台湾支部便り

台湾では、最近感染者が無い日もあり、感染者数が1桁や2桁の日もありますが、幸いにも普通の生活を過ごしています。
台湾支部は去年2021年12月11日(土)に3年ぶりのOBOG懇親食事会を順調に開催することができました。その日に参加できなかった李明斌(J56)さんから、次回の懇親会に皆さんをご馳走するとの約束がありました。
今年の旧正月に李さんと挨拶のメッセージを交わした時に、次回の懇親会について話しが持ち上げられ、3月4日(金)18:00~に、今年第一回目のOBOG懇親食事会として、李さん主催で行うことを決めました。
場所はなんと李さんが圓山グランドホテルの会員クラブです。李さんがメンバー専用のレストランを予約しました。参加者には新しいメンバー3名(日本人)が加わり、合計大人13名と子供1名で、14名が参加し、和気あいあいの食事会となりました。
まず、支部長からの挨拶から始まり、食事をしながら銘々に自己紹介を行いました。その中で、李さんによるショートスピーチがあり、心の底から発した言葉でした。その内容については下記の通りです。
食事会が終わりに近づき、お互いに名刺交換をしながら、3時間余りの時間があったという間に過ぎまして、また良い思い出を作ることができました。そして、また9月に再会しようと約束しました。

右下から李明斌(J-56) 、今出淳一(Indonesia-1977)、楊麗珮(J-57)、王士賢(J-59)、王孟芸(GJ-平成9)、謝佳玲(GJ-1998) 右上から呉意雯(GJ-平成7)、小栗山智(C-1995)、余昭瑢(J-H1)、蔡元明(J-平成6)、山中肇(K-2003)、永吉美幸(C-平成7)、永吉さんのお子さん(11歳)、林雪貞(GL-平成10)

李明斌(J-56)のスピーチ内容は下記の通りです。
「私はJ-56卒の李明斌です。本日お忙しい中、皆様にお集りいただき、ありがとうございます。
台湾支部は既に80名以上の大きな組織に成りました。これもひとえに楊支部長をはじめ、皆様の多大なご努力とご尽力のお蔭だと感謝致して居ります。
そこで今日は東京外語会へのご寄付について、お話しをさせていただきたいと思います。
さて、皆様も外語大を卒業して以来、現在まで「東京外語大卒」という学位を取得した優位性が、如何に自分の生涯に良い影響を与えているか、深く感じていらっしゃるはずです。
私もその一人です。台湾支部から母校に対する感謝の意を表さずにいることは申し訳ないと思い、私は数年前から微力ながらも何度か寄付してまいりました。
台湾支部から母校への寄付活動を更に展開して行くことを願っています。その第一歩は、毎回の集会に会費を少し上乗せしていただき、積立金として蓄積し、まとまった金額に成った時に一括で母校にご寄付出来れば幸いと存じます。
以上ですが、今後も会員の皆様方のご支援・ご協力を頂きながら、母校と台湾支部のために、共に努力をしていきたいと思っています。
何卒宜しくお願い申し上げます。」
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李さんのスピーチに対しては、皆さんから良い反響がありました。
台湾支部としては、これからより母校に対して、実質な貢献ができるよう心がけています。

台湾支部長
楊麗珮
2022.3.24
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東京外語会 台湾支部便り

時間:12月11日(土) 18:00~21:30
場所:The RIVIERA Hotel (歐華酒店)  台北市中山區林森北路646號

台湾支部では先日台北市内のホテルにて、約3年ぶりの懇親晩餐会を催しました。その2日前の夜に、台湾国内の新型コロナ新規感染例が約1か月ぶりに発覚し、懇親会実施の雲行きが怪しくなりかけたものの、支部長並びに幹部の皆さんのご尽力により、何とか無事開催にこぎつけることができました。なお、今回は佐々木宏さん(C1996)が12月末に日本へ帰任するということで、送別会も兼ねた会合となりました。さらに佐々木さんの友人で、2か月ほど前に台湾へ引っ越してきた山中肇さん(K2003)も台湾支部の新しいメンバーとして今回の集まりに参加してくれました。
支部長による挨拶と乾杯から始まり、続いて幹部の交代(副支部長、幹事、副幹事)についての発表、並びに東京外語会と本支部についての活動紹介が行われました。その後出席者一人一人から自己紹介と近況報告をしていく中で、佐々木さんからは送別に際し、台湾駐在を振り返っての雑感について話がありました。言葉の節々から台湾に対する情熱が感じられ、一同名残り惜しさを感じるとともに、是非また台湾に戻ってきてほしいとの思いを強くしました。
美味しいお酒と食事に舌鼓を打ちながらの歓談を経て、今度は博学多才の楊全斌さん(C1981)による雑学講義が行われました。1976年の語劇「堯舜湯麵のBALLADE」のエピソード、萬山部落原住民の黒米祭の話、「台湾のサハラ砂漠」こと頂頭額沙洲の謎、及び並外れた経歴(なぜか中国語科卒で現役歯科医かつ法医学者としても実績あり)に一同感嘆し、大変参考になる話が聴けたので、今後の会合でもこの雑学講義をシリーズ化することがほぼ確定しました。
3時間半があっという間に過ぎ、会の最後にはクリスマスということで簡単なギフト交換も行い、次回の再会を約束して解散となりました。コロナ禍の影響もあり、これまでなかなか会合が開けませんでしたが、幸い今のところ台湾国内の感染状況は相対的に落ち着いており、基本的な感染防止対策が義務化されていることを除き、ほぼ通常の生活が送れております。そこで、今後も定期的な会合を設けるなどして、台湾支部のネットワーク強化及び活性化を図り、在籍者の皆さん及び今後新たに仲間に加わっていただける方々にとって魅力ある会にしていけるよう全員で盛り上げていきたいと思っております。引き続き東京外語会の皆様方からのご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。今台湾に在住の方、今後台湾へ赴任ないし移住予定の方など、ご興味があれば是非とも本支部へご連絡ください。

写真左から(敬称略)
【前列】
林雪貞(院1998)、名切千絵(F2008)、楊麗珮(J1982)、王孟芸(院1997)、吳意雯(院1995)、謝佳玲(院1998)
【後列】
謝億榮(J1999)、佐々木宏(C1996)、山中肇(K2003)、楊全斌(C1981)、大前誠(C2006)

投稿者:  大前 誠 中国語  2006年卒業

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