東京外語大・九条の会 一次・二次国会包囲行動に延べ50人近い会員が参加

9条の会国会前

東京外語大・九条の会は戦争法案の成立阻止に向け7月26日に行われた第一次国会包囲行動に引き続き、8月30日の第二次行動にも組織として参加しました。特に8月30日には降りしきる雨の中、国立国会図書館南口に「東京外語大・九条の会」と白く染め抜かれたライトブルーの幟旗の下20人近い会員が集結しましたが、他の会のメンバーとして参加した会員もおり、実質的には30人弱の会員が本行動に参加したものと思われます。

本会は2007年6月に、同年2月1日発行の『東京外語会会報(NO.109)』に掲載された西村暢夫さん(イタリア語 1956年卒)の巻頭言「平和憲法を世界に輝かそう」を基調に結成されました。爾来8年余りにわたって活動を続けてきておりますが、会員の殆どが本学の卒業生ということで、居住地域が分散していることもあり、会報発行、講演会の開催がその主な活動内容です。例えば今年の5月には本学の府中キャンパスで著名な詩人アーサー・ビナード氏をお招きしての講演会を行いました。この講演会には過去で最も多くの人が参加しましたが、氏の講演は「アメリカは1947年にそれまでの名称Department of War(戦争省) からDepartment of Defense(国防総省) に切り替えた後200回も戦争 ―「宣戦布告」なしの「紛争への軍事介入」―をしているが、日本も集団的自衛権の名の下でアメリカと一緒に戦争できる国になろうとしている」という趣旨でした。

現時点(9月9日)では、法案の帰趨がどうなっているのか定かではありませんが、本学でも「紛争解決請負人」として名を馳せている伊勢﨑賢治先生などが呼びかけ人となり「安保関連法案に反対する東京外大構成員有志」が声明を発表するなど戦争法案反対の動きが活発になってきております。私たちはこうした動きにも呼応しながら立憲主義・平和主義・人権尊重を基本原則とした現行憲法擁護を基軸とした運動を今後も積極的に展開したいと考えます。一内閣の恣意的な解釈で70年にわたり営々と培ってきた戦後民主主義が崩され、「平和国家・日本」というブランドが葬り去られるのを座視するわけにはいきません。

連絡先: tufspeace9@gmail.com または tufs_peace9@yahoo.co.jp

投稿者: 鈴木俊明 スペイン語 1972年卒業