東外大卒業生の皆さんへ
2015年6月8日
S44(1969)年フランス科卒 伊田和郎
この度のネパールの大地震、その後の余震は、ネパールの人口の三分の一に当たる人に大きな被害を与えています。人口が集中しているカトマンズが震源に近かったため、死者や被害を被った人が沢山出て、カトマンズ、その近郊の世界遺産になっている古い寺院などが破壊されました。世界最貧国の一つで、観光立国のネパールにとっては、途方に暮れるような大打撃であろうと思われます。
私が国際親善の国連登録NGO「サーバス(Servas)」の関東支部長をしていた1998年、ネパールサーバスの役員であり、ネパール政府公認NGOの「ピース・ウェイブ・ネパール(Peace Wave Nepal)」理事長のプレム・シュレスタ(Prem Shrestha)さんに協力して、バラットプール周辺の貧しい子供たちの教育支援を17年ほど行ってきました。
現在は、米沢興譲館高校、東外大フランス科同窓生、サーバスなどに、「ピース・ウェイブ・ネパール」の貧しい子供達の為に、毎年寄付金を頂いている協力者がいます。どうも長い間に亘るご支援有難うございます。
私がスポンサー(サブのスポンサー:日本サーバス会長の田中国夫氏)になっているNGO、「ピース・ウェイブ・ネパール」の学校は、幸い今回の地震では壊れず、無事立っていますので、このまま協力を続けていくことが出来ますので、皆さんには、今後とも宜しくお願い致します。プレム・シュレスタさん、氏の自宅は無事ですが、特にカトマンズ周辺では結構大きな被害が出ております。
このNGOは、貧しい子供への教育支援だけでなく、貧しい人への医療支援、その他の生活困窮者への支援を行っているネパール政府公認のNGOです(No.42/51)。外国政府関係からの支援だけでは、大幅に不足しており、また、雨期を前にして、被災者は、生存していく上で極めて困難な状況を迎えようとしており、「ピース・ウェイブ・ネパール」は、この度の地震に伴う支援活動を精力的に行っており、私もその活動に協力したいと思い、皆さんのご協力をお願いしたいと思った次第です。
義援金は、テント、水、食料などの形で、「ピース・ウェイブ・ネパール」の役員とその関連組織(NRN)が責任を持って、直接、現地で被災者に手渡すことになっています。
具体的で透明性の高い支援内容が、「ピース・ウェイブ・ネパール日本事務局(金子さん)」から報告されることになっています。
ご協力頂ける方は、6月中に、下記の「ピース・ウェイブ・ネパール日本事務局」の郵貯口座にお振り込み下さるようお願いします。必ず、「ピース・ウェイブ・ネパール日本支部(金子さん)」、及びネパール本部からの領収書 / 礼状が届くように致します。なお、物資は受け付けておりません。
★ 郵貯振り込み:「ピース・ウェイブ・ネパール日本事務局」 00110-1-57116
振込用紙には、「ネパール地震義援金東外大卒業生」と書いて下さい。
★ 問合せ先:ピース・ウェイブ・ネパール日本事務局(金子)Tel 0424-70-2404
E-メール info@mayur.co.jp
又は
:伊田和郎:Tel 048-466-3665, Eメール fwhk1129@mb.infoweb.ne.jp
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投稿者 :小石 武 英語 1985年卒業
東京外国語大学テニス倶楽部
幹事会事務局長