東京外語会 台湾支部便り 【望月圭子教授を囲んでの歓迎兼新春懇親昼食会を開催しました】


台湾支部は2023年3月4日(土)に台北市内の兄弟大飯店で懇親昼食会を開催しました。今回は前回12月開催の懇親昼食会から日がそれほど経過しておりませんでしたが、総合国際学研究院の望月圭子教授の台湾ご出張に合わせ、楊麗珮台湾支部会長にアレンジ頂き、急遽企画をする運びとなりました。当日は快晴の青空の下、合計13名の方々にお集まり頂くことができました。

2019年入学で現在台湾で台湾大学留学中の海老原大誠さんや2020年卒で現在台湾の中興大学院で修士課程に励まれている花岡怜さん等が受付を担当して下さり、それぞれ名前の入ったプラカードや名刺を利用してご挨拶されていました。

台湾支部は、専攻語学別では日本語、中国語、朝鮮語、フランス語、インドネシア語等多くの卒業生と連携させて頂いておりますが、今回の懇親会では、日本語及び中国語専攻の方々を中心にお集まり頂きました。また、参加者には西ヶ原キャンパス経験者の先輩達や、西ヶ原から府中キャンパスへの移転の過渡期を経験した方々及び現在の充実した府中キャンパスを利用され勉学に励まれている在校生(台湾留学者)が世代を超えて一同に会し、夫々の参加者の記憶に残る外大キャンパスの想い出話で場が盛り上がりました。

執筆者が在学していた頃は、台湾大学・政治大学への交換留学が開始されて間もない時期でありましたが、交流開始初期から望月教授は、小笠原欣幸教授と共に台湾との交流の懸け橋となって下さっており、参加者も自身とお二人との繋がりや、どのような形でお世話になったか(今もお世話になっているか)という点についてそれぞれの感謝を述べておりました。交流が始まった当初、それほど多くなかった留学生受入れ先も今では淡江大学、師範大学、開南大学等複数に増えている点、またコロナ下での思うように中国へ留学できていなかった中国語専攻の学生達が多く台湾に留学している点等、最近の留学事情を学部生からお聞きすることができました。日本語専攻の卒業生の皆様からも、現在の日台の学術・経済面でのつながりや、半導体を中心とする台湾グローバル企業の日本進出に合わせたマルチリンガル人材の必要性等、豊富なインサイトを含むご知見を拝聴することができました。

終始和やかな雰囲気の下、話題が尽きることはありませんでしたが、最後に記念写真を撮影し、今回の懇親会を終えることとなりました。

(執筆)五十嵐 祐介 中国語2004年卒
台湾支部長 楊麗珮 日本語学科 1982年卒

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

,