アラビア語専攻、卒業生の集いが初開催

アラビア会_11961年、今から半世紀あまり前に本学に開設されたのが「アラ科」です。「アラ科」とはアラビア語を専攻語とする学科の俗称で、現在は国際社会学部西アジア・北アフリカ地域アラビア語専攻と、言語文化学部アラビア語専攻がそれにあたります。

2016年8月6日、「アラ科」卒業生による初めての集いが、都内で開催されました。参加したのは、第1期生から、今年春卒業したばかりの第52期生までの53人。古来よりアラビア産の乳香は「えも言われぬ芳香」として域外の人々に珍重されてきましたが、私たちの会場も、世代間や進路の違いを超えた「えも言われぬアラビアの香り」に包まれていたように思います。

それは、アラブ民族が人種、宗教、国籍は異にしても、不思議と共有している「ウルーバ」(アラブ人らしさ)のようなもの。在学中、最難解とされるアラビア語に真っ向挑んだ日々、留学先のエジプトやシリアで遭遇した珍体験を共有する者たちが自然と醸し出す「何か」でした。

第1期生の中島剣山氏による開会の辞、著書『慈悲深き神の食卓』で第7回辻静雄食文化賞を受賞された八木久美子教授(第18期)による挨拶、各世代の代表者達が語ってくれた在学中の思い出、そして出席者同士の懇談まで、「アラ科」55年の歴史を凝縮した濃密な時間となりました。

*アラ科「卒業生の集い」は、次の開催に向けて参加規模の拡大を図ろうと、事務局を発足させました。今回案内を差し上げることがかなわなかった卒業生の皆さま是非qudama_arab[a]tufs.ac.jp([a]は@)まで、ご連絡ください。

(アラ科「卒業生の集い」幹事 澤畑剛(1993年入学)、鈴木啓之(2006年入学)、在間咲野(2007年入学)、青山弘之(1987年入学))

投稿者: 在間 咲野 アラビア語 2012年卒業