2017年度の東京外語会新潟支部総会が18年2月3日(土)、新潟市中央区で開かれた。二十数年ぶりの大雪をものともせず会員9人が集まり、大いに飲み、語り合った。
会場は、かつての繁華街のにぎわい復活を目指す古町地区に昨秋オープンした古民家×新潟食材イタリアンarmonia。セルフサービスの飲み放題だから、ビールは備え付けサーバーから勝手にジョッキに注ぎ、ワインも白、赤のボトルを自由に開けていい、という。いい年をしてそれほど飲めるわけではないのに、ワクワクしてしまうのはなぜだろう。
会の冒頭、昨年鬼籍に入られた2名の会員をしのんで黙とう。支部長の渡邊登さん(F1982)はあいさつで、近著「『核』と対峙する地域社会」を紹介した。一昨年の新潟県知事選で東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が最大の争点となり、県民が慎重派の野党系候補を選択した背景が描かれている。柏崎刈羽は東電にとって福島第1、第2に次ぐ3カ所目の原発だ。
渡邊隆さん(D1976)の音頭で乾杯し、参加者それぞれが近況を報告。歓談のうちに夜は更けていった。新潟で行政や教育に携わる方が多く、「新潟をどう元気にするか」といった話題でも盛り上がった。ふるさと新潟で三十数年ぶりに暮らす私にはとても新鮮だった。
ほか印象に残った発言は次の通り。
「退職した。新しいことに挑戦したい」
「早くリタイヤしたい。給料が上がらないのに仕事が増えた」
「新潟の企業は英語で発信してグローバル展開すべきだ」
「女房は大事にした方がいい」
「支部会員を増やしたい。若い卒業生も多いはず」
出席者(敬称略):渡邊隆(D1976)、桐生裕子(E1979)、渡邊登(F1982)、長谷川健司(Pr1985)、富山栄子(R1986)、守田奈津子(R1987)、和泉田祥子(R1991)、櫻井裕子(C1991)、細田晴子(S1992)
投稿者: 長谷川 健司 ペルシア語 1985年卒業