネットワーク化を目指した「TUFSグローバル・コミュニティ会合」の一環として開催された。

コロンビア大学(ニューヨーク市)での会合出席のために訪米した東京外大の金口恭久理事・事務局長ら教職員と大学院生、学生交流協定を結んでいるニューヨーク州立大学オルバニー校に留学している学生らも参加し、出席者は34人に達した。

金口理事・事務局長は、文部科学省が9月公表した「スーパーグローバル大学」37校に東京外大が選ばれたことを紹介。採択された事業「人と知の循環を支えるネットワーク中核大学」の推進で国際化への取り組みを加速させ、世界を舞台に活躍するグローバル人材をさらに養成できるように「より多くの学生を世界に送り出してしていきたい」と意気込んだ。その上で、日本の少子高齢化で大学間の競争が激化する中で、卒業生らに対して母校への一段の支援を求めた。

杉田守支部長(英米語1999年卒)と森嶋正幹事長(朝鮮語学科2003年卒)による進行のもとで、乾杯のあいさつをした。小松原茂樹氏(英米語学科1990年卒)は世界の多民族を束ねられるような国際感覚に富んだ人材が東京外大から巣立つようになれば「私も安心して老後を迎えられる」と語って笑いを誘った。

また、当地で活躍するジャズフルーティストの渡辺ゆかりさん(ドイツ語学科1999年卒)が生演奏を披露。出席者はトルコ料理に舌鼓を打ちながら、世界情勢から学生時代の思い出まで幅広い話題で盛り上がった。

次回の東京外語会ニューヨーク支部会合は2015年2月に開催予定。お問い合わせはメールアドレス、gaigo.ny.gaigo@gmail.com まで。

投稿者 : 大塚 圭一郎(フランス語学科1997年卒)

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