2025年 サロン仏友会


挨拶する川口裕司会長
講演中の中村恵講師
参加者の集合写真

11月16日(日)、第30回サロン仏友会が四ツ谷の主婦会館プラザエフで開催されました。今回もオンライン配信はなく、対面形式のみでの実施となりました。会場参加者は35名で、前年より3名増えました。

はじめに、中村日出男副会長(1974)の司会で、本学名誉教授の川口裕司仏友会会長(1981)より開会の挨拶と母校の近況報告がありました。続いて、外語大非常勤講師の中村恵さん(1983)が登壇し、「緒方貞子第8代国連難民高等弁務官との出会いに導かれて」の演題で講演されました。緒方さんの旧姓は中村で、この日はちょっとした「中村デー」になりました。

中村講師は、NPO法人国連UNHCR協会に在職中、約3年近くにわたって緒方貞子さんの私設秘書を兼務されたご縁で、ご著書『難民に希望の光を 真の国際人緒方貞子の生き方』を刊行されています。印税全額をUNHCRへ寄付されているとのことでした。間近で緒方貞子さんの働く姿を見てこられただけに、説得力のある言葉でその生きざまを紹介してくださいました。

約20分の活発なQ&Aタイムの後、休憩時間に参加者の集合写真を撮りました。
懇親会の部では、和賀千惠子副会長(1970)の司会のもと、外語会理事長の寺田朗子さん(1975)に乾杯の音頭をお願いしました。参加された皆様には、フィンガーフードの軽食と南仏のワインでご歓談いただきました。会場内は、あちこちで談論風発の輪ができ、仏友会伝統の和気あいあいとした光景が見られました。
この伝統を、今後も大切にしていきたいと思います。

投稿者: 中村日出男  フランス語 1974年卒業

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