今年はキューバ革命の英雄チェ・ゲバラの没後50年。
ゲバラ最後の闘争の地となったボリビアで、ゲリラ部隊に属し、わずか25歳で命を落とし夢を断たれた日系ボリビア人がいました。
彼の名は、フレディ前村ウルタード。
政府と社会の迫害に遭いながらも実姉マリー前村が書きためてきたフレディの手記『チェ・ゲバラと共に戦った ある日系二世の生涯~革命に生きた侍~』(キノブックス、マリー前村、エクトル前村ウルタード共著)が、2017年9月22日(木)に全国書店で発売されました。
本書の日本語版初版は2009年(西語版は2006年)で、来る10月6日(金)に全国一斉公開される日玖合作映画『エルネスト』(阪本順治監督、オダギリジョー主演)の原案となりました。
訳者として、原書との出会いから著者やフレディゆかりの地へ訪問、そして再販、映画化に至るまで10年余り関わってきた作品で、今回ぜひ多くの方に知っていただきたいと思い、こちらに投稿させていただきました。
映画にも是非足をお運びください。どうぞ宜しくお願いいたします。
出版社(キノブックス)URL
http://kinobooks.jp/publication
映画『エルネスト』公式サイト
http://www.ernesto.jp
投稿者: 松枝(鈴木) 愛 スペイン語 2003年卒業