2018年 仏友会総会・懇親会


20180515

4月21日(土)恒例の仏友会総会が東京・大手町サンケイプラザで開催されました。当日は天候にも恵まれ、総勢58名の出席者(現役学生3名を含む)で賑わいました。

はじめに藤倉会長(1970/昭45)の挨拶があり、金澤副会長(1968/昭43)の会務報告の後、会計・監査報告が承認されました。今年は、2年に一度の幹事改選の年でしたが、藤倉会長以下、現在のメンバーが再任されたほか、新たに村上直久氏(1974/昭49)が加わることになりました。

続く講演会の部では、幹事の谷川徹三氏(2000/平12)を講師に迎えて1時間ほどお話しいただきました。氏は、外語卒には珍しく弁護士資格を取得。5年前に新橋IT法律事務所を設立され、企業法務を中心に、個人に関するインターネット上の誹謗中傷問題・交通事故・不動産取引などの民事事件、交際トラブル・離婚・相続などの家事事件などを幅広く扱っておられます。今回の演題は、“今知っておくべき「さしすせそ」”。シニアの聴衆が多いことを念頭に、詐欺・死後離婚・ストーカー・成年後見人制度・相続の関心事項について明快に解説され、その軽妙な語り口に、時折どっと笑い声が起きていました。

懇親会に移る前の休憩時間を利用して、出席者一同を1970/昭45以降卒の<ジュニア組>と1969/昭44以前卒の<シニア組>に分け、記念写真を撮影しました。なお、講師と現役学生と会長には、両方の写真に登場してもらっています。

続く懇親会では、南仏産の赤白ワインのグラスを手に、参加者たちは昔話に花を咲かせたり、お互いの近況を尋ねたりしながら、仏友会伝統の和やかな雰囲気を楽しんでいました。現役学生3名は、昨年秋の外語祭のフランス語劇”Notre-Dame de Paris”出演者代表の3年生2人と、今年語劇にチャレンジする2年生1人。懇親会の中で自己紹介の場も設けて、ご挨拶いただきました。

出席者の皆さんからは、「講演の内容が本当に勉強になった」「これからは、困った時は谷川さんに相談!を肝に銘じておきます」などの感想を多数いただき、喜んでいただけたようです。また、懇親会では、「50年近くお会いできなかった方達にも再会できて嬉しく思っています」といった喜びの声も聞かれました。中には、はるばるスウェーデンから駆けつけて参加された方(上田香さん 1969/昭44)もいて、活気に満ちた会になりました。

次回の集まりは、11/18(日) 本郷サテライトで開催予定の「サロン仏友会」。こちらでは、講演の後、ボジョレ・ヌヴォを軽食とともに楽しむのが恒例となっています。参加者一同、秋の再会を約して散会し、一部の方々は二次会に場所を変えて旧交を温めておられました。

投稿者: 中村 日出男  フランス語 1974年卒業

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