2023年 仏友会総会・講演会・懇親会


4月23日(日)、第27回仏友会総会・講演会が大手町サンケイプラザで開催されました。コロナ禍がまだ完全に鎮静化してはいない中、昨年と同様、会場参加に重点を置きながらオンライン配信も行うハイブリッド形式での開催となりました。その結果、会場参加者は37名、オンライン参加者20名という割合で、合計人数ではほぼコロナ前の水準に戻りました。

鈴木洋美幹事(1991)の司会で、はじめに金澤会長代行(1968)の挨拶と会務報告があり、次いで三浦省三幹事(1977)による会計報告、さらにリモートで富田和義幹事(1968)による監査報告が行われ、承認の決議が採択されました。続いて、2023年度の幹事新体制について金澤会長代行より提案があり、本学名誉教授の川口裕司氏(1981)が会長に就任し、副会長として和賀千惠子氏(1970)、中村日出男氏(1974)、山﨑るり子氏(1977)がサポートする新体制が承認されました。金澤会長代行は本年の総会終了とともに幹事を退任しますが、他の現行幹事は全員留任となりました。

総会の部はここで終了し、川口裕司新会長による講演「外語での27年」が始まりました。講演内容は、トルコ留学時代、フランス留学時代、静岡大学人文学部時代及び外語での思い出が盛り沢山。会場参加者が学生時代に習った先生方の顔写真もあって、一同、懐かしい思いに駆られました。Q&Aでも、元国際社会学部の渡邊啓貴名誉教授をはじめ、出席者から活発に感想や意見交換がありました。

その後、懇親会に入る前に、会場参加者の集合写真を撮りました。和賀副会長と鈴木洋美幹事の司会による懇親会では、外語会副理事長の清水良雄氏(1965)が乾杯の音頭を取られました。昨年秋のフランス語劇「赤と黒」を演じた学生代表4人の紹介もあり、コート・デュ・ローヌの赤ワインとブルゴーニュの白ワインのグラスを手に、談論の輪が広がりました。懇親会の中で、外語会理事長の寺田朗子氏(1975)が、本学グラウンドの人工芝化プロジェクトのちらしを配って協力を求める一幕もありました。

今回の懇親会では、会場の大手町サンケイプラザの協力を得て終了時間を以前より30分程度延ばし、談論の時間を十分に確保できるよう努めました。その甲斐あって、参加者の満足度は前回より一段とアップしたようです。また、今回オンラインで視聴した会員の中にも、次回は会場で参加したいという人もいて、今後に期待がもてそうです。

投稿者: 中村 日出男  フランス語 1974年卒業
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