10月18日(日本時間)大谷翔平のリーグ優勝戦におけるミラクル場外ホームラン(2本目)の飛距離について、読売巨人軍時代のゴジラ松井の東京ドームにおけるホームラン(150m)と、どちらが遠くへ飛んだか?日米野球論の一席。
A>野球狂、特に読売ジャイアンツ・フアンのK君が力説する。
“ホームラン記録、特に飛距離については、私が知る限り、ゴジラ・松井秀喜が凄かった。
マスコミ報道にはないが、たまたま私が、東京ドームで観覧したときに、松井はなんと、バックスクリーンの真後ろの、観客席のほぼ一番最上段に打ち込むのを、実際に見た。翌日の新聞報道で、155mだったという記事を見たが、これは恐らく、日本選手で国内にきちんと記録が残っている歴代最長飛行距離だと思う。
年月日時とか、全く覚えていないけど、その後のニュースなどで、そこまで飛ばした選手は、いないと思う。
松井は、ヤンキースタジアムでも、一度150m級を打っているが、こういった記録というのは、虚飾されるのか、意図的にアレンジされちゃうのか、あんまり残っていない。
これに比べて、大谷の昨日(10月18日)の場外ホームランは、143mとのMLB公式記録だから、まだまだかも知れないが、大リーグ選手にとっても、そう多く記録しているわけではなく、まあ、凄いことには違いない。“
K君、君は、あの大谷翔平ミラクル・ホームランは、ゴジラ松井の記録に届かないと言うのかい?!
筆者は、シャカリキになって、トランプ大統領が、大学野球チームを集めたパーティの場で、最大級に褒め上げた翔平ベースボール「10・18ホームラン」情報を探した。
おお あった、あった。
LA ドジャース同僚のマックス・マンシー君(三塁手)の下記インタビューと、その後に起こった、JUSTICE FOR SHOHEI 運動(翔平のホームランボールの飛距離を正しく計測せよという大谷ファンの動き)にも触れてみる。
B>LA ドジャース・ベンチの同僚や米メディアが特に衝撃を受けたのが、2本目のホームラン。ただ、マンシーは計測された飛距離に首を傾げているようだ。
1954年創刊の米国代表的スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は
「ドジャースのスター選手が、スタットキャストのショウヘイ・オオタニの場外ホームランの距離が間違っていると発言」との見出しで記事を掲載した。
ベンチでも大谷のホームランに驚きの表情を浮かべていたマンシーは
「昨日、(記者に)聞かれた時に、今日は驚くべきことが起こるだろう、と言った。
そしたら彼(大谷)は僕の予想が間違っていたことを証明した。
彼は“信じられない”を超えてきた。今日、何を目にしたのか自分でもわからない」
と語ったという。
「最初のホームランだけでも十分すごいと思ったのに、次の打球は文字通りスタジアムの外まで飛ばした。屋根を越えたので、スコアボードに当たりそうなほどの距離だった。ここで何試合もプレーしてきたけど、あんなに遠くまで飛んだボールは見たことがない」
こう語るマンシーは
「スタットキャストでは460フィートと計測されているが、あれは間違いだ。あのボールは少なくとも500フィート(約152.4メートル)は飛んでいた」
と力説している。
「あれは僕が今まで見た中で、一番遠くに飛んだボールだ。
ドジャースタジアムで何度も試合を見てきたけど、これに匹敵するものはないよ。間違いなく僕が見た中で一番遠くに飛んだ一打だ」
と断言し、大谷のホームランは150メートル超であると主張していた。
C>「JUSTICE FOR SHOHEI」
大谷翔平の熱烈なフアンたちが、上記ホームランの計測内容を正しく計測し直すべきとの動きを起こし、MLB協会に圧をかけ始めているとの報道がある。ドジャースナインの中にも同様の声があがり始めている。
MLB公式記録では2019年6月のTEXAS レンジャーズのマザラ選手による505フィートが最長記録である。
MLB スタットキャストのやり方は、初動スピードと、角度によって計算される方式。今見てもマザラ選手の身体はやせ形の普通の選手の様だ。
今回、大谷翔平の特大ホームランは、球場の屋根を突き破り(金属音を発した)
さらに遠くへ飛んだのを5万人の観客が目撃したものだ。
今マザラ選手のホームラン(ビデオ)と比べてみても大谷ホームランのすごさが感じられる。
茲は、MLB協会側に、改めて大谷翔平・ミラクルホームラン飛距離について、科学的計測法にのっとり計算し直してもらい、事実はどこまで飛んだのか明らかにすることを願うものです。
アメリカMLB側の真実を求める姿勢(NEVER GIVE UP!)に敬意を表しつつ、 正確な距離計測結果が出てくることを、MLBフアンの一人として待つことにしたい。
投稿者:佐々木 洋(英語 1973年卒業)