6月8日(土)に中部支部総会を開催致しました。
場所は名古屋市東区にあるカトリック布池教会内の「聖ヨゼフ館」。2009年3月の総会より4年ぶりの開催でもあり、当日は立石学長、上原外語会理事長他外語会幹部2名、更に特別ゲストとして名古屋市の河村たかし市長を含めて54名と中部支部では初めての大人数の参加で、総会は午前11時に開会しました。黒田中部支部長の挨拶の後、東京外語大とも縁の深い一橋大卒の河村市長の祝辞に続き立石学長より「支倉常長と慶長遣欧使節」と題してご講演いただきました。支倉常長とその一行が伊達政宗の命により太平洋を越え、メキシコ、大西洋経由して渡欧した当時の世界の勢力情勢、徳川幕府の世となった日本での状況の変遷、最後は決して幸福では無かった支倉常長の最後、等々について約一時間にわたりご講演いただきました。丁度400年目の節目を迎えた本年、正にタイムリーなご講演であったと思います。全員による集合写真撮影の後、上原理事長の挨拶があり、東京外語大の現状の説明、東京外語会の活動内容、更には卒業生の内の「消息不明者」についての協力要請、等のお話の後全員で乾杯して懇親会に移行しました。テーブルは全部で7席、卒業年次を配慮しほぼ同世代のOB,OGが和気あいあいの雰囲気の中で歓談することができました。
昨今の状況を反映し、女性のみで構成されたテーブルもありました。中部支部の絆を更に深めるためにも2年に一度程度は集まりを開いて欲しい、との要望が多数あり、今後幹事会で検討してゆくこととしました。総会は14時30分頃又の再会を期してお開きとなりました。
(中部支部幹事: 津谷 優記)