好天に恵まれた11月9日、第11回「ゲルマニア会総会」が開催された。前回第10回が開催されたのが2015年、4年振りの開催である。会場は神田一ツ橋の如水会館。50名程の会員が待機する中、着任間もないイーナ・レーペル駐日ドイツ大使が到着。ご挨拶もそこそこに先ず会場前での記念写真に臨まれた。大使は初の女性大使、穏やかな物腰が印象的である。元パキスタン大使も歴任されたアジア通の女性大使である。
会場「オリオン」の間で総会が開催され、先ず来賓として大使、本学犬飼理事、長谷川東京外語会理事長が紹介された。田邊隆一当会会長(D1970)の挨拶に続き、当日の日程も考慮し先ず大使に『日独関係を展望して』と題してご懇話を戴いた。日独関係のみならず、揺れ動くEUとドイツ、EUの対米関係など、国際問題全般につき外交官の立場から次々と主要テーマへの言及と分析が披露された。当日の大使通訳は大使館の石川桂子さん(D1991)が務められた。
乾杯後は大使始め参加者に、会員による琴(大治はるみ:D1984) とフルート(小倉正広:D1982) のデュエットで「春の海」、「さくら変奏曲」などを鑑賞戴き、大使が会員との交流を終え退席後、来賓のご挨拶を戴き、本学の現状等をご説明戴いた。
その後総会議事に移行し、会則改定や会計・監事報告、役員紹介など議案通り承認され、更に慶祝会員(卒50年組)への大使館記念冊子の贈呈、最後に当日参加の学部生、院生の紹介により、第11回総会は予定議事の全てを終了しその幕を閉じた。
本総会のために、半年ほど前から企画・準備に取組んで来た世話人幹事/世話人/有志の皆様のご支援、ご協力に心よりお礼を申し上げます。
能登 崇(世話人幹事長 D1966) 大治はるみ (総会共同進行者 D1984)
投稿者: 能登 崇 ドイツ語 1966年卒業