東京外語会広州支部 近況


2021年3月に正式に55番目の支部として登録された広州支部。発足後まもなく3年が経とうとしています。7人でスタートした広州支部ですが、着実に和がひろがり、現在の登録メンバーは20名となりました(珠海,東莞在住者もいます)。

発足後、中国のコロナ厳格管理政策を経験しながらも、「おいしいグルメとお酒を味わう」という会のテーマから外れることなく、集まりを開催してきました。2023年1月には、中国のコロナ管理政策が急に撤廃され移動が自由になると、メンバーの出張や中国国内旅行もずいぶん増えました。旅行では、広東省内だけでなく、チベット、銀川(ワイナリーで有名)、山西など遠くまで足を運ぶメンバーもいたようです。中国の世界遺産は世界第二位の数を誇るほど、見どころたくさん。中国人の若者の間では、2023年は「特殊兵式旅行」という言葉が流行語になるほど、弾丸旅行が流行りました。これは、安い費用、過密スケジュールでなるべく多くの場所を旅するという、いわゆるバックパッカー的な旅行です。コロナで経済的に打撃を受けながらも、楽しむことを探求し続けるのはどこでもかわらないですね。

2023年は3月、7月、10月と3回開催。広東料理、トルコ料理、ジョージア料理とバラエティーに富んだグルメを満喫。最近では、2024年1月に第11回目の集まりを開催しました。場所は、幹事・坂東佳那子(R2010)さんセレクトの広東順徳料理屋。刺身が有名で、ピーナツ油と醤油に薬味を絡めて食べる刺身は絶品でした!1月末帰任する保田俊朗(D1983)さんが差し入れしてくれた赤ワインと青海の白酒も瞬く間になくなりました。保田さんの1986年広州旅行談は、発展前の広州を知れるとても面白い話でした。香港から降り立った広州駅は、大量の人と自転車が行き交う別世界。数少ないタクシーを拾うのに「兌換券(当時発送されていた外国人用の紙幣)」を掲げると、兌換券目当てのタクシー運転手が集まってきたという話には皆大爆笑でした。38年後の世界に、世界トップのキャッシュレスとEV車経済大圏がうまれているとは、誰が想像できたでしょう!

広州は、おいしい料理と最先端のテクノロジーが発展し続ける街です。皆さん、お越しの際はぜひ広州支部へご一報を!

集合写真:(左から)
泉水誠(A1983)/坂東佳那子(R2010)/一井源太郎(C1997)/中村理恵(C1994)/ 浅野宙(C2009)/保田俊朗(D1983)/ 中田祐也(修士・総合学科2012) /齋藤伸大(C2013)

投稿者:中村理恵  中国語 1994年卒業  

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