帯の文:2015年以降のドイツにおける難民受け入れの実情と変遷を、現地の新聞やブログをもとに紹介・解説。難民支援に対し否定的・消極的な見方が広まるなか、一市民に何ができるのかを問う。ベルリン在住の日本人ボランティアによるルポも併録。“異質の者を排除せず、ありのままの存在として認めること” 春風社 2018年8月31日発行
上梓の経緯:著者の一人(投稿者)は外語大在学2年目の秋(1968年)、全学ストの煽りを受け実質的なドイツ語学習を断念。そこで定年退職後、本学オープンアカデミーでドイツ語に再挑戦。ドイツ語新聞講読クラスやEUの言語問題を学ぶクラスの受講が契機となって、「難民支援」というテーマに関心を抱き、2年以上にわたりドイツメディアを追うことになった。追跡のメモを一冊にまとめたのが本書である。
ご一読いただき、ご意見を賜ることができましたら幸いです。
投稿者:松原好次 ドイツ語 1972年卒業