東京外語会 台湾支部便り【日本人留学生が台湾支部の支援で現地高校と交流活動を行いました】


コロナのパンデミックはだいぶ収束に近づき、各国が水際対策を緩和しているため、今年2022年は東京外語大から台湾へ交換留学を希望する在学生が増えました。東京外語会プラザ・事務局の紹介で、5月に中国語2020年入学の村田夏紀さん、6月に中国語2019年入学の海老原大誠さん、8月に中国語2020年卒の花岡怜さんと同2020年入学の巻山梢さんから、それぞれ連絡をいただきました。

4人は7月以降次々と台湾入りしました。そこで私は現地支部長として、彼らが滞在中に安心して勉強することができるように、LINEグループを作成しました。今やお互いに何時でも簡単に連絡し合うことができます。

また貴重な留学の機会を得た4人のために、台湾の高校生と交流してもらうことにしました。そして12月2日に、私が長年教えている台北市立木柵工業高校の日本語サークルの学生達との交流が実現しました。(4人のうち1人は体調が悪く不参加) 参加した3人の留学生からは、台湾の方々と交流する機会が中々持てなかったという悩みが解消された、日本語をあまり話せない高校生との交流で中国語の良い練習になったこと、日本やその文化について現地高校生が強い関心を寄せていることに気が付いた、伝統菓子の試食や意見交換を通じて台湾文化の理解につながった、参加した現地高校生の大半が日本のアニメ等サブカルチャーに興味があり、文化輸出のパワーを実感できた等の感想が寄せられました。

台湾支部長 楊麗珮 日本語学科 1982年卒
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