5年半ぶりに中部支部総会


コロナ禍を経て5年半ぶりの開催となった中部支部総会は5月20日、名古屋城にほど近い名古屋市中区のKKRホテル名古屋で、ご来賓も含めて40人が参加して開かれました。大学から林佳世子学長、東京外語会本部から寺田朗子理事長、秋保哲支部委員長らのほか、海外を中心に支部訪問の旅を続けている「旅の会」からも7人が駆けつけてくださり、にぎやかな会合となりました。
元学長の亀山郁夫・名古屋外国語大学長の乾杯のご発声で開会。林学長は、建学150年を迎えた大学の現況を報告した上で「知恵を集めながら次の150年に向けたスタートを切りたい」と決意を示され、寺田理事長は「直接お会いできるのはすばらしい。今後もいろいろな形で外語会に協力を」とあいさつされました。
開催を模索し始めた1月ごろは、席を移動しての懇談に難色を示す会場が多く、「懇談は食事後にマスク着用で」とか、「テーブルについたてを設置」などを覚悟しなければならない状況でした。コロナ禍の収束を願いつつの準備作業の中、大型連休明けの「5類移行」が決定。晴れてほぼ通常通りに開催することができ、会場のあちこちで笑顔が弾けました。
印象深かったのは、学長、理事長、そして新たに中部支部長となった黒田薫子さんを含め、トップがいずれも女性となったこと。女性が多い外語で、ようやく自然な形になったなあと感じさせられました。また、出席した4割ほどが2000年以降の卒業で、20代の参加者も多く、若い力で今後の支部活動を盛り上げてくれることへの期待も膨らみました。
「二次会」として名古屋城の散策も企画。参加した二十数人は汗ばむ陽気の中、5年前に復元公開された本丸御殿の見学などを楽しみました。

投稿者: 池田 千晶  イタリア語 1989年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

,