9月15日から19日にかけ、東外大現学長の立石博高学長と高坂香広報係長が訪豪されました。今回の立石学長の主な訪豪目的は、メルボルン大学に於いてのグローバル拠点室(Global Japan Office)開設式でしたが、シドニー支部では、学長らをオーストラリアへお迎えするにあたり、シドニーとメルボルンで其々、東外大卒業生及び現役学生とのグローバルコミュニティ会合(於シドニー:9月15日、於メルボルン:9月16日)を開催いたしました。
シドニーでの参加者は、現シドニー外語会(東京外大・大阪外大・神戸外大合同)のメンバーに加え、現ANU(オーストラリア国立大学)に留学中の現役学生(2名)、夏休みでオーストラリアを訪れている現役学生、国際化拠点室よりご紹介いただいた元留学生の方等総勢14名が参加し、大変賑やかな会合となりました。尚、ANUは東外大と留学生協定があり、シドニー外語会の現会長髙橋ゆり氏(MP1990<ビルマ語学>)は同大学のミャンマー語科の主任を務めています。
一方、メルボルンの会合では、トヨタ自動車から現在出向中の藤岡直樹氏(E1987)を筆頭とする駐在者6名とその他のメルボルン在住者(含:留学中の現役学生3名)の計9名が参加し、立石学長及び高坂広報係長と大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
立石学長は「シドニーでは、参加者が永住者が多い一方、メルボルンでは、企業派遣者等、短期在住者が多い」と感想を述べられ、「様々な外語関係者との懇談が出来、有意義であった」というお言葉を頂きました。
今回、立石学長の訪豪で、シドニー外語会としては、会設立(1982年)以来初めてのグローバルコミュニティ会合が開催された訳ですが、参加者同士の初めての出会いもあり、今まで以上に実り多き会合となり、あらためて、母校・卒業生・現役学生のネットワーキングの大切さが感じられた次第です。
尚、立石学長らは9月18日に、京大をはじめとする日本の11大学と協定関係を結んでいるUNSW Global(ニューサウスウェールズ大学の国際事業機関)を訪問され、豪州の大学のシステム及び交換プログラムについて学ばれ、翌19日にはシドニー日本商工会議所を視察され、インターンシップの現状等について懇談なされました。
投稿者: 中尾尚子 シドニー支部 タイ語 1980年卒業