新刊紹介『難民に希望の光を 真の国際人緒方貞子の生き方』

緒方貞子第8代国連難民高等弁務官について、同時期にUNHCR職員として勤務し、その後のお付き合いを通じて直接学んだことを記録に残すために、本にまとめました。
平凡社から2月に刊行され、東外大学図書館に寄贈させていただきました。
中学・高校・大学等の図書館の蔵書に加えていただければ幸いです。

投稿者:中村恵 フランス語 1983年卒業

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夏頃下記の研究書を出します。11か12冊めの本ですが、経営書はこれで最後。

夏頃下記の研究書を出します。11か12冊めの本ですが、経営書はこれで最後。

Kase, Kimio, Eugene Choi, and Ikujiro Nonaka. Dr Kazuo Inamori’s Management Praxis and Philosophy: A Response to the Profit-Maximisation Paradigm. The Nonaka Series on Knowledge and Innovation. London: Palgrave Mcmillan, Forthcoming.

 

投稿者:加瀬 公夫 スペイン語 1972年卒業

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コロナ禍にカフカの小篇を読む

フランツ・カフカはスペイン風邪の第二波に罹患して、生死の境をさまよったそうです。昨年の春、コロナ禍で悶々としていたとき、「カフカだったら、今の社会をどう見るだろうか」と思いつき、独和辞典を片手にカフカの小篇を読み進めてみました。掌篇、断章、小品、小片ともいうべきほど短い作品群は案の定、解釈が難しく、立ち往生することが何度もありました。

ドイツ語学科に在籍していたにもかかわらず、まともにカフカを原文で読んだことがありませんでした。「カフカは難解だ」という先入観がありましたが、小篇を一つひとつ読んでみて、遅まきながら「カフカは面白い!」ということに気づきました。

定年退職後、45年ぶりにドイツ語の学習を再開したズブの素人のカフカ論、いや、カフカの小篇についてのエッセイ集。

書名:『ことばへの気づきーカフカの小篇を読む』
著者:松原 好次
出版社:春風社
出版日:2021年10月14日
定価:2700円+税
ISBN:978-4-86110-754-2

投稿者:松原 好次 ドイツ語 1972年卒業

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中国経済の本を出版しました

著書名:中国経済は強いーそのシステムとポストコロナの世界経済ー
著者:古島義雄
出版社:晃洋書房
出版日:2021年11月20日
定価:3000円+税
ISBN 978-4-7710-3525-6

内容:中国の経済システムを金融・財政・企業などのサブシステムに分解し、その歴史・経緯から省察することで中国経済の全体像を明らかにしようとしたものです。現在話題となっているアリババ問題、恒大問題、さらには米中対決の背景も本書から明らかになります。
各章の内容は次のとおりです。
第1章 中国異端論ー国際政治経済面からの考察ー
第2章 金融システムー国有銀行中心型システムからインターネットバンキングへ?-
第3章 財政システムー中央政府と地方政府ー
第4章 企業システムー中国の企業とは何かー
第5章 社会保障システムと保険業界ー企業から国家へー
第6章 対外経済システムー「一帯一路」への路ー
第7章 教育システムー科挙から科学技術立国へー
第8章 中国の経済システムー中国経済は「地域分散型複合経済」であるー
第9章 中国異端論を超えてーポストコロナの正統と異端ー

投稿者:古島 義雄 中国語  1969年卒業

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キム・オンス 「キャビネット」

いつもお世話になっております。
初版を手にして15年目に拙訳で刊行されることになりました。
SFありホラーありのエンタメ系純文学です。
多くの方にお楽しみいただければ幸いです。

投稿者:加来 順子  朝鮮語 1989年卒業

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創作漢字書展と68冊目の新著のご案内

現在、「浜田和幸の創作漢字書展」が開催中です。これまでの著作のエッセンスを一文字、しかも創作漢字で表現してみました。入場無料で、会期は5月30日まで。会場は「土屋グループ銀座ショールーム」(銀座三越から徒歩1分)です。作品の一部は「浜田和幸のブログ」でも紹介しています。また、68冊目の新著『イーロン・マスク 次の標的:「IOBビジネス」とは何か』が6月末に祥伝社から出版されます。是非、お楽しみ下さい。

投稿者:浜田 和幸  中国語 1975年卒業

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