本の紹介:『愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界』訳書


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おかげさまでこのたび拙訳書が刊行されましたので、ご案内申し上げます。
ご高覧くださいましたら幸甚です。

『愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界』
サイ・モンゴメリー著、小林由香利訳
亜紀書房刊
2017年2月17日発売
定価 2,200円+税
ISBN978-4-7505-1503-8 C0045

http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=808&st=4

【内容紹介】

心臓は三つ、退屈が大嫌い、生涯で一度だけ恋をする。
私はタコ。あなたは誰?

タコほど人間とかけ離れた動物はそうそういない――タコについて専門的な知識もほとんどなかった著者は、ある日ボストンの水族館で1匹のタコと出会う。アテナ、オクタヴィア、カーリー、カルマ……個性豊かなタコたちと、八本の腕と吸盤を通して交流を重ねるうち、著者は他者なるものが持つ「もうひとつの知性」の可能性を感じ始める。
愛すべきタコたちと彼らを取り巻く人々との思い出を綴った、2015年全米図書賞・ノンフィクション部門最終候補作。

【訳者より】
タコにすっかり魅了された著者の案内で、魅力的な生き物たちに出会い、水族館の舞台裏やダイビングの世界ものぞくことができる一冊です。装幀デザインを五十嵐哲夫さん、カバーイラストを漫画家の望月ミネタロウさんが手がけてくださっています。書店などで見かけたら、お手に取ってみてください。タコのイメージが変わるかも。どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿者 :小林由香利 英米語 1989年卒業

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