メキシコ懇親会を開催しました


メキシコに駐在、永住、留学など色々なバックグラウンドで来ている卒業生や留学生10名余りとその家族が集まり、2023年5月13日(土)にメキシコ中部グアナフアト市のレストラン「México Lindo y Sabroso」にて、懇親会を開催しました。1976年卒の卒業生から、現在留学中の在校生を含め色々な世代の方々が参加されました。

コロナ禍以前は首都メキシコシティで多く開催されてきた外大生の集まりですが、ここ10年程自動車関連産業で日本企業が多くメキシコ中部に進出したこともあり卒業生の居住地マップも広がったため、今回は協定校であるグアナフアト大学のお膝元を、開催場所にしました。

メキシコの伝統料理に舌鼓を打ちながら、懇親会では「外語会メキシコ支部の活動」と「在校生・留学生へのサポート」というテーマを主に、ざっくばらんにお話をしました。

コロナ禍等でストップしてしまっている外語会メキシコ支部としてのアクティビティを掘り起こし、また現在のニーズや課題に沿ったものにしていく必要があります。卒業生同士の各種交流は勿論ですが、在校生、留学生でメキシコに関心を持っている方々をどのようにサポート出来るか、又して欲しいのかといった内容を知るにあたり、在校生からの具体的な意見は大変参考になりました。

「ガクチカ」という今回参加した卒業生の多くが耳慣れない(汗)言葉に戸惑いながらも、在校生の皆さんが海外で行っている留学やインターンシップが、昨今に於いては日本に戻ってからの「就活」に強くリンクしていることが分かりました。今も昔もそうですが、日本ではメキシコに関する各種情報が不足していたり、あっても歪んだものになっている残念な状況です。より正確詳細な情報をダイレクトに入手出来る現地在住卒業生の存在は貴重である旨、在校生よりお話頂きました。又現地生活・お仕事での各種ハラスメントへのアドバイス対応も、これまで以上に重要となるでしょう。

昨今の学生さん達の間では日本での就職ではなく、直接海外現地で採用されて働くということにも大変関心が高いそうです。採用の場所、方式にはその人なりのメリット、デメリットがありますが、就職を希望される方々が自ら計画を持って判断出来るための素材を提供出来るのが、卒業生の役割かと思います。メキシコで操業している企業(日系もそうですが、現地資本等の会社も)の情報についても日本では中々入手しずらく、外大卒業生の方々に協力頂ければということでした。

懇親会はレストランの後も場所を変えて続き、大変交流が深まるものとなりました。

投稿者:川村 宣人 スペイン語 1999年卒業

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