6月4日午後、外大9条の会は3年ぶりの年次総会・記念講演を外大のプロメテウス・ホールで開催しました。当初、会場を大教室で申請することにしておりましたが、大学側の都合で上記ホールになった次第です。
講演は上智大学の中野晃一教授にお願いしました。中野教授による記念講演は2020年に行われる予定でしたが、この年の春から急速に拡大したコロナ感染により年次総会そのものの中止を余儀なくされました。そんなことで昨年あらためて同教授の記念講演を予定しましたが、この時はデルタ株の蔓延、そして感染を避けたいという中野教授からの申し出もあり、一昨年同様、年次総会ともども中止しました。今年はぎりぎりのタイミングで年次総会開催を決めましたが、記念講演の講師をどうするかで事務局内で論議した結果、過去2回同様中野教授にお願いすることにし、同教授もこれを快諾していただいたので、“3度目の正直”で同教授による講演が実現した次第です。
コロナ禍ということもあり、参加者数は決して多くはありませんでしたが、みな危機感を持って同教授の講演に傾聴しておりました。会員の一人はお嬢さんと親子連れで参加していました。今までですと、講演終了後は簡単な懇親会を持つのですが、コロナの感染状況を受けて今回の年次総会はこれで終了。やや寂しい幕切れとなりましたが、来年こそは懇親会も盛大に行えることを期待したいと思います。
投稿者:鈴木 俊明 スペイン語 1972年卒業