詩集発行 「きみにおくる恋歌(第一集)(第二集)」

以下の著書を本年2月に文芸社より上梓しました。2冊とも詩集です。

・きみにおくる恋歌(第一集) 時のなぎさ  900円+税
・きみにおくる恋歌(第二集) 風の手紙  1,300円+税
ペン・ネーム:卯月 采(うづき さい)
全国の書店、及びインターネット書店で購入可

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同時に二人を愛した詩人の胸に迫る詩(うた)物語

きみにおくる恋歌 時のなぎさ

きみにおくる恋歌 風の手紙

卯月(うづき) 采(さい)

●内容紹介 きみにおくる恋歌 時のなぎさ

卒業後はじめてのクラス会に現れた旧友。ヒマワリのピアスが、宴を魅了する。「恋人四人」の彼女とのデート。スクリーンにフラメンコが繰り広げられ、篝火のゆらめきに現れては消える幻の小面(こおもて)。思わず男は、友の横顔を見つめるのだった。また別のとき、自分たちと同じ姓の表札を探して、花咲く郊外をそぞろ歩いた。そしてある初秋、思いの込められた手紙が届く。男は号泣する。悟りに達し得た禅僧のように! 期せずして受けた手術は、彼女への贖罪だったのだろうか。いまや迦陵頻伽となった友に書き送る花の便り。子午線の彼方の浜辺で、ふたりの幼子はいつまでも遊びやめない。

前書きが詩で書かれているのがユニークで、しかもクイズつき!

内容紹介 きみにおくる恋歌 風の手紙

人は昔、鳥だったのか、羽ばたき、さえずり、水浴びもして、友を求めて、飛びつづける・・・ある夕方、売り子が勤めるスーパーで買い物中、男は思いもかけない夜闇の深淵を見る。雨がそぼふる宵に、初めての歌を遂に手渡す。やがて彼女が辞めたことを知る。絵手紙を描き送ろうとしていると一匹の猫が現れ、絵を舐め、手を舐め、まつわりやめないのだった。約束の街角で待ちつづける或る日、相手が転居したことを知って詠った歌は、本書の絶唱といえよう。隠者の思いから脱して間もなく、猫が再来する。男が再び街角で待ち始めた或る日、彼女が姿を現したのだった。男は独り号泣する。やがて二人は永遠を求めて旅をし、夕べの湖畔で光と闇を語りあった。その後に詠われた「郷愁」と「合わせ鏡」から「日本のエデンの園」を発想する読者はいないだろうか。文化勲章受賞者から花丸をもらった喜びを、前書きが物語る。

コメント 手紙の衰退と愛の衰退

手紙は、文学の世界には無くてはならない存在の一つだが、今は急速にIT機器に取って代わられつつあるようだ。「きみにおくる恋歌」二編も、あと十年も遅かったら、世に出ることはなかったかもしれない。便利さ、快適さを求めて、文明は進化を早めてゆく一方で、喪われてゆくものは無いのだろうか。

《以下はこちらよりお読みください。》

投稿者: 芝田興太郎  中国語 1966年卒業