映像制作の楽しみ


会社を定年退職してから、今までやったことがない何か新しいことにチャレンジしたいと思い、映像制作を始めた。きっかけは、孫が保育園を卒園する時。一念発起し、映像編集のためのパソコンと専用編集ソフトを購入、独学で映像編集の方法を学習した。制作した映像を保育園の謝恩会の場で上映し、それをDVDにして先生方と園児の父母員に卒園記念として配布した。これが思いのほか好評だった。

次に、家族・友人等と行く旅行先でのビデオ撮影と帰宅後の映像編集・DVD制作を始めた。国内外の絶景に魅了され、映像制作にも次第に熱が入っていった。

2018年10月に、大学時代の同窓の友人と台湾の最北端から最南端までを旅行した。澎湖島から高雄に向かい、高雄の鉄道博物館に行ったときに、付近に戦前の三和銀行高雄支店の建物が残っていることをたまたまみつけた。戦災も免れ戦後解体されることもなく、高雄市が歴史的建造物の一つとして保存し、修復工事をしていた。

現役時代三和銀行(現三菱UFJ銀行)で30年間仕事をしていた私は、100年前の三和の建造物が奇跡的に残っていたことに、大きな感銘を受けた。帰国した私は、この建物の存在を一人でも多くの三和銀行OBに知ってもらいたいと思い、映像を制作しYouTubeに公開動画として投稿した。最初は再生回数も増えなかったが、OB会事務局から、会員宛に一斉連絡メールで通知してもらうことにより、多くのOBに見てもらえ喜んでもらうことができた。

コロナ禍によって、暫くの間旅行とりわけ海外旅行が難しくなってしまった。今は、過去に撮りだめした動画や静止画をもとに再編集した「紀行動画」を制作し、それをYouTubeにアップロードして楽しんでいる。月1~2本の投稿で寡作だが、友人・知人に喜んでもらっており、望外の幸せである。今後も続けていきたいと思っている。お時間のある方は、ご覧になってください。

私のYouTubeチャンネル: Keiji TAKAHASHI
https://www.youtube.com/channel/UCcdb4N3BcxlzkmahdG0zQlw/videos?view_as=subscriber

投稿者: 髙橋 敬史 中国語 1972年卒業

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

,