世界の歌姫ビヨンセが表紙の「イコノクラスト50」リストに翔平がいる理由


アメリカの代表的経済誌フォーブスが、イコノクラスト50(2026)を発表した。
イコノクラストとは、
① 業界を変革するを意味するが、
② 既存の常識を破壊する新しいリーダー像の意味でもある。
そのリストに何故、翔平(大谷)の名前があるのか。
スポーツ界から、唯一の名前だ。
例えば、スポーツ界を代表するプロバスケットボール(マイケルジョーダン)、
サッカー(メツシー)、アメリカンフットボール(ブレイデイ)、
テニス(ジョコビッチ)、ゴルフ(タイガーウッズ)などの
メジャースポーツ・レジェンド達からは誰も名前が上がらない。
そんな中で何故SHOHEI OHTANIの名があるのか。

野球ワールドの、一スター選手が真の変革リーダーなのかい?
ホームラン王、打点王を獲得、
MVPは4回、ワールドチャンピオン2回【今、3連覇へ向かう途上】。
立派な成績だ、誰も彼が世界一の野球プレーヤーであると認めるだろう。
MLB覇者といえば、一時話題になった野球の神様ベーブ・ルースとの比較。
真の二刀流王者は誰か! これはもう決着がついている。

ベーブが二刀流だったのは、わずか2年間(1918-1919年)
218試合のみ、この間1918年には投げて13勝7敗、打ってホームラン11本。
1919年には、9勝5敗、ホームラン29本。
MLBでは、最高の成績だった。
現にその後98年間、ベーブの二刀流に挑戦する者はいなかった。
ベーブは、1920年には、ボストン・レッドソックスから
NYヤンキースに移り、打者(ホームラン王)専念に代わった。
ベーブの二刀流はわずか2年だった。
そして、98年待った米国の野球フアンの前に
2018年、日本からの若者がやってきた。
MLBに移る前から、大谷は日本ハムファイターズの先発投手で有り、
スラッガーでもある、真の二刀流であった。
カリフォルニアの、抜けるような青空が待つエンジェルス球場
(当時は弱いチーム、球場も大したことはない、
何せ観客数がすくない)に降り立った。
MLBでの彼の成績は、皆様ご存じのとおり、
極めつけは、50-50,これからも誰も追いつけないだろう。
WAR(Wins Above Replacement)チーム勝利貢献度において
打つだけじゃなく投手ポイント、盗塁ポイントもあるから
誰も追いつけないMLB断トツのレベル。MVP受賞連続は当たり前。
但し、すべてベースボールでの偉業である。

その翔平(大谷)が、何故 イコノクラスターという
業界の既存常識を破壊する、新時代のリーダーたる50人に選ばれたのか?
リストには、ほかにアスリート名はない。
音楽界のレジェンド;ビヨンセとテイラー・スイフト。
彼女らの名前が挙げられるのは、若くしてビリオネアで有り、理解できそう。
後は、経済雑誌が好むであろう経済界・情報部門・経営者を
中心に選ばれている。
イーロン・マスク、ザッカーバーグ、
ビルゲーツではなく、奥様のメリンダが選ばれる。
CHAT GPT、AI,など世界をリードする組織の代表者たちが名前を連ねる。
この辺は誰も異存がないだろう。世界を牛耳る者たちの名前だ。
異色なところでは、トランプ大統領、日本人2人目のソフトバンク孫正義代表の
名前がある。二人とも、カムバック組という位置付け。

さて、SHOHEIが、MLBの大スターから世界が認めるイコノクラスター、
(球界の)変革者に何故選ばれるのか。
① 野球では、100年間君臨した野球の神様、ベーブ・ルースを超えた。
アメリカのスポーツ専門7報道陣も、Shohei is new Babe Ruth(ベーブと同格扱い)から、
今やBetter than Babe Ruth(ベーブを超えた)と表現は改められた。
② 翔平の行くところ、米国大陸に広がる敵地球場は
観客数が大幅増加、満員になる。30球団の経営が大幅改善された。
どのチームも経営者層は翔平に感謝。経済効果は計り知れない。
③ MLBファン以外のファン層が開拓され、大幅増加となった。
スポーツといえばバスケットボールやアメフトフアンだった、
老人のスポーツと言われたMLBに、若い世代がなだれ込む現象が起きた。
④ 地球規模では、野球を知らないヨーロッパ大陸に、
サッカーしか知らない層に、Shohei Who?に始まり、
MLB フアンの大幅増加が世界中で起きた。

皆さんは、覚えていらっしゃいますか?
翔平君がMLBに登場した時に、アメリカ報道陣が取り上げた翔平曼陀羅図。
つまり、彼が花巻(岩手県)の一高校生だった頃、自分の目標
(その時は、プロ球団8チームからドラフト指名を受けるという目標)を立て、
その為に自分が努力する分野と内容を描いたもの。
スピード、
コントロール、
キレ、
変化球、
体つくり。
ここまでは判りやすい。投手大谷翔平の身体力改善の部分。
残る3項目が、すごい。高校生とは思えない。
メンタル、
人間性、
運。
そしてサブ項目に、ごみを拾う、感謝を忘れない、仲間への思い、
こりゃ誰だってまねできまい。

これらをたんたんと、現実のMLB球場で示して見せる。
1塁へ進むときに、塁線上にあるゴミを何気なく拾いポケットにしまう。
ゲーム始まる前に、審判・相手チーム監督に、
そして近くの相手選手への挨拶、アイコンタクト。
フアンだけでなく敵チームスタッフ・選手・観客まで虜にする。
仲間への思い、気配り、監督以上のゲームでの核心的指示。
誰もまねできない、試合に勝っても負けても今日のゲームへの客観的な総括。

チームを優勝させるために。自身が受け取る巨額の契約金額の
大部分を後払いに回し、浮いた金でチームに他の有望選手
(ムーキ・ベッツ、山本投手等)を獲得させた。

人間性のところは、いろんな報道がある、
敵チーム応援に球場に来た少年少女に、翔平らしい気配り。
雨が降れば、ドジャース・キャップをさりげなく、少女の頭に被せる。
最近でも、ミネソタの球場で起きた。
「パパ、私翔平のフアンになったよ」と、敵チームフアンの少女が親父にいう。
あなたなら何と答えますか?

少年たちの、学校の授業スキップし、翔平応援に駆け付けたというボードには、
試合後、その少年や父親のいるところまで足を運び、
ボールにサインをしてあげバット・ユニフォームをプレゼント。
「野球を愛してくれてありがとう」が翔平メッセージ。
此れじゃ、どのMLB プレーヤーも叶わない。
自分の息子・娘たちが、親父ではなく翔平フアンになっていると
MLBスター選手たちは笑う。

翔平は、大スターになった今も、
高校生の時に描いた、曼荼羅図の内容を丁寧に実践し続けているだけだ。
彼にとっては、変わらぬ勝利へのルーチンだ。
それが翔平の一番の魅力。
世界のMLB フアンから、野球以外のスポーツフアン迄、
野球王国アメリカだけでなく、サッカー王国の中南米や欧州の
チビッコ・サッカーフアン迄、アジアでは台湾・韓国の野球フアンが翔平を
未来の自分に置き換え、翔平フアンになっているとか。

此れじゃ、野球という既存の場を乗り越えた
新時代の変革者、リーダーであると言われてもだれも否定できない。
我々、MLBのオールドSHOHEIフアンは、
歴史が変革されていく今を、MLBの新しい時代到来を楽しめばいい。
ベーブ・ルースも天上で頷いているだろう。

投稿者:佐々木 洋(英語 1973年卒業)

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