2024年度新潟支部会


 2024年度の新潟支部会が4月7日、新潟駅に近いイタリア料理店で開かれた。コロナ禍を挟んで5年ぶりの会に集まったのは8語科の計11人。昨年、30年ぶりに新潟勤務となった私は唯一の初参加者だったが、旧知の方が3人おられ、温かく迎えて頂いた。
 支部長を長年務めた渡辺登さん(F1982)が退任され、桐生裕子さん(E1979)に交代することが承認された後、この日のメインイベントである青柳正俊さん(D1983)のスピーチに。幕末・明治初期の開港5港の一つ、新潟に当時置かれたドイツ領事館を巡るストーリーは、新潟県庁やミュンヘン総領事館などで勤務した後、国立歴史民俗博物館研究員に転身し、日独交流の研究を続けた青柳さんならではの深さと視野の広さが感じられ、一同聞き入った。
 料理を味わいながらの歓談の時間はあっという間。一部は駅前の赤提灯へと吸い込まれていった。
 新潟支部は年1回、アットホームで有意義な会合を開いている。今回は21世紀の卒業生が2人とやや少なかったが、官公庁、アカデミズム、マスメディアなど多方面でキャリアを積んだ諸先輩の興味深い話も聞けるので、若い方々も次回は是非。
連絡先は新潟支部事務局長富山栄子(eikod@nifty.com)へ。

投稿者:小熊 宏尚 ロシア語1988年卒業
    新潟支部事務局長 富山栄子 ロシア語 1986年卒業

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