立石学長、川上准教授を囲んでのマドリードでの昼食会


全員集合

 

学長のご挨拶 2013年11月9日土曜日。マドリードの守護聖母アルムデナの日で祝日と重なったマドリー
ドで、東京外国語大学グローバルコミュニティー会合が開催されました。日本とスペインの交流400周年の行事でスペインを訪問中の立石学長、川上准教授を囲んでのこの昼食会には、佐藤大使をはじめとするスペイン在住の東京外大OB•OGと留学生の合計24人が集まりました。スペイン語学科の出身者が大多数のため、立石学長や川上准教授に直接教わった卒業生も多く、懐かしい再会を喜び合いながら、終始笑いの絶えないとても楽しい会となりました。

会場となったレストランは、マドリードでも有名なガリシア料理の名店で、スペイン北西部ガリ
シア地方名産の魚介類を中心としたメニューを堪能しました。特にプルポ・ア・ラ・ガジェーガという、茹でたタコとジャガイモをパプリカで味付けした郷土料理は絶品で、スペイン名産のハモン(生ハム)も大人気でした。

プルポ・ア・ラ・ガジェーガ

今日の昼食会に参加した留学生は9名。残念ながら今回参加出来なかった留学生も合わせると、およそ15名がスペイン各地の大学で学んでいます。私が学生だった頃と比べると大人数に思えるのですが、近年は日本の様々な大学が派遣留学に力を入れているそうで、留学生の人数だけを比較すると、必ずしも東京外大が一番多いという状況ではなくなって来ているそうです。しかし、卒業後に海外で暮らすOB•OGの数は圧倒的に東京外大が多く、留学生の現地でのサポートと言う意味で非常に心強い、という立石学長のお話がありました。スペイン在住組の私たちも、後進のために更にいろいろなサポートをしていきたいと、気持ちを新たにしました。

「昼食会」ということで開催された会合でしたが、時間が経つごとに話も弾み、閉店時間も迫った5時半過ぎになってもまだ話足りない程の盛り上がりとなりました。

食事会での川上准教授(中央)

文:マドリード外語会副支部長
小倉真理子・S平10