望露会トレッキング部・創部12周年で100回記念

20170612

外語大ロシア科S42年卒の同窓会は「忘露会」で始まり、後に素直に「望露会」と改名した。還暦を迎えて体力維持のため「山歩き」を提案。3人以上参加したら「例会」成立と決めたらこの12年間でいよいよ100回目に達したよ。関東・東北方面は東十条の田尻君、静岡・山梨・長野方面は御殿場の尾上がほぼ交替で企画提案してきたのも長続きの秘訣かな。

(1)この5月は4人が山梨県の身延駅に集合し、日蓮宗ゆかりの「身延山」1153mに登った。まず到着した巨大な山門は京都と並ぶ日本三大総門の一つだそうで、見上げるような実に堂々たる風格で圧倒された。
樹齢400年という名物のしだれ桜は終わっていたけれど、数百段の階段の上に位置する「久遠寺」の「本堂」や真っ赤な「五重塔」も実に見事な建築でどっしりしている。以前に「高野山」や「比叡山」で見た伽藍群と比肩できるみごとさだ。
ここから修験道らしい登山が始まる。先頃「四国八十八カ所巡り」を満願達成した横浜の青山君には嬉しい信仰の山だ。真っ白なシャガの花が路傍を飾る急峻な山道を登ること3時間。ニリンソウやカタバミの白い花にも励まされながらゆっくりと、日蓮上人の眠る「奥の院」にやっと到着。眼下に「富士川」の大河が・・・。

(2)身延登山コースの中程、昼食の頃合いに「丈六堂」という名の小さな僧坊が現れて中の女性にごあいさつしたら千葉の流山市から参加した小沼君と同郷だという。この縁側をお借りして弁当を食べながらこの尼さんの波乱の人生経験を聞いていた。世界一周もNYでの長い暮らしもパイロットになった息子のおかげで、今こうして山の静寂に包まれている余生がとても幸せ、と笑顔で語る。
予期せぬ出会いもあって記念の登山が成功し、これで古希の修行も十分だとして下山はあっさりロープウエーに切り替えた。関東随一という700mの標高差をずり落ちるように下っていく先にはあの立派な本堂と赤い五重の塔。さあ、今夜の宿「佐野川温泉」を目指そう。山間の秘湯の宿で100回記念の祝宴が待っているぞ。

投稿者: 尾上 敏起  ロシア語 1967年卒業
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