今だから、日本(大和)とイラン(ペルシャ)関係に思いをいたしたい


鎌倉時代の兼好法師殿が、「徒然なるままに243段」をものされたようだ。ならば私もと、令和の健康奉仕として243回通過を目指す。
米国イスラエルによる対イラン攻撃の今、日本(大和)とイラン(ペルシャ)関係に思いをいたす。
xxx
日本仏教の古都奈良にお住いの二大スター仏像といえば、奈良東大寺の大仏様と、興福寺におわします阿修羅像をあげる方が多いのでは。
この二大スター像がどこからお出でになられたのか?
今、トランプ・ネタニヤフ白人連合が、やっきになって最新武器を使い一方的に攻め入っているイラン【旧ペルシャ帝国】からといえば、御納得いただけるだろうか?
阿修羅は、<ア・スラ>の音から導かれるてくるヒントがある、
スラは神のことであり、アは否定語で、アスラとなれば神の敵となる。
歴史的にはアシュラは、アフラ・マツダ(ゾロアスター教最高神、旧ペルシャ帝国)のアフラが、インド側に移ってアシュラとなった。
余談だが、自動車マツダ(MAZDA)社名も、ここから拝借したと同社HPで説明。創業者の松田さんが、ゾロアスターの最高神、光の神アフラ・マズダにあやかり命名した旨説明される。
さて、地図帳を広げてくださいな。インドとイランは陸続き。
4000-5000年前の世界四大文明迄話しは広がる。
インド亜大陸に起きたインダス文明(これは現在のインド+パキスタン)(モヘンジョダロの世界)。
地理的にインド亜大陸とペルシャ高原は一体化、南ロシアあたりにいた遊牧民が南下したという。ほぼ似たような民族。
旧ペルシャ側に、人類の早い段階で宗教観が生まれ、ゾロアスター教(拝火教)が確立されていく。松本清張氏の小説、「火の路」では飛鳥とペルシャの関係を追いかけている。飛鳥にあるという酒船石、一度見てみたい。
ついでにコマキストじゃないが栗原小巻さん主演の同名TVドラマも見てみたい。
ペルシャの宗教主流派に、どうしても反対する者たちがインド側に移り、分派行動を起こす。
(まるで 奈良女宰相の高市サナエさんが総理大臣では、気に入らないと同じ政党でもごねる、石破前・岸田元首相たちのような現非主流グループと同じですよ)
その反対派が、印度における「火と水の神体系」を作り上げる。
ヒンズー(リグ・ヴェーダ)世界の中で、印度の主神、インド―ラやアグニ神(いずれシヴァ神まで行く)中心の印度特有神システムが生まれた。
この時、ペルシャ起源の阿修羅はインド―ラやアグニ神にやられる敵役に回され降格し、アシュライコール悪魔神になっていく。
内容が大きく変わった。
しかしながら悪神・阿修羅もその後の長い時代を生き抜き、西域(日本の皆様がお好きなシルクロードのホータン)あたりで完成する華厳経の世界で、あっと驚く為五郎的 大変身の道をたどる。
阿修羅族の中に、首領格としてのヴァイロ・チャーナ(毘盧遮那仏)が登場。
そして時代と共に、宇宙神に変遷、華厳経の最高神まで上り詰める。
大出世物語。
印度大乗仏教が、中国にわたるのはずいぶん早い、1世紀ごろ(仏教成立後500年)。中國では、仏教のいろんな宗派の中で、華厳経の仏教世界観が燦然と輝く。余談が過ぎるが、
日本を代表する世界人、空海さんが中国で仏教を究めていく中で密教に辿り着くが、空海密教のコンテンツは多く華厳経からの換骨脱胎という説を紹介して終わる。

ここで、MY FAV(推し活第一)の光明子と、夫君聖武天皇登場。
藤原不比等を梃にヤマト政治をものにした藤原ファミリー。
いずれも不比等の血を引く若き聖武天皇と光明皇后。都を5回(奈良・京都・大坂・滋賀・奈良)も変えて、よき政道を探る。
どのあたりだろう難波京か、知識寺(大阪府柏原市)というところで、華厳経の大仏様ヴァイロ・チャーナと奇跡的巡り合いを果たす。

華厳経を信仰する当時の知識人たちの祀る毘盧遮那仏に魅了され、資金集めは、行基の協力もあって、最終的に国策としての奈良大仏像建立へとつながる。華厳経のヴァイロ・チャーナ(毘盧遮那仏)が正式にヤマトに降り立った。
司馬遼太郎、宗教嫌いで有名であるが、日本仏教に華厳が入ってきたのは幸福なことだったとどこかで述べている。宗教観は知らないが、華厳経の価値には気が付いていたということだろう。
ここで5000年前ペルシャ文明の、拝火教最高神アフラ・マズダから、阿修羅を経て、奈良東大寺の毘盧遮那仏まで繋がってくる。
5000年前、人類が神に目覚めた日、ペルシャ・ゾロアスター教からヒンズー・バラモン教そして印度大乗仏教、その500年後に中國朝鮮半島経由して長い道乗りの末、ヤマト国奈良迄辿り着いた。
毘盧遮那仏の宇宙観と華厳教哲学。
一即一切、一切即一(事事無碍法界)
仇やおろそかにしてはなりません。
かたや西洋社会は如何。5000年前なら同じくらい古いユダヤ教。
世界同時的に、「神」の東西思想が登場する時代。
旧約から新約聖書キリスト教へと繋がれた白人キリスト教社会。
少なくともシェール発見後、今原油生産世界一の米国が石油国イランを叩く理由はない。多分にイスラエル・ネタニヤフのユダヤ教右派に引っ張られた格好のかっこ悪い世界帝国トランプ政権。
彼ら米国イスラエル連合にペルシャ由来のイラン・イスラム教国を一方的に攻めることなど出来るのだろうか?

米国の支配構造は、「ペトロ・ダラー体制(石油を買うには米国ドルを調達必要)」このシステムでアメリカの金融世界支配構造が完成。
イランがその構造を破壊する挙に出たのだろうか?
ホルムズ海峡を通る最大の原油輸入国の中国への輸出代金決済が、ドルではなく中国人民元にシフトし、それがアメリカのドル石油本位制をベースにした世界支配構造を危うくするまでになったのか?
我々は、既に中國とサウジアラビア間の原油購入契約に人民元が使われた事実を認識している。何れペトロダラー体制は壊れていく、時間の問題だ。
トランプ・ネタニヤフ連合に、ヤマト国奈良女宰相サナエさんが無暗に加勢に走ることの無い賢明な外交努力の道を選択することを祈るのみ。
ここは、法華寺におわします光明子さん似の十一面観音に心からお祈りするだけだ。

投稿者: 佐々木 洋(英語1973年卒)

本投稿へのご意見、ご感想等はこちらまで

,